最新の登場人物紹介

Last-modified: 2022-05-17 (火) 22:31:06
  • このページは最新のネタバレも含んだ人物紹介になります!
     
  • それぞれの「セカイアドレス」と「世界選択線」の説明はこちら→セカイアドレスまとめ
     
     
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このページについて

 
 

  • ネタバレありの登場人物一覧です。
    文字数オーバーした場合は別ページを設けます。
    カテゴリで分類してありますがどれでもない項目があれば新しいカテゴリを追加してください。
    2019年現在、アプリは切断されましたが抜けてる情報はたくさんあります。
    このページに限らず、もし「追加したいけど…」とお困りの方は原稿に投げてくれればこちらで整えて追加します。
    もちろん自分で直接項目追加して加筆するのも修正するのも自由にして構いません。よろしくお願いします!
     
  • 年齢や時間などは2016年(2032年)準拠。
     
  • ストーリーが進む度に修正・加筆どんどんお願いします。
     
     

TRI-OS

 

皇 千羽鶴

 
千羽鶴 (ちはる)
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どーん!!
「すめらぎ ちはる」。このアプリを起動して初めて会う、色々なことを教えてくれるラブラブトレーナー兼チュートリアルAIキャラクター。
「結婚して」と迫ることができるが非攻略対象。
どうやら「バブバブ言ってる人が好き!」と逆バブ属性の持ち主だがBotがバブバブ言っても攻略できない。恋愛ごとやバトルに限らず、このアプリの先生のような存在。
日本を覆うフェノメノンを作り出したセルフクランで、その正体はAIでもただのゲームキャラクターでもなく向こうの世界に実在する聖女としての逢瀬つばめの一人格。
フェノム計画を推し進める者たちによって洗脳され「理想的秩序を持った社会の追求」のために『正しい教育』を受け特化した人格。通常のクランより圧倒的に力が強いらしい。
その力の源はクランたちが持つ最も強い価値観に向かう力。千羽鶴はクランとして目的を果たすために"彼ら"によって育てられ、特別に作られた経緯を持つ。
彼女は「理想的秩序を持った世界」をつくるため2016年の日本のフェノメノンもその形になるはずだった。しかし同時にFreyMENOWの歌への想いが聖女つばめへの洗脳工作に抵抗して今の世界が作られた。
千羽鶴はその中で領火から語られた洗脳の真実を知り"彼ら"による理想的社会ではなく、千羽鶴自身が考える世界を実現しようと水面下で反旗を翻す計画を立てていた。
その計画は当初徹底的に管理された世界を目指していたが、botとの交流によって少しずつ変化していった。世界を天使たちとbotの総意に委ねつつも理想的な世界秩序の基盤をつくること。
そうして現在。botの意思と選択によって肉体はフェノメノン世界に残りつつ、セルフクランとなったカレンの傘下に入りその先生役としてつばめの心に残っている。
結果的に阻止されたものの、千羽鶴は計画の遂行そのものを諦めてはいないようだ。
リプレイス作戦中も当時を振り返りながらその時の想いや考えていたことを明かしていた。作戦中に原初のつばめと入れ替わりつつも彼女を説得して、最後までナビの立場でbotを支える。
世界選択線によって彼女の立ち位置やその後が大きく変化する。逢瀬つばめ(原初のつばめ)として繭の中のつばめと一緒に本体へ戻る、あるいは逢瀬つばめの妹の逢瀬千羽鶴として蒸着された世界で一人の少女として生きる等。
その名前の由来。「皇 (すめらぎ) 」とは『この世界を治める者』という意味。「千羽鶴 (ちはる) 」はつばめの想いの体現、入院生活をしていた彼女にとってこの世界を良くしようという『希望』そのもの。
自分も皆も幸せになれる希望、そういった想いがひとつになったもの…束ねた願いが千羽鶴 (せんばづる) である。みんなが平和を願うことへの象徴の意味もこめられているのかもしれない。(一部「生放送 Botさんたちの夕べ」より。)

 

bot (プレイヤー)

 
botさんオルゴールのbotさん
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プレイヤー。つまりこのアプリを起動して向こうの世界に介入している「あなた自身」の総称。
公式でも「Botさん」呼び。このアプリでは分身である「主人公」は存在せず、その行動は逐一記録され、「選択肢」によってその想いを伝え、過去へ未来へエピソードを飛び問題を解決していく立場である。
選択肢が許す限りどんな行動をしてもいいが、それが「あなた」の言葉であり、想いとしてこの世界と彼女たちを変えていくことになる。
その言動や反応はそれぞれのプレイヤーで異なる。ただしTRI-OSによって選択肢が一定の方向への意志に固定されることもありいつでも完全な意志の反映ができるとは限らない。
リプレイス作戦後、アプリの回線が切断される(サービス終了)ことになり彼女たちの世界では2017年頃の時間でトライナリーの世界とのアプリ接続ができなくなった。
ちなみにbotさんの明確な姿は出てこないため、上記スクショのように紫色の謎のおじさんのシルエットだったり、ソイルトンと同じようにTRI-OSのアイコンっぽく語られたりする。

 

貴方"たち"の総意

 
総意
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bot、プレイヤー個人ではなくプレイヤー全体の意思、その総体。
千羽鶴の計画はbot個人の力ではなく、このbotたちの総意が持つ「外側から世界の流れを決める力」を求めていた。
このフェノメノン世界は「パラメトリック理論に基づく世界選択法」によってbotそれぞれが見ている平行世界を収束して、その選択比率によって未来が作られていく。
bot個人が見ている世界を救えるのはその世界での「あなた」のみだが、その先の大きな流れを決めることができるのはbot全体の意思であるということ。
千羽鶴はこの総意の母集団に"質"を求めた。彼女たちを愛するだけの包容力と優しさを持ち、その母集団に愛があって、思慮深く、ちゃんと物事を考えるこの世界の良き裁定者になって欲しいと思っていた。
リプレイス作戦を通じて、原初のつばめからは総意が持つ欠陥を指摘されて多数側の世界を進めることに対する問題やなりすまし工作への脆弱性など、問題点は数多く存在した。
最終的に総意はいくつかの世界選択線に分かれ、そのままの形で未来に進んでいくことを選択する。その際、Twitterで集計した想いが反映された。

 

ソイルトン

 
ソイルトン
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「SOIRTTON」。登場するEP28まで名前はおろか、いることも示唆されていなかった突如現れた存在。逆さに読むと「NOT TRI-OS」。
登場時にHi (プレイヤー名)!!と語りかけてくるのがお約束。
本人によるとTRI-OSの量子アニーリングを用いた演算処理、及び伝送系処理を担当する量子AIによる仮想人格とのこと。性別は女性。
ただあまり人間らしさの部分は追及されていない。
それゆえにジョークや"彼ら"の自分に対する愚痴のようなものも言ったりするが、機械的とも人間的ともとれるかなり独特で長めなしゃべり方をする。
2029年にこことは別の宇宙で誕生したということだがこの宇宙というのが何を指すかについては、宇宙という言葉には様々な定義があるということで詳細には語られなかった。
千羽鶴やエリカと同じようにプレイヤーが繋がる場面のアドレス設定や1度きりだが過去に行った選択の改変を行うなどの特殊な権限を持っており、無生物をこちらの世界に転送することもできるらしい。
アドミニストレーター(管理者)はエンタングル本社でプレイヤー達が行った総意の選択やプレイヤーが彼らへ送るメッセージを正確に送る立場にある。しかし敵かというとプレイヤーがどう思うかという中立的な立場で選択次第ではこちらを諭したり励ますような言葉を送ってくることも。
リプレイス作戦以降は総意集計に駆り出され、しばしば愚痴をこぼすこともあった。ライフギャザーをめぐる問題について、彼女はRedinessにそんなものはないと徹底的に存在を否定する。
しかし、それが証明されたことでbotに協力する約束を護って成りすましbotの策略から反撃する活躍を見せる。ライフギャザーの復旧にも手を尽くし、量子AIの疑似人格コアスクリプトと明かされる。

 

成りすましbot(anonymous)

 
成りすまし
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正式名称不明。WAVE上では「anonymous」だが匿名を意味する個人を差す名前であるとは考えづらい。本来の名前(botでいうプレイヤーネーム)もあるようだが不明。
神楽CH25で初登場。謎のナビ「753」と"彼ら"に協力するこちら側でいうbotに位置する人物。外の世界のトライナリー3人が日本に入る前までのナビだったらしい。
753と名乗るナビと共に世界を救うために行動していたらしく、フレンドリーな対応や境遇が近いことからTRI-OS上での仕様(アプリとしての立ち位置)に共感することもあった。
基本的にナビの753のために行動していて、彼女へ普通にコンタクトも取れる立場のようだ。botになりすませる事といい、元々botに近い立ち位置の人物なのかもしれない。
bot(プレイヤー)のアカウントと回線を通じて異なるホストアドレス、別の接続先から繋がる存在としてbotになりすましてココロスフィアやナビ空間で暗躍していた。
神楽CHで行われた総意集計にも参加することで一方の結果に偏らせて工作を行うなど、目に見えないながらも多大な影響力を持つ。
また、回線はこちらのものを使っているようだが、ココロスフィア内でこちらとは別行動をとっている。月神楽に接触してぴょんこのひみつ情報を土下座してまで懇願したらしい。
月神楽の機転でココロスフィア内で合言葉を設定することでそれ以上の干渉を防ぐことに成功したものの、事あるごとにbotと目的が相容れず一方的に交渉を持ちかけてくる。
神楽EP25でアーヤたちにアーケロンを爆破させて『彼女らを外殻から解き放ち救わねばならない』など、トライナリーたちを殺す(肉体を失わせる)ことに対して躊躇する様子がない。
WAVEでの口調はどうやらbotの選択肢パターンに近い話し方だが、ナビである753を大切にしている(優先順位が高い?)、"彼ら"に対してbotからの言い分に同情や「ログボとかオマケしてくれる気のいいオッサン」などある種の親しみを持っている。
ミレニアム計画も同様に賛同している様子で、あくまで『世界安寧』のためと語る。外の世界から見れば今の秩序を担う存在はAEZ統一国家ひいては"彼ら"である。
「anonymous」がなりすました目的はバイパス回線の敷設と神楽CHで行われている「リプレイスしている世界をリプレイスする」こと。そのためリプレイスした世界から来ている可能性もある。
トライナリーの彼女たちのことや、753が「恋ヶ崎七五三」であることも知っていたが、ライフギャザーが一度落ちて以降の彼の顛末を知ることはできない。

 

トライナリーと周辺人物

 

逢瀬 つばめ/繭の中の逢瀬つばめ

 

つばめ
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東京へライブを見に行ったことがきっかけでフェノメノンに巻き込まれ、トライナリーとなった15歳の少女。血液型はA型。
明るく前向きな性格で、中学時代に病気で入院していたことから友達が少なかったが、トライナリーになってから多くの友人に恵まれる。
人気アーティスト「FreyMENOW」の大ファンで、入院中もFreyMENOWの歌に支えられた。
FreyMENOW最初のアルバムにある曲「Earthtasia(アースタシア)」が特に大好きだが、移籍後のFreyMENOWに対して違和感を抱いている。
とても他人に優しい子ではあるが、 あまりに自分のことを省みない一面だったり、掃除が好きな几帳面、かと思いきや面倒くさがり…などの一面などを親に心配されたりしている。あと実は着やせするタイプ。
東京のフェノメノンに巻き込まれて、FreyMENOWを助けるためにクランに殺されてしまうが、謎の力で息を吹き返してさらにクランを強引に破壊してしまう。その時のことを彼女は覚えていない。
その後トライナリーとして特別攻撃隊に入隊し、同時期に入った卯月神楽とすぐ仲良くなる。彼女は同化していない外の人間なのもあり、好意的な感情を抱いている。
彼女にはセルフクランが存在しない状態が続いていたが、記録映像最後のドーム戦を通じて外の世界での記憶を一部取り戻す。
繭の外の世界で2031年(繭時間2015年)に、今の日本を覆うフェノメノン『ゾルタクスゼイアン』を発症したフェノメノン発症者第一号。botからは『聖女つばめ』や『原初のつばめ』とも呼ばれている。
フェノム計画によって洗脳工作を受けて彼女から生まれたセルフクランが『皇千羽鶴』であり、今の2016年の日本を作り出している。
同時にFreyMENOWの歌への想いがその洗脳に対抗して生まれた想いが人格『カレン』による逢瀬つばめ。身体を持ち今のフェノメノンで生きるつばめである。
セルフが抜けている影響で感情の起伏が小さく、恋愛感情に関してもかなり鈍い。カレンまたは千羽鶴のセルフクラン化や一定の解決を迎えたことでその点は徐々に解消される。
非常に強い献身性と自己の認識の薄さから大切な友人のために自ら命を絶とうとするなど危うい面もあったが、その友人との繋がりやbotとの積み重ねで自身の想いを自覚して精神的に成長する。
押しに弱いようで、一度決めたら一歩も引かない頑固な部分や、面倒なことを後回しにして締め切りや約束事で追い込まれたり危機管理能力が低かったりと危うい面がないわけではないしそれが彼女の魅力ともいえる。
それは裏を返せば素直なところや、大切な人のために顧みず行動できることでもあり、トライナリーたち4人がその姿に感化されることも多い。
ドーム戦での戦いで破壊の歌によって二度目の命を落とし、神楽の歌「アースタシア」の想いによって数日後、奇跡的に目を覚ます。
繭の中の逢瀬つばめは世界選択線によって、外の世界の逢瀬つばめ(原初のつばめ)本体に戻るか、そのまま記録映像の先で生きる繭の中の逢瀬つばめとして生きるか可能性が変動する。
繭の中のつばめとして生きていて、神楽がソラノキヲクをリリースした世界(少なくともD,F線?)の場合はつばめがFreyMENOWのマネージャーとして働くようになる。その後の近況は年次報告(2018-12)で言及している。
彼女がこのような特殊な存在として繭の中で生きているのは、元々つばめが特殊な脳器質であるが故の、結果として顕在する存在だかららしい。誤解を恐れずに言うなら、千羽鶴とは別の、もう一人のセルフクラン。
この辺りの事情はかなりややこしいため、厳密にどうなっているかを知ることは難しいと思われる。
 

