クエストストーリー解説

Last-modified: 2024-11-30 (土) 20:15:39
AladV.png次に会う時は、きっとびっくりすると思うよ。
楽しみは次回に取っておこう。
本ページにはストーリーに関するネタバレが含まれています。

概要

ストーリーが難解で分からない!冬眠明けで内容を覚えていない!
このページはそんな人用にクエストのストーリー(あらすじ)を紹介/解説するページです。
クエストをクリアした後の「振り返り」として読む事を想定しており、当然ながらネタバレを含みます。

事故を防ぐ為、各項目は折りたたみ形式で掲載しています(チュートリアルとなる「目覚め」「Vorの秘宝」を除く)。

クエストのゲーム的な攻略情報はクエストページや各クエストの個別ページを参照してください。

解説方針
先の展開・知識のネタバレを避ける為、クエスト中やそれまでに得た情報を元に解説・考察を行っています。
クエスト外の情報(コーデックスなど)については情報収集の楽しみを奪わない為、話や設定が複雑すぎる場合のみ、必要最低限なものだけ取り扱います。

ゲーム開始前

遠い未来、太陽系ではグリニアコーパス感染体の3大勢力が各惑星の支配を巡り争っていた。
かつてはオロキン帝国と呼ばれる超高度文明が全地域を支配し、栄華を極めていたが、センティエントと呼ばれる太陽系外からの侵略者との戦争「古の大戦」で滅びを迎えた。
そして、その「古の大戦」で銃と剣を手に取り、鋼鉄の鎧・Warframeを自在に操り戦場を駆け巡った戦士……それがテンノである。
オロキンの滅亡から長い年月が経ち、勢力争いが混迷を深める今、長い眠りについた彼らの力が再び必要とされている。

メインクエスト パート1 目覚め

目覚め

地球グリニアの部隊に追われる謎の少女は、崩壊した古代の建物に辿り着く。
建物の中には蔦にまみれ、苔むした3体の彫像が佇んでいた。
いや、彫像ではない。彼らこそ、かつて太陽系で恐れられた古代の戦士・テンノだった。
今は動かない彼らの前に少女が蓮の花(Lotus)を供えると、在りし日の情景が呼び起こされる。

ついにグリニアの部隊が追い付くが、目の前で少女は霞のように消え失せてしまう。グリニアが困惑する中、テンノが長き眠りから目を覚ます。
目覚めたテンノはグリニアの将軍Vorに制御装置「アスカリス」を着けられるも、謎の仮面の女性・Lotusの導きにより脱出船(ランディングクラフト)へと辿り着き脱出を果たす。

※ちなみに、前半のムービーシーンは公式Youtubeにて公開されている。

注目ポイント
ランディングクラフト主人公(テンノ)を各惑星へ送り届け、ミッション完了時には回収してくれる移動用の小型宇宙船
オービターテンノの活動拠点である大きな宇宙船。
非出撃時には前方にランディングクラフトが接続されており、シームレスに船内を行き来できる。
冷凍睡眠ポッドクエストはUpdate 29 (2020年8月25日)で新規に導入されたものであり、
それ以前はテンノ(主人公)が冷凍睡眠ポッドから目覚めるという流れだった。

Vorの秘宝

辛くも危機から逃れたテンノ(主人公)だったが、未だVorに取り付けられたアスカリスに囚われていた。
オービターの失われた機能を取り戻しつつ、グリニアから助け出した武器商人Darvoの力も借りて、なんとかアスカリスの解除を行う。
ところが、アスカリスの安全装置が作動し、深い場所へ潜って起爆準備状態に入ってしまう。
もはやVorを倒すしか回避の道はなくなった。主人公はグリニアの基地に乗り込むと、見事Vorを撃破する。
装置と直接リンクしていたVorを倒した事でアスカリスの影響から完全に脱し、晴れて主人公は自由の身となる。

注目ポイント
セファロンいわゆるAI(人工知能)。
Ordis主人公の乗るオービターに搭載されているセファロンで、船の管理/運用を担当している。

Sayaの眼

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オストロンの老人・Konzuは友人・Onkkoの捜索を主人公に依頼する。
Onkkoは妻のSayaと共にKonzuと旧知の仲であったが、5年前から行方不明となっていた。
Konzuはそれに関わったとしてSayaとは絶交状態になっている。
未来予知が出来るというクイルから、グリニアがOnkkoの痕跡を捉えたという知らせを聞き、今回の依頼をしたという。

捜索の道すがら、SayaはOnkkoがUnumの側近であるクイルと手を組み、「自分を犠牲にセンティエントを倒したガラスの戦士(=GARA)」の秘密を解き明かしたと語る。
グリニアがOnkkoの痕跡を見つけたという場所に向かうと、Onkkoの印が入った保管箱を発見する。
保管箱には鍵が掛かっていた。Onkkoがよく使用していたという、ガラスから型を取った鍵(粉砕錠)を作成する為、ガラスの欠片を探しに再び草原へ向かう。

その道中でSayaはOnkkoの失踪と、KonzuがかつてSayaに対してプロポーズしフラれた事は無関係ではないと主張する。
Vay Hek率いるグリニアは、どうやらセンティエント打倒の為にGARAを探し求めている模様。
捕らえたクイルの構成員からその事を聞き出したらしく、Onkkoの身がますます心配になるSaya。

ガラスの欠片を集め終わり、いよいよ鍵で保管箱を開けるKonzu達。
そこにはかつてKonzuがSayaにプロポーズした時に送った鉄の花があった。
Onkkoの想いを知ったSayaは、Konzuと無事仲直りする。

クエスト完了後、「ガラスの欠片がそれぞれ固有の倍音に反応する」というSayaの発見を元にLotusが解析を行い、GARAの設計図を入手する。

注目ポイント
センティエントオロキン帝国が滅亡する原因となった太陽系外からの侵略者。通常の攻撃手段での太刀打ちは困難を極める。
エイドロンクエスト途中で遭遇する巨大な怪物。かつて草原で倒された巨大なセンティエントの魂。
夜になると水辺から現れ、自己を再構築しようと彷徨い始める。
オロキンタワーシータスの湾に存在するオロキン時代の巨大な塔。
エイドロンの草原からシータスを防御壁で守っている。
有機体で構成されており、オストロンの民は壁の肉を削ぎ落として食料としている。
クイルUnumを崇拝する秘密主義の組織。Unumと共にシータスを守っている。
Unumオロキンタワーと共にある守護神のような謎の存在。
詳細はエイドロンの草原に散らばる千年魚 (フラグメント)を集める事で判明する。
GARAオロキン帝国崩壊直後の時代、襲来したセンティエントからオロキンタワーを守り切った。
詳細はクエストの過程で入手出来るフラグメント「ガラスの欠片」の隠し音声メッセージで判明する。

Vox Solaris

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導入
金星オーブ峡谷の地下に存在する、負債者収容施設・フォーチュナー
そこでは肉体部位を担保に差し押さえられ、機械の身体になった者たちが負債返済の名目で労働力を搾取されていた。

不信と依頼
主人公は施設内のリーダー的存在・Eudicoに対して協力を持ちかける。
しかし、トラブルを嫌うEudicoからは、「困窮しているThursbyから物でも買え」と冷たくあしらわれてしまう。
Thursbyの元へ向かうと、物を買うより物質を調達してきて欲しいと頼まれる。
ThursbyによるとEudicoは労働者を守る為に立ち上がった人物であり、かつてはVox Solarisと呼ばれていたという。
「デッキ12の事件」が発生して様子が変わってしまったらしいが、詳しくは語られない。

地上に出た後、指示に従って物質を回収すると、想定以上の成果にThursbyは舞い上がり、オーブ峡谷の支配者・Nefが再起動を計画しているオロキンの冷却タワーを破壊しようと言い出す。
が、安全でない回線での通信だった為、コーパス傍受されてしまう。傍受したドローンを破壊し、なんとか会話データの録音の抹消に成功する。
Eudicoはトラブルに巻き込んだ事を批難しつつも、無事帰還出来た主人公を評価し、今度はThe Business (Biz)を紹介する。

動物保護活動をしているというBizに従い、地上に向かうと、コーパスの負債回収班をK-ボムで抹殺しろと指示を受ける。
その通信を聞いていたEudicoが慌てて止めに入り、「やるなら私のやり方でやる」と言われる。
あくまで波風を立てず現状維持をしようとするEudicoに対し、限界を感じ強硬な手段で現状打破を狙うBizとの差が浮き彫りになる。
Eudicoに従って負債回収リストを盗み出すと、Bizの分隊が狙われている事がわかった為、急いで救援へ向かう。
囚われている生存者を救い出した所でNefから通信が入り、Thursbyと共謀した物資回収(強奪)が露見してしまい、Thursbyが連行されてしまう。

フォーチュナーの危機
Thursbyは構成パーツの多くを奪われ、危篤状態となる。
Eudicoは主人公を巻き込んだ事、Bizの言う事を聞いた事を深く後悔し、Nefの温情に縋ろうとする。
Nefの計画する冷却タワー再起動に必要な鉱石を集めに主人公を向かわせる。
Bizは今更Nefにすり寄っても無駄、先程見たようなかつてのEudicoの勇気とVoxが必要だと語る。
主人公が鉱石を集め終わり、再起動現場へ届けようとすると、Nefは予定を前倒しして強引に再起動を開始。
その影響で溶岩のカスケードが起こり、再起動は失敗。責任者としてEudicoを呼び出すと、50名の労働者のパーツの差し出しを求める。

フォーチュナーに戻ると、EudicoはNefに仲間を虐殺されてからNefの機嫌をとることでしか皆を守れないと思っていたと語る。
でも上手くいかない。やはりBizの方法が正解だった。Eudicoは最後の希望として主人公に助けを求める。

再起するソラリス連合
地上で待機していたNefの部隊に対してK-ボムを使用し、戦闘が開始。消えたと思われていたVoxが通信で声明を出し、反旗の狼煙を上げた。
部隊を蹴散らす主人公に対して、巨大な蜘蛛型ロボットプロフィット・テイカー オーブ (オーブマザー)」が迫るが、Nefはそこまでリスクを背負ってフォーチュナーに攻め入る気はないとEudicoは判断し、主人公を撤退させる。

火がついたEudicoはソラリス連合の再結成を宣言。Nefがオーブマザーを呼び寄せているのは投資者へのお披露目を乱されたくない為で、そこに付け入る隙がある。
地上へ出ると、Rokyから提供されたK-ドライブでゲート近くのオーブマザーをやり過ごした主人公は、冷却タワーの元へ向かいコントロールを奪取。
タワーを破損手前の限界まで加熱させ、慌てたNefから取り立て命令の撤回を見事に引き出した。
フォーチュナーの平和が取り戻されたと同時に、Eudicoから主人公への確かな信頼も築かれた。

クエスト完了後、Thursbyが無事に生還した事が判明する。
奪われた手と足の代わりにモアの足を装着し、心機一転してLegsに改名する。

注目ポイント
金星現実世界では太陽に近い為に灼熱の惑星だが、Warframe世界ではオロキン時代に建設された冷却タワーにより冷却されている。
フラグメント金星」にも言及がある。
Nef Anyoコーパス取締役会の一員。フォーチュナーを始めとするオーブ峡谷一帯を支配している。
Vox匿名の告発人でありテロリスト。眼の周りを黒く塗り、髭を描いたその顔はNefを模している。
Eudicoの裏の顔でもある。
Roky排気口に住む子供達のグループ「ベントキッド」のリーダー。
デッキ12詳しくは語られないが、話を統合するとEudicoの仲間が虐殺された場所だと思われる。
詳細はもう1体のオーブマザー・エクスプロイターとの戦いで明らかになる。

博士の計略

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グリニアのTengus博士が新たな生物兵器を開発したとの報を受け、調査に向かう。
調査中、試験体である感染体が放たれたと騒ぎになり、グリニア感染体との三つ巴の戦いになる。
Tengus博士の報告書により、感染体は火炎に弱い事が判明する。
地域全体に広がってしまった感染体を根絶する為、Lotusと主人公はカスケード爆弾による一掃を実施。事態は沈静化した。

注目ポイント
感染体有機物・無機物を問わず感染して増殖を続け、太陽系全体の脅威となっている異形の化け物。
その姿をよく観察すると元はグリニアコーパスなどの人間だった事が伺える。

ダイモスの心臓

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導入
火星の衛星軌道上に姿を現した、感染体に覆われた星・ダイモスから、古代の救難信号を受信した主人公。
主人公を出迎えた使用人のセファロン・Loidによると、増殖した感染体によりダイモスの心臓が危機に瀕しているという。
力試しとして感染体のハイブを破壊した後、VOID研究居留地・ネクロリスクへ案内される。

決裂した家族
ネクロリスクで遭遇したのは、下半身が感染体と一体化し異形の姿となった元オロキンの一家「エントラティ」だった。
一家は感染体に侵食された影響で名前と思考力を奪われてしまった上、諍いによる仲違いを起こしており、もはや決裂寸前だった。

エントラティ家の家長であるMother感染体に精神を侵され、眠って夢を見る事だけが唯一の救いとなっている。
ダイモスの心臓VOIDのエネルギーを循環させる機能を持ち、停止するとWarframeの力も共に消え失せてしまう。
長年エントラティ家が維持してきたが、壊れかけの今、治し方を知るのは失踪したMotherの夫・FatherのみだとMotherは語る。

主人公は失踪したFatherを発見するが、Father曰くMotherは父親の幻覚に囚われており、かつて更生を試みたが諦め、現在は絶交状態にあるという。
心臓の不調も彼女の妄想や嘘だろうと信じようとはしない。

仕方なく次は一家の子供達の元へと向かうが、そちらもそちらで剣呑な雰囲気だった。
妹・Daughterは生物学に通じており、生物をコレクションしていたが、兄は過去にそれを燃やした灰を誕生日プレゼントとして送りつけてきたという。

兄・Sonは首輪を装着され、すべての権限を取り上げられていた。
本人はちょっとしたミスだと言うが、Loidによると封じ込め手順を破り、感染体のグレイ菌株の胞子を持ち込んだという。
一家が感染体に侵された現状は彼が原因だったのだ。

団結する一家
地下の隔離庫へ向かい、ダイモスの心臓と対面する主人公だったが、何者かに操られた戦闘機械・ネクロメカの急襲を受ける。
自身と共に心臓も攻撃を受け、その影響でWarframeの能力がほぼ機能しない状態に陥ってしまう。

なんとか地上へ戻ってきた主人公に対し、今まで険悪だったエントラティ家が緊急事態を打開すべく、急速に結束して作戦を講じる。
Fatherの提案により、ネクロメカ「スネーク」とWarframeをリンクさせ、代わりに向かわせる事になる。
一家が作業を分担して心臓を修理し、妨害に現れたネクロメカも撃破。ダイモスは危機から救われた。

エピローグ
すべてが終わった後、エントラティ家の最後の1人・Grandmotherが主人公の前に現れる。
互いに諍い、各々が自分の問題点を省みようとしない、どうしようもない家族。
それでも危機が迫れば団結できると語り、心臓を襲ったネクロメカが彼女の仕業である事が仄めかされる。
自己や名前・絆を失ってもまだ家族なのかもしれない。
崩壊寸前だったエントラティ家の仲が修復され、主人公も彼らの重要な一員となった。

