ぐるぐる爆撃機・GARUDA(ヘルス回復アビリティ+3番増強型)
AURA | 有 |
---|---|
リアクター | 有 |
Exilusアダプター | 有 |
使用FORMA数 | 3~ |
概要
突然ですが皆さん、GARUDAと言えばどんなイメージがありますか?
「なんかキノコに引っかかってた女」?「自分も相手も血塗れになるヤベー奴」?「切断ウーマン」?
…はい、そうです。GARUDAと言えば、「美しき流血」のテーマのように切断・出血にフィーチャーしたフレームですね。
しかし、今回紹介するビルドで血塗れになるのはGARUDA本人のみ。敵は爆殺します。
本ビルドで主役となるのはGARUDAの3番・Bloodlettingの増強MOD、Blood Forge。
この増強MODは、3番使用時に武器のマガジンを即座に全補充するといったもの。
つまり、殲滅力が高い代わりにリロードが致命的な武器と相性が非常に良い。
後は簡単。KUVA ZARRやAKARIUS等の高瞬間殲滅力・劣悪リロードの爆発武器で敵を吹き飛ばせばいいだけ。
本ビルドではそこに至るまでのMODの組み合わせ例・その他諸々を紹介するよ。
また、一万回死なせるBANSHEEを参考に、シールドゲーティングの無敵時間を保持できる構成にもしてあります。
運用方法
①爆発武器を撃つ
②マガジンが空になったら3番増強を発動してリロードを瞬時に完了させる
③また爆発武器を撃つ
④繰り返し
⑤ヘルスを回復したくなったらヘルス回復用に移植したヘルミンスアビリティを発動
⑥シールドが削れてシールドゲートが発動したらシールド回復用のアビリティを発動
⑦以上。
耐久面の確保
シールドゲートを含めた耐久の確保については一万回死なせるBANSHEEを多いに参考にして書いているため、詳しくはそちらをどうぞ。
このページではどうすれば耐久面を確保できるのかについて記述する。
シールド最大時にシールドが消滅した際に、1.3秒の無敵時間が発生する機能シールドゲートを活用する。
そのために必要な物は
- AugurセットMOD(シールド回復のため)
- Decaying Dragonキー(最大シールド値低下によるシールドゲート発動易化のため)
- アビリティ効率の調整と消費EN50~100のアビリティ(Augurセットと組み合わせたシールド回復のため)
の3点となる。
AugurセットMODには、セット効果としてアビリティ発動時に消費ENの数割をシールドとして得るというものがある。
これを活かして、シールドが尽きた際に一度のアビ発動でシールドをすぐにフル回復し、シールドゲートを発動し続ければ実質無敵状態になる事ができる。
Dキー装備時のGARUDAの最大シールド値75獲得のために必要な消費ENは以下の通り。
AugurMOD装備数 | 必要消費EN | 備考 |
---|---|---|
2枚(シールド+80%) | 93.75 | 4番を使わなければ一度でフル回復は無理 |
3枚(シールド+120%) | 62.5 | 基礎消費EN50のアビならランク6のBRを装備すれば達成可 |
4枚(シールド+160%) | 46.875 | 基礎消費EN50のアビ一度でフル回復 |
AugurMODにはフレーム用とセカンダリ用の物が4種と2種の合計6種あり、セカンダリ用のAugurMODをどう工面するかでフレームのビルドの自由度が変化する。
そのまま自身のセカンダリにAugurMODを2枚載せてもいいし、センチネルのセカンダリ系武器に載せてもいい。
ただし、センチネル武器に載せた場合はセンチネルが壊された際にセット効果が弱体化するため注意。
上記の表を念頭に置いてMODの組み合わせとアビリティ効率を調整し、ヘルミンスアビリティやGARUDA4番の発動時の消費ENでシールドを賄おう。
フレームビルド
フレームアビリティ
- Dread Mirror
- あまり使わない。強敵相手に盾が欲しいなら使うのもいいかも。
- Blood Altar
- ヘルス回復アビリティ。使わない。ヘルミンスアビリティと交換しよう。
- Bloodletting
- 本ビルドの要。最大ヘルスの50%を犠牲にENを割合回復させる。現ヘルスが最大ヘルスの50%に満たない場合はその分EN回復量も低くなる。
ここで注意してほしいのは、ヘルス減少量もそれに伴うEN回復量も最大ヘルス・最大ENに対する割合であると言う事。
つまり、最大ヘルスを増やせば要求されるヘルス量も多くなり、それに現ヘルスが満たなければEN回復量が低くなりやすくなってしまう。
