Tag: 初心者向け
目次
はじめに
伝説のポケモンは倒してしまっても殿堂入りしたら別個体と再戦できます。
ラティオス、ラティアス以外の伝説のポケモンはストーリークリア後、環境が整ってからの厳選をオススメします。
基本的な厳選の流れ
- 厳選のための準備
- 各種要員の採用理由、注意事項
- シンクロ(必須)
先頭のポケモンを目当ての性格の特性シンクロ持ちにすることで、50%の確率で性格が目当てのものになる。
瀕死なのが望ましいのは、瀕死でもこの効果は発揮されることと、
瀕死であれば初手に以下の性格や素早さ判定を行うための個体を出すことができるからである。 - 性格+素早さ判定
2匹目は性格と素早さ判定を同時にできるポケモンにする。
具体的には”HPが減った時に消費し、特定の性格の場合混乱してしまうきのみ(フィラ、ウイ等)を目当ての素早さ-1の実数値から”なげつける”を使えるポケモン。
ダメージを受けてもきのみを消費してしまわない、十分にレベルが高いかタイプ相性の良いポケモンを用意する。
バトル開始後まずなげつけるを使い、”相手が先に動き”、”きのみを食べて相手が混乱する”までリセットを繰り返す。- なお、性格+素早さ判定は無理に一つのポケモンにまとめる必要はない。
すばやさ上昇補正の性格を粘る場合は、
持ち物”食べると混乱するきのみ” 技”なげつける”
は無くても素早さ判定可能であるが、
目当ての性格で無いポケモンもある可能性もあるため注意。
(例 「ようき」シンクロを先頭にしていたが、実際には「おくびょう」の個体が捕まった)
- なお、性格+素早さ判定は無理に一つのポケモンにまとめる必要はない。
- 第六世代までは、手持ちのポケモンが6匹の場合、
野生のポケモンを捕まえると、捕まえたポケモンは自動的にボックスに送られる。
そのため、捕獲直後にステータスを確認したい場合は、
手持ちのポケモンを5匹以下(空きを作る)方が望ましい。
- シンクロ(必須)
- 厳選開始後の手順
- 戦闘前
・必要なポケモンやアイテムが揃っているか確認する
・戦闘開始直前の状況でレポートを書く
・ほかくパワーを使う(マスボ使用なら不要)
・戦闘に入る - 戦闘開始後
・(すばやさ厳選中なら)行動順ですばやさ個体値を確認する
・特定のきのみを投げつけることで性格を確認する
・望むものではなかった場合リセットする - 捕獲
マスターボールを使えば即座に捕獲可能。マスターボールの複数入手にはものひょいひょいがおすすめ。
気軽に使えるものではないため、基本的にタイマーボールやダークボールを使うことになる。
基本的にHPを1にした後、眠り状態にしてボールを投げる。
捕獲要員で一般的なのは十分にレベルの高い、特性”ポイズンヒール”のキノガッサ。
キノココLv40で”キノコのほうし”を、技マシンで”みねうち”を覚える。
どくどくだまによって毒状態にすると、特性でどんどん回復し攻撃されても安心して耐えることができる。
既に状態異常になっているため、他の状態異常になった場合の心配をする必要がないメリットもある。
持ち物についてはどくどくだま固定…とは限らず、事前に毒にしておくことで、
回復量強化のたべのこしや、みねうち強化のシルクのスカーフを使うことができる。
みがわりを使うことでダメージを受けるタイミングをずらすこともできる。 - 捕獲後
能力値を見て求める能力値以上でない場合リセットする。
求める能力値以上であればバトルリゾートに行き個体値ジャッジを行う。要求能力を満たしていることをしっかり確認してからセーブをする。
- 戦闘前
ゲームリセット(再起動)の方法
startボタン・selectボタン・Lボタン・Rボタンの4つを同時に押すことでゲームリセットが可能。
伝説のポケモンを捕まえる直前でレポートをし、目的のステータスの個体が手に入るまでリセットを繰り返そう。
厳選の流れ・発展編
- 素早さ判定できる特性
伝説のポケモンには”プレッシャー”などの登場時に表示を伴う特性を持つポケモンが多い。
こういったポケモンを厳選するときはこちらも表示を伴う特性のポケモンを性格判定要員にすることで、技を使うより早いタイミングで素早さ判定ができる。
1回に短縮できる時間は微々たるもので、用意するのに時間がかかっては元も子もないため参考程度にすべき。
目標の性格がすばやさに補正を掛けるものの場合、性格+素早さ判定を1ターンで出来るため有効。
- 目標個体値が出現する確率
トリプルバトルがある第6世代は第七世代以降と比べると非常に厳選の難易度が高い
自分の中である程度の基準を決めておこう。
シンクロ成功率(+自然発生率) 50(+2)%
