『共和国』

Last-modified: 2018-03-30 (金) 17:21:44

とある共和制国家。『融合現象』?以前には魔法も異能も存在しないごく普通の現代国家であった。
しかし『融合』以後は異世界から人や物が流入し、やがて成立した『コンツェルン』『同盟』の抗争の舞台と化してしまった。
結果、国土は荒廃し、政府は名目だけというような形で辛うじて存続するも、強大な両勢力の前に無力であり、次第に市民の支持を失っていった。
しかしある時、政府は異世界から齎された謎の黒い物質に目を付けた。それには、一般人を異能力者に、通常兵器を超科学や魔法にも対抗しうる超兵器に変える力があったのである。
そこで政府は、同物質の研究および異能力者・超兵器の開発を開始した。
極秘で進められたその計画は最近になって明らかになり、既に軍隊や警察の一部に異能力者や超兵器が導入されており、一定の成果を上げている。
こうした現状の中、共和国の安全と秩序を守る道に希望を見出す者も市民の中に出始めている。

謎の黒い物質

通称、カースマター。『共和国』が研究を進めている異世界由来の謎の物質。
一般人を異能力者に、通常兵器を超科学や魔法にも対抗しうる超兵器に変える力がある。
地層から採取された物だが培養、量産が容易であり、工場で大量生産されている。

◆◇◆◇◆◇◆◇上位セキュリティクリアランスにのみ開示◆◇◆◇◆◇◆◇

この物質の正体はとある異界にて猛威を振るった"魔神"。
その眷属の化石である。
正確には"不活性状態で永い年月を経て結晶化した魔神の眷属らの身体"そのものであり、
この姿でなお死んではいないものと推測されている。
現段階では活性化する様子は無い。
が、本体である"魔神"のいずれかがこの世界に出現した場合、活動を再開し始める可能性が非常に高い。
その際、カースマターによって異能力者化、超兵器化したものがどうなるかは定かではない。