注目ポイント
ダイモス現実世界にも存在する火星の第2衛星。直径約12.4 kmとかなり小さい。
ネクロリスクオロキン帝国時代におけるVOID研究の為の施設。滞在する一家と共に感染体に侵食されている。
エントラティオロキン人。長身で青白い肌、白く染まった眼、異様に長い右腕といった特徴を持つ。
下半身が感染体と一体化しているが、ある程度自由に感染体の中を移動出来るようだ。
集合精神
(Hive Mind)
複数の個体が1つの意識を共有している事を指すSF用語。
感染体もこれに該当し、エントラティ家は意識を取り込まれつつある。
ネクロメカFatherが語る所によると、「古の大戦」でWarframeに先駆けて作られた兵器らしい。
現在稼働しているネクロメカは暴走して敵味方を問わない殺戮モードになっている。
FassとVomeクエストの途中で目撃する、巨大な竜型感染体の兄妹。日常的に互いを攻撃・再生を繰り返している。
2体の活動はダイモス全体に影響を与え、Fassは他の感染体の活動を活発に、Vomeは沈静化させる。
感染体の魚Daughterの研究対象。ダイモスの地表に棲息している。感染体の集合意識の中に存在せず、
エントラティ家の奪われた思考力・精神の回復に繋がるヒントになり得るという。
グレイ菌株感染体の菌株。自己増殖するナノマシンによる終焉を指すSF用語「グレイグー」が由来か。
感染体
覆われた星
一家が感染体に侵されたのはSonが原因であるが、惑星の惨状の原因は別にある。
詳細は当クエストクリア後に解禁される火星のTyana Passノード(ミラー防衛)でのミッション中の会話から判明する。

アークウイング

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グリニアのVey Hekによる巨大宇宙戦艦「バロール・フォーモリアン」の侵攻が迫っている。
これに対抗する為に準備していた、宇宙空間で自由に活動出来るアークウイングの設計図がようやく完成した。
Lotusの指示に従い、太陽系各地でアークウイングのパーツの設計図を集める事になる。
設計図の所在はオロキンアーカイブに記されており、アーカイブを盗み出したコーパスの元へ向かい、これを奪取する。

アーカイブの情報を元にパーツを揃えてアークウイングを完成させるとLotusから通信が入り、フォーモリアン戦艦の情報を求めてコーパス船へ侵入する事に。
船内でデータを回収した後、コーパスのFrohd BekとグリニアのVey Hekの間で通信が交わされ、HekはBekに対し契約の打ち切りと宣戦布告をする。

直後、VOIDからフォーモリアン戦艦が出現し、主人公の潜入しているコーパス船を攻撃。
脱出口が破壊され、ランディングクラフトでの脱出が不可能になる。
一か八かで主人公が宇宙空間に単身飛び出すと、Ordisが射出したアークウイングが装着され難を逃れる。
フォーモリアン戦艦の強力な砲に狙われる中、撃墜されたコーパス船の残骸に隠れつつ、無事にランディングクラフトまで帰還することに成功する。

注目ポイント
Frohd Bekコーパス委員会の現会長
オロキンタワーオロキンアーカイブを求めて主人公が潜入するオロキンの施設。
VOIDに存在しており、オロキン帝国崩壊からの経過年月にも関わらず、
その内部は当時のままのような綺麗な状態を保っている。
期間限定
イベント
このクエストの前後には期間限定イベントがあり、フォーモリアン船を巡る攻防が繰り広げられた。
詳しくはバロール・フォーモリアンのページに記載されている。

メインクエスト パート2 内なる紛争

Natah

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導入
天王星で遭遇した謎のドローンの調査を開始するLotusと主人公。
ドローンは「古の大戦」時代のセンティエントの残骸を調べていた。
正体がオキュリストだと判明するとLotusは慌てた様子で通信を切断し、解読に集中すると言って連絡が取れなくなる。

センティエントの墳墓
Lotusと入れ替わるかのように、Teshinと名乗る謎の男性から連絡が入る。
「Lotusの隠された本性が明らかになる時が来た」と言うTeshin。
指示に従って情報を集めると、グリニアが古代のセンティエントを深海の墳墓から掘り起こそうと画策しているのが判明する。
墳墓の位置を掴む為、天王星にいるグリニアのScur軍曹の確保に向かう中、Lotusが通信入り、主人公を危険に晒しているとしてTeshinを制止する。
Teshinが向ける疑念の声に対し、Lotusは隠し事をしていた事を認めるが、グリニアTyl Regorを阻止するのが先だと言う。

判明した墳墓の場所へ向かう主人公だったが間に合わず、Tyl Regorにより墳墓が開かれてしまう。
ところが中身は空だった。訝るTylに謎の存在から通信が入り、Tylは逃げてしまう。

謎の存在による謎めいた発言を問い詰めるTeshinだったが、まずは目覚めたセンティエントを対処するべきだと言うLotus。
彼女の提案に従い、主人公達は集中爆撃によりマグマを溢れさせ、墳墓を埋没させる。
問題が解決した所でLotusは今まで隠していた秘密を語り始める。

Lotusの真実
謎の存在が呼びかける我が娘Natahという存在はかつてのLotusだった。
Natahセンティエントの使命に忠実だったが、最後のシークエンス「テンノの根絶」を実行に移さず、テンノ達を二番目の夢に隠した。

オリジン太陽系への侵攻に伴う跳躍の際、センティエント達は繁殖能力を失ってしまった。
これは唯一克服出来なかった弱点であり、Natahが自分の子供を欲していたのが裏切りの理由だという。
Lotusの人格が主人格であるNatahを破壊した今、彼女は娘ではなく母である。

注目ポイント
Tyl Regor天王星を根城にするグリニアの研究者。
Teshinの事を以前から知っていたらしく、「テンノもどき」と罵る。

二番目の夢

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冒頭ムービー
テンノを狩る謎の存在・Stalkerは、海底研究所で謎の声と対話する。オロキンは誰が滅亡させた?お前は誰を狩っている?
Warframeの生首を差し出したStalkerに謎の声は続ける。首を落としてもテンノは蘇る。Lotusが真実を隠したせいだ。
彼女はテンノの精神天にある母胎に隠した。そこへお前が私を連れて行くのだ。
禍々しい剣・WarStalkerに与えられる。
謎の声の主はHunhow。彼こそ天王星で墳墓より復活したセンティエントである。

奇妙な共同戦線
HunhowとStalkerの合流を察知したLotus。彼らが探すリザーバはテンノの弱点であり、事態の打開を求め天王星へ主人公を向かわせる。
そこで入手したデータを解析すると、なんとコーパスAlad Vが主人公へ協力を申し出ているという。
もちろん信用できたものではないが、Lotus達に選択の余地はなかった。

時系列的にはサイドクエスト「感染起源は誰」(及び関連する期間限定イベント)でAlad Vと一悶着あった後の話になる。
ただし、Update 37.0現在、「感染起源は誰」を受注するには冥王星エリスジャンクションをクリアする必要があり、冥王星へ行く為には海王星冥王星ジャンクションの課題であるクエストのクリアが要求される為、ストーリー動線がおかしくなっている。

サイドクエスト「感染起源は誰」の内容を踏まえた解説

通信に映るAlad Vの頬には感染体の治療痕があり、感染体と化して一騒ぎ起こした(サイドクエスト「感染起源は誰」)後、反省して感染体の治療をテンノ達の協力の元で行った(期間限定イベント「Regor のクローンたち」作戦)後の話だと考えられる。

Alad Vの導きによってHunhowの断片に接触し、情報を得ようとするが、逆にHunhowにこちら側の情報が漏洩してしまう。
リザーバへ向かうStalkerを追いかけ、主人公もVOIDオロキンタワーへと急ぐ。

隠された月とリザーバ
オロキンタワー内で指示された場所に向かうと、窓の外には砕けかかった月の姿があった。
月こそリザーバのある場所であり、センティエントが侵入する事の出来ないVOIDは隠し場所としてうってつけだった。

Stalkerが月へと迫り、それを追う主人公だったが、VOIDの重圧により月が潰される危機に瀕し、やむを得ず月をVOIDの外へ出す事になる。
月のオロキンタワー内部で作業する主人公の元に、どこからともなく声が聞こえてくる。
BallasMargulisと互いを呼ぶ男女の声に、糾弾する男達の声が続く。どうやらオロキン時代に交わされた過去のやり取りのようだ。
作業は完了し月の崩壊は免れたものの、通常星系に現れた事でセンティエント兵の派遣が可能になり、危険度が高まってしまう。

オペレーターの覚醒
センティエント兵を退け、ついにリザーバへ辿り着く主人公。水中から冬眠ポッドが引き上げられ、中から人影が滑り落ちてくる。
途端に暗転する視界。主人公が糸の切れた人形のように脱力すると、ポッドから出てきた人物が弱々しく這い寄って来る。

真実がここに明らかとなった。リザーバの冬眠ポッドに隠されていた人物こそが主人公の本体(オペレーター)であり、Warframeはオペレーターの精神が転移して操っていたのだ。
オペレーターを抱えて去ろうとする主人公の前にStalkerが立ち塞がるが、テンノの真実を知って驚愕した様子で、何もせずに立ち去る。

オービターに戻ってきた主人公はLotusに導かれ、今まで開かずの間だった最奥の部屋・ソマティックリンクに向かうが、Stalkerの急襲を受ける。
なんとかソマティックリンクへエネルギーを注入するが、力尽きてWarframeのコントロールを失ってしまい、窮地に立たされる。
StalkerはWarframeの胸にWarを突き刺した後、オペレーターの首へと手を掛ける。
その時、Wafframeが動き出し、胸に刺さったWarに力を込めて真っ二つに破壊すると、呼応するかのようにStalkerも身悶えして撤退していった。

今度こそ力尽きて脱力し、床に崩れ落ちるオペレーターだったが、何者かに優しく抱き上げられ、ソマティックリンクへと運ばれていく。
それは仮面をつけた女性…今まで主人公を通信越しに導いてきたLotusその人だった。

オペレーターの真実
目覚めたオペレーターはLotusと対話し、人間としての記憶を振り返る。
ここで語られる記憶と、ルアでのオロキン達の謎の会話を総合すると、以下のようになる。

かつてオペレーターは宇宙船・Zariman Ten Zeroに乗船し、VOID航行事故に遭遇した。
船は数年後に回収されたが、子供たちを除いて乗組員は全員亡くなった。
生き残った子供たちはVOIDの影響により特異な能力を発現させるも制御出来ず、恐れを抱いたオロキンによって処分されそうになる。
そこへMargulisが手を差し伸べ子供達は救われるが、彼女と親しい仲だったBallasは彼女の身を案じて諦めるよう諭す。
Ballasの懸念通り、オロキンの意に反する行為をしたMargulisは審判にかけられてしまう。
審判の日、それでもMargulisは「恥を知りなさい。オロキンは腐っている」と非難の声を上げ、セブンにより背信の罪で死刑が宣告される。
Margulisの死後、オロキンは彼女の研究を利用し、能力に耐えうる強靭な代理の肉体・Warframeへと転移する方法を編み出した。
転移は夢を通じて行われ、それをLotusは意識の明瞭化…二番目の夢と呼んだ。

オペレーターとして覚醒した主人公は、Lotusと共に混迷の時代を導いていく覚悟を今一度新たにする。

注目ポイント
Stalkerプレイヤーが各惑星のボスを倒すと代理の復讐者として襲ってくる謎の存在。
コーデックスを完了させると、かつてテンノがオロキン帝国を裏切って滅亡へ導き、Stalkerは当時の生き証人としてテンノへ復讐を誓った事がわかる。
センティエントクエスト中でセンティエント兵と戦闘になった際、
センティエントにはダメージへの順応能力がある事と、VOIDへは侵入出来ない事がLotusにより語られる。
ソマティック
リンク
オービター後部の部屋に隠されていた座席型の装置。
オペレーターによる転移を補助する。
WarHunhowがStalkerに与えた剣。
クエスト完了後に主人公が壊した残骸であるBroken Warが入手出来る。
セブンBallasのセリフに出てくる単語。
その後のオロキンの審判の会話において「7つの手が上がった」とのセリフがある事から、オロキンの上部組織である事が察せられる。

流転する形勢

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ヴェール・プロキシマにセンティエントの兆候を感じ取った主人公は、「古の大戦」時代のセファロン・Cephalon Cyを作成する。
Cyの導きに従い、センティエントの脅威に対抗するため、宇宙戦艦・レールジャックの再構築を目指す。

レールジャックの運用にはセファロンが必要だが、自分は最適ではないというCy。
太陽系各地に散らばったレールジャックの構成パーツを集める中、Cyに過去のトラウマが蘇る。

古の大戦における戦闘の最中、Cyは突如としてレールジャックのシステムをシャットダウンしてしまう。
敵の攻撃により船は大破し、Cyが家族とまで呼び大切にしていた3人のクルー達は次々と命を落としていく。
Cyは彼らの救援要請にも応じず、最期の瞬間まで沈黙を貫いていた。
エラーなどではない。それがCyに与えられた命令(プログラム)だった。
クルーの身を守れ。任務を達成せよ。2つの相反する命令に板挟みにされたCyは、任務遂行を選んだのだ。
何故そんな命令が下されたのか、そして命令を実行してしまった事実がCyの精神に深い傷跡を残し、自らの有用性を信じられなくなった。

レールジャックが完成するが、Cyは最後まで自分の代わりとなるセファロンを見つける事は出来なかった。
自らの有用性は否定しつつも、センティエント再構築が差し迫る中、今は他に最適がいないとして、主人公のレールジャックへの搭載を認めた。

クエスト完了後、船体は完成したものの、動力源は未完成のままだった。
船体後部へ行くと見つかるのが、冷凍ポッドのような装置「レリクアリドライブ」。これこそが船の動力源である。
ルアでキーを入手して装置へ装着すると、白い樹木のような物が装置から伸びてきて船と接続され、船の運用が可能となる。

注目ポイント
レリクアリ
ドライブ
VOIDドライブとも呼ばれ、VOIDエネルギーを元に稼働する動力源。
近づくと何者かのささやき声が聞こえるほか、ポッドの中には何かが入っているのが薄っすらと見えるなど、不気味さを感じる。
白い樹木レリクアリドライブから伸びてきた物体。
ソマティックリンクやルアオロキンタワーでも同様のものを見つける事ができ、VOIDエネルギーのケーブル的なものだと推測される。

内なる紛争

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怪しげなTeshin
ソマティックリンクのノイズを探知したLotusは、オペレータールアのリザーバへと向かわせる。
だが、そこにいたのはTeshinだった。リザーバを調べ、グリニアの両女帝と何事か通信するTeshin。
驚く主人公へTeshinは刃を向け警告する。これ以上追跡すれば相手になる、と。

どういう事情にせよ、両女帝と繋がりを持っているTeshinは重要な情報源となる。
Teshinを追い掛ける事にした主人公達は、無人の小惑星帯へと辿り着き、そこで両女帝の要塞を発見する。
小惑星帯にフォーモリアンエンジンを搭載し、常時移動する事で今まで発見から逃れていたようだ。

Lotusは転移のゆがみを検知し撤退を勧告するが、主人公はこれを拒否して単身侵入を試みる。
直後、通信が乱れ、Lotusとは連絡不能になってしまう。

Teshinの裏切り
要塞の中心と思わしき部屋に辿り着いた主人公を待ち受けていたのはTeshinだった。
複数のガーディアンと共に両女帝が姿を現す。
Teshin Daxと呼ばれたTeshinは「両女帝が命ずるままに」と両女帝へ跪く。
だが、両女帝が求めていたのはWarframeではなくオペレーターの方だったという。
Warframeの事を「感染した人形」「作って主人公に授けたのは我々」だと語り、オペレーターの事を「パパもママもなしに育った」と侮蔑する。
両女帝はTeshinの投げたOrviusで主人公を拘束すると、Warframeとオペレーターの接続を強制的に切断してしまう。

主人公はダメージを受けつつも、オービター内のソマティックリンクで目を覚ます。
Warframeへの再接続を試みるが、VOIDエネルギーを扱えなくなっていた。
Ordisのシステムからオペレーター認定をされなくなった主人公に対し、自動的な排除が開始される。
システムに抗うOrdisの助けを借り、主人公はなんとかランディングクラフトへと避難、地球の雪山へと放り出される。