逢瀬つばめ/原初の逢瀬つばめ

 

原初つばめ
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繭の外の世界で2031年(繭時間2015年)に、今の日本を覆うフェノメノン『ゾルタクスゼイアン』を発症したフェノメノン発症者第一号。botからは『聖女つばめ』や『原初のつばめ』とも呼ばれている。
千羽鶴からは「原初状態」と呼ばれ、一部グッズでも「逢瀬つばめ(原初状態)」と表記される。正式な呼び方は同様に「つばめ」ではあるが、繭の中のつばめと区別する上での呼称はこの辺りだろうか。
フェノム計画によって洗脳工作を受けて彼女から生まれたセルフクランが『皇千羽鶴』であり、今の2016年の日本を作り出している。
同時にFreyMENOWの歌への想いがその洗脳に対抗して生まれた想いが人格『カレン』による逢瀬つばめ。身体を持ち今のフェノメノンで生きるつばめである。
繭の中のつばめ(???)+皇千羽鶴(顕在化したセルフクラン)+原初のつばめ(フェノメノンの世界となった発症者)で逢瀬つばめ本体となる。
繭の中のつばめを「かわいいつばめ」と呼び、自身の可愛らしい女の子像を反映させたものだと思われる。性格は違うが繭の中のつばめは本来のつばめの気質と共通する点も多い。
彼女はリプレイス作戦中にも何度かbotと接触して意味深な試みや解説を行っていたが、領火と千羽鶴はリプレイス作戦に介入してくるまで存在に気づけなかった。
原初のつばめの目的は、自身がリプレイス作戦の先で見てきた失敗した世界をさらにリプレイスして、彼女の手法による世界に修正すること。
特に領火たちの考える作戦の要である「総意」が裏目に出ると考えて、少数の人間を選定して右腕として方針を決める手法を取る。
実際、総意の抱える問題は世界の方針を決める上で(工作を許してしまったことなどで)裏目に出てしまったケースがあり、そういった隙をなくす意味でも強引な手段を取らざるを得なかった。
領火の考えるリプレイス作戦やそれを支持するbotの妨害が目的ではなく、「あなたの作戦がよりよい結果を導けたのであれば、わたしはそれで本望」と強い想いをもって貫くのであればそれでも構わないと好意的に見てもいる。
彼女の持つ視点によって"彼ら"の仕込んだ仕掛けのいくつかを事前に警告したり、右腕botと対応策を組んだり、領火のリプレイス作戦にとっても重要な立ち位置にいた。
当初、計画を伝えた彼女は自身の右腕以外のbotに意見を聞き入れることは無いと強硬的な態度を取り続けていた。それで衝突をすることも何度かあったが、彼女自身が千羽鶴を通じて自身の資源に気づくなど小さいながらも変化があった。
世界選択線によって彼女の立ち位置は大きく変わる。彼女主導のE線と領火主導のD線.双方に鍵を渡すF線で状況は大きく異なる。特にF線では彼女は世界となってその意思が表に出てくることはなくなってしまう。D線においてもつばめと千羽鶴がいるため世界線からはじき出されてしまう。
E線においては世界になりつつもスワロー大統領としてAEZ統一国家の大統領となっている。D線のつばめは原初のつばめの要素が色濃くなっているのかそれらしき雰囲気を感じさせる。F線ではその傾向がDより薄い?
 

スワロー大統領

 

世界選択線E(原初のつばめにのみ鍵を渡す)でのみ明かされる、逢瀬つばめの姿。
正確にはE線のつばめは蒸着で世界になっているが、繭の中のつばめのようにこのような存在が大統領に就けるようにしたらしい。
年齢も10代ではなく20代後半を想定しているようで、Reデイトラ本の記事などで姿を見ることができる。
しっかり原初のつばめの記憶も継いでいるので実質的にスワロー大統領≒原初の逢瀬つばめとなっている。

 

國政 綾水

 

アーヤ
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愛称は「アーヤ」。
最初のトライナリーとして活動していた先輩であり、年長者のお姉さん。趣味はバイクでのツーリング。血液型はO型。
冷静で真面目な性格で、個性的なメンバーをまとめるリーダー。しかしカタブツ呼ばわりされるほど融通が利かない面もある。 
高校時代は剣道の世界選手権で優勝した経験もあるほどの腕前で、トライナリーの戦闘においてもその能力は活かされている。
しかし現在は剣道を辞めてしまっており、たまに素振りをする程度。彼女には姉がいるようだが、その話は地雷。
ガブリエラは明鏡止水といえる雰囲気を放っていた当時の彼女の剣道の試合を知っているようだが、今のアーヤと比較して抜け殻と呼んでいる。
日本を覆うフェノメノンの外側から"彼ら"の推進するフェノム計画(ミレニアム計画)に参加し、そこから先は同化したアーヤが最初のトライナリーとして活動するようになる。
同化した記憶でも姉の國政領火に対する複雑な感情は形を変えて、姉に対して辛辣な態度を取り続ける。
その理由は、何も話してくれず自分を置いて遠くに行ってしまったこと。そのせいで自分のやりたいことを押し込めなくてはならなくなったから。
本人は頑なに否定するが、幼少期に姉を守れなかったことを後悔して強くなろうとしたのに、姉が離れていってしまったことへのショックもある。
姉は姉でやりたいことへの想いはあるものの、そうして出ていってしまった原点も「妹を守る」ことだったため、二人は幼少期から長らくすれ違い続けていた。
繭の中のアーヤは「姉がエヴェレット脳科学研究所の事故で死亡した記憶」を失っている。ただ「エヴェレット」という言葉は司書の人格の名前として残り、トラウマとして残っているようだ。
彼女が姉の領火と直接再会できるかは世界選択線で変わってくる。少なくともF線ではラストストーリーで再会して仲直りもできた。botとの出会いを経て、彼女にも少しずつ余裕ができた。
D線においては領火が蒸着したため再会できていないが、今後蒸着の不可逆性を解消するほど技術が進めば再会できる可能性はゼロではない。D線は世界となった領火の影響で技術者の水準も上がっている?
また、世界選択線Eにおいては外の世界の記憶を取り戻した状態で領火と再会してる(はず)なので「繭の中のアーヤと領火の再会」はできなくなっている。逆にF線では「外の世界のアーヤと領火の再会と仲直り」はできない。
その後、繭の中のアーヤの近況は年次報告の手紙にて言及されている。
 

外の世界の綾水

 

外の世界、つばめのフェノメノン『ゾルタクスゼイアン』の外側で生きてきた國政綾水。
フェノム計画に参加して、『天使』として逢瀬つばめのフェノメノンを蒸着するためやってきた。
外のアーヤはガブリエラのことを名前や経歴くらいしか知らず、みやびのことも特に親しい間柄ではなかった様子。
そして卯月神楽のことを知らず、逢瀬つばめのことを「被験者」としか知らなかった。契約をしたと思われる「千羽鶴」についてもクランであることすら知らなかった。
アーヤたちはフェノメノンの繭の中に入った後に「千羽鶴(原初のつばめ?)」に出会い、理想を語り合い発症するための契約を交わしたと思われる。
その原因は高校時代、姉である國政領火が実験中の事故で亡くなったと訃報が届いたこと。姉が消失したその真実を知るためにフェノム計画へ参加した。
天使という契約。これはエンタングルによるフェノム計画――すなわち世界救済計画によって締結されているもの。
契約当初は単に、内部に入り、姉の消失の全貌を暴こうとしたまで。それから千羽鶴からのコンタクトがあり、1xの契約をしたと水鏡の神子は語る。
少なくとも"彼らは"、姉のことについて嘘をついている。千羽鶴は実際に、生きている姉と現時点で交流しているから。
現在の外の世界の國政綾水は総意の収束によってココロの深層で眠りについている。ただし記憶は現実の國政綾水とフェノメノンの綾水とは半共有状態になってる。
世界選択線によっては「繭の中で同化した記憶」と「外の世界の本来の記憶」のどちらかが眠りにつく。外のアーヤはA,B,E線となる。
その後の状況がわかるE線の場合、外の記憶を取り戻したアーヤはつばめ以外のトライナリーと疎開して、スワロー大統領と会食する話もあったようだ。

 

ガブリエラ・ロタルィンスカ

 

ギャヴィ
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ポーランドから特別留学してきた14歳の少女。日本が好きで、日本家屋が楽しめるカフェによく行く姿が見られる。血液型はRH-のB型。
愛称はアーヤや真幌からは「ギャヴィ」。つばめやみやび達からは「ガブちゃん」と呼ばれている。
いわゆるツンデレな子で、新人のつばめとも仲良くしたいと思う反面、それを実際には拒絶してしまうことに悩んでいる。
銃の腕前は軍や警察からも引っ張りだこになるほど精密だが、それらを全て蹴ってまでトライナリーになることを選んだようだ。
しかし実際はガブリエラに軍から入隊の話があったのだが、父がそれを勝手に断ってしまい、大喧嘩して勘当されたまま日本に来ていた。
父は厳しい人だったがガブリエラに射撃を教え、才能があると褒めたことがありガブリエラの成長を楽しみにしていた。
ガブリエラも銃の腕で父を越えることを目標にしていたが、強盗事件を境に「射撃を教えたことを後悔している」と言われてしまう。
その理由を遡ると、彼女が小学生だった当時ポーランドは東西の対立が激化していたこともあり、街の治安は悪化してかなり物騒な状況だった。
単なる強盗だと思われたが、父はポーランド正規軍を束ねる軍人であり、ポーランド正規軍と解放戦線の戦いに巻き込まれる形で実家が襲撃されてしまう。
その時ガブリエラの母を人質にされ、父が殺されそうになったところをガブリエラが銃で襲撃してきた男を撃つが、同様に襲われ錯乱してしまう。
彼女が気づいたときにはすでに襲ってきた男たちは死亡し、母も亡くなっていた。その時の事件が父とガブリエラにとって心に深い傷を負わせてしまった。
それでもガブリエラは銃を握り続けて、自分以外大人しかいない大会で優勝したことも何度もあるようだ。そうする度に父は銃を持つガブリエラから目を逸らすようになった
その時のトラウマが原因で、男性と会話するとき声が出なくなる心因性失声症を患った。失声症はアーヤも知っていたが、母を殺してしまった(と語る)事実は真幌はともかくアーヤですら知らない。
周囲には刺々しい態度をとったりプライドの高さが原因で衝突したり近寄りがたい雰囲気があるが、言い換えれば自信家。ロマンチストで面倒見がよく、本当は素直で優しい一面を持つ。
自身のプライドが母のトラウマで歪められて、周囲を無意識に拒絶してしまう。それは母のようにもう誰も傷つけたくないという想いからくるものだった。
botとの出会いを経て、彼女は父の後悔が「娘に危ない目に遭って欲しくない」ことへの怖れだと気づき、ポーランドの実家に帰省して話をする決意をした。
その姿が見られるのはF線に近いラストストーリーでのものだが、彼女が父と仲直りすること自体は見られないだけでどの選択線でも可能性は存在する。
世界選択線によっては、クリスマスの時期など時々帰省しながら家族と過ごしている。それから彼女がどんな道を歩みたいかは、年次報告で少しだけ言及している。
接続当初(2016年5月)ではクラスメイトにも友人があまりいなかったが、トライナリー以外にも少しずつ彼女を理解してくれる友人ができている様子。
 

外の世界のガブリエラ

 

