Tag: ボーマンダ いかく メガボーマンダ メガシンカ 範囲技 ドラゴン ひこう S操作 おいかぜ りんしょう
目次
基本データ
概要
ORASでメガシンカを獲得したホウエン地方の600族ドラゴン。能力が全て高水準で、アタッカー・サポート・相性補完など様々な用途で採用されうる。
トリプルバトルでは「スカイスキン」と「ハイパーボイス」の組み合わせが強くメガシンカが大半。とはいえメガシンカ前も高性能。メガシンカしない運用も考えられる。
アタッカーとして
メガボーマンダは特性「スカイスキン」により高威力のひこう技を扱える。メガシンカ後のS120族という値も強力で、S100族のメガガルーラを補正なしで上回る。
種族値と技が優秀で、物理型・特殊型の両方が存在する。ただ、相手全員を攻撃する「ハイパーボイス」を採用した特殊型が多い。
物理方面は種族値・技威力共に高く、強力な瞬間打点を出せる。ハイパーボイスを主体とし、とくぼうの高い相手へのメタにすてみタックルを採用する型も存在。
「かわらわり」「じしん」「かえんほうしゃ」など補完に優れたサブウェポンも持つ。
サポーターとして
じめん、かくとう等の物理の多いタイプに対して耐性があり、耐久種族値も高いため『いかく枠』としても優秀。メガシンカすると「いかく」を失うので、敢えてメガシンカさせずに「いかく」を残すプレイングor他の味方にメガシンカ枠を譲っているパーティも見られる。
また、『おいかぜ』を覚えることができるため、S操作役として採用することもできる。
他のいかく枠ポケモンに対してひこう打点の通りが良いため、「いかく枠に有利を取りやすい」いかく枠であり、範囲打点やS操作を兼ねることができる点が非常に優秀。
採用理由や固有の能力
- 『スカイスキン』+ノーマル技で強力なひこうタイプの攻撃を出せる。特に『ハイパーボイス』による範囲攻撃は魅力。
- トリプルで重要な特性『いかく』を持ち、高速かつ範囲持ちで中央適正が高い。
- すばやさ種族値が高い。メガシンカ後は性格補正なしでもs100族を抜ける。
- じめん・かくとう・ほのお・みず・くさ等に耐性を持ち強く出られる。
似た役割を持つポケモン
技
ひこうタイプの攻撃技
メガシンカ後の特性『スカイスキン』によってノーマル技がひこう技に変化し、威力が1.3倍になる。
『スカイスキン』によって変化した技は対角に届かない点に注意。
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
ハイパーボイス | 特殊範囲技で、メインウエポンとして最も採用率が高い。音技なので「みがわり」貫通。 | 70% |
すてみタックル | 物理型のメインウエポンとしての採用、特殊型のサブウエポンとしての採用がある。 | 36% |
採用頻度の低い技
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
りんしょう | 「りんしょう」ギミックを組み込むことが可能。 | 6.8% |
そらをとぶ | 元々ひこう技で対角にも撃てる。味方の「ほろびのうた」回避に使える。 「ねこのて」と「ねごと」の両方で選ばれない技に該当。 | 5.7% |
おんがえし | 反動を嫌う場合の物理技。 味方の攻撃と合わせて倒す場合などに採用される。 | 3.9% |
やつあたり | -% | |
いびき | ねむりにされた特殊型の反撃手段。音技なので「みがわり」貫通。 | 3.0% |
からげんき | やけどにされた物理型の反撃手段。 | 2.9% |
はかいこうせん | 上記の技を耐える調整の相手を強引に崩すなら。反動で動けなくなる点は忘れずに。 | -% |
ギガインパクト | -% | |
いかり | 味方から連続技を受ける前提で使用。物理アタッカー型なら候補。 | -% |
スカイスキン適用外の攻撃技
ドラゴンタイプの攻撃技
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
りゅうのはどう | 対角への攻撃が可能で、端にいる際でも圧力をかけやすくなる。 | 28% |
りゅうせいぐん | 特殊最大火力。 | 16% |
採用頻度の低い技
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
ドラゴンクロー | 物理型の場合の選択肢。 ひこう技で事足りる場合が多いが、ギフト構築などでは採用できる。 | 7.0% |
ドラゴンテール | 「ねこのて」で選ばれないため、猫の手輪唱パーティにおいて使われる事がある。 | -% |
タイプ不一致の攻撃技
主にタイプ一致技を両方とも半減するはがねタイプに対抗するために使われる。
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
かえんほうしゃ | 苦手なはがねやこおりへの打点。特にギルガルドを非接触で焼ける点が優秀。 | 25% |
だいもんじ | 9.0% | |
じしん | 補完は優秀だが味方を巻き込む。 | 13% |
かわらわり | 特に苦手なバンギラスとヒードラン双方に対しての打点をとりやすい。 | 6.6% |
採用頻度の低い技
変化技
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
まもる | 「いかく」や優秀なタイプによってサイクルにも強く、大切に扱うための技。 | 90% |