雪山の試練
凍えながら山道を進み、辿り着いた洞窟の中でTeshinと出会うが、扉を閉ざされ洞窟の中に閉じ込められてしまう。
洞窟には数々の障害が待ち受けていた。それを乗り越える度、主人公に失われたVOIDアビリティが取り戻されていく。
それと並行して両女帝による精神攻撃に幾度も襲われ、過去のZarimanでの記憶が蘇る。
大人達はVOIDの狂気に飲まれ殺戮者と化し、子供達は3択の方法[流血を回避 / 隔離 / 狩る]で立ち向かった。
障害をすべて乗り越え、ついに完全に転移能力を取り戻した主人公は、洞窟からの脱出を果たす。

脱出した主人公にTeshinは、自分がDaxという種族であり、その最後の存在である事を語る。
Daxはオロキンから強大な力を授かった代わりに忠誠心に縛られ、クバを所有するオロキンの命令に背く事が出来ない。
それが出来るのは主人公だけだと。

さらに山道を進むと、かつてTeshinが守護していたというYuvanの劇場へ辿り着く。
年老いたオロキン達はそこで儀式で行い、意識を若い肉体へと移して不老不死を実現していた。
両女帝はその邪魔となる主人公の精神を破壊しようと企んでいた。

両女帝から再び精神攻撃を受けた主人公が完全に拒絶すると、場面が両女帝にWarframeとの接続を強制切断された瞬間に移り変わる。
どうやら雪山での出来事は精神世界での出来事だったようだ。
前と同じようにオービター内のソマティックリンクで目を覚ますが、取り戻したVOIDアビリティは失われていなかった。

主人公は脱出に手を貸したTeshinの身を案じ再度要塞へ向かおうとする。
要塞は移動済みだと慌てるOrdisに対し、主人公は要塞内に取り残されたWarframeがあると答える。
ソマティックリンクは機能停止していたが、もはや必要なかった。主人公は独力でWarframeへと転移する。

両女帝との対決
転移後、Warframeと共にオペレーターが姿を現すと、両女帝の妹は逃げ出し、姉とガーディアン達との戦闘になる。
ガーディアン達と女帝に操られたTeshinを倒した主人公は、女帝の力の要であるクバの笏(しゃく)を奪い取る事に成功する。
これにより支配から解放されたTeshinと共に、女帝の姉に止めを刺して戦いの幕を下ろした。

脱出後、古の大戦時代の信号を受信し、精神世界で訪れた雪山へ向かうと、そこにはTeshinが佇んでいた。
言い伝えではクバは「オロキン先祖の血を宿す不老不死の万能薬」「使用者に狂気と悪夢を植え付ける毒」だという。
奪ったクバの扱いを問われた主人公は、[破壊 / 保管 / 飲み干す]の3択の何れかを取る。
直後、主人公の瞳が黒く染まり、主人公をガキンチョと呼ぶ未知の声が聞こえる。
Teshinは様子のおかしくなった主人公を揺り起こすと、「背負うものが重くなった。自己を見失うな」と忠告して終わる。

注目ポイント
精神世界の修練クエスト名「内なる紛争」が、雪山での出来事が精神世界で起こったという事を示唆している。
Teshinが語る所によると、Margulisは嘘をついており、Zarimanの子供達を治療せずに過去の記憶と能力を消した。
これを正して命を救う為、Teshinは主人公を雪山での修練へと導いた。
ただし、Margulisの嘘についてはあくまでTeshinの見解であり、クエスト終盤にLotusはその事を否定している。
雪山の洞窟の遺体最初の洞窟で見つける死蝋化した遺体で、主人公に似た服装をしている。
Teshinの「諦めた」というセリフもあり、修練を諦めた先が暗に示されている。
ゴールデンマウ洞窟の地中に潜んでいたワーム。脱出の最後に主人公が転移して乗り移った。
これにより転移能力がWarframe以外も対象に出来る事が判明する。
グリニア両女帝グリニアの支配者である姉妹。Lotusですら情報をほぼ掴めておらず、グリニア指令による作り話かと思われていた。
オロキンだが、今はグリニアの肉体になっている。
他のグリニア兵と違わず、劣化した肉体を補う為に身体の大部分が機械化されている。
詳細はキュリアを集める事で判明する。
エルダー・クイーン両女帝の姉の方。老婆のような顔と声を持ち、下半身が巨大な機械の蛇のようになっている。
クエスト中では顛末を3択[見逃して肉体の腐敗を進行させる / Teshinに命じて殺す / 自分で手を下す]から選べるが、何れを選んでも展開的には死亡する。
ワーム・クイーン両女帝の妹の方。小柄で声は高く子供のようであり、姉とは対象的。
Daxオロキンの忠実な兵士。
クエスト「目覚め」において、過去の時代でWarframeと戦っている兵士達がTeshinとよく似た姿をしている。
クバの笏先端にクバを湛えた容器がつけられた杖。クエスト完了後、主人公が壊した後のBROKEN SCEPTERとして入手できる。

Harrowの鎖

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レッド・ベールからの不穏な通信を受信し、発信元であるティール・メリディアンの放棄船へ調査に向かう。
暗闇に閉ざされた船内で見つけたのは、惨殺されたクルー達の死体と血で描かれたメッセージだった。
そこで唯一の生存者であったPalladinoという女性を保護する。

基地へと彼女を連れ帰るが、Rellという名の存在との対話を試みるその姿は、降霊術を行う霊媒師そのものだった。
不信感を抱きつつも、彼女の求めに応じて対話に必要な聖遺物を捜索に向かう。
そこでPalladinoから、Rellも主人公と同じテンノだったが、異質な存在だったが故にMargulisから追放された事が明かされる。
主人公は聖遺物・Dondaを発見し回収するが、Rellの影に襲われる。
ひどく冷淡な転移エネルギーを感じ取ったLotusは、Margulisの庇護を受けられなかったRellが異様な存在と化した事を悟る。

基地に戻りPalladinoが再びRellと対話を試みると、Rellにわずかな人間性が残っている事を発見する。
Lotusの見立てでは、影は1つの精神から分離した転移エネルギーであり、すべて捕まえる事で元に戻せるという。
キネティックサイフォントラップを用いて影の捕獲を進めると、さらなる真実が明らかとなる。
RellはVOID被爆で発狂したのではなく、「壁の中の者」と呼ばれる存在を見つけた事。
それを抑え込む為に永遠の番人となったが、攻撃を受けて不安定で危険な状態にある事。
他のテンノのようにルアのリザーバを使えなかったRellは、代わりに魂を不死の器・Warframeへと移す事で永い時を過ごしてきた。
影をすべて捕まえてRellの魂を戻した後、主人公は寺院に封印されたWarframe・HARROWを封じる鎖を破壊、Rellの魂を解放した。

Rellは最期に壁の中の者の今後について尋ねるが、Palladinoは「責があるテンノがその役割を受け継ぐ」と答える。
その言葉の通り、クエストクリア後はオービター船内に主人公(オペレーター)と瓜二つな存在が姿を現すようになる。

注目ポイント
DondaPalladinoが聖遺物と呼ぶ小さな機械。
Rellは音・色・触覚に過敏であり(感覚過敏)、Dondaの音と動きがRellの精神を落ち着かせ集中をもたらした。
カードクエスト中に選択肢として選ぶ、様々な感情の表情が描かれたカード。
感情の理解に乏しいRellへの教育として母親が使用していた。
壁の中の者謎の存在。Palladinoは「星霜のように古い、冷淡な存在*1」と語る。
Lotusは「妄想であり全てのテンノが経験したVOID被曝の症状」と存在を信じていない。
クエスト中の壁の血文字には「邪悪ではなく 無関心でしかないもの*2」と書かれている。
オペレーター
瓜二つな存在
姿はそっくりだが目が黒く染まっている。オペレーターの事をガキンチョと呼ぶ。
クエスト内なる紛争」の最後にも登場しており、壁の中の者と同一存在だと思われる。
Margulis「盲目の彼女は 彼を追放した」(クエスト中の壁の血文字)
「どうして悪魔を守るというんだ、奴らがお前にしたことにも関わらず」
「愛は目ではなく心で見るもの。彼らは誰も傷つけるつもりはなかった」
(クエスト二番目の夢」のルアにおけるBallasとMargulisのやり取り)
これらの事から、Margulisがテンノ達(あるいはRell)に襲われて盲目になった事が示唆されている。
LotusPalladinoはLotusに対し「其方の型取りし自らの存在はテンノ達の夢より引き出された物」「其方はMargulisではない」と語る。
また、Lotusはテンノ達の存在をすべて把握しているというが、追放されたRellの存在を知らなかった。

背信のプロローグ

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個人部屋で触れた光に導かれ、ルアへとやってくる主人公。
再びオロキン時代の会話が聞こえてくる。
拘束され助けを求めるMargulisと、それは出来ないと許しを請うBallas。
判決の日。セブンの一員としてBallasは撤回を求めるが、Margulisは最後までテンノ達の母として在り続けた。

主人公がルアにあるLotusの間へと辿り着く。
「この時を待ち望んでいた」と語る彼女が見つめる相手は主人公……ではなく、その背後に現れた男・Ballasだった。
Lotusの事をMargulisと呼ぶBallasの手を取り、Lotusは仮面を脱ぎ捨てBallasと共に光の中へと消えていった。

注目ポイント
Ballasオロキン帝国崩壊から今まで生きていた事、セブンの一人である事が発覚した。
オロキン人であるエントラティ家の人々と同じような身体的特徴を持つ。
翡翠の光Margulisの判決の際、「翡翠の光に顔を寄せて撤回しろ。そうすれば慈悲ある死を許す」と告げられる。
サンクチュアリの研究「クルーマン」の項目にも登場し、処刑装置であると考えられる。
アルキメデス
(Archimedean)
判決の際に「Archimedean Margulis」と呼ばれる。
クエスト「銀の果樹園」や前述のクルーマンの項目にも同様の呼称で呼ばれる人物が登場する。
オロキン時代における学者階級への呼称と考えられる。
Lotusの代理いなくなったLotusに代わり、クエスト後はOrdisによるLotusの再現ホログラムが主人公をナビゲートする。

サクリファイス

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導入
オービター内で主人公は姿を消したLotusの囁き声を聞く。
声の誘うままに個人部屋に飾られたLotusのヘルメットに触れると、ある情景が頭に流れてくる。
Umbraと呼ばれた漆黒のWarframeが、Ballasと彼が従えるセンティエント兵達に敗れ、閃光に包まれ消えていく光景。

真相を確かめるべく主人公が地球へ向かうと、光景と同じ場所でバラバラになったWarframeの残骸パーツを発見する。
パーツを回収し、Excalibur Umbraとして合成するも、完全な修復には情報が足りない。
当該Warframeとリンクしていたテンノが確認出来ない上、転移装置の型が違うのだ。

同じく回収した武器に微かな痕跡が残っていた事を思い出し、主人公はルアへと捜索に向かう。
辿り着いたのは暗号ロックの掛けられた牢獄部屋だった。
どうやらUmbraはここに閉じ込められていたが、先日ルアVOIDから移動した際の地震によって施設が崩壊し、逃げ出したようだ。

部屋の中を捜索した主人公は、Vitruvianと呼ばれるオロキンの記録装置を発見する。
装置には「お前達(センティエント)の敵であるWarframeの弱点を明かす」というBallasの声が録音されていた。

オービターに帰還後、解析の為にVitruvianをOrdisに接続するとシステムがダウンしてしまう。
すぐに復帰するもOrdisの一部機能はダウンしたままで、いつものフランクな口調から機械的な口調に変わってしまう。
Ordisの問題はあったものの、制作に必要な材料が判明し調達、Excalibur Umbraが完成する。

主人公がアーセナルでUmbraを装備しようとすると、独りでに動き出したUmbraが襲いかかってくる。
オペレーターの首を締め上げるUmbraはヘルメットの一部が壊れており、中からは爛れた人間のような顔が憎悪に満ちた目でオペレーターを睨んでいた。
一瞬の隙を突いてオペレーターがWarframeに触れると、過去の情景へと飛ばされる。
オロキン調の部屋の中、記憶の主は病気によりベッドで横たわっており、声を出す事も出来ない。
Ballasは「君を治療しよう」と優しく声をかけるが、同時にテレパシーを使い、隣で心配している息子でありDax兵のIsaahへの危害を仄めかす。

主人公が記憶から戻ると、Umbraは太陽系に脱出したとOrdisに告げられる。
ここからは消えたUmbraの追跡と、接触による過去の記憶のフラッシュバック、Vitruvianによる音声記録が交互に繰り返される。
まとめると以下のようになる。

センティエントとWarframeの真実
かつてセンティエントオロキン達を「新たな約束された地」へと導く役目を負った機械だった。
ところが彼らは辿り着いた先で思考を獲得し、繁殖。
オロキン地球のような破滅をもたらす存在である事を悟り、「古の大戦」が始まった。

センティエントと同種であるオロキンの技術・兵器は、簡単に利用されてしまう。
それを防ぐ為に古い戦術に頼った。機械でも光でもない、肉体と疾病に。

感染体を人工的に養殖・合成し、Warframeを作る為の装置・Helminthを作り上げる。
同意の有無を問わず屈強な者達を集めて素体とし、生物兵器として戦場へ送り出した。
だが、当初は大丈夫だと見なされていた感染体による精神の錯乱があったのか、反抗した為に処分せざるを得なかった。

その後、解決策としてオロキン達はZarimanの子供達を極秘ポッドへ収納し、転移によるWarframeの制御を編み出した。
Ballasはその位置座標とコードを、内通していたセンティエント…Hunhowに送信する。

奇跡の犠牲
Ballasは生涯を掛けて離反の計画を練っていたが、記憶の主…かつてのUmbraにそれを傍受されていた。
その事に気がついたBallasはUmbraの始末を計画する。

何故Ballasは裏切ったのか。その理由が分からないUmbraに対しBallasは語る。
彼の永遠の命と共に、永遠に存在する1つの記憶。それは愛する者が死ぬ記憶。
Ballasはその燃えるような1つの記憶を持たせる事で、新たなWarframeを創造しようとしていた。
これこそまさに奇跡。だが奇跡には犠牲(サクリファイス)が必要だ。
感染体による肉体の変化が進んだUmbraは、Ballasに仕込まれた転移ボルトで操られ、息子のIsaahを殺してしまう。
Ballasの目論見通り、長い年月が経過した現在でも、彼はこの瞬間の記憶に無限に囚われていた。

Umbraとの同調、決着へ
Umbraの精神の奥底に辿り着いた主人公は、Ballasの独白を耳にする。
Warframeの精神を薬や拷問で粉々に破壊し、中身を剥ぎ取ったが失敗に終わった。彼ら…テンノが来るまでは。
テンノは何故か壊れたモノの中身を見通す事に長けており、その痛みを取り除いた。
悲嘆に暮れるUmbraと正面から向かいあった主人公は、その精神との同調を完全に果たす。

Umbraの完全な制御に成功した主人公が、Umbraの残骸を見つけた場所へ向かうと、そこにはBallasが待ち受けていた。
Ballasは転移ボルトでUmbraを操作するが、主人公と存在を共にしたUmbraがそれを上回り、一矢報いる事に成功する。
倒れたBallasが「所詮私は彼女の手駒でしかない」と弱々しく口にすると、上空から大型のセンティエントが飛来する。
「ワタシはここです、テンノよ」
聞き間違えるはずがない声。異形のセンティエントの胸部にある顔。Natahと化したLotusの姿がそこにあった。
「奴らに何かされたのか」と問う主人公に対し、Natahは「何も。これこそがワタシなのです」と答えると、倒れたBallasを抱え飛び去ってしまう。