目標とする能力3点に固定Vが配置される確率 3/6*2/5*1/4=1/20
残りの能力値2つが共に個体値21以上である確率 10/32*10/32=100/1024=約1/10
個体値指定3V:1/20×残り個体値妥協ライン1/10×性格一致1/2=1/400
残り個体値21以上という"緩い"条件でも、1/400でしか出現しない。
参考にまで、第七世代のカプ・テテフのめざめるパワー(ほのお)厳選は1/80、第八世代のダイマックスアドベンチャー・色違い厳選は1/100である。
採用の妥協ラインについてこの記事が詳しい。
厳選に便利なポケモン
状態異常にするポケモン兼HPを減らすポケモン
キノガッサ
特性:ポイズンヒール
必須技:キノコのほうし/みねうち/みがわり
選択技
つるぎのまい(回復技を持つデオキシス等に対して1回でHPを減らせる)
おんがえし(みねうちの2.5倍威力が出る)
みねうちと催眠を両立でき、特性による回復で倒されづらい。
ただし、キノコのほうしを覚えるのはキノココ(Lv.40)のみで、
キノガッサに進化した後に習得できないので注意。
エルレイド
特性:なんでも
必須技:みねうち/さいみんじゅつ/でんじは/いやしのはどう
みねうちと状態異常技を覚える。
ただし、さいみんじゅつの命中が60と低いため、命中安定のでんじはを使うか、
こうかくレンズやめいちゅうパワーによるフォローが必須。
パラセクト
特性:かんそうはだ
必須技:キノコのほうし/みねうち/みがわり
キノガッサと同じくみねうちとキノコのほうしを両立できる。
とくせい「ほうし」だと相手をねむり以外の状態にすることがあるため、「かんそうはだ」が望ましい。
ドーブル
特性:テクニシャン
必須技:みねうち/キノコのほうし
選択技
みずびたし(タイプ変更でビリジオンにキノコのほうし、ギラティナにみねうちを当てられる)
はらだいこ(HP1/2減少のデメリットがあるが、攻撃ランク最大化で低い攻撃力をフォローできる)
過去作からの移送以外の入手手段がXYのみだが、専用技「スケッチ」であらゆる技を覚えることができる。
素早さ以外の種族値の低さとスケッチによる技の習得に手間がかかるのが欠点だが、
弱点の少なさや覚えさせる技次第であらゆるシチュエーションに対応可能なのが利点。
HPを減らすポケモン
オコリザル
特性:なんでも
必須技:いのちがけ
いのちがけを覚えるポケモンならばなんでも良いが、ORAS内で捕獲できてレベルでいのちがけを覚えるのでオコリザルを抜擢。
みねうちでの削りに数ターンかかるレジロック、レジスチル、ヒードランの厳選に便利。
HP実数値をレジ系なら125、ヒードランなら165に調整する必要はあるが、1ターンでHP削りとH個体値の足切りを行える。
レベル1のケーシィやラルトスを先頭にしてシンクロ、
後攻テレポートか死に出しからオコリザルいのちがけで倒せたらリセット、HPが残れば捕獲。
必須ではないがいると便利なポケモン
HPを減らすポケモン
ココドラ
特性:がんじょう
必須技:がむしゃら
レベル1によるがんじょう+がむしゃら要員。
がむしゃらはタマゴ技だが、バトルリゾートの技教え人から教えてもらえる(要:BP16)
ドンファン
特性:がんじょう
必須技:がむしゃら/かぎわける
ココドラと違い、かぎわけるを覚えられるのが差別点となる。
かぎわけるを使えば、ギラティナに対してもみねうちといのちがけを当てることができる。
さらに入手困難なイバンのみを持たせておけば、攻撃を受けた次のターンにがむしゃらを打って退場という流れも可能。
ただし、かぎわけるを覚えられるのが進化前のゴマゾウ(Lv.1)のみ、
加えてドンファンへの進化レベルが25な事に注意が必要。
ボールを投げる機会を増やすポケモン
伝説のポケモンはPPが少ないポケモンもおり(例、ルギアとホウオウは合計PP20、かつ耐久ステータスが高いため、HPを削るのに時間がかかる)
相手の特性を変更することでPP切れを防ぎ、ボールを投げる機会を増やすことが出来る。
アイアント
特性:なまけ(隠れ特性)
必須技:なかまづくり
特性のなまけを相手に押し付けることで疑似的にPPを増やすことができる。
また、特性「プレッシャー」を消すことで、こちらのPP消費を抑えることもできる。
そして、相手がなまけている間に捕獲要員が安心してキノコのほうしやさいみんじゅつを使うことできる。
アイアントは必ずしも手持ちに入れる必要はないが、
入れておくと便利なポケモンである。
なお、アイアントはORASで出現せず、XYの群れバトルにて夢特性のアイアントを入手できる。
ナッシー
特性:しゅうかく(隠れ特性)
必須技:スキルスワップ トリック
もちもの:ヒメリのみ