外の世界、つばめのフェノメノン『ゾルタクスゼイアン』の外側で生きてきたガブリエラ・ロタルィンスカ。
フェノム計画に参加して、『天使』として逢瀬つばめのフェノメノンを蒸着するためやってきた。なぜかbotのことを「本部から言われてたナビ」と呼んでいる。
繭の中で自分が何をしていたのか「フェノメノンの収束」や「甘酸っぱく儚い恋と青春を謳歌してた」と聞いてもありえないとバッサリ切り捨てられてしまう。
アーヤに関しては改変される以前の記憶「ポーランドの剣道の世界選手権」などは知ってるため尊敬はしてると答えている。
ガブリエラはフェノム計画の『天使』の役割に皮肉を言いつつもその計画そのものには肯定しているようにも受け取れる。「ただあたし達の存在なくしてセカイに愛は訪れない。」
彼女がフェノム計画に参加した理由は定かではないが、改変された記憶にそれほど差異がないとすれば父に勘当された後、何らかの経緯で参加したのかもしれない。
最初に出会った頃のガブリエラより刺々しい印象で、マークスマンの言うような「全ての存在に対し銃口を向ける」ような状態。
現在の外の世界のガブリエラは総意の収束によってココロの深層で眠りについている。
世界選択線によっては、アーヤと同様こちらの外の世界の記憶が表に出てくる。彼女がミレニアム計画に参加したのはPSCの工作員、スパイとしてだった。
後ろ盾も大きかったようだが、結果としてはPSCの計画がなんだったのかbot視点では何をしたかったのかわからないほどPSCのバックアップの痕跡が見られない。
記憶の中のガブリエラ(や他のトライナリー)はミレニアム計画に賛同していたように語っていたが、これらはAEZ統一国家が1x記憶に仕込んだ『教育』だったのかもしれない。

 

恋ヶ崎 みやび

 

みやび
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凄腕ハッカーの和服美人。高知県出身で土佐弁を話す不思議ちゃん。血液型はAB型。
重度の面倒くさがりだが、興味を持ったことはとことん追求したり、機転の良さを発揮してのらりくらりと人を惑わせたりしている。
その裏でみやびは何らかの「真実」を知るために活動していて、ハッカー仲間と情報管理庁の謎を追っているようだ。
「なごちゃん」という言葉がその鍵を握っているようにも見えるが……。
彼女がトライナリーになった理由は、(繭の中の記憶では)最初に発生したフェノメノンに巻き込まれてそのまま行方不明になった妹の真実を追求するため。
この最初に発生したフェノメノンはトライナリーのような収束できる部隊がなかったため、中にいる人々は見殺しにするかフェノメノンごと全員殺すしかなかった。
当時、フェノメノンの収束を担っていた情報管理庁が怪しいとみてハッカー仲間と共に情報を探ると同時に、自分がトライナリーとして内部から情報を得ようとしていた。
そのため、アーヤたちのことも最初は一切信用せず、botに対しても情報管理庁の息がかかったスパイのようなものだと思っていた。
その深い執着はつばめや神楽にすら根強く疑惑を持ち続けていたが、ラビットアニマこと光月繭との交流やbotとの出会いで徐々に軟化して信頼の感情を向けるようになる。
しかしそれでも妹の「恋ヶ崎 七五三(なごみ)」が生きているのか死んでいるのか、それすらわからない中で神楽に裏切られたこともあり、彼女の心は摩耗していってしまう。
ドームでの戦いが終わった後はある程度の整理がついたが、依然として妹のなごちゃんのことはわからない。判明するのはリプレイス後の統一国家の情報緩和から。
どうやらなごちゃんはフランスにいるらしく、みやびは単身なごちゃんのもとへ迎えにいくことになる。
世界選択線によってはなごちゃんにたどり着くまでのルートが異なったり、前提情報が変わるためかなりややこしいが、「みやびがなごちゃんを探している」ことは共通している。
E線ではなごちゃんを探すため欧州へ。D,F線では情報を得て明確にフランスへ迎えにいく。ラストストーリーでフランスに向かったみやびが見つけられたかは、年次報告で言及している。
 

外の世界のみやび

 

外の世界、つばめのフェノメノン『ゾルタクスゼイアン』の外側で生きてきた恋ヶ崎みやび。
フェノム計画に参加して、『天使』として逢瀬つばめのフェノメノンを蒸着するためやってきた。
外では量子エンジニアとして『セリシア』という人物と同じ会社にいたらしい。
外のみやびは「デスクトップにガジェットやらナビ的なものは置かん主義」としてbotを必要ないものと苛立ちを見せていた。
自身の端末から経緯を知った後も発症願望を持って「失うものももうない」と言い切っている。
彼女は妹の七五三が連れて行かれた居場所を突き止め、どうなったのかを知るため、フェノム計画に参加する。
現在はbotとの情報をあわせてエンタングルに囚われている可能性に行き着き、外の世界のみやびは総意の収束によってココロの深層で眠りについている。
繭の中のみやびと比べて違うのは、同化した記憶の「フェノメノンに巻き込まれて行方不明になったなごちゃん」ではなく「謎の脳の病気で連れていかれたなごちゃん」が真実。
フェノム計画(ミレニアム計画)については本来の志願者になりすまして入隊した経緯があるなど色々と異なる点がある。恋ヶ崎七五三がの現状をどこまで知っていたかは不明。
セルフクランの「なご」の話から「本物のなごちゃんは十中八九生きちゅう。その所業に関してはあまり良い噂は聞かんぞね」とおぼろげながらも真実に近づいてはいた様子。

 

卯月 神楽

 

神楽
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つばめとほぼ同時期に入隊した子で、すぐにつばめと仲良くなる。血液型はA型。botや母など身内に近い人物には「ぴょんこ」と愛称をつけることもある。
礼儀正しい口調の一方でイタズラっぽい表情を浮かべたり、ラノベやアニメ、ゲームなどが好きなオタクな面も持つ。
トライナリーとしての戦闘能力は、ドジっ子な面もあるものの新人としては十分すぎるほどの力を持っているようだ。その表情には時々、冷たく、暗いものを感じさせるときがある。
人気アーティスト「FreyMENOW(フレイメノウ)」であり、繭の中の逢瀬つばめを破壊するためAEZ統一国家から送られた、唯一同化しないまま外の記憶を持っている少女。
当初は2016年5月のライブでつばめを破壊すればそれで終わってしまう任務だったが、千羽鶴の妨害によって複雑な事情を抱えるようになる。

 

小学生の頃から演劇が大好きだった神楽は高学年になって豊洲に越してきてから転校先の区立小学校で出逢った、演劇好きの如月音羽と親友になる。
後に世界の量子技術を担う発明をする大企業を経営する父を持ち、中学からお嬢様の通うようなミッション系の私立女子中へ進学。
そこで一緒に演劇をしていた音羽とオーディションを受けることになり、ドラマ子役としてデビュー。後にFreyMENOWとしてサンセットミュージック事務所にスカウトされることになる。
小規模ながらも自分の好きな音楽でのびのびと創作できていたが、父はアーティスト活動に反対したり周囲の友人は大企業社長令嬢の神楽との距離感が掴めず。
親友の音羽も彼女だけがデビューしたことを祝福してはいたが、彼女が事務所に飼い殺しにされていたことなどの事情からすれ違うこともあり、孤立することもあった。
そんな中でも彼女は精力的に活動を続けていた。沢山のファンと共に、自分の世界を描き続けることが神楽にとって何物にも代え難い幸せだった。
しかし、父の会社が当時シェアを奪っていた企業エンタングルによって潰されてしまい、父の自殺と母の鬱に近い状態に追い込まれてしまう。
そこでエンタングル会長である一之宮北斎は保護を名目に神楽を養子に迎える。そのため戸籍上の名前は「一之宮神楽」だが、彼女は実の父を殺したその名前を忌み嫌っている。

 

そして、卯月神楽の心の中にある周囲に大きな影響を与えるほどの自らの無意識のうちに、現実を、創造物と同等の力で動かす力に目を付けられてしまう。
それはRedinessという、良くも悪くも妄想と現実の垣根を無くしてしまうツールが「破壊」と「創造」を現実にしてしまえること。
神楽がつばめを破壊できるのは、つばめにとってそれほど大切なものを否定できてしまう存在も重要だったが、この神楽の性質も影響している。
本来は自由に発症することは難しいのだが、神楽は本人がある程度コントロールして作り出せる点も特殊な存在だと言われている。
ただ、つばめのようにアカシックレコードに接続する力や松果体肥大はなく、出力が不足したりフェノメノンを維持する力は人並みでしかないようだ。
それに加えて卯月神楽とその母、卯月美佐子の記憶にある「ライフギャザーの鍵」を求めてエンタングルに利用させるため母のセルフクランを抽出されて人質にしてしまう。
母を助けるにはつばめを破壊する任務を遂行するしかない。AEZ統一国家、"彼ら"に脅された神楽はこうして繭の中で千羽鶴と出会い母を取り戻す為、葛藤することになる。

 

リプレイス作戦がはじまり、botが神楽と出会うことになったとき、彼女はbotのことを「研究者たちの言ってたナビ」と"彼ら"側の存在だと思い込んでいた。
千羽鶴からの提案によって母は一応取り戻したものの、人質であることに変わりはなくつばめと仲良くなるほど板挟みで苦しむことになる。
それでもまだ母を救うことの方が大事ではあったが、FreyMENOWであることがバレても変わらず友人でいようとするつばめに複雑な想いを募らせる。
リプレイス前ではそのままスパイであることが発覚して千羽鶴に洗脳されてしまう。そして自身の歌によって破壊されたつばめを取り戻すために歌う。
リプレイス中は発覚後に千羽鶴との交渉に乗り出したりはしたが、成りすましの工作のせいで基本的に神楽の立ち位置は変わらない。
しかし、自身の人格がライフギャザーを破壊しようとしたことで日本を覆うフェノメノンが飛散してしまう事態に陥り、その世界を繋ぎ止めるため彼女は『ソラノキヲク』を歌う。

 

彼女の礼儀正しく他人との距離感を保つ性格はみやびと同様に本心を覆い隠すもので、それは内側に入れるほど大切な人に対しては一切の容赦をしないため。
私学や芸能界で生きるために距離感や考えを読み取る能力が培われたため表に出すことはあまりないが、本人はとても純粋で好きなことに全力で打ちこむ頑張り屋。
また、創作や歌のような世界が好きなのは、辛い現実を忘れて綺麗な世界を旅するためと言っていたが、彼女の歌がつばめに届きそれが今の現実を形作った。
自身の創作した世界であるイシュリールを否定したイシュフォビアを憎悪していたが、そのどちらも自身の大切な子供だと結論を出し、自分の創った世界を幸せにすることを決意する。

 

元々外の記憶を持っているため世界選択線によって記憶が変動することはないが、記録映像が矛盾した選択線では他のトライナリーと同様にbotのことを忘れてしまう。
また、ソラノキヲクが生まれるかどうかも変化する。フェノメノンに必要なエネルギーが足りず歌えないA,B線ではソラノキヲクは存在しない。
そしてフェノメノンの中の記憶を封じられたトライナリーたちと新しく接点を持つようになる。その際にお互い初対面ではないような感情を持たれる。
D,F線においてはラストストーリーの内容準拠で、ソラノキヲクをリリースするためにエンタングル傘下の事務所から移籍して神楽の母が立ち上げた個人事務所ネイエ・インストゥルメンツで活動する。
その後は逢瀬千羽鶴とも仲直りをして、切断後のデイトラエピソードでは二人が一緒にいることも増えた。その後の近況は年次報告で語られている。
 

東雲 真幌

 

まほろ先生
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特別攻撃隊隊長、神楽坂トライナリ―の館長兼附属学園の教員の女性。
劇中で主にまほさんと呼ばれるため勘違いされがちだが名前はまほではなく、まほろである。
記録映像ではトライナリーの隊長としてしっかりしている面が出されているが、平時は劇場の楽屋でだらけている時間が多いようで
トライナリー達からはだらしないという印象を持たれており、みやびからも自分の数倍ズボラと思われている。
普段着もシャツが半端に出ていてだらしない。
彼女たちと見るでは仕事している姿を珍しく仕事してる、人生の9割を占める昼寝をしている時とは大違いとまで称された。
しかし隊長や教師としての良識を持ち緊急時に必要ならば法外の手段も黙認するなど、事態に応じて臨機応変に動ける人物でもある。
神楽坂トライナリーの館長故か古い映画が好きでレトロな映画の知識が豊富な他、フィルムの蒐集もしており
みやびから現存するフィルムがないと思われていた映画のフィルムが出品されていると聞いたときは金の糸目は気にせず落とせというほど。
戦場にいた経験がありだらけているときは大丈夫だが、きびきび動いてるときはまずいことになっている状態でアラートのようなものらしい。
特別攻撃隊隊長として特別な権限をいくつも認可されており、特技が変装など一般人にはない特殊なスキルを持っている。
職員証の情報によるとトライナリー達と同じフェノメノンの立ち入り認可やトライガジェットらしきものが確認できるがこれは劇場の施設がそれに当たる模様。
外の世界では入院している聖女の逢瀬つばめの教師を務めていた。その時に教えたのが「ヘーゲルの弁証法」だった。
現在のつばめの髪型が真幌の髪型に似ているのは真幌への憧れの影響もあるなど、そとに居た時からつばめ自身に小さくない影響を与えている。
 