注目ポイント
ミミックルアの探索で出現するセンティエント。その姿が確認されたのは古の大戦以来。物体への擬態能力を持つ。
センティエント元々はオロキンにより作られた機械(ドローン)だった。
サンクチュアリの研究「クルーマン」の項目で、制作された経緯や向かった先などの詳細が判明する。
古い戦術センティエントオロキン技術製の物を掌握する術を持っており、回避策として古代の機械・武器や肉体・感染体を利用した。
フラグメント「古代の武器」「WARFRAME」などでも言及されている。
シータスで分かるように、オロキンタワーが有機体で構成されているのはその為である。
地球の破滅地球は毒素に汚染されており、人類の住める環境ではなくなっている。
フラグメント地球」「野生生物」で言及されている。
シータスなど極一部の地域のみが毒素の影響から逃れていると思われる。
エイドロンの草原千年魚 (フラグメント)の隠し音声メッセージで言及されている。
治療薬液BallasがUmbraに対して注入した赤い液体。器具に液体パックとして吊り下げられている。
コミ (Komi)記憶の中でBallasがUmbraと興じる囲碁のような遊戯。
ただの遊びではなく、Ballasが石を1つ取る毎にUmbraの血族を消していくという裏の(一方的な)取り決めがあった。
Lephantisクエスト実装前より「我らはお前の血肉である」と発言しており、感染体との関連性を匂わせていた。

メインクエスト パート3 新たな大戦

争いの序曲

キメラプロローグ

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Lotusのヘルメットを被った壁の中の者に導かれ、主人公はどこかに監禁されているBallasの現状を覗き見る。
BallasはNatahにより命を救われるも、肉体をセンティエントとの合成体に変えられ、完全な死を奪われたと嘆く。
Ballasとテンノは共にLotusに対して自分が望むもの…「愛する者」「母なる者」の姿を見てきた。
Lotusは想像に合わせて模られる存在であり、その実態は毒でしかないと糾弾する。
隠れていたテンノに気付いたBallasは、センティエント殺しの剣「Paracesis」を授け、場面は終わる。

注目ポイント
Lotus
(Natah)
今回のBallasのセリフと、クエスト「Harrowの鎖」におけるPalladinoのセリフ「Lotusはテンノ達の夢から形作られた」。
さらにクエストサクリファイス」で出現した模倣能力を持つセンティエント・ミミックの存在。
これらを考慮すると、Natahはミミックの一種であり、Ballasとテンノが望む姿=Margulisを模倣したのでは?という考察が成り立つ。

幕間 木星協約

クエストではないが、時系列的にはここでアップデート「木星協約」における、木星の合成体とロパロリストに関する顛末がある。
詳しくは木星フラグメント「パートナーシップ」と、ロパロリスト抹殺ノードのカットインモノローグで明らかになる。

クリックでロパロリストのカットインモノローグのまとめを表示

Natahはテンノを殺す為に生み出された。模倣能力を使ってオロキン潜入したが、テンノの顔を見た瞬間に母性に目覚めた。
しかし、テンノと共にルアに幽閉され、創造者(おそらくはBallas)によって改造され、センティエントを殲滅するよう再プログラムされた。
だが家族によって救われた。合成体を生み出しオロキン(人類)とセンティエント、互いの弱点の克服を目指す。

ERRA

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古の大戦の情景。ルアのリザーバにおいて、1体のセンティエントがLotusと対峙していた。
Erraと名乗るそのセンティエントは、Lotusを姉上を呼び、自分こそが最後に残った家族なのだと訴える。
だがLotusはそれを否定し、ErraはLotusの引き連れたオペレーター達によりVOIDビームを撃たれる。

場面は変わって現在、センティエントの拠点。
NatahとErra、そして首輪に繋がれたBallasの3人が、来たる戦いへの話し合いをしている。
Natahは記憶が混乱しているらしく、今が古の大戦の時代であると誤認識している。
しかしながら今はLotusとして得た力を持っているとして、ErraはNatahセンティエント再結成の号令発動を指示する。

注目ポイント
VarziaErraに頭を捕まれ、ヘルメットを砕かれている女性のDax兵。
クエスト中においてはやられ役の一般モブであり、名前も出てこない。
その後も生き延びていたらしく、現代では火星のバザーで商人をしており、Prime Resurgenceを担当する。

幕間 深紅の槍

クエストではないが、時系列的にはここでイベント深紅の槍」作戦がある。

創造主

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センティエント母船内。NatahはLotusとしてErraを攻撃した事を覚えていた。
だがNatahはErraがその攻撃により死んだはずで、テンノと共に確認したと主張するが、Erraは記憶の混乱だとして否定する。
創造主にされた事からの回復には時間がかかると言うErraに対し、Natahは「彼も創造主の1人なのでしょう?」とBallasを指し示す。
途端に激昂したErraはNatahを背後の台座に投げ飛ばし、「戦争を終わらせろ」と言い捨てる。
Ballasを繋ぐ鎖を解き放つと、謎のエネルギーに拘束され光に包まれていくNatahを2人で見届ける。

幕間 オルフィクスの毒牙

クエストではないが、時系列的にはここでイベント「オルフィクスの毒牙」作戦がある。

新たな大戦

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導入
ベール・プロキシマから現れた膨大な数のセンティエントがOrigin太陽系への本格的な侵略を開始しました。
Origin太陽系の各地が戦場となっており、テンノを含めた様々な勢力がセンティエントと戦っています。

シータスオロキンタワーへミュレックスが直接乗り付け、シータスにはErraが姿を見せ、オストロンの子供に「恐れる事はない」と告げ……。

注目ポイント
ベール・
プロキシマ
レールジャックミッションにおける最も高レベルのステージ群を含む宙域。平時からミュレックスの存在が確認されている。
初期にはこのミュレックスの内部に存在する赤いクリスタルをPARACESISで破壊する事がクエスト『ERRA』のプレイ可能条件とされていた。
ミュレックスセンティエントの使用する一般的な母艦。

KAHL-175
エイドロンの草原へと降り立った無数のコンドリックスからはセンティエントの部隊が姿を見せ、草原のグリニアも攻撃を受けています。
複数のグリニア兵を積んだフィルボルグが撃墜され、VAY HEKから通信が送られます。「8番隊! ウジ虫共が! 報告しろ!」
仮面が砕け、義眼も垂れ下がった状態になったグリニア ランサーが答えます。「兄弟死んだ。残りKahl 1-7-5」
両女帝陛下の為HEKの指示に従い戦場を進むKahl-175。航空戦で撃墜されたダージンパイロットの救出に向かうもパイロットは既に死亡。
次の任務を求めるとHEKはコンドリックスのせいで離陸できないと漏らし、HEKに「無理だ」「食われる」とまで言われてもセンティエントと戦いながらコンドリックスの破壊の為に進みます。
HEKの「食われる」という言葉に爆弾を食べさせる事を思いついたKahl-175は"デカい爆弾"を探し、手にして、両女帝陛下の為覚悟を固めました。
近くで戦っていたグリニアの兄弟達は全滅し、その戦いの余波で義眼は完全に壊れ、GRAKATAも無くし、しかし機能停止したRHINOの持っていたCORINTH PRIMEを手にして一人戦い続け、ついに辿り着いたコンドリックスの根元へと寄りかかり、空を見上げながら"デカい爆弾"を起爆しようとします。両女帝陛下ではなく、兄弟の為に。
眼を閉じて最後の時を待つも爆弾は起爆せず、目の前へと居たのはセンティエントのErra。Kahl-175に対してもErraは「恐れる事はない」と告げ……。

注目ポイント
コンドリックスセンティエントの部隊を積んだ降下船。ミュレックスには複数隻が搭載されている。
フィルボルググリニアの比較的小型の輸送船(揚陸船)。非武装。
ダージングリニアの立ち乗り式の小型戦闘機。

VESO
コーパスシップの船内放送で流されたALAD Vのプロパガンダで塗り固められた死守命令に続いたテクニシャンへの連絡要請に答えたのはクルーマンのVeso-R。
艦隊から防衛システムをコントロールする為に、ALAD Vの持つ権限オーバーライドを機能する様に直す様に名前を間違えられながらも求められ、名前を訂正しつつ「やってみます」と彼の戦いが始まりました。
破壊された船そのものが道を塞ぎ、センティエントに乗っ取られたロボットが行く手を遮る中、弾薬の心配だけはないPLINXと船のディスペンサーから呼び出せる2種類のモアにシールドドローンを頼りにVesoは進みます。利益に感謝あれ!
またもや名前を間違えられながら「防衛システムを制御しなければ皆宇宙のゴミですよ」とALADにせっつかれるも、Vesoにはこの任務に疑問がありました。「艦隊から防衛システムを無力化すると? り… 理解が追いつきません」
「我々は新たな管理下に置かれようとしているのだ! 言われた通りにしなさい、もっと前向きなクルーに差し替えられたくなければね」……ALADはコーパスを裏切り、センティエントへと下るつもりの様です。
オーバーライドの為に進む中JACKALが道を阻み、それを見たALADは「役員会も現実を見て欲しいです」と言い放ちます。JACKALに理論的には勝利しうる策を練るもVesoは「私は役員会を裏切るのか?」と自問自答。

JACKALを倒すもALADにせかされつつ「よくやったよ、VIKO君!」とまたまた名前を間違えられながら褒められ、そしてVesoは権限オーバーライドを行います。
ALADが艦隊に武装解除を要請し、また自分がセンティエントと交渉を成立させると宣言する中、Vesoは決断を下しました。
「艦隊コントロール…発砲同期を再起動。権限:1級コーパステクニシャンVeso-R。発砲せよ。利益の為に」
Vesoの決断によって眼前へ迫るミュレックスへと船は発砲し、船は崩壊します。

レールジャック
コーパスシップが沈みゆく中、1隻のレールジャックが戦場を進みます。
このレールジャックに乗っているのはLotusを取り戻しに来た主人公とTeshinです。
Teshinが先に突入してオルフィクス源を先に破壊し、Teshinが合図した後に主人公が突入するという作戦に基づきTeshinをスリングショットでセンティエントのマザーシップへと射出しました。

注目ポイント
オルフィクスセンティエントのジャミング能力。あるいはその為の設備・器官の類。「大型ハンマーよりも複雑な機構は全て破壊されてしまった」と評される程の効力を持つ。
センティエントのジャミング「オルフィクスの毒牙」作戦以降のセンティエントはWarframeを無力化するジャマーを展開可能となっている。(エイドロンの草原RHINOが機能停止していた理由か)

TESHIN
センティエントのマザーシップへと突入したTeshinはSUN & MOONスタンスに応じた属性を纏わせてセンティエントを切り捨て、ORVIUSで宙を掛け、オルフィクス源を探します。
マザーシップの道中ではグリニアコーパスが囚われてるのが見かけられます。……何の為に?
一度はOrdisの支援を不要と考えたTeshinでしたがオルフィクス源を破壊する為にOrdisの力を借りる事になったりしつつもTeshinは進み、Ballasから通信を受けます。
「テンノが誓いの縛りから解放した、そうか? それで彼らの罪を許すのか?」
そのほかにもBallasは色々と言ってきますが、Teshinは意に介しません。
そしてTeshinはオルフィクスを全て破壊しましたが「安易すぎる。他に罠がないか偵察する」と主人公への合図をせずに先に進みます。
先に進むTeshinへとBallasは「紛争がどのように結末を迎えるか見せたくてたまらない」「暴力でなく、希望でだ。偽りでなく、真実で。信じる力があるのみだけの真実だ。」と意味深な事を言いますが……?

注目ポイント
誓いの縛りオロキンがDAXに高い能力と引き換えに与えた特定の相手に対する忠誠を強制する技術、あるいは強制された忠誠そのものの事と思われる。

戦いの結末
TeshinはBallasの呼ぶところのベールなる金色の仮面の様な機械を頭へと取り付けられ、Erraによってテンノを呼び出す様に求められ、甚振られています。
ですがTeshinは別の何かを見聞きしています。それはベールの力が見せる失ったものの姿、仕えさせるための痛み。かつてテンノによって命を奪われた女性の姿です。
それでもTeshinはテンノを呼ぶ事はなくベールを外しますが、呆然としてしまった所をErraによって首をひねられ、主人公によるErraへの攻撃が行われてそれ以上何かされる事だけは阻止されましたがTeshinは倒れ伏したまま。

Ballasと、その傍に居るのはLotus、あるいはNatah。人間然とした部分とセンティエント然とした部分が別々に分かれた姿になっています。
Ballasのキスによって力を奪われたLotus/Natahはマザーシップによって開かれたVoidゲートへと落とされかけ、主人公はWarframe、更には自分自身の手で人間部分の手を掴み取りますが、彼女の腕をBallasが切り落とします。
主人公は彼女がVoidへと落ちていった事で呆然としてしまい、その間にBallasは背後へと回り込み……「テンノ、悪魔は殺せない! …だが地獄に追い返す事はできるのだ!」PARACESISで背中側から胸部を一突きにされて主人公もVoidゲートへと落ちていきます。

漂流者
KAHL-175を含むグリニア、Veso-Rを含むコーパス、主人公を含めたテンノとその協力者。全てに勝利したBallasは玉座に居ます。
全てが一つとして、"太陽系全ての勢力にとって脅威であったテンノ"が排除され平和と安全の時代が来たのだ、とBallasは宣言し「Voidに誓い… テンノが戻ることは絶対にない!」とまで付け加えます。
そんなBallas率いるナルメルが支配者となったOrigin太陽系は地球の森林でナルメルに抵抗する謎の人影。
ナルメルに囚われたオストロンを解放しつつナルメルアウトポストを制圧しに来たその人物はベールを付けられたオストロンによって発見され、センティエント、更にはアルコンという脅威に襲われて逃げ帰る事になります。

未だに健在のNora Nightの放送曰く「テンノが去って何年が経った事か」という時代に、テンノの意思を継いだ正体不明のならず者。仮面を壊し自由を返す、人呼んで漂流者とはこの人物の事です。

そんな漂流者が船を使って逃げ帰った先は、これも地球のどこかに埋まる様にして存在しているテンノのオービターらしき船。
その最奥のソマティックリンクに座るのは……体が部分部分しか残っておらず、エイドロンの様に半ば幻影と化した状態のLotusの人間部分。そしてセンチネルの様な姿で漂流者と話をするのはOrdisです。

注目ポイント
ナルメルBallasを頂点に置く現在の太陽系を支配する勢力。対立者をもベールの力で取り込もうとしている。
地球ではベールを付けたグリニア兵を主力としている他、センティエントも所属している。
アルコンWarframeの胴体とそれ以外の何かを組み合わせたナルメルの戦力。センティエントをも打ち倒す漂流者も逃げの一手になる程に強い。
漂流者誰も正体を知らない謎の人物。体格的には大人と思われる。ナルメルと敵対している。

『彼女』の救い方
半ばエイドロンと化した『彼女』の状態に対してOrdisは絶望視。しかし自分達にとっては未知も多く、そして漂流者にはより多くの事を知っている相手に心当たりがありました。その相手の元に行くためにコーパス製の船が必要です。

ふとした拍子にOrdisに漂流者オペレーターと呼ばれ、漂流者は「その呼び方はやめて」と言いいます。
Ordisにとって漂流者オペレーターに思える様ですが、漂流者の反応はどういう事なのでしょう?