現ヘルス/最大ヘルスが152/300の時に素の3番を使用すると、EN回復量はそのまま最大ENの35%分だが、ヘルスが152/1000で他は同条件なら150÷2÷1000*0.35=0.105で最大ENの10.5%しか回復しない。
Vitality等のヘルスMODを積むのであれば、そこら辺をよく考えておこう。(Primed) Flowを積んでそもそもの最大EN値を増やすのもアリ。
増強MODのBlood Forgeを積むと、EN回復と武器のマガジン補充を同時に行えるアビリティになる。
現ヘルスが3以上あれば何度でも使用してマガジンを全補充できるため、Rejuvenationとの相性が良い。
本ビルドではこれとヘルミンスの回復アビリティを繰り返して爆撃し続けるのが目的。
- Seeking Talons
- あまり使わない。ただし、ヘルミンスアビリティがGloomであればAugurセット効果によるシールド回復のためにこれを利用することもあり得る。
- パッシブ
- 最大ヘルスに対する現ヘルスの現象度合いによって~100%までの与ダメバフがかかる。
この与ダメバフはSerration等の基礎ダメとは別個の物として最終ダメージに計算されるため、DPSをそのまま~100%まで上昇させてくれる。
ヘルミンスアビリティ
ヘルミンスアビリティはヘルスの回復からの3番によるEN供給を目的として利用する。GARUDAの2番も回復アビリティではあるが、他と比べて使い勝手が悪いのでヘルミンスアビリティと交換しよう。
- Nourish
- GRENDEL移植アビリティ。ヘルスを瞬時に回復して毒の与ダメバフを自分と味方に与える。
瞬間的なヘルス回復が魅力的。威力MODを積めば150ヘルス以上を回復させたり、一気に300ヘルス回復させることも可能でありお手軽。
消費ENが50と高めであり、Augurセットと組み合わせる事でシールドゲートの発動に利用できる。アビリティの発動モーションも素直で速めなので攻撃の邪魔になりにくいのもグッド。
他に毒の与ダメバフもあり、優等生的なアビリティ。迷ったらコレにしておこう。
- Gloom
- SEVAGOTH移植トグル式アビリティ。敵に攻撃するとヘルスが回復する。また、鈍足付与のフィールドを展開する。
敵にダメージを与えられる限りは常時ヘルスマックス状態と言っても過言ではないので、ヘルス・EN不足とは無縁になれる。パッシブの与ダメバフとも無縁になる。
鈍足付与のフィールド自体も最大95%減速と強力であり、強敵相手に効果的。ただし、フェーズ移行時の無敵時間なども鈍足化して長引いてしまうため、そういった場合はGloomはちょくちょくオンオフしよう。
減速率を上げたいのであれば、威力MODを重視したりParazonMODのPower Drainを積んでMercyを狙ったりしよう。
だが、発動し直すと前方が黒で染まるのでAugurセットと組み合わせたシールドゲート発動には使いにくい。Gloomを利用するのであれば、シールドゲート発動は4番に頼りたい。
4番の消費ENは100と重いので、Gloom自体のEN消費にも備えて(Primed) Flow等を積んでおきたい。
また、Gloomのフィールド内に敵がいるとENを消費し続けるため、それを抑えるためにNarrow Mindedで範囲を減らしたり、(Primed) Continuityで範囲は減らさず消費ENを減らすと言った工夫が必要。爆撃し続けてフィールド内に敵が存在できないようにするのもアリ。
総評すると、他のヘルミンスアビリティと比べてビルドにひと手間かかるアビリティである。
- Voracious Metastasis
- ヘルミンス固有アビリティ。ヘルスを持続的に回復し、周囲の味方にENを与える。
回復アビリティとして見ると、これの長所は持続的なヘルス回復。だが、Gloomでも敵がいればほぼ同じ事ができる。しかもGloomの方が回復量は高いので、こちらの強みは周囲へのEN供給ぐらい。
持続的なヘルス回復手段が欲しいがGloomに耐え難い欠点を見出しているなら使う、ぐらいの立ち位置。
- Dispensary
- PROTEA移植アビリティ。設置したデバイスからヘルスオーブ、エネルギーオーブ、弾薬が生成される。
高速殲滅を目的とした本ビルド用の回復アビリティとしては定点式のこのアビリティはてんで駄目。
ただし、防衛などでその場から少しも動かず(総弾薬数の多い)爆撃武器を撃ち続ける場合には光明が見える。
動かないと言う事は弾薬の補充もできないと言う事で、いつかは弾薬切れで3番を使用してもマガジンのリロードは行えなくなってしまう。
その際このアビリティがあればある程度は自前で弾薬を補充できるので自堕落なテンノにオススメ。