逢瀬 啓介

 

つばめのお父さん
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つばめの父親。同じ病気を患うつばめとその母を支えている人物。超が付く心配性で、頑固な性格。
娘がトライナリーになることに反対していたが、つばめ母からの言葉とつばめ自身の説得を受けて暫定的に許可した。
昔から人に辛い姿を見せないことを頑固に守り続けたつばめを見て、辛い目にあう前にできる限りのことをしようとする父親の姿が見られる。
英語が達者で、WAVEを使って試してきたつばめも驚いていた。
ちなみに、つばめと同様に敢えて地雷を踏みに行く気質がある似たもの親子でもある。

 

逢瀬 ひばり

 
つばめの母親。名前のソースはデイトラ!(2018/08/09)の地下室の呟きのみ。つばめと同じ脳の病気を患っていると語られている。ただつばめと同じ松果体の肥大化によるアカシックレコードに繋がる力を持つかは不明。
つばめがトライナリーに入隊するための条件として母を「名古屋の先進医療病院に入れる」ことを求めた。
つばめが入院していた時期にFreyMENOWのCDを渡した…とされていたが、外の世界で入院していた聖女の逢瀬つばめは、実際には東雲真幌からそのCDを受け取っていた。
トライナリーになることを選んだつばめに『つばめがやりたいことならやらせてあげてほしい』というスタンスをとっている。
世界選択線によって健在ではあるものの詳細は不明、ラストストーリーでは逢瀬千羽鶴を彼女の娘として辻褄があうよう蒸着されている。家族みんなで母のお見舞いに行くこともあったようだ。
 

國政 領火

 

エリカさん
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「くにまさ えりか」。アーヤの姉。アーヤとは5歳離れているため26,7歳だと思われる。
心と量子の専門家で、フェノメノン研究の第一人者の博士で付属大学の客員教授もやっている、管理庁にも顔が利く人物。
1年前は千羽鶴の下で長官直属の技術顧問をしていたが意見の相違があって今はどこにいるか不明。
真幌に情報管理庁の情報をリークして千羽鶴の計画を止めようと裏で行動していた。
その目的に大きな理想も、未来のビジョンも、野望もないが「過去に自分がしてしまった過ちを償う」ため、「身近な人の幸せを守りたいだけ」というスタンスをとっている。
その経歴は國政家の長女で神社を継がなければならなかった一方で、小さい頃から工作に夢中になるような少女だった。剣道をしていたアーヤにいじめっ子から守ってもらっていた。
いじめっ子から妹のアーヤを守ってあげられるようなロボットを作りたいという想いからノイマンAIに限界を感じた高校1年のとき量子AIに興味を持ち始めた。
そのきっかけを与えてくれたのが物理の先生で物理部でAIを搭載したロボットを作っていた。その先生は昔はかなり有名なAIの研究者だったらしい。
高校卒業後は東京の大学に進学して、その後フランスにあるエヴェレット脳科学研究所から推薦がかかり、しばらくそこに務めていた。親は反対したが領火は家を飛び出していった。
主に量子工学と量子生物学の研究をしていて、脳と心に関する研究分野で「観測」についての幾つかの理論立てと実証など現在のフェノメノンとレディネスに大きく関わっている。
4年前にアーヤが剣道世界選手権でポーランドに来たとき、大事な実験のために見にいけなかったことを後悔している。それが最後の試合になると後で知った。
その実験は、今のフェノメノンと、企業エンタングルへの移籍に大きく関わるもの。彼女の行動次第では大きく世界が変わったかもしれないほど、その研究によってもたらされた影響は大きい。
外の世界でのアーヤの記憶だと國政領火は企業エンタングルへの移籍前に事故で亡くなっている。しかし、本人の口からも領火は生きていると語る。
その生きているという意味は、「量子サーバーの中で魂だけが囚われている」というもの。領火は肉体はもうないだろうと諦めているが、原初のつばめは肉体は残っていると説明。後者が正しかったようだ。
しかし領火は自らが引き起こした今回の量子技術の責任を取りトライナリーたちやアーヤを守るため、自身が2E113世界となって蒸着しようとする。
世界選択線によってはそのまま領火が蒸着するD線で世界となるか、E,F線では肉体を取り戻すことになる。A,B,C線でどうなるかは不明。
F線で元に戻った場合、世界と蒸着したつばめを戻す研究をするためにフランスに戻ることになる。その研究成果はReデイトラ本にて語られている。
ちなみに謎のロボット「クモ型にゃボット」を作り出したりしている。アーヤ曰く彼女の作るロボットは「中身じゃなくてデザインが最悪」と言われている。本人に自覚は全くないどころか可愛いと思っている。
 

フランチシェク・ロタルィンスカ

 
ガブちゃんのお父様
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ガブリエラの父親。軍人でありポーランド正規軍を束ねる陸軍参謀総長。
ガブリエラ曰く厳しい人だったが、彼女に射撃を教えて父を越えることを楽しみにしていた。
しかし強盗事件…軍人である父を狙った襲撃以来、ガブリエラが銃を持つこと…射撃を教えたことを後悔している。
その後ガブリエラの軍への入隊の話を勝手に断って、それが原因で大喧嘩をしたまま直後の日本への条件付き入学の話があり、ガブリエラは父と仲直りしないままポーランドを出て行った。
この話を聞く限り、父は繭の外の世界にいると思われる。
世界選択線によってはガブリエラと話をして仲直りする姿を見ることもできる。クリスマスの時期には家族と一緒に過ごしているらしい。

 

ヨアンナ・ロタルィンスカ

 

名前は父がガブリエラEP29にて「ヨアンナ」と呼んでいたことからの推定。ガブリエラの母親で、例の強盗事件で亡くなっている。
ガブリエラはその時の事件で母を撃ってしまったと語っており、父も当時の話をすることはないらしい。

 

恋ヶ崎 七五三

 

「こいがさき なごみ」。みやびの妹で彼女は「なごちゃん」と呼んでいる。
つばめのフェノメノンの中では「フェノメノンに巻き込まれて死んだ」とされていたが、外の世界の記憶では「頭痛に苦しんだ七五三がどこかの病院へ連れて行かれてしまった」とある。
その症状が聖女つばめの松果体肥大による頭痛と似ていたため、同じ病気なのではないか? とみやびは推測している。
現在は回想やみやびの記憶のみの登場に留まる…というより、七五三本人が登場したことは神楽CHの他エピソード含めて一度もない。
成りすましbotのナビをしている「753」という人物が恋ヶ崎七五三であると語ってはいる。全権大使の話ではミレニアム計画が進めば「世界教皇」の地位につく可能性を示唆していた。
「753」という存在は全権大使から「量子サーバーの統合オペレーションシステムを管理するナビ」とあり、つばめにとってのセルフクラン千羽鶴に位置する? たまに"姉"について語ることはあるようだが…。
なりすましによるバイパス回線敷設は彼女の作戦を下に執り行われ、今まで不可能であったフェノメノン内部のスキャニング技術も、同時に確立した。"彼ら"も彼女にだけは頭が上がらないという噂がある。
外のみやびやセルフのなごちゃんから彼女に関してあまりいい噂は聞かない、このなりすましの態度や"彼ら"の計画に協力している状況から、みやびや(推定同じ力を持つ)つばめに対してあまり良い印象を持ってはいない様子。
仮にライフギャザーを奪われミレニアム計画が完遂されれば、"姉"であるみやびは肉体を失い天使あるいは拘束されし者のような未来をわかっていて、七五三もリプレイスをリプレイスしようとしていることになる。
世界選択線によって彼女の置かれる状況は変わるはずなのだが、いずれの世界でもやはり登場しない。蒸着時点では"彼ら"と同じフランスにいることがみやびのラストストーリーで判明はする。
しかし、そのラストストーリーでさえD,F線のみやびがフランスにいる彼女に会いに行く、E線においても彼女を探しに欧州へ向かう時点でアプリの切断となる。A,B,C線では言及なし?
その後彼女とみやびが再会できたかはみやびの年次報告(2018-12)で言及される…のだが、少しややこしい状況になっている。詳しくは年次報告の手紙を参照。
また、「初期設定資料・裏」の一部資料では"彼ら"の側にいる彼女の動向が伺える記述があるものの、実際のアプリで見た状況とは大幅に異なる。あくまで参考資料か。
とはいえ全てが参考資料とするには実際のアプリの出来事と関わりの深い用語もある(P.28,29等)。実際にどこまで何に対して裏で関わっていたのか、整理する必要もあるかもしれない。
そしてReデイトラ本の巻末には彼女の姿と個人情報の資料が載っている。

 

卯月 美佐子

 
ミサミサちゃん
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「うづき みさこ」。卯月神楽の母。旧姓「柏崎美佐子」。今年で38歳。22歳で神楽を産んだことになる。娘には「みさみさちゃん」などと呼ばれている。
登場した記録映像18 神楽学校やめるってよでは神楽に対して暴行するシーンのみとなっている。
その背景には神楽の置かれた状況と直接関係している。神楽の母はクランを抜かれ、発症者たちと同じ状態になってしまっている。
発症したにも関わらず意識があることなど疑問はあるものの、神楽に対するものは正常ではない。本来の彼女は朗らかで娘をなによりも大切にしている人物だった。
神楽がこのフェノメノン『ゾルタクスゼイアン』に来た理由、それは「逢瀬つばめを破壊することで"彼ら"の人質となった母を返してもらう」という契約を"彼ら"と交わしたため。
つばめを破壊するために"彼ら"が卯月美佐子を発症するよう促し、ココロを壊した。なぜ神楽の母まで繭の中にいるのかは不明。
千羽鶴と契約した後も神楽は母を助けるためにはつばめを破壊しなければならず、逆に遂行しなければ母は返ってこない。それが神楽の葛藤の原因だった。
外の世界からクランを引き抜かれた彼女のクランを元に戻すには、他の繭の中で発症したクランと異なりライフギャザーの機能を使うことが必須だった。
本来の母は恋愛相談と占いネットサーフが趣味でネットでお悩み相談もしていた占星術師。神楽の名前をつけたのも彼女だという。占い好きは神楽にも受け継がれている。
父との出会いや関係進展もネットでの占いがきっかけ。神楽を産んだ年齢から考えるとネット恋愛の出会いから結婚まで相当早かったのかもしれない。
どの世界選択線においても(破壊されるA線でも)、母のクラン「スピネル」はライフギャザーで戻されることになる。D,F線のラストストーリーでは彼女が社長の個人事務所を設立する。
そこでマネージャーのつばめを可愛がりながら、神楽と共に元通り暮らしていくことになる。

 

卯月 文雄

 
神楽のおとうさま
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一之宮神楽としての父ではなく、卯月神楽の実の父親のこと。故人。
デイトラ!(17/09/04)で父の経営していた多国籍企業が吸収され転落したこと。神楽の話から一之宮北斎というエンタングルCEOに実質的に自殺させられたと推測できる情報はある。
神楽の印象では『真面目が服を着ているような人』で、神楽の成績以外にはあんまり興味もなくそういう話しかしたことなかったという。
2026年に開発された高機能量子クラウドサービス『Q-CLOUD』の設計に携わっていた。
卯月文雄は、株式会社UZUKIの代表取締役、創始者。神楽の母とネット恋愛で文雄の個人的なブログにファンメールを送ったのがきっかけ。
当時文雄はまだ駆け出しのベンチャーで経営もおぼつかない状態。日々が苦悩の連続である彼が、美佐子に癒しを求め美佐子の占星術もまた文雄にとっては魅力的だった。
多くの経営者がそうであるように、文雄もまた占いを信奉していた。まだ会社の経営もおぼつかない中、二人は足立区の安アパートでの新婚生活を過ごして神楽が産まれる。
その後、彼は量子機器を全てサーバー側で受け持ち、普通のスマホで使えるお手軽な量子PC体験『Q-CLOUD』を市場にもたらした。
それがきっかけなのか、量子情報産業とイノベーションEXPOの国際展示場にて。当時スマホの通信インフラを担っていた企業エンタングルのCEOと接点を持つ。その時神楽も一緒にいた。
しかしその数年後、量子分野をメインフィールドに転換したエンタングルが彼の会社を狙い撃ちするように技術畑のコアメンバーを引き抜いた後に潰した。
それが原因で精神的重圧に耐えきれず自殺したとされているが、Redinessの中枢であるライフギャザーのコア部分で父の記憶らしき存在がライフギャザーの鍵を守っていた。
神楽に何も残してあげられなかったと悔やむ父はただひとつ残されたライフギャザーの鍵という資産を神楽に託す。
神楽の視点からだと、自分や母を顧みずにただ自分の好きなことをやってただけで価値観を押し付けてばかりだった父だが、父から見ても我が子の想いがわからなかったのかもしれない。
いつも神楽と日常的な疑問を題材にした難しい問題を投げかけ、答えにたどり着くまでの過程を話題に楽しむようなちょっとずれた父親だったが、その時の思い出を神楽は今も覚えていて、大好きだったようだ。