さて、漂流者コーパス製の船を求め、Vox Solarisすら崩壊し・ナルメルとして"一つ"にされた金星フォーチュナーへと降り立ち、Little Duck――彼女は漂流者をテンノとは思ってはいない様です――の助言を受け、ベールを着けた状態でベール工場へと潜入します。
ベールについてナルメルは「暖かい偽りは慈悲であって残酷な真実であらず」などと謳っている様ですが、ベールが漂流者に見せるのはLotus、しかし『父親として保護しようとするBallasと、Ballasの愛を奪う存在であったから夢を見させたLotus』というBallasに都合のいい幻影です。
工場の奥に辿り着いた漂流者はベールに耐えかね脱ぎ捨てて、そのまま端末をハッキングして工場を破壊しつつ、盗んだシャトルで今度は天王星へ向かいます。

Ordisに正気を疑われながらも、ナルメルと戦いながら天王星の研究所を下って行くと、ナルメルを殺して回る黒い影。
ナルメルの指揮官らしき人物が「全てが一つとして」と信仰告白をしていたのがいつの間にやら「わたし一人になってしまった」に成り果てたりしつつ、辿り着いた先にはStalkerセンティエントの首魁Hunhow。
漂流者は敵の敵であり、センティエントについてよく知るHunhowに助力を求めに来たのでした。

Hunhowは『彼女』はそのままでは長くはなく、またナルメルは『彼女』の残骸の捜索を行っており、その目的は死者の蘇生。ナルメルにはそれを成し遂げる術がある。と言い、WarframeもVoidの力も無しに戦いを挑むのがどれほど無謀であるかと語ります。
しかし漂流者はHunhowの手助けがあれば無謀ではないと言ってアルコンについての情報を引き出し、なお無謀であると繰り返すHunhowに"『彼女』をBallasとErraに渡せばどう扱われるか"と無謀かどうかではなく戦う他ないという決意を示して対抗する為の武器であるNATARUKをHunhowから受け取りました。

注目ポイント
アルコン古の大戦で発生した、多くのセンティエントとWarframeの残骸を元にErraが作った存在。
Hunhowセンティエントの首魁であり、NatahとErraの父。オロキンからTau星系を守る為、妻と共にセンティエントを率いてTau星系からOrigin星系へと攻め入った(古の大戦)。
新たな大戦頃からは"うろたえて"天王星に引きこもっていた。(Origin太陽系へと攻め入った事で)結果的に子を望んでいたNatahから子を産む能力を奪ってしまった事を後悔している。
NATARUKHunhowが漂流者へと渡したアルコンにも通用する弓。

Zarimanの授業
ところ変わって土星の近くに浮かぶZariman船、時はZariman船のTauへのジャンプ前。子供たちは教室でCephalon Melicaから授業を受けています。
試験に向けての要点の復習としてという事らしい、Euleria Entratiの語る時間主義についての教材で、並行世界の古い論理として『今生きる時間のみこそが現実』と仮定し『起きた過去は捨て去り、非現実的なものとなる』『未来は未だ発見されていないけれど、過去より現実さに欠けている』とする「現在主義理論」を先に挙げてから、Voidと関連を持つという触れ込みで『「確実なる今」が存在せず、フレームを変える事もできる』「永遠主義理論」を提示し、理解度を確認する為に小テストが実施されます。
小テストでは『母と父のどちらか片方が生き延び・どちらか片方が死ぬ選択をする』場合に永遠主義理論に従い普遍的に正しい出来事として『両方とも生き残る。両方とも死ぬ』という直感に反するであろう答えまで出てきています。
(永遠主義理論としてはどちらの結果になる現実も存在しているので"普遍的には"両方とも生き残り・両方とも死んでいます。(つまり、1つの現実で両方が生きている/死んでいる訳ではありません))
そんな小テストを終えると、Zariman船がジャンプを行おうとしますが……?

注目ポイント
ZarimanTauへの植民の為にオロキンが建造したコロニー船。Voidの力による長距離移動を可能としている。
Tauへのジャンプに失敗し船体が崩壊、流入したVoidによって大人は発狂し最終的に子供達だけが生き延びる事になった。
Euleria EntratiダイモスでVoid研究を行っていたエントラティ一家の女性。
永遠主義理論過去・未来・並行世界の起こりえた/起こりうる全てが(消滅する事なく・永遠に)存在し続け、理論上はそれらとの行き来すら可能になりうるとする時間理論。

獣狩り1
ところは戻ってきて今度は漂流者の隠れ家。Hunhowにリモートで『彼女』の容態を見てもらいますが、アルコンを狩り力の源を奪う以外に生き長らえさせる術はないと言われてしまいます。
Ordisは思わずに前使っていたテンノの力があればもっと簡単なのでは? どうやって失くしたのですか? と聞いてしまいますが漂流者は「失くしてない」「まだ持ってない」と奇妙な答え。

アルコン狩りに行くとErraがNATARUKを見て漂流者に協力者が付いた事を察し、HunhowがErraにBallasに利用されているだけだ、と説得を試みます。
しかしErraは「何世紀にも渡る失態」「同族を裏切った」「ナルメルは貴様以上に我が一族に貢献している」とHunhowを否定します。

そんな話を尻目に漂流者はアルコンと戦い・倒し、どうしたものかとアルコンを見ているとアルコンが痙攣した様に動き出し……そこへ現れたStalkerがアルコンに突き刺さっているクリスタルを引き抜いて漂流者に差し出しました。

漂流者が隠れ家へと戻り、クリスタル――アルコンの欠片を『彼女』に差し出すと『彼女』はそれを吸収し実体部分が増え、よりはっきりとした意識がある様子を見せます。
とはいえそれは飢えて凶暴になった状態であり、かつての面影もありません。

Zarimanの教室
ところ変わって再びZariman。子供達は中の物をバリケードにして扉を封じて教室に閉じこもっています。
ジャンプで問題が発生し、大人は頼れそうにない状態。灯りを片手に教室内のみんなの様子を見て回る主人公。
灯りを無くしたらしい子供を教室の端に見つけ、灯りを差し出すと「ありがとよ、チビ。使わせてもらうぜ」そう言ったのは自分と同じ姿をした子供でした。

獣狩り2
時は戻って再び現代。
再びアルコン狩りに出た漂流者を見出したErraにHunhowは姉に自由の機会を与えろと言い、更にDAXを引き合いに出してBallasのしもべとなっているとまで主張しますがErraは姉をNatahとして帰ってこさせる事に執着して聞く耳を持ちません。
更にErraは「今は(何世紀に渡って初めての)平和と統制がある」「我が一族は遂に繁栄し、生命の頂点に立つ」と返しますが、Hunhowは「ワタシを説得しようとしているのか… それとも自分にそう言い聞かせているのか」と議論は平行線。
そんな親子喧嘩に挟まれながらアルコンを倒した漂流者は今度は自力でアルコンの欠片を抜き取ります。

あなたは誰?
漂流者は隠れ家へと戻り『彼女』に2つ目のアルコンの欠片を与え、『彼女』は明瞭な意識を取り戻しますが、漂流者を見て「あなたは誰?」。
漂流者は「自分はテンノだ! Zariman。全部だ」と答えるも『彼女』は「嘘」とバッサリ。

いきなり場面は変わりZarimanで自分と同じ顔の子供の前。自分と同じ顔の子供は「時間切れだ」と言い、更に主人公が欲しいと思えば全員を助けられる、握手でもするか?と言って手を差し出し、そしてその手にはエイドロン状態の『彼女』の手が重なって見えます。
再び場面は変わり漂流者の隠れ家の前の屋外。漂流者は怒り狂い「うそ!」と言い続けながら攻撃してくる『彼女』から逃げ惑いますが追い詰められてしまい、更に場面は変わりZarimanで自分と同じ顔の子供と握手をすると無数の自分が倒れていくのが見え……気が付くと漂流者と握手していました。

場面は漂流者の隠れ家に戻り『彼女』が一瞬驚いた顔をしたもののビーム攻撃を行い、それを漂流者がVoidビームで相殺します。
そして漂流者オペレーターへと変わっていた事に気付いた『彼女』は攻撃をやめ、自分が誰かは分からなくともやるべき事は分かる、と隠れ家から飛び立ちました。

BallasとErra
Ballasは『彼女』が帰ってきた事を認識し・アルコンが捕らえると楽観していますが、テンノが存在している事にも気が付き怒ります。
Erraが既に勝利している――ナルメルが太陽系中に広まり、誰もがBallasを称え・跪くのだから問題ではないと主張するも「奴らは違う」とBallasは否定し、更に「ただ言いつけられて喜ぶ生暖かい幸せが欲しかっただけ」な鈍い群れを従える事が勝利に見えるのか、と不満を露わにしました。
そしてBallasは『彼女』を捕らえ・『彼女』が愛したものを殺す為に戦力を配置します。

オペレーターと漂流者
どういう訳かオペレーターZariman船へと向かい、その中を彷徨い、漂流者と2人で食事をする事になりました。
オペレーターへと入れ替わった後の出来事を漂流者は聞き、オペレーターはそれに答え、会話の中でオペレーター漂流者を未来から来たのではないかと言いますが、漂流者オペレーターZarimanから救出された自分で、自分はそうじゃなかった自分だと言います。
どちらが『彼女』を救いに行くのか、二つに一つだと漂流者は語り、オペレーターがそれを選択します。

注目ポイント
漂流者正体はZarimanから救出されなかった並行世界におけるオペレーターに相当する人物。Zarimanから救出されていないので当然の事ながら古の大戦以来オペレーターとなった事はない。
救いに行く際に「二人一緒に」などとはしていないので、基本的には1つの現実に2人が同時に存在できる訳ではないと考えられる。

『彼女』を追って
ソマティックリンクの中から主人公が出てきて、(宇宙にある)休眠状態にあったオービターアーセナルHelminthを確認し、Lotusのヘルメットから『彼女』の行き先をシータスのミュレックスと察知。
『彼女』がBallasに復讐する意図と能力を持っている事にOrdisは驚きますが、主人公は『彼女』にその力が無い事を懸念し、止める為に追いかけます。

オルフィクス源に囲まれてWarframeも使えない中気づかれずにミュレックスへと突入する為、主人公はシータスの住人達をベールから解放し気球を用意してもらってタワーへと向かいますが、気球での飛行中にBallasの演説が流れてきました。
要約してしまえば『本気でTauへと向かうつもりであれば全てを投げ捨てる必要があり、だからOrigin太陽系は滅ばなければならない』という暴論です。

Unumを助け、またUnumからの助力をも受けてどこかへと発進しつつあるミュレックスへと乗り込む事に成功し『彼女』に追いつくも、これは自分の戦いだと譲りません。
『彼女』はBallas支配下の船以外のセンティエントを制御してナルメル側の部隊と交戦を行わせながら進み、またParaghasaという伝説にもなっているデブリや遺跡を食い尽くし蘇生する船が真の目的である太陽の捕食を行おうとしていてもう時間が無いのだと言います。
Ballasがしようとしている事が判明したのは良かったもののミュレックスから投げ出されてしまっていた所にやってきたのはCephalon Cyが舵を取るレールジャックです。
更に『彼女』を追って太陽の程近くまで接近し、太陽の活動そのものでミュレックスが沈んでいく様な環境を他の船や残骸で身を守りながらレールジャックで進み、Tauへと移動するエネルギー源とする為に太陽を食べつつあるParaghasaへ。
スリングショットで、しかしオルフィクスが展開されていたのでネクロメカで発射されて突入します。

ParaghasaではBallasの所業に離反を選んだErraに先導されて太陽に接近した事で焼けて崩壊している部分も見られる船の中をナルメル側のセンティエントと戦いながら進みます。
Erraの目的もBallasに操られない様に『彼女』を止める事。主人公のネクロメカが機能停止してしまう中、身を挺して道が塞がらない様にながらErraが最後のアルコンの存在と、その力を使えば『彼女』が洗脳に耐えられるかもしれないと伝え、主人公を進ませた後にErraは瓦礫と炎に呑まれてしまいました。

注目ポイント
ネクロメカ古の大戦中オロキン帝国においてWarframeよりも先に対センティエント兵器として開発され、比較的早期に運用を終了した兵器。運用期間の短さからかセンティエントによるジャミングの対象にはなっていない。

決着
主人公はオルフィクスジェネレーターを破壊しWarframeを使用できる様にしてアルコンを打ち倒し『彼女』を追いますが、『彼女』がBallasの元に辿り着くまでに追い付く事ができませんでした。
『彼女』は先にBallasと接触し、Ballasは『彼女』に跪けば世界を救い・ねだれば『彼女』を完全にしてやると言いますが、『彼女』は拒否します。
追いついた主人公はアルコンの欠片を『彼女』に渡そうとしますが、あろう事かBallasがそれを手にして『彼女』を支配してしまいました。

戦いの中でBallasは『彼女』をMargulisと同一視してMargulisが「子供」を求めていて、Ballas自身がテンノという子供を与え、その結果Ballasへと向けられるべき愛がテンノへと注がれてしまった事を失敗として語り、またテンノへと愛を注いだMargulisの行いを糾弾しますが、その果てに『彼女』への支配も解け、『彼女』に上っ面だけだと言われてしまいます。
Ballasは"Lotus"へと「私の前から消え去れ」と言うなどしますが、最後には自分の命を『彼女』の命と引き換えに与えると言い出すなど自棄を起こし、またMargulisとの関係を間違いだったと言い出すなどしますが、主人公にベール――その人物が見たいものを・Ballasに都合のいい形で見せる装置――を被せられて見たのは愛を囁くMargulisの姿。
居るはずのないMargulisに戸惑うも彼女の求めに応じてBallasはキスをし……かつて『彼女』にそうした様に今度は自分が力と命を吸い取られて死に、打ち捨てられてしまいます。

そして息をつく間もなく開かれてしまったVoidゲートから極めて巨大な、2対8本の四肢を持つ巨人が文字通り壁の中へと埋め込まれた存在がオペレーターの姿をした何者かと一緒に現れ何事かを喋り、笑みを浮かべて去っていきました。

注目ポイント
(言葉通り)
壁の中の者
レクイエムに似た言葉を発する謎の存在。
極めて巨大かつ壁の中に埋め込まれた人型でウィトルウィウス的人体図の様に四肢を各2対持っているが、右の上の腕の人差し指が欠けている他、顔の眼から上に当たる部分は被り物の様な何かに置き換えられている。

エピローグ
かつて『彼女』にそうされた様に、主人公は『彼女』をLotusが存在していたルアのリザーバーへと連れていきます。
『彼女』はNatahとMargulisとLotusが混ざり合った存在となり混乱していました。
主人公の助言で『彼女』は一つの声を先頭に置き、これからの紛争へと共に立ち向かう事を決意します。

ナルメルは主亡き今も残党が活動を続け、あるいは共通の敵を失ったグリニアコーパスも再び活動を活発化させており、紛争に終わりは見えません。
しかしどんな形になっても『彼女』はテンノ達の元へと帰ってきて、共に戦う事を選びました。
考察要素

BallasとErraはなぜ協力していた?
Lotus(Natah)をVoidへと一度送り込み、戻ってきたLotus(Natah)の残骸を用いての死者(Natah・Margulis)の蘇生をしようとしていたと思われる。

  • Voidへと送られた『彼女』が帰ってきた事は当然の出来事として扱われている一方、同じくVoidへと送られたテンノが帰ってきた事には驚いている
  • 『彼女』はLotusの他にNatahとMargulisとしての意識が混在する状態になっている

Ballasは何がしたかった?
テンノにMargulisを奪われた事や失敗に終わったTau植民という敗北等の復讐がしたかった、と思われる。

  • 自分からMargulisを奪ったテンノから今度は自分がLotusを奪う
  • (テンノになびいたりしない)自分の思い通りになるMargulisを作る
  • センティエントを支配下に収める
  • 再びTau植民を実行する