このアビリティを使うならアルケインはアルケインパルスやアルケインピストリアー等にしておこう。フレームMODにEnergy Conversionを積むのも面白い。
MOD・ギア
必須
- Decaying Dragonキー
- ギア。通称Dキー。遺跡船のVault開封用のキーであり、フレームの最大シールド値を1/4にする。
- シールド値を減らすことで、後述のAugurセットと組み合わせることでシールドゲートを好きな時に発動させる事が可能に。
- Rejuvenation
- オーラMOD。常時ヘルスが回復し続けるため、3番をいつでも発動できる=マガジンを補充できる。これがあるとないとでは快適度が段違い。
- Quick Thinking or Gladiaor Finesse
- 致死ダメージをエネルギー消費で耐える。ヘルスが2になることが基本状態のフレームであるため、これがないと毒を少し喰らっただけでダウンしてしまう。必須。
- Blood Forge
- 3番増強MOD。3番使用時に全武器のマガジンを全補充する。本ビルドの主役。
AW銃やパックスチャージを積んだKITGUNのマガジンも補充してくれるため、汎用性が高い。
ただし、BUBONICO等の元から自動給弾式な武器のマガジンは補充してくれないので注意。
- Natural Talent
- アビリティの発動を高速化させるMOD。折角マガジンを瞬間補充しているのに、アビリティの発動自体で時間を食ってては本末転倒。入れよう。
- Augurセット
- アビリティ使用時、消費ENの数割をシールドとして回復するセットMOD。フレーム用とセカンダリ用のMODがある。
- GARUDAはヘルスが2になることが基本状態のため、シールドを全快させることによるシールドゲートの1.3秒無敵効果の恩恵が高い。Dキー装備時のシールド値75を捻出できるようにAugurMODを何枚か積もう。
- コンパニオンにセンチネルを使用しているなら、セカンダリ系コンパニオン武器にAugurMODを積むことでセット効果を2枚分活用できる。覚えておこう。
- Blind Rage等の威力MOD
- 威力MOD。威力を上昇させる事で、ヘルス回復量が増えて3番でのEN供給量も増える事に繋がるので必須。鈍足・与ダメバフ等の副次的な効果が強くなることも見逃せない。
また、Blind Rageの効率悪化によるEN消費量上昇は、Augurセットと組み合わせることでシールド回復に繋げる事ができる。一石二鳥。
- Primed Sure Footed
- ノックダウン無効化MOD。本ビルドは敵の殲滅を爆発武器による範囲爆撃に頼っているため、爆風のノックダウン対策は必須。持っているなら入れよう。
- まだ所持していないのであれば、Sure Footed、Power Drift、Fortitudeの3枚を枠を工面して積むように。
推奨
- Lightning Dash等のバレットジャンプ強化MOD
- バレットジャンプ強化MOD。折角、爆撃高速殲滅がウリのビルドなのに移動が遅くては片手落ち。出来れば入れておきたい。
- Rolling Guard
- ドッジ時に無敵になって状態異常を取り除くMOD。爆撃しているとバレル爆発等によって冷気・磁気・火炎等の面倒な状態異常を受けることが多々ある。
- このMODがあればそういった状態異常をドッジ一つで解消できるため便利。枠が余っているなら欲しい。
- Speed Drift
- 移動・アビリティ発動高速化MOD。更なる速さを求めるなら積んでおくといい。
- Aerial Ace
- プライマリ用MOD。空中でキル時にダブルジャンプ上限をリセットできる。爆撃キルしながら連続バレットジャンプなんて事も可能になるたのしいMOD。枠が余っているなら欲しい。
アルケイン
- アルケイン コンシーケンス
- ヘッドショット時にパルクール速度が増加する。散弾系統の武器で敵の頭付近を掃射すれば、それだけで移動を高速化してくれるありがたいアルケイン。
- 爆風でもちょくちょくHSは発生するので、爆撃の高速化を望むなら是非とも入れておきたい。
- アルケイン アジリティ
- ダメージ時にパルクール速度が増加する。コンシーケンスと同じ用途だが、こちらは雑魚相手には発動条件を中々満たせないのが残念。
- アルケイン ウォームス
- 冷気状態異常を無効化する。冷気状態異常は移動が遅くなり、コーパスタイルではバレルの爆風でよく罹る厄介なもののため、こういった装備品で対策しておきたい。
- アルケイン イージス
- シールドダメージ時に確率で持続的にシールドを回復する。発動確率は低いが、一旦発動すれば効果時間中はシールドゲートが常時適用されるため装備するのも一興。