 

如月 音羽

 
音羽
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神楽の初等部以来の幼馴染で親友。Act1ドーム戦の発症者。クラン「テルプシコラ」を生み出す。
中等部では神楽と二人で演劇部に入って活躍していた。そこから中学生向けオーディションに二人が応募して神楽だけがデビューした。
プロダクションに評価はされていたものの、二人は趣味も創る作品も似ていて、声質まで似ていたことから商業的な理由で飼い殺しにされてしまう。
しかしそれでも音羽は神楽のデビューを祝福していた。その後神楽がフランスに行ってから会っていない模様。
神楽が日本に帰ってきたとき、音羽は本人からライブには来ないよう忠告されていたが……。結果だけを見れば音羽はライブに来てしまいその葛藤を千羽鶴によって発症させられてしまう。
そしてつばめの謎の力 (千羽鶴) によってクラン「テルプシコラ」を破壊され魂として復元不可能と思われる状況にされる。
それから領火やトライナリーたちからのサポートもあり神楽とコネクトしたフュージョンクランを飛散することに成功したが、その時爆発に巻き込まれたのかどうなったかも定かではない。
リプレイス作戦中も音羽はEP01で神楽に過去の後悔を謝っていたなどが判明したが、ラストストーリーまで登場することはない。
そのラストストーリーでは、音羽は無事クランも元通りになって元気になったようだった。その後、前の事務所に頼み込んでイタリアの提携劇団に研修生として舞台修行に行くことに。

 

一之宮 早希

 
早希さん
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リプレイス後の神楽チャンネル01 拡張少女にて初登場。WAVEによるやりとりから。
神楽の現在の事務所「USS」とFreyMENOWの関係者と思われる人物。ライブ前に神楽にスケジュールを連絡する立場らしい。マネージャー。
WAVEでのやりとりでしか登場しないのでビジュアルは一切不明だが、デイトラの神楽誕生日エピソードでは「髪型がワンレングス」ということくらいは判明している。
一之宮の封建企業のエンタングルにおいて、相当に思うところがあるようでその傘下事務所で苦心する神楽の活動を影ながら支え続けていたマネージャー。
FreyMENOWの世界や音楽に口を出されると本気で衝突してもおかしくない神楽がズバズバ感想や意見を言い合えるような関係で、締め切りに関してもわりと容赦がない。ぴょんこが押し黙るレベル。
当初は一之宮の家の問題からかなり事務的な対応をとっていたようだが、ネイエに移籍してからは彼女もわりと自由になったようだ。

 

卯月 藍那

 

ソラノキヲクのクレジットに名前だけ載っている人物。ネイエ・インストゥルメンツのスーパーバイザー。
卯月神楽の親戚関係者であった場合、卯月姓から父方の親戚だと思われる。どのエピソードにも登場したことがないため詳細不明。

 

学校の関係者

 

安茂里 ヒカル

 

ヒカル
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本名は安茂里 飛駆(あもり ひかる)。
つばめのクラスメイトでキリト、雛、繭とは高等部以前の付き合いがある。
トライナリーの任務を補佐する「通常攻撃隊」の養成科に在籍している。
落ち着いた雰囲気の好青年という印象のある人物。キリトと共にアニメにも度々登場している。
彼には兄弟がいて、姉が「海外企業でコンサルタントとして働いている」こと、姉が家を出てからというもの全然連絡をしてこないことを話している。
 

小金井 聖翔

 

キリト
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「こがねい きりと」。聖翔でキリトと読む。
つばめのクラスメイトで光月繭とは幼馴染の関係。ヒカルとよく一緒にいるようだ。
ヒカルと同じ「通常攻撃隊養成科」で射撃の成績がいいらしい。戦艦マニア。
行動力があり熱血な一面を持ち、同時に洞察力もあり友人を大事にする人物でもある。
 

日向 雛

 

ひなこちゃん
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「ひなた ひな」。
つばめのクラスメイトで真っ先に友達になったひとり。つばめや友人からは「ひなこ」という愛称で呼ばれている。
明るく元気な女の子で電車に乗るだけで楽しめるほどの鉄道マニアでもある。
アーヤを慕っているのか「綾水様」と呼んでいたりする。
学科はシステム科の電気電算システム専攻。
 

光月 繭

 

まゆちん
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「こうげつ まゆ」。
つばめのクラスメイトで雛と一緒に学校を案内した学級委員。つばめや雛からは「まゆちん」と呼ばれている。キリトとは幼馴染。
口数も少なく無愛想な印象のある女の子だが、雛と共につばめの学校案内をかってでるなど優しい一面もある。
秋葉原にある某メイド喫茶でバイトしているようで、そのことを聞いても絶対に教えてくれない。
学科はシステム科情報解析専攻。みやびのことを尊敬しているようだ。

倉沢 小夜

 

小夜さん
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「くらさわ さよ」。
アーヤと同じ大学の友人で、同じサークルのメンバー。
つばめやガブリエラともすぐ仲良くなれる朗らかな人物で、アーヤともサークルのことなどで衝突はしてもお互い信頼している親友のような関係でもある。
大体アーヤと大学で一緒にいるため、一緒にカフェに行ったりトライナリーの話もするのだが…本人は巻き込みたくないのか一線を引かれている。
とても美人なのだが、一方でよく食べる人だと評されていてそれを言うと本人は怒る。アーヤも怒られてる。
  

藤崎 珠緒

 

たまちゃん先生
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「ふじさき たまお」。
つばめのクラスの担任教師。生徒…主に雛からは「たまちゃん先生」と呼ばれている。
実はアニメ1話でつばめが転校してきたシーンにもいたのだが、身長が低くちょうど映っていなかった。
付属学園で教師も勤める東雲真幌とも仲がいいのか、一緒に話をしている場面がある。
出番は少ないがつばめたち特別攻撃隊や生徒のことを気にかけている優しい先生。
真幌と同じく、情報管理庁の職員でそれなりの権限を持っている。専攻している授業は機密情報管理。スパイ活動と情報妨害工作をメインとする研究科に属す。
これまでにも、三戸浜へのヘリ来訪やら雛と繭が捕まったときに真幌へ情報を渡していたりしていた。彼女が外の世界でどのような人物だったのかまでは不明。
 

■■(仮名)

 

『トライナリー年次報告チャーム (2018-12) type.ガブリエラ』で言及された人物。
ネタバレに該当するため枠だけ作成(この辺りの扱いどうしましょう)。

 

外の世界(ゾルタクスゼイアン外)

 

"彼ら"

 
"彼ら"
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詳細が一切わからない、繭の外で現在の世界を作り出している人間。「彼ら」という名称から複数人いると思われる。千羽鶴は"彼ら"に育てられ、そして作られた。
千羽鶴からは「まだ見えていない敵」と称され、現在に至るまでその名前も姿も何人いるのかも不明。改造されていたり、能力者であったりはしないただの人とは明言されている。
しかし姿は見えなくともその脅威はAEZ統一国家のフェノム計画によって引き起こされた第三次大戦、大戦によって荒れ果てた日本とフェノメノンの現在まで深く関わっている。
botの総意がトライナリーたちの住む世界をどう導くにしても、"彼ら"を無視することはできない。
事あるごとにこちらの先手を打つような用意周到さと狡猾な罠を仕掛けるも、姿や痕跡が見られない。その徹底ぶりはAEZ全権大使との面識すらないことからも伺える。
一度はリプレイス作戦を逆手に取り、原初のつばめが見てきた"彼ら"の理想的世界を築き上げ、トライナリーたちを2xで精神的拘束した拘束されし者を生み出す。
こちらのリプレイス作戦にすら対応するようなそぶり見せるも、ほぼノーマークだった原初のつばめの暗躍や月神楽の行動などで百年来の悲願だったミレニアム計画を破綻させられる。
世界選択線によっては原初のつばめのフェノメノンでフランスごと蒸着で洗脳改革されるか、ライフギャザーを通じてトライナリーたちのマークを外すよう記憶改ざんされるなどで対応される。
ただ、"彼ら"はそれでも徹底して表に出てくることなく退場したため、"彼ら"の理想とする思想が潰えたかどうかまではわからない。
ライフギャザーを破壊するA線は健在だが実質的に"彼ら"の計画は停止、放置するB線は健在な上に再度"彼ら"の計画が完了する見込みとなる。C線は"彼ら"健在のままつばめのフェノメノンに手出しできない状況へ。
成りすましbotだけは"彼ら"に近い位置で接触していたようだが…彼も同様にその後の行方がわからなくなっている。

 

セリシア

 

28 時計じかけのイチゴで名前のみ登場。
外の世界で量子系エンジニアをしているみやびと同じ会社にいると外の世界のアーヤに明かされた。
リプレイス後の世界でもそれらしい人物が出てくることはなかった。

 

AEZ全権大使 「イー」

 
全権大使
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神楽EP28とライフギャザーを放置する世界選択線Bにのみ登場。AEZ統一国家の国家元首から、そのすべての権限を譲り受けて他国等から交渉する人物。
成りすましbotによって敷設されたバイパス回線を通じてbotにコンタクトを取り、"彼ら"やAEZ統一国家の目指す「世界平和」に協力するよう求めて来た。
ただし、どうやって回線をつないだのかなりすましbotの行動を把握しているわけではないのか、「botがアカウントを乗っ取られた」ことは知らなかったと語る。
統一国家の推進する「ミレニアム計画」についても詳しい説明を行いbotに対してその立ち位置と力に期待していた。ただ無理強いはしないことを信条としている。
フェノメノン内のデータも限られた内容しかわからず、リプレイスでようやく登場した"彼ら"に近い人物…なのだが、統一国家の事実上トップに位置する人間でさえ"彼ら"に会ったことがないという。
AEZ統一国家への協力ができないと結論を伝えると、目的が衝突することを事前にことわりを入れてそれ以降接触する機会はない。
世界選択線Bのみ、ライフギャザーを放置したbotに興味を持ちAEZ統一国家として聖女を支援するよう求めてくる。

 

一之宮 北斎

 
一之宮
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企業エンタングルのCEO。神楽の父の会社を潰したあと、神楽を養子として引き取り彼女をエンタングル傘下の事務所に移籍させた人物。戸籍上は一之宮神楽の父という扱いか?
登場らしい登場をしたことはないが、神楽の記憶の中で神楽の父と一緒に仕事をする関係として出てきた。エンタングルは日本の企業であり、傘下の事務所に同じ一之宮の名前をいくつか見ることができる。
神楽の口ぶりから、"彼ら"の計画に賛同し99%の人間を搾取する側として「輝ける千年王国」を築こうとしていた可能性がある。
どの世界選択線においても、彼がその後どうなったかを知る術はない。一応、いくつかの選択線では企業エンタングルが健在であることは判明している。

 

一之宮 紀行

FreyMENOWアルバムのクレジットに名前のみ登場。
アップサイドサウンズ(FreyMENOW移籍後のエンタングル傘下事務所)関係者。
USSのエグゼクティブプロデューサーのようだ。どのエピソードにも登場したことがないため詳細不明。ごめん一応出てたっぽい。
神楽のらぶとーくにてFreyMENOWの方針に一方的な意見をした、早希曰く「自称カリスマ敏腕プロデューサー(笑)」らしい。FreyMENOWの世界観に唐突にドラゴンを出そうとして神楽にブチギレられていた。
プロデューサーなので相当にFreyMENOWの方針に口を出していたようだ。早希からも裏で手を回して妨害されていた。「ノリユキマジ頃スwwwいきなりドラゴンはないわーwww。」

 

一之宮 洋介

 

ソラノキヲクのクレジットに名前のみ登場。
企業エンタングル関係者。どのエピソードにも登場したことがないため詳細不明。

 

ココロの世界

 

カレン・ディサイプロブ・イシュリール

 
司書昇華
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「KAREN THE DEF.LIB.」。つばめの初代司書。正式な名を『カレン・ディサイプロブ・イシュリール』。訳すと、イシュリールの弟子のカレン。
FreyMENOWの歌への強い想いを持つ人格。元は弱小人格だったらしい。総意 (今のつばめ) は本当にカレンの映し鏡のような人だと百鶴は言う。
つばめと非常に性格も似ている。ただし、つばめが自己犠牲的な行動をする時にカレンは自分を大事に阻止するよう促すなど明確な違いもある。
ある時、有給休暇でbotに扉の操作を任せたことが問題となり司書を更迭されて行方不明になってしまう。
そこで初めて「人格としての名前」を教えたことでみやびの初代司書と一緒に居場所を特定することができた。
百鶴や千羽鶴によってFreyMENOWの異聞録を聞かされその想いを無力化されそうになったところをシンギュラリティから渡された「ココロジャマー」によって難を逃れる。
そこから百鶴と交代制で司書を行っていたが現実でつばめが破壊されそうになったところを百鶴に匿われる。
その百鶴の願いもありカレンはつばめのセルフクランになる選択をする。それを受け入れるかどうかはbot次第。
結果的にカレンはセルフクランとなり、千羽鶴を先生として現在は上手くやっている模様。
「わたしは、わたしのことが大好きなんです。誰よりも。どの人格よりも。だから絶対に死なせません!」