Erraは何がしたかった?
『姉であるNatahを取り戻す』と『姉や一族を犠牲にしないで済む状態としての平和を作る』の2つが行動の柱だったと考えられる。
なのでTau星系オロキンに滅ぼさせない為に戦争を引き起こして一族や姉を犠牲にしたHunhowに反発し、またオロキンであるBallasの下に付く事も厭わなかったと思われる。
なお称えられる事を勝利の内容の一つとして位置付けている為、それらよりも優先度は下がるとはいえ名誉も欲していない訳ではないと思われる。

デュヴィリ・パラドックスを踏まえた解説

漂流者の来歴上の過去の出来事がデュヴィリ・パラドックスで、デュヴィリには新たな大戦中の出来事によってLotusの切り落とされた手やTeshin当人が流れ着いている。
デュヴィリ・パラドックスでのテンノへの借りを返す為に、少なくともLotusの手と共にOrigin太陽系へと出てきた。
Origin太陽系に出てきた際の(身体としての)漂流者は、意識上はオペレーター漂流者が混ざった状態と思われる。(オペレーターのみであるのなら「オペレーター」と呼んだOrdisに「その呼び方はやめて」とは言わないであろう一方で、漂流者のみであるのなら『彼女』に「テンノだ」と言う事もないと思われる)
漂流者がデュヴィリを実体化させるのに使用したVoidパワーはDominus Thraxに"あげた"と思われる。
ただしデュヴィリ・パラドックスの出来事とOrigin太陽系における他の出来事との前後関係を考える事には意味がない(永遠主義理論的に別の時点へと繋ぐ余地があるので、地続きではない別世界同士の出来事について時間の前後を考える事に意味がない)事に注意。
(メタ的にはデュヴィリ・パラドックスは「一番初めにプレイ可能になるクエストの一つ」になる予定があった)

メインクエスト パート4 Void戦線編

前日譚:Albrecht Entrati

ダイモスのネクロリスク最奥部にて閲覧出来る、Albrecht Entratiに関する記録。
クエストではないが、以降のクエストの重要人物に関する事柄であり、ストーリー理解の補助として掲載。

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オロキンの科学者・Albrecht EntratiはVOIDに関する研究を行っていたが、周囲からは全く期待されていなかった。
ある日の実験に立ち会ったのも、面倒ながら付き添った彼の娘と、ペットであるキャバットのKalymosだけ。
セリガラス製のベル(装置)に入ったAlbrechtは、VOIDゲートが起動した際、時空間の振動で目眩を起こしてセリガラスに躓いてしまう。
それにより装置の進行方向が変わってしまい、掠めたVOIDゲートが中にいたAlbrechtごと装置を切断、AlbrechtはVOIDへ落下してしまう。

死を覚悟したAlbrechtだったが、気が付くと砕けたセリガラスが散らばる地面に横たわっていた。
実験は失敗して何も起こらなかったのだと思い立ち上がろうとするが、側にいたのが娘ではなくもう一人の自分である事に気が付く。
よく見ると周囲の様子も尋常ではなく、ここがVOIDの中である事を悟る。
Albrechtが驚愕し硬直する中、もう一人の自分が「小さなBengel」と優しく声を掛け、手を差し出す。
それは何世紀も前、幼少期に母親からしか呼ばれた事のない彼の呼び名だった。
混乱しつつも多幸感に包まれるAlbrechtだったが、僅かに残った理性に従い一目散に逃げ出した。

VOIDから研究室へ戻ったAlbrechtは、心と身体を切り裂かれ重傷を負っていた。
背後からもう一人の自分が手を伸ばして来ているのを感じる。
視力は失われ、声も出せなくなっていた為、ガラス片を握りしめ流れ出る血で「閉じろ!」と書き殴り、娘にVOIDゲートを閉じるように伝えた。

実験から時が過ぎる。オロキン達はクバの力で不老不死となり、時間の枷から開放された。
些細な出来事や過去に悩まされる事もなくなった。
だが、Albrechtは違った。月日が経つに連れ、実験の出来事が頭の中を占めていった。
実験の最中に切断された男の指を研究する事により、レールジャックZariman船など目覚ましい技術の発展を遂げた。
だが、その対価として何を支払った?
AlbrechtはVOIDで遭遇したもう一人の自分…壁の中に捕らわれた男の事を誰にも話さなかった。
Albrechtに続くように多くの人々がVOIDを訪れたが、誰もあの男には遭遇しなかった。
実験の最後、混乱の中でVOIDから抜け出したのは本当に自分自身だったのか?それとももう一人の自分なのか?
自身の存在が信じられなくなったAlbrechtは、クバによる不老不死を放棄し、今の肉体を最後とする事を固く誓う。

注目ポイント
Albrecht
Entrati
VOIDの発見者であり研究の第一人者。
Requiem Wordの壁画にてマスクを着けた姿が描かれているのを確認出来る。
ダイモスの隔離庫内には全身像が設置されており、そちらではより鮮明に姿を確認出来る。
また、彼の着用しているマスクはコラプトエネミーの装着している制御用ヘッドピースと似ており、関連性が疑われる。
名前のAlbrechtはドイツ語圏の男性名であり、その語源はadal(高貴な)とberath(光)。
Lohkの壁
(Wall of Lohk)
オリジン太陽系とVOID空間を繋げるゲート。台形の形をしている。
LohkはRequiem Wordで「空虚(VOID)」を表す。
この記録の中で固有名詞としては出てこない。
ダイモスの心臓」でMotherが言及している。同クエスト中、心臓の背後にあるゲートも同じもの。
切断された指Albrechtの同一存在(=壁の中の者)から切り落とされた指。VOID研究の礎とも言える物体。
明確な描写はないが、VOIDゲートを閉じる前 or その時に切断されたものと思われる。
Requiem WordのNetraの壁画には指を収めた装置が描かれているが、外見がレリクアリ・ドライブと酷似しており、記録の描写も合わせると、レールジャックに設置されたレリクアリ・ドライブの曇ったポッドの中身が指である事が伺える。
Bengelドイツ語で(愛情を込めて)若者、男の子。
また、現実世界に「Johann Albrecht Bengel」という名のドイツの敬虔主義の聖書学者が存在し、
ゲーム内的にかメタ的にかは分からないが、名前の由来である可能性がある。

壁の中の囁き

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冒頭ムービー
場面はエントラティの地下施設。
コートを着た男がポケベル、90年代風のコンピューターを操作した後、部屋の中央に置かれた棺へ向かう。
男はキャバットと共に棺の中に横たわると、側に控えていた眼鏡を掛けた男の頬に手を添え、何事かを囁く。
棺の蓋が閉まった後、眼鏡の男はハンマーで棺を思い切り叩いて破壊する。

導入
Loidからネクロリスクへ呼び出された主人公。

Loidは「KALYMOS (カリモス)」という名前が繰り返される奇妙な夢を見ていると語る。
作られた存在である彼が夢を見る事は出来ないはずで、これは異常事態だという。

Loidと共にネクロリスクの最奥・ネクロロイドへ向かうと、彼はこれが夢ではなく、長い間封じられていた「カリモス・シークエンス」という命令だという事を思い出す。
Loidが命令を実行しなければならないと言うと、部屋の中央の装置・宇宙時計が反時計周りに回転した後、崩壊して床下へ吸い込まれていく。
床が閉じると閉ざされた壁が起動して入口が開き、冒頭ムービーの部屋へと辿り着く。

部屋の中央には顔だけが見える巨人像があった。
Loidによると、これは「器」と呼ばれる、エントラティ様 (=Albrecht Entrati)による最後のプロジェクトだったが、完成には至らなかったという。

眠れる者
シークエンスではまず「眠れる者」を目覚めさせる必要があるというLoidの言葉に従い、主人公は捜索へと出る。
道中、念仏のようなくぐもった声が聞こえてくる。Albrechtはそれを「ヴォイドタング」と呼んでいたという。
先へ進み、Albrechtの魔導書を入手する。彼の日誌のようなものらしいが、VOIDの力による攻撃能力を持ち、攻略の一助とする事に。
さらに先へ進むと、廊下で不気味に佇む壁の中の者に遭遇する。Loidは「恐るべき脅威。この研究所は封印するべき」と語る。

その後、フラグメントの群れを退治し、奇妙な仕掛けの部屋を通りつつ、ついに目的の部屋へ辿り着く。
床下に格納されていた棺(冷凍ポッド)が開くと、中から眠れる者…冒頭ムービーに登場した眼鏡の男が姿を現す。
Loidは彼を「Loidのオリジナル」であると語る。
(※以後、オリジナルの方をLoid、セファロンの方をネクロロイドと表記)
彼が眠りについたのは古の大戦の途中であったらしく、会話の中で年月の経過を悟る。

カビアと器
研究所の拠点に戻ってきた3人。
Loidが研究所の状態を調査する間、カビアと呼ばれる3体の実験動物を紹介される。
説明書きによるとVOIDに派遣されたらしく、理解出来ない言葉(ヴォイドタング)で語りかけてくる。

調査が終わったLoid。器(巨人像)は未完成な状態だが、操作は辛うじて可能だという。
操作にはオペレーターが必要だが、主人公は違うようだと言うLoidに対し、ネクロロイドは魔導書を根拠に反論。
ネクロロイドの指示でコンピューターを操作すると、主人公がWarframeから器へと転移する。
Loidが転移の流れがおかしくなっている事に慌てる中、主人公の意識が過去の時間へと飛ばされる。

1999年
場面が切り替わり、主人公の視点がArthurという名の男へと変わる。
男はExcaliburに酷似したスーツを着ており、荒れ果てた地下鉄の電車内で銃と剣と武器に感染体のような敵と戦っている。
Arthurは「頭の中に誰かがいる気がする」と、テンノが転移してきた事を薄っすらと感じている。

Aoiという名の女性から通信で指示を受け、移動して駅の端末を探す。
端末を発見して操作をすると、通信からAoiの叫び声と戦闘音が聞こえた後、Arthurも敵の群れに襲われる。
端末の操作時に表示された日時は1999年 12月31日 11時54分。周囲の様子をみるに年越しを祝う最中であったようだ。

なんとか敵を撃退するも、Arthurは力尽きて床に倒れ気絶してしまう。
Arthurが目を覚ますと傍らにはキャバットがおり、停止したエスカレーターの上にはゆっくりと降りてくる男…冒頭ムービーのコートの男の姿があった。

「遅かったな」コートの男が言う。
その背後に見える時計は11時59分を指し示していたが、男の言葉が終わると同時に12時00分へと変わる。
その瞬間、男から黒いモヤが溢れ出し、歯をむき出しにして邪悪に笑う。ヴォイドタングの不気味な声が響き渡る。

帰還
現在へと戻ってきた主人公に対し、Loidが語る。
Albrechtは壁の中の者から逃れる為に西暦1999年へ向かったが、結局駄目だった。
VOIDから戻ったAlbrechtはほとんど笑わなくなったらしく、最後に彼が邪悪な笑顔を見せた事により、壁の中の者の手に落ちた事を悟る。

突如、警報音が鳴り響き、敵性体…ササヤキの攻撃を受けている施設の防衛へ向かう。
Loidはネクロロイドに対し、エントラティ家にここの存在を知られないようにする為、彼らの元へ戻るように指示する。

防衛完了後、カビアの魚に話しかけると壁の中の者が主人公を嘲笑ってくる。以後も度々出現して主人公の行動を煽ってくるようになる。
Loidの「Albrechtからの伝言がまだ転移バッファー内に残っているが破損しており、復元する為にコンピューターの修復が必要」との言葉に従い、主人公はネットセルへ部品を取りに向かう。

コンピューターを修理し、復元した伝言は以下の通り。
Albrechtが研究所を去ったのはLoidを守る為であり、壁の中の者が容易に追跡出来ない「歴史で唯一の場所」へと逃げた。
コンピューターのメモリ内にある設計図の物を作成し、カリモス・シークエンスを完了させて欲しい。
時が来たら、私を見つけてくれ。

伝言に従い、ファウンドリ「Jahu・ガーゴイル」を作成すると、カビア達の言葉が理解出来るようになる。
魚(Fibonacci)によると、カリモス・シークエンス完了の為には魔導書が必要だが、最後の1ページがLoidによって隠されているという。
そのページは最後にLoid宛に書かれたものだが、彼の終わらない自己正当を読む気になれなかったので隠したらしい。

最後の攻防
主人公は捜索に出かけて最後の1ページを回収し、魔導書を完成させる。
だが、帰還時のワープをササヤキに利用されてしまい、研究所の拠点(サンクタム・アナトミカ)が襲われてしまう。
別な場所に飛ばされた主人公は徒歩で拠点に戻り、壊された拠点の壁の外から大挙して襲来するフラグメント・タイドと戦闘になる。
フラグメント・タイドを蹴散らすも、集合体ザ・フラグメントが形成されてしまう。
ザ・フラグメントには攻撃が通用せず、Fibonacciの指示に従い魔導書をガーゴイルの前に置く。
するとガーゴイルにより魔導書の内容が再生され、辺りに響き渡る。
それはAlbrechtによる、彼へ尽くしてくれたLoidへの謝罪と感謝だった。

発露された感情によって攻撃が通じるようになったザ・フラグメントを倒すと、壁の中の者に操られた器(巨人像)が拠点へ迫ってくる。
主人公は器の拳による衝撃波でWarframeを吹き飛ばされ、生身のオペレーターになってしまう。
そのまま伸びて来た器の手により潰されたかに見えたが、拠点の中央にあった器に転移する。
腕を伸ばして敵の器の頬にそっと手で触れると、険しい表情が一転して穏やかになり、沈静化する。
その様子を見ていたLoidは自身も頬に手を当て、想いを馳せる。

事態は一旦落ち着いたが、これから厳しく長い戦いが続くと語るFibonacciに対し、Loidは決心を固める。
「遅かった」と言っていたAlbrechtを助ける為、次は時間通りにテンノを過去へ向かわせると。

エピローグ
研究所のどこかの屋外広場。器の前で椅子に座った壁の中の者が蓮の花(Lotus)びらを千切りながら独り語る。
握手をして取引をしたはずだ。だが子供は取引から逃げた。
それに対し、いつの間にか側に立っていた黒い目のコートの男が答える。
「Yet still... WE END AS WE BEGAN」
(それでも… 我々は始まったように終わる*3)
(英語版の字幕より。日本語版だと字幕表示がない)

注目ポイント
Albrecht
Entrati
コートの男。エントラティ家の元・家長。
VOID研究の第一人者でありVOIDの発見者。発見時に壁の中の者と遭遇した。
ネクロロイドRequiem Wordで詳細を確認できる。
無関心
(Indifference)
壁の中の者の別名。
ササヤキ
(The Murmur)
壁の中の者によって造られた存在。
クエスト新たな大戦」の終盤でBallasが前例のない規模でVOIDポータルを開こうとした為、壁の中の者の注意を引き、結果としてササヤキによる大規模侵攻が発生した(オペレーターレポートより。後述)。
オペレーター
レポート
(公式サイト)
クエスト実装に先立って公式サイトに掲載された、カビアによる主人公(オペレーター)の監視記録。
メタ的には今までのストーリーの振り返りを兼ねている。
ゲーム内においても、サンクタム・アナトミカのLoidの横にあるPCから閲覧出来る。
大いなる無関心
(Great Indifference)
研究所の外に広がる岩と空で構成された荒涼とした空間。
ササヤキが存在する場所であり、ササヤキを通じて拡大を続けている。
(ザ・フラグメント抹殺ノードのFibonacciのセリフより)
ヴォイドタング
(Voidtongue)
Albrechtが名付けた、念仏のようなくぐもった声。タングとそのままカタカナ表記されているが、意味合い的に訳すなら「VOID語」。
壁の中の者やササヤキなどのVOIDの住人の言語だと思われる。
Loid曰く「Albrechtはこれに意味がないことを恐怖し、意味があることをより恐れた」
Requiem MODカンビオン荒地オベリスクなどで使用されているRequiem Word (例:XATA、JAHU)もヴォイドタングの一種。
宇宙時計
(Cosmic Clock)
謎の装置。ネクロリスクのOtakの後ろやカンビオン荒地の隔離庫や各地に壊れた物が存在する。
ネクロロイドに存在していたものが唯一壊れていなかった物で、クエスト開始前ならネクロロイドにアクセスする事で存在を確認出来る。