おいかぜ | すばやさ操作技。最後っ屁に。 | 36% |
はねやすめ | 有利盤面でのリソースの回復や、居座りターンを増やしての盤面の維持が見込める。 | 7.6% |
採用頻度の低い変化技
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
りゅうのまい | 自力でASを同時に上げる積み技。 | 5.4% |
ねごと | 催眠技対策。「ねこのて」で選ばれない。 | -% |
ほえる | かげふみ・積み技・トリックルームへの対抗策。「ねこのて」で出ない技に該当。 | -% |
もちもの
もちもの | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
ボーマンダナイト | メガシンカが基本前提。非メガシンカ型は約4%である。 | 96% |
メガシンカをしない場合のもちもの
技名 | 説明 | 採用率 |
---|---|---|
こだわりメガネ | 特殊型の火力を大幅強化。技の使い分けはできないが「りゅうせいぐん」の撃ち逃げとは好相性。 | 0.8% |
いのちのたま | 物理型・特殊型・両刀型のいずれでも火力強化+技の使い分け可能。反動ダメージにより長居はしにくい。 | 0.5% |
オボンのみ | 「いかく」を撒くために頻繁に交代する過程で削れたHPを回復。 | 0.5% |
こだわりハチマキ | 技の使い分けは無理だが物理型の火力を大幅強化。 | 0.4% |
こだわりスカーフ | 技固定のリスクと引き換えに、最速で持っていれば最速テッカニンより、準速でもメガフーディン・メガゲンガーより先に行動できる。 | 0.4% |
ヤチェのみ | こおり技のダメージを一度だけ半減。相手のサブウェポンによる事故死は減らしやすい。 | 0.3% |
ラムのみ | 状態異常を治す。味方の「しんぴのまもり」に頼る方が楽。 | 0.3% |
調整
テンプレートを単体考察テンプレページ(新)/改訂案/パーツ#effortからコピペし、記述してください。
型考察
特殊型
持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:おくびょう
技構成:ハイパーボイス / りゅうのはどう / おいかぜ / まもる
調整について
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|---|
努力値 | 4 | 0 | 0 | 252 | 0 | 252 |
実数値 | 171 | - | 100 | 162 | 100 | 167 |
メガ後 | 171 | - | 150 | 172 | 110 | 189 |
使用感
高い素早さから通りの良い特殊範囲打点を使える削りのエース。最後に上から倒し残した相手を一掃する運用も強力。耐性も良く、サイクルにも組み込みやすい。
いかく枠やねこだまし枠として採用されやすいかくとうタイプに特殊打点で弱点を突くことができる。
いかく、範囲削り、素早さ操作を1匹で担当できて非常に便利。役割過多にならないようにしたいところ。
同じ構築に入れたいポケモン
- バンギラス:
攻撃範囲と耐性の双方で補完の効いた組み合わせ。
交代先としても優秀で、横に並べて範囲技で攻撃するのも強力。 - ドリュウズ:
主にバンギラスと合わせて採用される。
こちらもボーマンダと縦横で補完の効いたポケモンで、ボーマンダが浮いているのでドリュウズがじしんを打ちやすい。
ボーマンダ+バンギラスの並びに通りが良いフェアリータイプを牽制できる。
両刀型
持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:やんちゃ
技構成:ハイパーボイス / すてみタックル / おいかぜ / まもる
調整について
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|---|
努力値 | 4 | 116 | 4 | 164 | 0 | 220 |
実数値 | 171 | 187 | 101 | 151 | 90 | 148 |
メガ後 | 171 | 198 | 151 | 161 | 99 | 168 |
使用感
本来引かなければならないニンフィアを対面から突破できる。
なお、Bに厚く振ったニンフィア(メガガルーラのすてみタックル耐え調整)は倒しきれないので、味方の追撃が欲しい。
副産物として、カポエラーやハリテヤマなどの「役割対象だがハイパーボイスでは1発で倒せないポケモン」を1発で倒せるようになるので、役割遂行の速度が上がる。
すばやさを最低限まで削り、とくこうに振っているので、本来の役割である範囲エースとしても機能する。
物理型
持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:ようき
技構成:すてみタックル/ かわらわり / おいかぜ / まもる
調整について
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|---|
努力値 | 4 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
実数値 | 171 | 187 | 100 | - | 100 | 167 |
メガ後 | 171 | 197 | 150 | - | 110 | 189 |
使用感