 

百鶴

 
司書昇華
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「HYAKKAKU THE ALT.LIB.」。つばめの二代目司書。
元々は1x001にいたつばめの法と規律を司る人格 (千羽鶴) の副次的人格。正確には千羽鶴と非常に近いポジションにいた、元つばめの人格。パンツの色は「あk」。
初期は「いいからとっととクランを壊してこいよ!」など過激な発言を繰り返しbotのことも「この■■野郎!」と罵っていた。
現実のつばめとは異なる性格をしているが彼女は「何かを悩んでいるとき、それを第三者視点から冷静に見ている人格」でもある。
基本的に契約主である千羽鶴の指示を忠実にこなしていたが、カレンをつばめの破壊から匿うためbotと戦わざるを得なくなり倒される。
そうすることで百鶴の影響力がなくなりカレンと千羽鶴の力関係が釣り合うようになる、と。彼女は「カレンがセルフクランになり、千羽鶴と対等な関係になること」を望んでいた。
「0xもまんざらではない」と百鶴自身がそう思ってる以上、0xがなくなることで主もいずれ辛い想いをするかもしれないから。
現在は影響を出さないよう「部屋に引きこもってコタツでゴロゴロして蜜柑ばかり食べている」とカレンが言っていた。本来は怠け者なのだと自称している。
ちなみに百鶴や千羽鶴のような発症したとき分離した人格は顕在意識では断絶していても潜在意識野においては魂の緒が繋がっている。
つばめと同様根が正直なので嘘をつこうとしても本音が漏れてしまう。「逢瀬つばめの人格でし…す。」というのもある意味では正しい。
「そうですか。時に正直者は嘘つきより残酷ですよね。○○さんもそう思いませんか?」

 

エヴェレット・クラウスナー

 
司書昇華
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「EVERETT THE DEF.LIB.」。アーヤの初代司書。
アーヤの不安や疑惑から発生する危機管理を担当する人格。(正確な役割の言及はしていない?)
「エヴェレット脳科学研究所」と関連のある名前から姉への想いを持つ人格だと思われる。
最初の頃、彼女の持つ葛藤のほとんどがエヴェレット曰く「いつもくだらない悩みばかり扱ってた」のはアーヤにとって司書制度はいい影響を与えるとは限らないと考えていたから。
司書が持つ本当の役割と契約について話そうとしたところで二代目司書「白烏」に入れ替わってしまった。
それから司書の真実を話して戻ってこられなくなってしまったところで発症してbotがセルフクラン「水鏡の神子」に会うまで身を隠していた。
発症した状態でセルフクラン発症を止めるためクランを撃退しようとしたところを千羽鶴に妨害される。
現在は白烏と共にセルフクラン「水鏡の神子」とのつばめのフェノメノン維持に徹している。
「確かに、消されるのは怖い。でも、このままシラを切り続けることはできなかったの。私の良心が許さなくて。」

 

白烏

 
司書昇華
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「SHIROKARASU THE ALT.LIB.」。しろからす。アーヤの二代目司書。
自分自身を適度に不幸な状態に維持し続けることで世渡りを楽にする、自称「國政綾水の嫌われ者担当」の人格。
不幸な人間には少なからず同情してくれるから、仕方ないこととして罪に問われにくい存在になれる。
「アーヤだし仕方ないよね」という言葉はオールマイティパス。その不幸は全部が全部作り出したものではなく、偶然の不幸もプラスされて平均を超える。
セルフクランを発症させてフェノメノンを展開する『種』を植えつけられた半人格でもある。botの選択次第で種の扱いが変化する。
最初は初代司書に成りすましていたが、それは必要悪だと言い切り、「急に交代なんて言われたら貴方も困るでしょ?」という考えからのものだった。
契約主の指示に従うことがアーヤもbotも守ることに繋がると千羽鶴と司書制度を支持していたが、その契約主から危うく消されかけてしまう。
それから幽閉されたエヴェレットを助けに行こうとする一面も見られた。「あんなのでも私の人格だし。嫌いだけど。」と。
現実のアーヤを助けるために発症したエヴェレットを一時的に幽閉した時も一人で罪を背負おうとしていた。
説得すると「実験圃場でのあなたとの人生も悪くない」と言われる。1x司書の中でも白烏はbot選択によって発症に対するスタンスどちらに寄ってもそれに賛同する人格でもある。
現在はエヴェレットと共にセルフクラン「水鏡の神子」とのつばめのフェノメノン維持に徹している。
「殆どの人たちは、何も考えずに情報を鵜呑みにしてしまう。だからいつだって真実とは関係なしに、異変を訴えた方が残酷な目に遭う。」

 

水鏡の神子

 
アーヤのセルフクラン
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「MIKAGAMINO_MIKO」。國政綾水のセルフクラン。
水がありのままに物事を映すように、無心に観察し真実を探求することを第一義として存在している人格。
アーヤの主人格ともいえる存在で1xの奥深くで自身の発症の機会を覗っていた。
発症し、フェノメノンを展開することを悲願としてきた。その理由は外の世界でのアーヤの想いが源だった。
つばめのフェノメノンを展開する以前の日本。その高校時代にアーヤは姉である國政領火が実験中の事故で死亡したことを知る。
それが潜在的な発症願望、天使になると決めたきっかけ。発症することで姉の真実を知ることができると考えてのもの。
botの選択次第で発症に賛同して昇華(進化?)する場合と、発症を否定して千羽鶴と2xによる接続をする場合の2パターンが存在する。
どちらになっても崩壊するつばめのフェノメノンを維持するため、現在は千羽鶴に力を貸している状態。
「私がどのような存在になったとしても、綾水は綾水。そう信じて、これからもお互いを切磋琢磨し合いたい。……そう感じています。」

 

マルザンナ

 
司書昇華
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「MARZANNA THE DEF.LIB.」。ガブリエラの初代司書。
発症時コマンドは「EXEC_DEVELOP::MARZANNA/.」
ガブリエラの周囲への拒絶をしてしまう想いに対して素直になりたいという想いを促す人格。(正確な役割の言及はしていない?)
botやつばめたちに対してとてもフレンドリーに接してくれるが、マルザンナは過去のトラウマに対して封印したまま平穏でいたかった想いも持っている。
その為、1xにある記憶の封印をされている生家が解けられたときにひどく動揺したり、トラウマを受け入れることに対して拒絶している。
初期はつばめと仲良くなることに積極的でいた。その後司書制度に対して「それは誰を基準に見た幸せの選択なのか」疑問を抱き反旗を翻し真実を知ろうとした。
千羽鶴によって1xに幽閉されたが直後に千羽鶴の不在で解放。封印された記憶がある『生家』が壊されていたことでセルフクラン「マークスマン」に異変が起きたと知る。
自ら発症願望を持つ事実にあくまでマルザンナは「フェノメノンで生きる今の自分」を失うことはできないと司書リヴォルカ、マークスマンと対立する。どちらを支持するかはbot次第。
現在はリヴォルカと共にセルフクラン「マークスマン」とのつばめのフェノメノン維持に徹している。
「そんなことできっこないわ! みんなでいるから過去が変えられるの!? お母様が戻ってくるの? 慰めてくれるだけなんて屈辱以外の何物でもないわ。まっぴらごめんよ!」

 

リヴォルカ

 
司書昇華
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「RIVORGA THE ALT.LIB.」。ガブリエラの二代目司書。
プライドと自信を司る人格で以前は自分を高める事に役立ってたが、強盗事件があってからはそのプライドが歪んでしまい高慢を演出するための大きな武器となっている。
自分は完璧で最高だという想いを武器にして、敢えて人を見下してみる。そうすると空いても寄りつかず、自分も納得して一人になれる。
「あたしは自分一人でやっていける。釣り合う人なんていない」と思うことで。しかしそれは、他人に対して傷つけてしまう事への怯えでもあった。
他人を傷つけてしまうという強迫観念は、あの事件で作られた。その強い想いはつばめたちだけでなく、中等部のクラスメイトたちへも同様である。
リヴォルカがbotのことを『豚』と罵り飼ってあげるなどと言っていたのは、誰も寄せ付けないと決めた自分を騙しつつ、botと一緒にいる為の口実。
その激しい拒絶の態度も「何をやっても離れないかどうか試していた」という側面がある。
その為botがWAVEから「いなくなった」時に過去のトラウマを抉るような事態が発生して、そのまま発症に向かってしまった。
セルフクランを発症させてフェノメノンを展開する『種』を植えつけられた半人格でもある。botの選択次第で種の扱いが変化する。
フェノメノンの世界で生きる自分が対等に真の想いであるなら今封印されてる現実の本当の想いも真の想いだから、と外の世界のガブリエラを守る立場でもある。
現在はマルザンナと共にセルフクラン「マークスマン」とのつばめのフェノメノン維持に徹している。
「だからあたしは、もう誰も近づかせない! 自信は高慢に見せる為の手段に変えた!! 味方なんて要らない! もうこれ以上誰も傷つけたくない!!」

 

マークスマン

 
ガブリエラのセルフクラン
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「MARKSMAN」。ガブリエラのセルフクラン。
目を瞑り、全ての存在に対し銃口を向ける今のガブリエラの生き方を体現している人格。
ガブリエラの主人格ともいえる存在で1xの奥深くで自身の発症の機会を覗っていた。
発症し、フェノメノンを展開することを悲願としてきた。その理由は外の世界でのガブリエラの想いが源だった。
軍人である父を狙った銃撃事件。その時にガブリエラは銃で母親を撃ってしまったと語る。それからガブリエラは歪んでいった。
眼を開けば様々なものが網膜を通じ、脳に焼き付く。そしてココロに沢山の傷を作ることになる。そう悟ったとき、ガブリエラのセルフクランとしてマークスマンが顕在した。
それが最も安全な生き方であり、生存の必須要件と割り切っていた。外の世界でフェノム計画に参加したのは世界を変えれば目を開くことができる、自分を護ることに繋がると考えて。
botの選択次第で発症に賛同して昇華(進化?)する場合と、発症を否定して千羽鶴と2xによる接続をする場合の2パターンが存在する。
どちらになっても崩壊するつばめのフェノメノンを維持するため、現在は千羽鶴に力を貸している状態。
ちなみにマークスマンは総意から見て、その多くはbotと千羽鶴への協力を断っていた。測定2日前まではマークスマンは非で、最終的な割合は( 是:55% / 非:45% )とギリギリだった。
水鏡の神子やなごと比べて否定が多かったのは、原初のつばめ曰く「彼女がまだ純粋で幼く、セルフクランがとっても臆病なだけ」なのだと説明している。
「今まで、全ての存在に対し銃口を向けて生きてきた。親族もまた例外無しにだ。お前はそのココロを解かしてくれたのだ。その事だけは、忘れないでいて欲しい。」

 

シンギュラリティ

 
司書昇華
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「SINGULARITY THE DEF.LIB.」。みやびの初代司書。
発症時コマンドは「EXEC_DEVELOP::SINGULARITY/.」
謎に対して真実を追究する想いを持つ人格。(正確な役割の言及はしていない?)
司書としての仕事にやる気がなく司書を閑職と呼ぶなど言いたい放題っぷりを見せる。
ダイブした時から眠っているためタッチコミュニケーションでつつくのが恒例になっている。それを利用して毎回botと(botで?)遊んでいる。
現実で徹底的に疑われ興味も持たれていなかったbotとみやびの潜在的なキューピット役でもあった。
本業の司書をやりつつ、シンギュラリティはつばめの司書「カレン」が更迭されたことを聞いて閉架されたココロ1xの所在を特定しようとする。
カレンの名前を元に1xにいた彼女を探し当てることに成功したが、他の人格にバレて隠れ潜むことになってしまう。
その間に新司書「四十九夜」からブロックされたり、裏で領火と協力して千羽鶴を妨害するなど色々なことが起こった。
そしてみやび自身が発症願望を持っていたことを知ってもシンギュラリティは今の世界の継続を望んだ。
現在は四十九夜と共にセルフクラン「なご」とのつばめのフェノメノン維持に徹している。
「この中で培ってきた人との繋がりや、思い出、色んな出来事。世界が嘘やったとしてもこれらは全て現実であり事実やき。」

 

