動乱の兆し

概要

ミッション「漆黒の部隊」による1マップのみという練習ステージ。
敵も大して強くないので、VBシリーズの経験者ならばそう困ることもない。
ただ、システムを理解していない初心者だと、そこそこ苦戦するかもしれない程度には歯応えはある。
ここで苦戦するようだと途中で詰みかねないため、初心者は変な意地を貼らずにノーマルを選ぼう。チュートリアルも必ずやっておこう。
ハードを選ぶと途中で難易度を下げることができないが、ノーマルならばいつでもイージー(強制勝利ボタンあり)に切り替えられる。

イベント一覧

選択肢について

選択肢はどちらを選んでも問題ないが、次の1章での雇用ユニットに関わってくる点は注意したい。
お勧めは圧倒的に「尋問の時間だ」による治世上昇。
というのも、治世によって開放されるユニットと覇道によって開放されるユニットでは、前者が大分優秀なため。
特に1章クリアで仲間になるジュデッカと相性が良いユニットが軒並み前者で解放されるのが大きい。
とはいえ後者を選ぶと優秀な称号と金運ユニットに恵まれるので、最終的には好みの範疇で収まるとは思われる。

「漆黒の部隊」

勝利条件
　クリプカ砦の制圧

敗北条件
　サウスゲート砦の陥落

S+条件
　5ターン以内に10師団以上撃破してクリア

報酬

「漆黒の部隊」 - 攻略

まず師団を解散して、治療費1のユニットを戦力外として考えよう。正直言って戦力として期待するのは少し厳しい。
彼らには内政によって生産量ブーストを担ってもらうことになる。重要なのは農業と工業の2つ。
農業は食糧を増やしてくれる。食糧はユニット運用での対価として必要なほか、農業・魔術・工業・商業への拠点投資にも必要
この拠点投資でとっとと工業、そして商業を上げていこう。前者はユニット雇用に、後者は食糧・魔力の代替ほか装備購入等にも必要となる。
治療費1のユニットは全部で7体いると思うが、ゴブリンをリーダーとすると農業従事16が手に入る。ゴブリンリーダーの師団をまず作ろう。
1体余るのでもう一つ内政師団を作る。お勧めはカーペンターを「秘書官の(人)小賢しい(無)」で雇い、工業従事12師団を作るというもの。
可能ならば、剣兵・盾兵・カアス・マタンゴレディも「秘書官の小賢しい」で雇って師団に組み込んでしまおう。
これら4体は初期所持している「力・刃・邪」のタクティカ各1枚で雇用できるので、使いやすい。戦闘にも参加させないので、食糧の減少は雇用時以外は気にしなくても大丈夫。
残った食料は拠点投資で工業に投資しておこう。序章では食糧はあまり使わないので、無駄に余らせておくのは勿体無い。

洗脳雇用はシステムが分かって来て雇い直しを考える段階くらいまで行ってからで十分。
序盤のうちに洗脳雇用を多用すると、雇用費・報酬が霊素へ変わってしまう関係で霊素が足りずタクティカを作れない→戦力不足の悪循環へ陥るので。

治療費1のユニットを外すと残り11体となる。このままだと2師団が完璧に埋まらないので、ユニットを1体雇用しよう。
お勧めはケルベロス。獣のタクティカを精製すれば雇用条件が分かるはず。称号はつけなくても全く問題ないが、「辻斬りの」で人特攻をつけておくと1章で結構便利。
雇ったユニットと合わせて12体で2師団作って進んでいこう。組み合わせはお好みでいいが、レオンハルトの「器」師団とノエルの「獣」師団を作るというのが無難だろうか。

このマップでの強敵はリネットくらいなもので、あとは正面から戦ってもそれなりに問題なくクリアできてしまう。
もし倒せないようなら弱点である土月の夜に挑むようにしよう。最短でクリアしたいなら逆算して水夜にゲームを始めればいいだろう。
またアイアンタートル等強いユニットはいくらかいるが、ミネルの塔の地形効果に魔族-24％の補正がかかるため、器師団で正面から殴れば力押しできることが多い。
ターンを無駄に経過させすぎると次のマップでの敵レベルが上がってしまうので、さっさとクリアしたいところだが、
ある程度ターンを経過させて資源をある程度ここで溜め込んでしまうのも悪いことではない。
特に1章では最低でも師団が3つは欲しいので、この段階でレオンの器師団、ノエルの獣師団、あとはあぶれたユニットで夜師団を作るといい。
可能ならば海金運師団も作れると良いが、そこまでは余裕がないかもしれない。お好みでいいかと。
色々な意味でチュートリアル的なマップなので、色々と試してみると良いだろう。

初周HARDではリネット本隊がかなり強い。 ゲーム開始時のかなり乏しい初期資源量もあいまって普通に苦戦を強いられる。
リネットは側面貫通追加攻撃にパリング持ち、功夫マシラは攻撃マシマシに側面パリング持ち、
アルラウネは遠隔魅了持ちで、さらに硬いヒーラーが2人いて毒麻痺呪いを無効化してくる。
敵の主力攻撃が側面攻撃なので前進防御または標的後逸の利用はほぼ必須。 標的後逸はこの段階では称号付与も装備付与もできず、
普通にスキルとして持っているのはマンドラゴラのみ。 シーフと魔術師もリーダースキルで持っているがさすがにリーダー枠がもったいない。
マンドラゴラも称号による防御力調整ができない上に夜持ちなので夜戦だと囮として安定しない。 前進防御をノエルあたりから調達するか騎のタクティカでつけよう。
0面限りの使い捨てとして、ガーゴイルを雇用するのもよい。 異常耐性があるため魅了も防げるし、リーダーにすれば前進防御と専守防衛もついてくる(もちろん称号でつけてもいい)。
夜に戦いを挑むのなら、夜に防御力が半減してしまうノエルやオプスメイジの倍くらいの防御力を提供できる。
ただし、パリングなどを持っていない点は考慮に入れる必要がある。
他に夜適応のある初期雇用ガーダーの多くは男持ちで、前進防御が1ターン目にアルラウネの魅了で無力化されてしまうので注意しよう。
いずれにせよ貫通無効のためにノエルは正面師団に入れたい。 貫通無効は他にセンチネルなどが持っているが、ぶっちゃけ霊素がもったいない。
コスト1の囮師団をリネット隊の正面に置いてもいいが、貫通攻撃や戦術スキルなどで1ターンも保たないことは覚悟しておこう。
アタッカーについては、リネット本隊全員が持っている魔樹女特攻が最優先。 次点で敵アタッカー3人が持っている獣特攻。
ケルベロスは無条件で強力だが、雇用週相性(水夜開始の場合)、特攻、費用いずれも1ターン目で雇うには微妙なのでちょっと考えたい。
2ターン目以降に余裕ができたら雇用して適当な第3師団を作ってもいい。
女女特攻追加攻撃1でコスト1の触手や、獣特攻で防御削減貫通攻撃を持ち触手の男性活性も乗るコスト2のデビルなどが安価なところでは使いやすい。
特に触手は必須レベルで優秀なので必ず雇おう。

漆黒の部隊 - 地形効果