単体打点の高い『すてみタックル』でモロバレル・ニンフィアを縛れるポケモンとして運用する場合、耐久・素早さを削らず物理に振りきることも多い。
物理型だとはがねタイプへの遂行打点が『かわらわり』や『じしん』になりバンギラス・ヒードランに対して打点を持てるが、ギルガルドには無抵抗になったり味方を巻き込んだりと少し癖がある。
D振り型
持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:せっかち
技構成:ハイパーボイス / おんがえし / おいかぜ / はねやすめ
調整について
能力 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|---|
努力値 | 212 | 4 | 0 | 44 | 132 | 116 |
実数値 | 197 | 156 | 90 | 136 | 117 | 148 |
メガ後 | 197 | 166 | 135 | 146 | 127 | 170 |
- A:221-134モロバレルをすてみタックルで最低乱数以外1発(218~260)
- H-B:A194メガガルーラのおんがえしをいかく込みで99.9%で2耐え(55~66+27~33)
- C:181-120メガガルーラをWダメージハイパーボイスで最低乱数3回以外で3発で倒せる(60~72)
- H-D:C156ルンパッパ・ニョロトノの不一致れいとうビームを最高乱数以外耐え(168~200)
- S:メガシンカ後、最速102族(ガブリアス)+1
備考:Bに下降補正をかけているがHに振っている分、無補正H4振より物理耐久は上。
使用感
『ひかりのかべ』を使えるサポーターと一緒に繰り出し、『はねやすめ』で回復しつつ、スカイスキンからの高打点で相手に負担をかける型。
サポーターの火力がないことが多く、メガボーマンダ分の交換先を用意できないため、初手対面で可能な限り無理矢理動かすことを意図した配分。
同じ構築に入れたいポケモン
- 『ひかりのかべ』を覚えるポケモン:
『ひかりのかべ』でメガボーマンダの特殊耐久を補うことができる。
『ひかりのかべ』でサポートするポケモンは、耐久及び素早さに努力値を振っていることが多く、決定力になりにくい。
そのため役割が薄い時は他のポケモンに交代したいが、サポート先が相手に圧力をかけていないと、相手に好き放題される。
メガボーマンダは数値の高さから無理矢理動かすことができるため、交代先を用意せずに済むため相性が良い。
またメガボーマンダは半減しにくいひこう技を物理・特殊で打ち分けることで相手に負担をかけやすい。
構築サンプル集
特殊型
両刀型
物理型
- デバフ式信長 [第3回雨滅びオフ] [ORASトリプル](シルトさん)
キュウコン/ナッシー/モンジャラ/ブーバーン/ダーテング/メガボーマンダ
D振り型
その他情報
タマゴわざについて
「ハイドロポンプ」はタッツー・ギャラドス・ミロカロス・クズモーなどから遺伝可能。
「りゅうのまい」はタッツー・ギャラドス・ミニリュウ・チルタリス・キバゴなどから。
「ドラゴンダイブ」はミニリュウ・フカマル・モノズなど。
関連ページ
- カイロス
- バンギラス
- サーナイト
- ドリュウズ
- モロバレル
- ランドロス
- ニンフィア
- ドラゴンタイプ
- ひこうタイプ
- いかく
- パーティ解説/無天候パーティ(その他メガ軸)
- パーティ解説/砂嵐パーティ
- パーティ解説/ギミック/輪唱パーティ
参考リンク
パデックさんの動画があります。猫の手輪唱パーティでメガボーマンダ採用。
栞_さんの動画があります。対戦相手ツクミさんがサポーター型ボーマンダ採用。
前時(TN:ゆうし)さんの動画とBVがあります。物理型メガボーマンダ採用。
komatsu 428さんの動画があります。対戦相手ミルキーさんが物理型メガボーマンダ採用。
ばなならーめんさんのBVがあります。両刀型メガボーマンダ採用。
ゆーばけさんのBVがあります。物理型メガボーマンダ採用。
ファイヤーギャロップポニータ!重いぞ!そしてギミックで味方に岩をぶつけられるマンダ
ユウケイさんのBVがあります。「いのちのたま」持ち「じしんかじょう」物理型ボーマンダ採用。
シャリタツヘイラッシャ…代理のマンタインテッポウオだ!
アオリアさんのBVがあります。猫の手輪唱パーティで「ほえる」持ちメガボーマンダ採用。
シタンさんのBVがあります。対戦相手カワリミさんが特殊型メガボーマンダ採用。
コメント
- 調整例の仮想敵の187いのちがけはムクホークではなくアギルダーですね。参考記事の時点で間違えられてます。 -- 秋桜? 2021-10-21 (木) 12:10:43
- 参考記事のほうはムクホークとも明記してなかったんですね。失礼しました。 -- 秋桜? 2021-10-21 (木) 12:13:20
- 全体的に補足修正させてもらいました。調整例にあったD振り型は型考察に移動しました。調整が2箇所にあると見づらいためです。 -- おーたむ? 2021-10-30 (土) 11:22:15
- D振り型は、リンク先のブログでも火力が欲しかったとあるので、削除してもいい気がします。 -- 2021-10-30 (土) 11:23:07
- D振り型がおんがえし採用を前提にした調整だったにも関わらずおんがえしがなかったためりゅうのはどうをおんがえしに差し替えました。 -- なわたけい? 2022-12-30 (金) 02:08:30