(Vessels)
巨人像。陶器のような質感に反して生きており、近づくと心臓の鼓動音が聞こえる。
巨大な人造人間のような存在であり、Albrechtの研究所内のタイルでは脳などの内臓がむき出しになった作成途中の器が確認できる。
フラグメントAlbrechtの記録」で作成経緯などの詳細が判明する。
魔導書Albrechtの研究内容や遭遇した出来事が書かれた日誌。
スケイジング・ウィスパーを倒して入手出来るフラグメントAlbrechtの記録」で内容を読む事が出来る。
奇妙な仕掛けの部屋眠れる者を探すフェーズにて通り過ぎる部屋。
地下鉄のアナウンスが聞こえた後、部屋の中央にある巨大な装置の間をワープしてきた電車が通過する。
壁の中の者1999年の地下鉄のシーンにて、最初にいた電車内から指示された目的地とは逆方向のトンネル内に向かうと、壁の中の者がいる事が分かる。
1999年壁の中の者が容易に追跡出来ない、歴史で唯一の場所。
Albrechtは逃亡を図る以前にも一度1999年を訪れている。詳細はフラグメントAlbrechtの記録」で判明する。
年明けクエスト中でAlbrechtが年明けの瞬間に様子がおかしくなったのは、1999年ではなく2000年になってしまった為に壁の中の者の侵入を許してしまったと推測できる。
AoiArthurの仲間の女性。最後に通信が切断される前、戦闘音と共にMAGのCRUSHを使用している音が聞こえる。
また、「クソみたいな一年も終わり。最初からやり直せたらいいのに。初日にエントラティのクソ博士を見つけて。そしたら大晦日を独りで過ごさずに済んだのに」というセリフがあり、今後の展開の示唆とも読み取れる。
棺の破壊冒頭ムービーでLoidが棺を破壊するシーン。1999年から戻った後にLoidが「棺を壊しても無駄だった。結局何も変わらなかった」と語っており、壁の中の者に利用されないように破壊したと推測出来る。
ザ・フラグメントササヤキの集合体。壁の中の者が彷徨うKhraの連鎖を繋ぎ止めている(コーデックスより)。
Khraの連鎖
(Strands of Khra)
Fibonacci「無関心の指が欠けている限り、Khraの連鎖に囚われたままだ」
Loid「Khraの連鎖は因果関係の鎖をVOIDで表現したものに過ぎない。概念として具現化した時系列ともいえる」
以上はクエスト中のセリフより。KhraはRequiem Wordで「時」を表す。
壁の中の者は過去にAlbrechtと遭遇した際、指を切断されている(Requiem Wordより)。
VOIDは時間の流れから解き放たれた場所だったが、指を失った影響で因果律に縛られるようになったと思われる。
ヴォイドタング
のセリフ
最後の決戦シーンにてザ・フラグメントが出現する直前、壁の中の者に操られた器から聞こえるヴォイドタングのセリフ。
新たな大戦」のラストシーンで現れた壁の中の者が言っていたセリフと同じ。
クエストでは字幕表示により、「VOULL NE XATA VOK, MARA LOHK?」と言っている事が明らかとなる。
握手と取引ラストシーンの壁の中の者の言動より。
新たな大戦」においての出来事を指していると思われる。
カビアAlbrechtの実験動物達。実験でVOIDへ派遣された事により知性を獲得した。
カビアシンジケートランクを上げる事で実験の詳細や過去の出来事が判明する。
Pom-2度々使用する事になる90年代風のコンピューター。
Apple IIがモデルで、フランス語で「リンゴ」を意味するpommeが名前の由来。
Nora Night
の通信傍受
TennoCon 2023に向けて公式サイトに掲載された、Nora Nightが傍受した不正通信。
1番目の通信 2番目の通信 3番目の通信

ロートパゴス

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主人公がサンクタム・アナトミカへ向かうと、拠点外からポケベルの音が聞こえ、崖際で歌うLotusを見つける。
心配した主人公はオペレーター漂流者、2つの姿で声を掛ける。
それに対しLotusは大いなる無関心に誘惑されており屈しそうだと述べ、主人公に助けを求める。

求めに応じた主人公(漂流者)は廃墟となったショッピングモールへと転移する。
Albrechtのペットであるカリモスに導かれ、奥にあるポケベルに触れると元の世界へと戻って来る。
Lotusは時を越えた彼(Albrecht)を探す為、足跡を辿っていると語ってクエストは終わる。

クエスト完了後、Loidからメールが届く。内容は以下の通り。
ポケベルの音は過去からの呼び掛けであり、Lotus以外には聞こえず、歌う事で誘惑へ抗っていた。
遠くないうちに主人公を疫病の年、1999年の都市国家ホルバニアへ送り出せる。
器はAlbrechtの「志願者」達と繋がりがあり、それを利用出来る。

注目ポイント
ポケベルキニーページ。クエスト開始前、サンクタム・アナトミカ実装時点から、Lotusのいた地点の地面に置いてあり、近づくと音が聞こえた。
Arthurの
キニーページ
クエスト完了後に貰える装飾品。ポケベル。1999年から主人公が持ち帰ったようだ。
設置すると時折クエストマークが表示され、メッセージを受信する(後述)。
志願者ArthurやAoiなどAlbrechtの実験に協力した現地の時間軸の人物達。
後述するキニーページのメッセージに登場する名前も志願者の一部。
ロートパゴス英語表記はLotus-eaters。ギリシャ神話に登場する一族の名前で、ロートスの実を主食とする。
ロートスの実には麻薬のような効果があり、その地を訪れた船団の人々が実を食すと故郷や家族の事を忘れ、滞在を望むようになってしまった。
Arthurのキニーページのメッセージ履歴
日時(EST)英語日本語
2024-09-03WHO STOLE MY KINEPAGEオレノキニーページトッタノダレ
2024-09-09ELEANOR IF YOU STOLE THIS I SWEARELEANORマジデヤメロヨ
2024-09-17I CANT KEEP BORROWING LETTIES FOREVERLETTIEの借りてばっかじゃダメだな
2024-09-27AMIR WE TALKED ABOUT THIS前にも言ったろAMIR
2024-11-15GR8 DEALS @ BIG BYTESBIG BYTES でお得なプライス
2024-11-21METRO INCIDENT - EXPECT DELAYSチカテツジコ - チエンアリ
2024-11-25CUSTOM DECALS @ ZEVILAカスタムデカール @ ゼビラ

メインクエスト 未分類

Zarimanの天使」「翡翠の影」は、公式において未分類のメインクエストとされている。
いずれも「新たな大戦」後の時系列でありながら、パート4 Void戦線編とは関連を持たない、独立したエピソード(2024年11月時点)である。

Zarimanの天使

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新たな大戦」での出来事により、かつて主人公が乗船してVOID航行事故に遭遇した宇宙船・Zariman Ten-ZeroがVOIDから姿を表した。
Lotusによると、船内に生命反応はないものの、奇妙な歌声が聞こえてくるという。

主人公は調査へ向かうが、グリニアに先を越されていたらしく、既に拠点を設営して調査を進めていた。
歌声によりLotusとの通信が途絶え、主人公は1人で探索を進める。

その末にレリクアリ・ドライブへと辿り着くが、唐突に発せられたパルスによりWarframeへの転移が解除されてしまう。
オペレーターの姿で慎重に歩みを進めると、潜んでいた謎の怪物が姿を表し、その咆哮で主人公は気を失ってしまう。

目を覚ました主人公は、Zariman船最後の生存者であるホールドファストの4人組に迎えられる。
主人公は「クルーは全員死んだはず」と疑問を呈すが、リーダーのQuinnによると彼らは死後、VOIDによって創造された存在(=概念の具現化)であるらしい。
少し前まではKiraという名の女性もいたが、歌声によって精神が摩耗して先程の化け物(=天使)へと変貌してしまった。
他のメンバーもいずれそうなる危険性がある為、Quinnは主人公へ助力を請う。

主人公は要請に応じて3度任務へ赴く(メタ的にはZarimanの新ミッションチュートリアルを兼ねている)。
グリニアが損傷したレリクアリ・ドライブを再起動した事により発生したVOID汚染VOIDカスケード
天使が作った亀裂からVOIDエネルギーが氾濫するVOIDフラッド
グリニアがレリクアリ・ドライブのシールドを解除した事により天使が群がってくるVOIDアルマゲドン

Kiraの変質が進んで危険な状態になるも、最終的にアルマゲドンにて姿を表した所で撃破に成功する。
撃破後、「我々の存在を忘れないでくれ」という言葉を最後にQuinnと連絡が取れなくなる。
歌声が消えた事でLotusとの通信が復活するも、主人公はQuinn達を失ってしまったと落胆する。
ところが、拠点に戻るとそこには前と変わらぬQuinnの姿があった。
VOIDによる創造を行えるのはレリクアリ・ドライブだけではない。
主人公の記憶から新たな創造が行われたのだ。

記憶…Zarimanで起きた惨劇を忘れられるわけがないと零す主人公に対し、
Quinnは「だからこそ記憶に残すべきだ。我々がKiraを忘れなかったように」と答える。
彼の勧めに応じて、主人公は拠点(公園)にある彼女のお気に入りの場所に慰霊碑を作り、祈りを捧げて物語は終わる。

注目ポイント
天使
(Void Angel)
Zariman船クルーの成れの果て。かつてはホールドファストの面々と同じように、
概念の具現化によって人間として二度目の生を受けたが、歌声に屈して変成してしまった。
ミッション中に呼び起こして敵として戦うもの以外にも、あちこちの壁の中で繭に包まれて眠りについているのが確認出来る。
レリクアリ・
ドライブ
レールジャックでも使用されていたVOIDドライブ。
壁の中の者の切り落とされた指の模倣品を動力源にしている。
レールジャックのものはポッドの中身がよく見えなかったが、こちらは外部に露出しており明確に確認出来る。
ネクロリスクのRequiem Wordでもそれと思わしき描写がある。
スラックス
(Thrax)
VOIDグリニア兵を模倣して作った存在。
グリニアが損傷したレリクアリ・ドライブを再起動した事で発生した。
Albrecht膜
(Albrecht Membrane)
単純に膜とも呼ばれる。
VOIDとオリジン太陽系を隔てている文字通りの「膜」であり、Zariman船が関所(栓)として機能している。
もしZariman船を移動させた場合、現在の位置から水星までVOID嵐が発生するとアルキメデスYontaは述べている。
Zariman ARG
クエストの実装前後(2022年4月18日~26日)に開催されたARG(Alternate Reality Game:代替現実ゲーム)。
プロモーショングッズやDiscord、Facebook、Instagram、公式フォーラム、Twitchなどの
各種プラットフォームを利用して、画像や音声などの謎・暗号が掲示され、それをユーザーみんなで解いていくという形式だった。
物語的にはクエスト開始前、Kiraが回収した彼女の夫の死に関するZariman船内のログと、それを外部に送信しようとするKiraとのやり取りが描かれる。
参考:当時の公式ブログ投稿(英語)

翡翠の影

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翡翠の影
クエストは、Stalkerの視点から語られる。

天王星の地下深く、Stalkerの隠れ家では、女性型Warframe・JADEが病床に伏していた。
彼女を救うため、フォボスコーパス船から盗み出したバイオプラズマを投与するStalkerだが、病状は改善の兆しを見せず、逆に追ってきたコーパス部隊に隠れ家へ侵入されてしまう。
万策尽きたStalkerは、ついにHunhowの助言を容れて、宿敵であるオペレーターの力を借りることを決意する。

オービターに侵入し、オペレーターと対峙するStalker。そのJADEを救いたいという意思を知ったオペレーターは、協力を承諾する。
Ordisは、Warframeの力は永久的に維持されるはずだが「何らかの追加要因」がJADEの力を失わせていると語り、Warframeを形作る基本物質に注目するよう促す。
Warframeは感染体から作られたのだから、ジャガーノートから抽出したコルチクロムを投与することでJADEを救えるのではないか――。
オペレーターの推測に従い、Stalkerエリスの感染船でジャガーノートを撃破、コルチクロムを持ち帰る。

だが、すでにJADEは死に瀕していた。JADEの身体を覆う羽根が開かれ、彼女が妊娠していることが明らかになる。JADEの命は胎児を守るために尽きようとしていたのだ。
一縷の望みをかけてコルチクロムを投与するStalkerオペレーター。しかし、JADEは翡翠色の光となって消え、彼女が命と引き換えに産んだ赤子が残される。
そのとき、Captain Xeto率いるコーパスの大部隊がStalkerの隠れ家に全面攻撃を仕掛けてくる。Stalkerは赤子を抱え、翡翠色の光を放つHATEを振るって脱出を開始する。

コーパスの猛攻を退けて地表に辿り着くStalkerだが、Captain Xetoの放つガトリング砲のレーザー弾が一発、また一発とその身を切り裂いていく。
万事休すと思われたそのとき、Stalkerの腕の中の赤子が泣き声を上げ、それを耳にしたCaptain Xetoは狼狽して攻撃中止を命じる。
コーパス部隊が気圧されたように道を開ける中、赤子を抱えたStalkerはゆっくりと歩を進め、ランディングクラフトに乗り込んで去っていった。
ルアに逃れたStalkerが、赤子に[Sirius / Orion]と名付け、クエストは幕を閉じる。

注目ポイント
バイオプラズマ
コルチクロム
いずれも詳細は不明ながら、医師が用いるような医療用の物質であるらしい。
Captain XetoStalkerの行動を察知したコーパスの女性隊長。Stalkerを追跡し、その身柄を確保することでシスターへの昇進を狙う。
しかし赤子を傷つけることができず、唯一無二のチャンスを棒に振ってしまう。
ジェイドライト
エクシマス
クエストと同時に実装されたエクシマスの新種。
Stalkerの隠れ家に残されたJadeの残滓「ベステジアル・モート」を収集/利用する事によって作り出された。

StalkerJADEの過去
クエスト中のフラッシュバックと「Jadeの約束」では、StalkerJADEの過去が語られる。

オロキン時代、StalkerはSorrenという名のロウ・ガーディアンだった。SorrenとJADEは密かに愛し合い、JADEは妊娠する。
しかし、これはオロキンの法Legemに反する行為であったため、二人は執行官Ballasに捕らえられてしまう。

JADEは妊娠したままWarframeに変貌させられ、処刑装置として生かされるだけの存在となる。お前は子供を産むことはできないと、BallasはJADEを嘲笑する。
一方のSorrenもWarframe・Stalkerとなり、妻子との再会を望みながらオロキンに忠実に仕え続けた。
やがてJADEオペレーターを与えられて戦場に送られるが、子供を巻き込むことを嫌った彼女は、オペレーターを眠らせて自らの意思で戦うことを選ぶ。

そしてオロキン帝国崩壊の日、テンノによるオロキンの虐殺が繰り広げられる中で、JADEStalkerと再会、彼を連れて脱出する。
Stalkerの隠れ家に横たわったJADEは、Ballasの言葉に抗うかのように、全身全霊を懸けて胎内の子を育み続けた。

注目ポイント
執行官Ballas新たな大戦」の元凶であったBallasその人である。
処刑装置オロキン時代には、迅速で苦痛のない名誉ある死を与えるための処刑装置として、翡翠色の光が用いられていた。