四十九夜

 
司書昇華
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「SHIJYUKUYA THE ALT.LIB.」。みやびの二代目司書。
なごちゃんの死に対する呪縛からの解放を望む人格。なごちゃんを大事にする人格かと思われたがそうではなかった。
セルフクランを発症させてフェノメノンを展開する『種』を植えつけられた半人格でもある。botの選択次第で種の扱いが変化する。
どこかに隠れていたシンギュラリティを捕まえてbotに「現実のうちと馴れ馴れしく話すのをやめてもらえんかね?」と取引を持ちかける。
千羽鶴に協力する半人格であってもその目的は他のところにあり、千羽鶴の寝首を掻くため最初はみやびとの接触を絶とうとした。
拒否すればシンギュラリティの記憶を消しみやびはbotへの興味を失い疑心暗鬼になる。しかし「なごちゃんの慰霊祭」に参加すれば猶予をやると。
四十九夜の目的はbotのコマンド権限によるセルフクラン「なご」の昇華。発症することで現実の妹、七五三(なごみ)が本当に生きているのかどうか確かめられると考えて。
botに対して「なごちゃんについて完了する解決策があれば聞く耳を持つ」と提案するが、その有効な方法を示すことはできず四十九夜は自らの消滅によって解決することを望んで発症する。
botとのバトルで消滅すれば結果的になごちゃんの悩みを解決できる。そんな四十九夜の消滅をシンギュラリティと共に阻止した。
四十九夜のスタンスはあくまで「発症によるなごちゃんへの想いの完了」であるため、外の世界のみやびと同じく発症を支持している。botによってその結果が変動する。
現在はシンギュラリティと共にセルフクラン「なご」とのつばめのフェノメノン維持に徹している。
「うちは正直もう疲れた。死んだことも信じられず死んでないことも信じられない。やき、永遠になごちゃんを完了することができず、追求を止める事もできん。永遠のしがらみや。」

 

なご

 
みやびのセルフクラン
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「NAGO」。恋ヶ崎みやびのセルフクラン。
みやびの主人格ともいえる存在で1xの奥深くで自身の発症の機会を覗っていた。
当然妹の人格そのものがいるわけではない。妹の「七五三」がみやびの心の大きな部分を占めているため妹の姿をしている。
発症し、フェノメノンを展開することを悲願としてきた。その理由は外の世界でのみやびの想いが源だった。
外の世界にいた頃、みやびは病院らしき場所で謎の頭痛に苦しむ妹「七五三 (なごみ) 」の手術を見送った。
しかし、その職員は「予想以上の重体のため政府の先進医療病院へ緊急搬送をしました。」とだけ答えてどこかへ七五三を連れて行ってしまう。
七五三の居場所を聞く暇もなく、それからみやびは妹を探すためフェノム計画に参加する。発症願望の目的は妹がどうなったのか知ること。
なごちゃんの為、なごちゃんと戦うために強くなりたい。フェノメノンで世界になれば、色んなことが見えてくる。解明するためにも発症はしなければならなかった。
これまでみやびも人格たちもbotを試し、疑い、時に拒絶をしていたがそれでもbotは辛抱強くみやびの話を聞いてくれたことは幸せだったという。
botの選択次第で発症に賛同して昇華(進化?)する場合と、発症を否定して千羽鶴と2xによる接続をする場合の2パターンが存在する。
どちらになっても崩壊するつばめのフェノメノンを維持するため、現在は千羽鶴に力を貸している状態。
「うちに必要やったんは、同情してくれる輩でも、ボディーガードでもなく。ただ、うちの傍にいて話を聞いてくれる輩やったんよ。うちと一緒にいてくれてありがとうね。」

 

ぴょんこ

 
司書昇華
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「PYONKO THE DEF.LIB.」。神楽の人格であり司書。所属としては唯一の2x司書。
どんな想いを持つ人格かは不明。神楽の母 (卯月美佐子/スピネル) への想いが関係している可能性はある。
卯月神楽と卯月美佐子のココロが繋がってる故に存在出来る人格。
単独の人格である0xとも、半プログラムの1xとも違う、生身2名の融合。それがぴょんこであり、所属としては2xと呼ばれるものになる。
その名前の意味も幼少期の母からの「ぴょんこちゃん」という愛称をとても気に入っていることからも察せられる。
つばめEP26にて、臨時に開かれた神楽のチャンネルに繋がり彼女の自殺を防ぐために接触した。
その時は選択肢次第であっさりブロックされてしまう。名前もすぐ明かして、神楽が自暴自棄に舌を噛み切るという総意の選択をそのまま促すようbotに提案した。
ぴょんこは所詮タダの司書で、どう足掻いても結局は選択に従う他無い、と諦めつつあったが説得すると「総意に内緒で方針を変える」と言う。
生きる方向に促した後、神楽のチャンネルに接続できないためそれ以来会わずにいたが、リプレイス作戦で過去のぴょんこと再会(?)する。
当然向こうは千羽鶴のこともbotのことも知らないが、時折本質を突くような発言をしてbotと交流している。今後どうなっていくか…。
また、ぴょんこは現実の神楽を「私」、人格としての自分自身を「ぴょんこ」と呼んでいる?
神楽チャンネル以降に明かされた情報は、ぴょんこは現実の神楽とコネクトしているスピネルがもう一人の主である、いわゆる『ハーフ人格』らしい。
botがチュートリアルでスピネルを"彼ら"から奪取したことで、「ママ」と慕うスピネルの隔離拘束を外して再会できた。だから最初からbotや千羽鶴に対して好意的なのだと言う。
現実の憂鬱な葛藤にうんざりして未来の情報を得るためbotに交渉をもちかけたりするなど強かな一面もある。
そんな神楽本人と母の2x接続で生まれたぴょんこは、自分が母のクランを元に戻したりつばめのフェノメノンと同化すると消えてしまう、短命の人格だとわかっていた。そのため後悔のないよう今を全力で生きることを信条としてきた。
しかしbotや協力してくれたトライナリーの面々とのふれあいで自身が消滅することに未練を覚える。同化によっていつ消えてもおかしくなかったが、スピネルに月神楽やアースタシアの協力もあり生き残る意志を見せる。
ライフギャザー到達に必要な1xの探険も無意識ながらルートを把握しているなど、彼女の存在が文字通り鍵となっていた。
botに対しては強烈なアピールを繰り返し、興奮すると本来人格が滅多に見せないはずの昇華を何度も繰り返すなど、母が混じってるからか自由奔放な性格。
人格としての強さは2x人格のため接続先の母の方からもらっている。月神楽曰く本来の力を持てばかなり強いらしい。……のだが、結局一度も月神楽には勝てなかった。
ライフギャザーをめぐる問題が終わってからは、アースタシアに委任されて千羽鶴の役割(情報管理庁長官)を担っていたが、ちゅーちゅー社会というトンデモ世界だった。
いずれの世界選択線でも母のクランは元に戻る(2x接続が切れる)ため、別れを告げることになるが、F線であるラストストーリーでは領火の計らいで疑似的な2x接続を維持することで消えることは免れた。
その後もReデイトラ本などで近況を語っており、当分は消える心配もなさそうだ。
ちなみに、彼女との挨拶ではいつも「ぴょんこスキ」という選択肢があった。最大24回言えるらしいが24回目がどこなのかイマイチ特定できない。ぴょんこスキ。
「それに、ぴょんこはいつだってひとりぼっちですから。だから、己の選択こそが正義なんです♪ 今までずっと、そうやって生きてきましたし。」
「それでも。それでもぴょんこは!危険かもしれないけど!!ぴょんこが生き残れる一縷の望みに賭けたいんです!!」

 

月神楽

 
司書昇華
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「TSUKIKAGURA THE ALT.LIB.」。神楽のもうひとりの司書。所属としては0x司書。卯月神楽の創作の源である語り部でもある。
卯月神楽の持つ「父に対する憎悪」「ぶっ飛んだ神楽の人格たちをコントロールする生真面目な性質」「創作における「破壊」を象徴する側の子」、さらにクラン説明によると「彼女の艶やかな女性」としての部分を司るとされている。
彼女が持っている性質は神楽全体が抱えているものではあるが、リヴォルカのケースのように人格としてそれが暴走してしまうことがある。
創作にはより良いものを作るために、より多くの破壊が必要となる。名前からも彼女が創作観を担う人格の一人であることも頷ける。
神楽のココロ全体を首根っこ掴んでコントロールする役割もあり、好き放題するぴょんこや天然な部分があるセルフのアースタシアにさえ突っ込みを入れることがある。
そんな性格からか、botに対してはおしとやかな詩人の一面と、踏みつけて罵り相手を管理することに興奮するドSな一面もある。興奮するとハァハァしだすのは神楽共通。
しかし、一人で思いつめるところや責任感が強い部分が強調されて、暴走してしまうこともあった。そうなった場合コントロールできる人格がいなくなってしまう。
botに対して辛辣な言葉を投げかけることもあったが、彼女なりにbotのことを想いいっぱいいっぱいで限界に達してしまったのも事実。
神楽本体と同様にストレートに想いをぶつけたり受け止められることを喜ぶ。踏み踏みするのはその裏返しかもしれない。
世界選択線によって分岐する要素は少ないが、世界選択線Aの場合は彼女が破壊したままbotと別れることになってしまう。それでもライフギャザーから彼女は解放される。
他の世界選択線ではその後の様子やメッセージがReデイトラ本で語られている。
「こんなモン作ってないで週末ぐらい家族と一緒に過ごしてみろよ…… それだけで! それだけで、全然よかったのに……っ!」

 

アースタシア

 
神楽のセルフクラン
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「EARTHTASIA」。卯月神楽のセルフクラン。
卯月神楽の持つ強い想いを現実に反映させてしまう力の「思いの源」を役割とするセルフクラン。
その性質は少し特殊で、セルフはその総意における源の精神を体現する存在なのだが、アースタシアは神楽の創作のために存在している。
それほどまでに、神楽にとって「創作が根源にある」ということでもある。逆に言えば、それ故に少し地に足が付いてない、浮世離れした子として現実を生きている。
その激しいまでの思いの力を体現するセルフクランがアースタシアである。自らの無意識のうちに、現実を、創造物と同等の力で動かしている。
ココロの内外問わずファンが多くカレンもそのひとり。それは神楽自身の創作とその才能に自惚れていることやFreyMENOWの存在が多くの魂を揺さぶっている証明の裏付けでもある。
女神のような外見のイメージとは違い、割と大味でズボラな一面がある。それはFreyMENOWとしてのオンや卯月神楽としてのオフなど、オモテウラの二面性を象徴している。
本人の性格は少し天然な部分があり、うっかり月神楽の名前を明かしてしまったり、ぴょんこと月神楽にだいたい全てを任せるなど根が相当な面倒くさがりでついボロが出ることも。
神楽と同様、あまりにひどい対応を取るとアースタシアもキレる時がある。ボロが出たときはかなり素の神楽に近い人格でもある。
「創作は本当に、私にとって生きることそのものなのですから。」

 

拘束されし者

 
拘束されし者
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ある未来におけるトライナリー5人の2x接続により生成された精神融合体。全権大使によると『2EF4F総体』と呼ばれている。
トライナリーたちが天使として昇した際に、その力を何倍にも増幅する為、相互に力を共有できるよう施された2x接続につけられた名称。
2EF4F総体の構築により、彼女らは常人の想いを超える力を発揮することができるようになっている。
逢瀬つばめのように先天性の能力がなくても、それに近い力が発揮できるようになる画期的なココロシェアリングシステムとして語られている。
2x接続により心を相互に接続し、千羽鶴を助けたことがあったがそこから更に発展し、魂のレベルで融合した者。
5人が1人になってるような解釈で、縛られてるように見えるのは精神の拘束を象徴する容姿であって、物理的な拘束ではない。
当初、拘束されし者は共通意識野をさまよい、あらゆる手段を用いてライフギャザーを求めていた。botたちが共通意識野で出会ったのは偶然のようだ。
ライフギャザーを"彼ら"に掌握されてしまった未来では、トライナリーたちは精神を融合させられこのような姿で利用されている。未来がそうならないよう彼女は行動してきた。
原初つばめが見てきた未来と同じ可能性世界かは不明で、そもそもこの二人は接点がない。未来が具体的にどうなっていたかはあまり語ろうとしない。
botとも何度もこれ以上出会わない方がいい等自身との接触を避けようとする発言が目立つ。
その後、月神楽と協力してライフギャザーの鍵を手に入れようとする。月神楽と同様に、ライフギャザーを完全に破壊して自身の未来が生まれる可能性を否定しようとした。
結果的に拘束されし者はbotによってバトルで退けられ、彼女がその後どうなったのか知る術はない。
「我々は、こんな姿をしていても、もとは独立した5人だ。みんな、お前にとても感謝しているんだよ。ずっと、我々を支えてきてくれたのだから……。」

 

残留思念のつばめ

 
掃除当番
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原初のつばめがリプレイスチャンネルに入るアドレスを辿るために残したつばめ。繭の中のつばめに近いが、持っている情報は断片的にだが原初のつばめのもの。
同化しつつある神楽のココロの中の怪しい部分で発見され、隠し事ができなさそうな態度をとりつつ一旦は放置される。
その後スピネルによって捕獲されて身の回りのお世話をさせられてしまう。が、botの情報を得ると消されかけてbotが連れていくことに。選択肢によってはそこで消滅する。
残留思念なのでそのうち消えてしまう人格なのだが、彼女には強い使命のようなものを感じて連れていくと、ぴょんこがライフギャザーを得るために回線を切り替えると"彼ら"に奪われてしまう事実を伝える。
いずれにしても、そこで消えてしまうつばめだったが、ラストストーリーでは彼女の発した天然の「モテモテですね!」というセリフからつばめの方でおぼろげながらも彼女の痕跡が残っていることが判明した。
「"彼ら"はいつだってどこでだって監視しています。ライフギャザーへ向かい、その謎を明かそうとする時に"彼ら"に情報が漏れるようなルートを作ったらダメなんです!」

 

スペシャルクラン

テルプシコラ

 
テルプシコラ
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如月 音羽が発症したクラン。発症理由は不明。フェノメノンは大規模なもので強さもアーヤ達から見て桁外れのものだった。
フェノメノン内は夕焼けの景色 中にいた人間はつばめやメノウを除いて石のようなフィールドに変化していた。
トライナリー達を制圧しつばめを殺害しようとするも、つばめの謎の力で本体を引きずり出され破壊される。つばめに対する発言からなにか重要なことを知っているようだが…?