特性しゅうかくは、50%の確率(天気がはれのときは100%)で
最後に消費したきのみを拾ってくる。
そのため、トリックで相手にヒメリのみを相手に持たせ、
特性をしゅうかくにすることにより、
PP切れを防ぐことが出来る。
厳選が難しいポケモン
ラティオス/ラティアス
以下の2種類の入手パターンが存在する。
- シナリオ途中で入手する(オメガルビーラティオス アルファサファイアラティアス)
- 「むげんのチケット」をすれ違い通信で入手して、殿堂入り後に南の孤島で捕まえる。(オメガルビーラティアス アルファサファイアラティオス)
シナリオ途中で入手する場合
トウカジムのセンリを倒し、その後「なみのり」を使って118番道路を右に進むと、ダイゴと遭遇する。
その後のイベントで、南の孤島でオメガルビーではラティオス、アルファサファイアではラティアスを入手することになる。
むげんのチケットを持っていない場合、
ゲーム内でラティオス/ラティアスを入手できる機会はここだけなので、厳選できるのもこのタイミングしかない。
残念ながら第六世代には王冠もミントもないので、対戦で使うのであれば厳選しておきたい。
※このとき、ラティオス/ラティアスとは戦闘が発生しないので、他の伝説のポケモンと厳選方法が異なる。
トウカジムのセンリを倒してからの準備
センリに勝利すると、ミツルと一緒にキンセツシティに移動することになる。
捕まえておいたラルトスを、ボックスから手持ちに引き出しておく。
ラルトスを手持ちの先頭に置く。ひんし状態にしておくと後で楽。
スパトレで「すばやさバッグL」を入手しておくと、後で素早さ個体値の判別に使うことができる。
キンセツシティから右に進み、秘伝技「なみのり」で118番道路をさらに右に進むと、ダイゴと遭遇する。
※ここで、オメガルビーではラティアス、アルファサファイアではラティオスが駆けつけてくるが、この後入手するのは別のポケモンなので注意。
イベントで南の孤島に上陸する。奥に進む前にレポートを書いておく。
厳選の流れ
南の孤島の奥へ進むと、イベントが進行する。Aボタン連打で会話を進めてよい。
オメガルビーではマグマ団、アルファサファイアではアクア団とマルチバトルが発生する。
相手はドガースとバクーダ(オメガルビー)、またはベトベターとサメハダー(アルファサファイア)。
こちらは手持ちの先頭(先頭がひんしのラルトスの場合は二番目)のポケモンと、ダイゴのメタングで戦う。
マルチバトルに勝利すると、イベントが進行し、ラティオス/ラティアスが仲間になる。
手持ちが6体いる場合は、ここで手持ちを1体ボックスに送ることができる。
必ずラティオス/ラティアスを手持ちに加えよう。
能力の決定タイミングが手持ちに入れた後のため、シンクロ要員と入れ替える形で手持ちに入れるとシンクロが不発になるので注意。
118番道路でダイゴと別れると、手持ちを確認できるようになるので、ラティオス/ラティアスのステータスを確認する。
厳選し直す場合はリセットし、レポートを書いたところからやり直す。
おくびょうな性格、Lv.30の場合の6Vステータス
※素早さを含めた4か所以上が上記のステータスと一致する場合、素早さ個体値が30のことがある。
このとき、素早さに努力値を12振り、素早さが89に上がれば個体値31、素早さが88のままであれば個体値30である。
(ラティオス・ラティアス共通)
スパトレですばやさバッグLを使うと楽。
むげんのチケットを使う場合
すれ違い通信で「むげんのチケット」を入手した場合のみ発生するイベントである。
PSSにオンライン、オフラインの状態で、ORASのトレーナーと一定数すれちがい通信が行われると、「テレビナビ」の右上に赤いポストが表示される。
ポストをタッチすると、すれちがい通信をした相手のデータを受け取り、ひみつきちや、相手が最後に訪問したまぼろしの場所が表示されるようになる。
このとき、むげんのチケットを所持している人とすれちがい通信を行うと、「むげんのチケットを受け取った。ポケモンセンターへ行ってみよう」と表示される。
ポケモンセンター内左奥に、配達員が現れるので話しかけるとむげんのチケットを入手できる。
カイオーガ/グラードン
話しかけてからのゲンシカイキのムービーが長い。
実に80秒近くもかかるため、リセットの度にこのムービーと向き合わなければならない。
シナリオ途中の初遭遇時ならこのムービーがないので
こちらならば…と言いたいところだが、こちらはこちらで捕獲後のエンディングが非常に長いためコレもまた面倒な仕様になっている。
特性表示によるS判定が出来るので、S判定が合格なら捕まえると言う厳選方法なら、シナリオ途中厳選も選択肢になるか…?