使用武器
ここではGARUDAの3番増強と相性ピッタリの殲滅力は高いがリロードに手間取る爆発武器を紹介する。
また、アルケインコンシーケンスを発動しやすくするため、プライマリかセカンダリに爆発武器を装備したらもう片方に散弾系武器を装備するのもアリ。
- KUVA ZARR
- 子弾も含めた広範囲爆撃の殲滅力が非常に高い。それに加えてリロード性能は劣悪なので、正しく本ビルドにピッタリな性能。
ついでにバレッジモードも高火力でアルケインコンシーケンス発動に使えなくもないのが嬉しい所。
弾薬効率は劣悪なので、弾薬変換MODは欲しい。
- AKARIUS
- 広範囲の爆発物を誘導弾として飛ばすリロード残念武器。これまた本ビルドと相性良し。
こちらも弾薬効率は劣悪なので、弾薬変換MODは欲しい。
- SPORELACER
- プライマリならHunter MunitionやMotus Setupで硬い敵も切断Procでゴリゴリ削り、セカンダリならZARR式のクラスター爆弾で広範囲の敵を吹き飛ばす便利なKITGUN。
SHEDU等の弾薬自動補充系の武器は3番増強を使ってもマガジンを補充することはできない。
しかし、パックスチャージを付けたKITGUNはバグなのか何故か3番増強でマガジンを即座に完全補充することが可能である。
どうやら、パックスチャージを装備してもKITGUNには総弾薬数のパラメーターが依然存在し続けているようだ。
そもそも3番増強でマガジンを補充するには総弾薬数に余りがある事が必要となっている。マガジン残弾/総弾薬が10/0の時に3番増強を発動してもリロードが出来ないのも同じ理由。
そのため、総弾薬数の概念が最初から存在しない通常の弾薬自動補充武器は3番増強でマガジンリロードはできないが、パックスチャージ付きKITGUNはリロードできるようになっている。だがパックスチャージ付きのKITGUNも内部的には総弾薬を消費している模様。一点で弾薬を補充せずにKITGUNを撃ち続けていると、最終的には3番増強を使ってもマガジンのリロードが出来なくなる。
つまり定点放置でKITGUNを絶え間なく撃ち続けることはDispensaryを移植しなければ自身のみでは不可能という訳。
とは言え、PROTEAスペクターを起用することでその場で弾薬を補充することは可能である。他にもセンチネルにCARRIERを連れて行ったりセカンダリマーシレスで総弾薬数を増やしたりと言った対策も考えられる。
- ただし、本ビルドにパックスチャージ付きKITGUNはあまり向いていない。リロードは瞬時に済むので自動チャージの強みは活かせず、結局総弾薬が尽きれば3番リロードも行えなくなるので意味がないのだ。
本ビルドでのKITGUNアルケインはパックスシーカーかパックスボルトを使おう。
パックスボルトを使う際は、アビリティ効率向上によってシールド回復量が減ってシールドゲートが発動しなくなる、なんて事が起こらないように注意を。
- KUVA GRATTLER
- AW銃。素早く高火力広範囲爆風の爆発弾を撃ち続けられる。
- FURAX (WRAITH)
- 近接。ただし近接武器として使用するワケではなく、固有MODのAmalgam Furax Body Countが目当て。
このMODを装備するだけでプライマリのランチャー武器の爆風範囲が+20%されるので、近接で戦うつもりがないなら装備しておこう。
ビルド例
本ビルド例におけるAugurMODの装備数はセカンダリ:2枚、フレーム:0~1枚を想定している。セカンダリのAugurMODはセンチネル武器にのみ搭載。
- フレーム
Nourish型
シールド全快用のアビリティはNourishを使用する。
Nourishのゲーム内でのヘルス回復量の説明表記は実挙動とは違うため無視しよう。実際には一回の発動でヘルスが333回復するので、GARUDAの素ヘルス300を一度で補充できる。
Nourishの増強MODは(GRENDEL以外のフレームでは敵を捕食できない関係上)意味がないので注意。
Gloom型
シールド全快用のアビリティは4番を使用する。
Gloomフィールド内の敵が鈍足化する仕様やENを削り取られることを厭うなら、Primed ContinuityをNarrow Mindedに変えたりしよう。
PSF不在Nourish型
シールド全快用のアビリティはNourishを使用する。
Sure Footed(60%) + Power Drift(30%) + Fortitude(20%)でノックダウン無効確率100%を達成している。
- 武器
KUVA ZARR
Aerial Ace付き。バレジャンしながら爆殺してまたバレジャンする。