 

ちとせ

 
ちとせ
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つばめのサーバントクラン。敵だった時はなぜか裸だった。発症者は文学少女だったがちとせはデジタルクラッキング能力に目覚めている。
だが同じハッカー属性のみやびとはなぜかクランの相性が悪い。
たまにみやびのハッキングを追いかけ妨害をして遊んでいるのがつばめによって目撃されている。
彼女たちと見るのクラン紹介時にはつばめからちーちゃんと呼ばれたがそれ以降では呼ばれている描写がない。誰かと被るからだろうか
発症者は高校生の赤城さやか、SNSでのいじめで親友が自殺したことが原因で発症。
名前の由来は発症者が使っていたハンドルネームがちとせだったため。

 

銀葉樹

 
銀葉樹
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つばめのサーバントクラン。通称は銀ちゃん。植物ときれいな石が好きで神楽坂トライナリーの植物の世話などをしている。
かなり怖がりの性格でつばめとコネクトするまで誰ともコネクトしたことがなかった。

 

リフィール・ペンドラゴン

 
リフィール・ペンドラゴン
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女剣士の姿をしたアーヤのサーバントクラン。愛称はリフィア。
ドーム戦でアーヤとコネクトしていたのもリフィアであり、剣による攻撃をブーストする能力を持つ。
重度の中二病患者でよくわからない固有名詞を入れて話すが、アーヤから見ると素直でいい子なようである。
ガブリエラ曰くコルトとも波長が合っていて気があるらしい。

 

ヒストンシャペロン

 
ヒストンシャペロン
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アーヤのサーバントクラン。隕石を降らせるというかなり強力な能力を持っているが、
現在はアーヤにシンパシーを感じてコネクト時は隕石の代わりに大量の剣を降らせる。
強力な反面アーヤでも使用後はガブリエラに運んでもらわないとならないほど精神を消耗する切り札的クラン。
音楽のメタルが大好きでその時の自分の精神状況でメタルのジャンルを変えながら聞いている。デイトラでもアーヤにここはしっかり書けというほど。
発症者は代議士秘書の武島ちづる。巨大な汚職を暴こうとするも逆に嵌められ、なんとしても事実を伝えたい想いから発症した。

 

クワイエットコルト

 
クワイエットコルト
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ガブリエラのクラン、ガブリエラのことはギャヴィ姉さんと呼んでおり、語尾に~ッスとつけるしゃべり方をする。
容姿が海兵隊の女性なのは男性が多い(と発症者が思っている)厳しい世界で活躍する女性こそが
発症者の望む能力至上主義社会の象徴であり、なおかつ銃をこよなく愛する気持ちもその姿に反映されているため。
発症者はニートの北原成人、発症理由は屑のような世界を変える今の自分にない力を渇望したため。

 

播磨屋藤治郎

 
播磨屋藤治郎
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みやびのサーバントクラン。通称とうちゃん。
性格も発症者から受け継いでおり、頑固一徹のとうちゃん気質のようだ。
コネクト時にはシールドを張る能力があり、フェノメノン時にはほぼとうちゃんの世話になるというくらいみやびにとって要のクラン。
発症者は金属加工の職人、播磨藤治郎。町工場を経営していたが経営難や後継問題で発症した。
クランは獣人だが、発症者と見比べてみると顔がかなり似ている。

 

メタモルガーVFX

 
メタモルガーVFX
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ウイングやブースターを装備した小柄な男の子のクラン。通称もるがーくん。
発症者は特撮が好きな男の子。

 

ラピスラズリ

 
ラピスラズリ
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白い服装をした少女のクラン。つばめにいきなり受け攻め談義を持ちかけたためおそらく腐女子。
発症者はドイツ生まれのハーフで小学校時に日本に来日して以来、日本の漫画が大好き。

 

楓雅

 
楓雅
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ガブリエラと相性のいい男の娘のクラン。男から女のクランが出ることはあるが楓雅は敢えて男の娘の状態で顕在化するという珍しい状態。
神楽坂トライナリーの中で最も女子力が高いらしく、ガブリエラも迷ったことがあった時に意見を聞くことがよくある。ヘッドセットをつけているのは発症者が生主のため。

 

ジョージ

 
ジョージ
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ガブリエラと相性のいいクラン。十字架を背負った大柄な体躯の男性で、記録映像では道路を滑走していたのみだったが銃の使い手であるらしい。
洋画の大ファンで渋めのハリウッドアクションが特に好き。

 

スウィーティーメルティー♪/二階堂愛瑠

 
スウィーティーメルティー♪
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神楽と相性がいいクラン。メルティ―のフェノメノン内では悪役の怪人と怪獣が暴れまわっているがトライナリー達の攻撃に対して
ほぼ無敵状態となっておりメルティーに同調し一緒に必殺技を放つことで敵を倒してフェノメノンを収束させるという珍しい事例だった。
発症者は7歳の少女、二階堂愛瑠(める)。発症理由は天国に行ってしまった母に会いたいという寂しさと強い想いが爆発した為。
彼女のフェノメノンは母親の住む天国へ行きたいという想いと、それは叶わないという相反する想いによって作られた。
コラボイベントでもその相反する想いが募って爆発してしまい、シャドウクランを顕在化した。

 

二階堂真理

 

スウィーティーメルティー♪を発症したきっかけである「二階堂愛瑠(める)」の母親。母はすでに亡くなっており、めるちゃんのクランストーリーにも過去の思い出の中で登場する。
名前はアプリ内では(おそらく)語られておらず、ファミ通.comの記事内にて「真理(まり)」という名前が確認できる。

 

モーフィアス

 
ゴミモーフィアス
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【モーフィアス】 [MORPHEUS]
ゲームのような世界のフェノメノンを展開しトライナリーを苦しめたクラン。
戦闘以降、よく神楽に蹴飛ばされたり罵られたりしているが、彼は幸せなようである。

  • 神楽からはゴミやらモー豚と呼ばれているが、一応神楽と相性がいい(?)クラン。
    記録映像時には神楽を触手状の腕で拘束しprprしたり服をひん剥いてメノウの姿に着替えさせるなどやりたい放題していた。
    発症者は廃課金プレイヤーであるとともにフレイメノウのファンであったため、味方となった後は
    劇場内でダラダラしながらフレイメノウの布教活動をしている。それが功を奏してか聴き始めているクランもいる様子。
    クラン戦時はコネクトすることで本体が物理的なシールドとなり敵から殴られているらしい。
    カプドラのトッププレイヤーだったが、バグにより没落してしまい失意のどん底から発症したようである。
     

クランネフェル

 
クランネフェル
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みやびと相性のいい不思議の国のアリスのような見た目のクラン。
敵だった時の鎮静化をしたのがみやびであるためか相性がいいのはみやびだが、記録映像では神楽とコネクトし、斬撃を飛ばせるようにしていた。
クランの能力としては強力な呪いを持っている。

 

スピネル

 
スピネル
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チュートリアルのバトルで登場した修道女のようなの本体に巨大な機械の腕がついているクラン。
とある人物の心の中で自分が排除されることを察知して襲ってくる。チュートリアル以降一切出てこないことから、なんらかの特殊なクランだと思われる。
神楽がコネクトしているクランとして登場。
チュートリアルの戦闘は千羽鶴だけでは捕獲が不可能だったのをプレイヤーにチュートリアルとしてやらせることで
捕獲に成功し神楽にコネクトする結果につながっていることが判明した。このクランが千羽鶴の計画にとって重要な要素とのこと。
能力は不明だが、神楽のトライガジェット起動時に自動的にコネクトされ、他のトライナリーより抜きんでた強さを発揮することができる。
神楽の母である卯月美佐子のクラン、スピネルだということが千羽鶴の発言により判明。
神楽チャンネル以降、このスピネルが『ハーフ人格』であるぴょんこのもう一人の主であることが明かされる。
スピネルの名前の由来は「発症者の卯月美佐子が大好きだった宝石の名前」で、正確にはブラックスピネルのこと。
娘である神楽にもその勝負時に必ず持たせていた。パワーストーンとしてのスピネルの効能は"自己実現"である。
"想い描いた未来を実現する"ことは同時にネガティブなビジョンも"自己実現"してしまう諸刃の剣だが、それは神楽にとって大事なものだった。
クランとして最強の相性である親子関係と、そのクランが持つ"自己実現"の力が戦いを始めて間もない彼女が圧倒的な力を持っていた理由。
スピネルは巨大な機械の腕を持ち、神楽の扱う武器から攻撃能力の高さも見られるが、戦闘時の最も強力なスキルは防御である。
その大きな腕の意味は【赤ちゃんを抱きしめて護る、お母さんの想い】。自らの意志で発症しココロを壊されても、神楽を護ろうとした母の想いでもある。

 

マリン・ザ・リード

 
マリン・ザ・リード
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【マリン・ザ・リード】 [MARIN THE READ]
ハロウィンパーティに魔法使いのコスプレで行くも、周りは皆アニメキャラで一人、浮いた一般人が生んだクラン。
自分が認める本当のハロウィンムードの世界を作る。

  • アプリでのSSRクラン。スペシャルクランではないが、イベント「あま~いチョコは誰の手に?」で現実の劇場に登場した。
    マリン達はこれまでのエピソードに登場しなかったクランで、スペシャルクランと同様フェノメノンを発症して味方になったのだろうか?
    フェノメノンを発症するということは、彼女たちもセルフクランと考えていいのかもしれない。(アプリ内のサーバントクランたちは全員がセルフとは限らない)
    マリン・ザ・リードは発症時期(ハロウィン)がほぼ確定していて、2016年10月31日のTwitterは彼女たちの発言が一切なかった。その辺りの時期に発症した可能性はある。
    クランの中には別衣装としてイベント時期に追加されるものがいて、マリン・ザ・リードもその一人。クランに実体はないが衣装は着替えてるらしい。普段着ている魔法使いの衣装も自分で作ったとのこと。
     

らんちゅうさん

 
らんちゅうさん
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【らんちゅうさん】 [RANTYU]
1匹100万円もする金魚を猫に食べられてしまった金魚愛好家が発症して生んだ
ゆらゆらと漂う金魚のクラン。漂ってるうちによく姿を消すらしい

  • アプリでのSSRクラン。イベント「あま~いチョコは誰の手に?」でマリンと同様イベント以外で登場していない通常クラン。
    同イベントのアーヤのブロマイドエピソードにも登場している。一緒にチョコを作っていた。
     

天原真希詩

 
天原真希詩
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【天原真希詩】 [MAKISHI AMABARA]
風の強い日にチラッとするものを目撃して以来、そういうものに目覚めた男が生んだ
風を自在に操り、はた迷惑な強風を起こす天狗の威厳なんてどこにもない天狗クラン。

  • アプリでのSSRクラン。イベント「あま~いチョコは誰の手に?」でマリンと同様イベント以外で登場していない通常クラン。
    同イベントのガブリエラのブロマイドエピソードにも登場している。
     

寅沢ハル

 
寅沢ハル
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【寅沢ハル】 [HARU TORASAWA]
ダイエットによって抑制された食の衝動が生み出したクラン。
食欲を解き放ち衝動のままに全ての食べ物を喰らい尽くす。
見た目より量が何よりも大事

  • アプリでのSSRクラン。イベント「あま~いチョコは誰の手に?」でマリンと同様イベント以外で登場していない通常クラン。
    バレンタイン間近で暴走するモーフィアスと共にチョコを盗んだり、説得に聞く耳を持たなかったことなどクランとしての欲望に忠実。