よって、余程のことがない限りはシナリオ終了後に厳選するのが望ましい。
ディアルガ/パルキア
手持ちにユクシー、エムリット、アグノムの3体を入れて大空を飛ぶ。
シンクロ要因と合わせると手持ちの枠が少ないため、ユクシーで「あくび」をするか、3匹とも習得可能な「でんじは」でまひ状態にするなどしたい。
ギラティナ
手持ちにディアルガとパルキア両方必要。パルキアはORのみ、ディアルガはASのみに出現するため、
片方を持っていない場合は誰かに借りよう。
ボルトロス/トルネロス
特性いたずらごころにより、素早さ判定が面倒。
素早さ判定要員を挑発を覚えた特性いたずらごころのヤミラミやエルフーンにすることで解決できる。
手持ちにポワルンが必要。
ランドロス
キュレム
手持ちにレシラムとゼクロムが必要。
フォルムチェンジに必要ないでんしのくさびは、キュレムが出てくる洞窟に隠しアイテムとして出てくる。
ダウジングマシンで探そう。
レジギガス
手持ちにレジロック・レジアイス・レジスチルが必要。ほかの細かい条件もある。
シンクロ役・性格素早さ判定役・移動するためのなみのり+そらをとぶ役・すぐに能力を確認するための空きと枠が足りないため厳選には工夫が必要。
クレセリア
マボロシのばしょのひとつ、ゆみなりのしまで捕獲できる。
ゆみなりのしまは出現率が低いため、ネット接続とリセットを繰り返す”マボロシのばしょ厳選”の必要がある。
ファイヤー/サンダー/フリーザー
カロスマーク付きはX・Yでのみ捕獲が可能。
殿堂入り後、最初にもらった御三家に対応するポケモン(ハリマロン:フリーザー、フォッコ:サンダー、ケロマツ:ファイヤー)が各地を飛び回るようになる。
どうにかしてエンカウントすると彼らはすぐに逃げ出すが、エンカウント+逃亡の流れを11回繰り返すことで最終的にマップ「わだつみのあな」で固定エンカウントするようになる。
この作業を経て厳選がスタートする。
3匹の鳥ポケモンの内、サンダーの強さと需要が飛びぬけていたため11回エンカウントする作業を俗に「サンダーイレブン」と言う。
サンダーイレブン参考URL
野生のいろちがいが出現しないポケモン
野生のポケモンは、ある一定の確率で色違いのポケモンが出現するが、
固定シンボルの伝説のポケモンは、ゲーム内部の設定により色違いが出現しないようになっている。
BW/BW2でいろちがいを入手できないポケモン
レシラム・ゼクロム
*ORASでは色違いが出現する。
XYでいろちがいを入手できないポケモン
フリーザー・サンダー・ファイヤー・ミュウツー・ゼルネアス・イベルタル・ジガルデ
ORASで色違いを入手できないポケモン
コメント
- 「厳選に便利なポケモン」に追加の提案があります。伝説ポケモンのPP切れを防ぐために、アイアント(特性なまけを「なかまづくり」で押しつけて実質PP2倍にできる)と、ナッシー(特性「しゅうかく」を -- カルフール? 2021-09-29 (水) 11:48:04
- スキルスワップして、その後すり替えやトリックで「ヒメリのみ」を相手に持たせる)という方法がありますが、こちらも追加しても良いでしょうか。特にホウオウなどPPの合計が20しか無いポケモンは、いずれかの方法を使えば厳選が少し楽になります。 -- カルフール? 2021-09-29 (水) 11:51:01
- 自分は1番手シンクロ、2番手いのちがけでHP判定&削って捕獲率アップ、3番手素早さ判定でやってました。 -- こすもす? 2021-10-03 (日) 14:16:32
- エルレイドの「いやしのはどう」の箇所で「反動で勝手に倒れる相手にはいやしのはどうも使える。」とありますが、ORASとXYで出てくる野生の伝説・準伝説ポケモンで、「すてみタックル」等使用後に反動で倒れてしまう技を覚えているポケモンはいないはずです。そのため、一旦コメントアウトしました。 -- 2023-01-26 (木) 20:46:13
- いろちがいのポケモンが野生で出現しない設定(ブロックルーチン)を追記しました。 -- 2023-06-09 (金) 12:05:27
- 随時、伝説ポケモンの個別ページにリンクを掲載する予定ですが、まだ半分くらいしか終わっていません。 -- 2023-06-09 (金) 12:06:00