「獣の巣窟」作戦
クエスト実装と同時に開催された期間限定イベント「獣の巣窟」作戦は、本クエストの後日談にあたる。

コーパス創始者Parvos Granumが、JADEの力の源であったボラタイル・モートを収集して真のジェイドエクシマスを完成させるため、Stalkerが去った後の隠れ家を襲撃。
これを阻止しようとするOrdis・テンノとの戦いが繰り広げられた。

サイドクエスト

作成/編集中

奪われた野望

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盗賊Maroo
LotusはTyl Regorのメッセージを傍受し、グリニアがアルケインコーデックスを探し求めていること、それをMarooという人物が盗んだことを知る。Lotusはグリニアの手に落ちるまえにMarooに会うよう主人公に求める。

Lotusはアルケインコーデックスについて説明する。最初の一つが遺跡船から発見されて以来謎のオロキンの遺物であり、断片では無意味なものだが、Lotusが傍受したTyl Regorのメールによれば、グリニアは最後のピースを最近発掘した。
Marooの隠れ家で、LotusはMarooが主人公に保護されるのが彼女のためになると説得するが、Marooが拒否したため主人公は強引に確保し連れ帰る。

オービターに戻った主人公はLotusがMarooを尋問した内容を聞く。グリニアからの身の安全を保障するなら情報を渡すという取引を行ったMarooはいきさつを話す。当初Tyl Regorに遺跡船からアルケインコーデックスを回収するために雇われたが、グリニアが嫌いなMarooはTyl Regorに偽物を売り、本物はコーパスに売ったという。

コーデックス回収
Marooの情報をもとに、主人公はアルケインコーデックスに関する情報を集め、コーデックス本体を回収していく。

最初に主人公はアルケインコーデックスの所在に関する情報を金星コーパスデータ貯蔵庫から集める。データを解析したOrdisによると、グリニアが二つ、コーパスが三つ持っているという。コーパスはコーデックスを集めてオロキンの財宝を手に入れようとしているのではないかとOrdisは推測し、その言葉にMarooはコーデックス集めのやる気を出す。

次に主人公はグリニアの持つアルケインコーデックス二つを水星のガレオン船から回収する。Ordisはコーデックスに書かれた文字の美しさに感動するが、Marooは内容もわからないのに、と盛り下げる。

最後に主人公は残り三つのアルケインコーデックスをフォボスコーパス船から回収する。全てのコーデックスが揃ったが、特別な読み取り装置がないと読めないとOrdisが伝える。それを聞いたMarooは、最初のアルケインコーデックスは、遺跡船にあった謎の装置から取り出したと記憶を辿る。Ordisはそれが読み取り装置だと推測し、Lotusは主人公を装置探しのミッションに向かわせる。

コーデックス解読
主人公は道中感染体を蹴散らしつつ、火星のあるポータルを越えて遺跡船へ突入する。解読装置であるアルケインマシンは遺跡船の広場に置かれていた。コーデックスを全て投入すると、それは「全ては静かに穏やか。静寂と虚空が天の母胎である」というメッセージを発した。
そこにアルケインボイラーや他の感染体が広間に現れて主人公に攻撃をしかけてくる。感染体を全て倒した以降もマシンは変化を見せず、Lotusはこの装置でできることは終わったと主人公に帰還を促す。

エピローグ
Ordisは解読した結末に困惑し、オロキンの財宝が手に入らなかったことをMarooに謝る。Marooはフリーランスとしてそういった事態には慣れているといい、コーデックスが失われた以上、テンノの保護下にいる必要はない、といって別れる。
プレイヤーはクエスト報酬としてオロキンカタリストとEther Daggersの設計図を手に入れる。

注目ポイント
Marooこのクエスト以降テンノの協力者となる。火星の放棄されたリレーに居を構え、テンノに物々交換の場を提供し、アヤタンハントを斡旋する。
全ては静かに穏やか。
静寂と虚空が天の母胎である
マヤ文明創生神話であるポポル・ヴフの一節。以降のクエスト(新たな怪奇、Natah二番目の夢など)でも言及される。

デュヴィリ・パラドックス

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導入
これは太陽の周りを惑星が巡る世界の物語ではなく、宙に浮かぶ島々の世界の物語。「……ちょっと待って、WARFRAMEはどこに行ったの?」 という疑問はとりあえず置いておいて。
荒野で生身の人間、また劇場で球体関節の人形が、二振りの刀を手に巨大な竜と対峙するもあっさりと甚振られ倒れ伏します。
劇場でナレーターはそれを「最高のエンターテイメント」と言い、反逆者・愚者あるいは誇り高き魂が王に跪くまでに何回死に絶え、何回苦しむのか、そして屈さないのならば壊されるべきだと語ります。

人形が手足をもがれて倒れ、人間も倒れ伏すも体を起こすと鼻へと何かが入ってきて……そこに現れたのは羽の生えた馬の様なもの――ケイスに乗ったWarframe。
Warframeはあっさりと竜を撃破し、荒野で俯く王へと人間が手を差し出しますが、王が「まただ!」と叫び大地にこぶしを打ち付けると……?

配られた「手」札
ずっと同じ事を繰り返すだけの行き詰った状態が毎日・何年も続き、何も感じなくなり、他人の夢の螺旋に閉じ込められたただの囚人になる、とモノローグを語りながら骨の様な兵士――DAX達に連れられてきたのは……キャラメイクの対象になるプレイヤー。
キャラメイクをして早々にプレイヤーが処刑されてしまいますがそれでは終わらず、王が「まただ!」と叫び玉座にこぶしを打ち付けると処刑場へと連れられてくる所からやり直し。
今度は処刑理由(王、Dominus Thraxを怒らせた)の宣告を全く同じタイミングで話してみて、前に処刑されたタイミングでまた刃に倒れるかと思ったら、謎の隕石――「手」が降ってきて、その「手」が右腕に憑り付き導かれるままに逃げ出す事になります。

パーツ集め
Dominus Thraxに「これまでの無関心さはどうした」「ここまで来たのは初めて見た」などと逃走へコメントされつつ、逃避行の中でケイスと謎の不完全な状態の人形を手にし、洞窟の中へと逃げ込むとそこにはWarframeと老人――Teshin
「オヌシが名付けたのだろう」と小動物の名前を決める選択肢が提示され、更にこの世界は抜け出すべき牢獄で、拾った"気まぐれな子供のなくしもの"の人形の残りのパーツを集める必要がある、Dominus Thraxが玉座に居る限り逃げられない、と矢継ぎ早に情報を出し、更に二振りの刀をプレイヤーに与えて「次の螺旋で」と別れを告げられ、洞窟を出るとDominus Thraxから「新しい友達を作ったって?」「すぐにそいつを見つけるさ」と嫌味なお言葉。
刀を使ったりケイスで空を飛んだりして逃走を続けるも竜――オロワームに焼かれ、気が付くとTeshinの前。
記憶の有無を確認されて、パラドックスによって壁の向こうから導かれたというテンノの武器であるWarframeを「手」の力で操れないかと試し、またパラドックスを介して――デュヴィリを作り出したVoidの力と同類の力を持つ――テンノの助力を受けている可能性を伝えられたりしつつ、休息を挟みながら人形のパーツ集めへ。

Dominus Thraxの感情に応じて姿を変えるデュヴィリでその感情に応じた人からの依頼をこなし人形のパーツを集める中で、Dominus Thraxはデュヴィリの空に浮かんで見えるZariman船において見捨てられた者の一人であるテンノだとTeshinは推測を語り、またTeshinは自分の知る歴史ではZariman船はテンノと共にVoidから帰還したがここでは別の道のりを辿ったとも語られ、そして人形にパーツを戻すごとにその時のDominus Thraxの記憶と感情が流れ込み、デュヴィリへと広がるDominus Thraxの力を奪い取る事にもなります。

刑場へ
左手のパーツを見つけた時にDominus Thraxは「これはお前の物語だ」と語り、更にTeshinの居る洞窟で人形にパーツを戻して記憶が流れ込んだ直後、Teshinは突如として刃を向け「外には紛争と苦しみしかない」「オヌシはここを牢獄と言うが、ここは万物唯一の…真の安全地帯」「オヌシの願いは全て叶った。全世界がオヌシの物だった。が、それに飽きた」「忘恩の徒。餌やりの手を噛んだしまうとはな」と糾弾し、プレイヤーは名付けた小動物の様にかと聞くとTeshinはそれが何の名かを理解しません。Dominus ThraxのDAXが洞窟を見つけTeshinを捕らえてなり替わっていたのです。プレイヤーは小動物と共にDAXを撃退し、Teshinを探します。
Dominus Thraxの宣言によって全てのケイスがデュヴィリを追放された中、立ちはだかるDAX達を打ち破りながらプレイヤーは歩みを進めます。
それを見てDominus Thraxは様々な感情を噴出させます。喜び「やる気満々だ!やった甲斐があった!」怒り「何故そこまでする?」悲しみ「余には全然気にかけてくれなかったのに…」
そうして辿り着いた広場――プレイヤー自身が何度となく処刑された場でTeshinは既に串刺しの刑を執行されてしまっていました。

デュヴィリの真実
激しい怒りの感情を抱いたプレイヤーはその怒りのままにオロワームへと乗り移り、あるいはなり替わり、他のオロワームを撃破してDominus Thraxの玉座へと攻め入ります。
居城へとオロワームが巻き付いた事で玉座は崩れ、転げ落ちたDominus Thraxの手からは人形の頭のパーツが零れ落ち、人に戻ったプレイヤーが拾い上げて人形を完成させます。人形にパーツを戻した事で流れ込む記憶はデュヴィリの伝説の書かれた本とDominus Thraxの姿をした人形。
Dominus Thraxは人形を見て「余のものだ!」と叫び、奪い取り、人形を手にしたままできるだけプレイヤーから遠ざけようとしています。
玉座の時が巻き戻って直り、「余のものだ」と繰り返すDominus Thraxへと「くれてあげる」とだけ返して、プレイヤーは玉座に座りこぶしを打ち付けると……Teshinと洞窟に居て、デュヴィリを支配したと告げられ、元々そうだった・そもそもデュヴィリを生み出したのはDominus Thraxではないと返し、Teshinはプレイヤーがデュヴィリを生み出したと続けた上でDominus Thraxへとすべてを戻した理由を尋ね、プレイヤーは「いい取引に思えた」と言います。

次を尋ねるプレイヤーにTeshinは壁の向こうからの手助けに借りを返すべきだ、パラドックスを通り抜け、螺旋から抜け出す事ができると示しました。
プレイヤーがデュヴィリを出てOrigin太陽系へと行くか、残ってスパイラルの鎮圧を行うかを選ぶと、挑戦をし続けないと負の連鎖が続くけど、人によっては立ち上がり挑戦を続けるには物語や手助けが必要になる、とのモノローグで物語は一度幕を下ろします。

注目ポイント
鼻に入り込むもの作中においてはそれ以上の描写はありませんが、聖書において人間は塵から作られ、鼻から"いのちの息"を吹き込まれる事で生命を得たとされています。
デュヴィリ浮島で構成された世界。他人の夢であり牢獄だとプレイヤーは最初考えていましたが、プレイヤー自身が本に書かれたデュヴィリの伝説を元にVoidの力によって生み出した世界であり、最終的にはDominus Thraxへと譲られたと思われます。
Dominus Thraxデュヴィリに君臨する子供の王。体のほとんどは金色の金属パーツで覆われていますが一部は青い色をしています。顔は仮面であり、また関節部は人形のそれに近いものとなっています。
「手」謎の声を響かせる手。プレイヤーを導く他、Warframeを操る力を持っています。
TeshinOrigin太陽系のリレーに居るコンクレーブの主と同じ名前を持っています。デュヴィリが辿ったそれとは別の歴史を過ごしていた事に言及しています。
螺旋
スパイラル
王の気分で変わる部分はあれども延々と繰り返しばかりを続けるデュヴィリの日々そのもの。繰り返していると認識できるかどうかには個人差がある様です。
パラドックス人形のパーツを取り出した場所やアンダークロフトの"下"にあるものなどがそれにあたるようですが、具体的にどういうものなのかは説明されません。
テンノ壁の向こうの世界におけるWarframeを扱う戦士階級であり、Voidの力を持つ存在。Teshinの知る歴史ではZariman船と共にVoidから帰ってきたとされています。
Warframeテンノの武器。デュヴィリの地表においてはワームを引き付ける負債になる、あるいは地表でWarframeを感知するとDominus Thraxは螺旋を巻き戻すと言及されており、当クエスト中においてはアンダークロフトでのみ利用可能です。

ベールブレイカー

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導入
ミュレックスの中でベールを外したグリニア兵が居ます。彼には片目がありません。

ナルメルの主であるBallasは倒れましたが、Nora Nightはナルメルは消滅していないと言い続けています。
新たなナルメルの主の名前はPazuul。それ以外の事は一切分かっていません。

ダイモスに近い場所に位置するミュレックスから、Noraの呼ぶところの"自由の闘士"の一人と思われる何者の「増援が要る」と繰り返す信号が送られています。
「ミュレックスに入り込めたんだから、Pazuulのことも知っているはず」と言うDaughterの言葉に従って主人公はミュレックスへと乗り込みました。

KAHL再び
Daughterがミュレックスをスキャンする為に、それを妨害するメデューサ・ネットワークを主人公が破壊すると、信号の発信源はミュレックスの反対側と判明します。
そしてDaughterが可能になった通信を信号の発信者に送ると、それはグリニア兵のKahlでした。
「両女帝は青い子送ってきた?」と自身に来た増援がグリニアなのかを尋ねます。
信号の発信元がグリニアと分かりDaughterはがっかりしますが、KahlはPazuulを知っていると言い、(KahlはGrakataを失っていたので)銃を見つけたらPazuulの事を話すと続けました。
Daughterは銃のありかを教え、KahlはGrakataを見つけたので、Daughterは「脱出路の先導はする」と言いつつもPazuulについて話してもらおうとします、がKahlは今度は「兄弟見つける」「話その後」と情報を持っている事を笠に着て要求を吊り上げ、Pazuulについて話そうとしません。

Kahlは助け出した"兄弟"の力を借りて道を切り開き、より多くの兄弟を探そうとします。
そんなに多くの兄弟を連れ帰る術がないとDaughterに言われるともっと大きい船を使うと返し、Daughterが動くかはともかくグリニアのドロップシップがあると言えば「動くようにする」と多くを連れ帰るつもりの様です。
助けた兄弟が「両女帝陛下の為に」と言えばKhalは「違う。両女帝見捨てた。兄弟のため戦う」と言って救出したグリニア兵を困惑させ、囚われていたコーパス兵をも助けるなどKahlの行動指針はグリニア帝国に寄り添う物ではなくなっています。

繋留されているボルカーをかっぱらって、Daughterが遠隔操作で操縦し・Kahlが銃座で敵を迎撃するという体制でミュレックスの宇宙空間に曝露している部分を飛び、別の場所の収容施設へと向かいます。
Daughterは「全員を危険に曝す」と一度は反対しましたが、Kahlの「兄弟を置き去りにする?」との言葉に折れて向かう事にしましたが、無数のセンティエントの戦闘機に群がられてボルカーは墜落。
Kahlは「終わった」と諦めてPazuulの事を話そうとしますが、Daughterは別の方法で連れ出す事を選びました。

自由の闘士
Kahl達は更に多くの兄弟を助けながらミュレックスを横断し、Daughterがミュレックスの格納庫に送り込んだ救援――レールジャックに乗り込んで脱出します。

そんな時に格納庫からレールジャックが発進するのを見つめる何者か――見覚えのあるセンティエントの体に見覚えのない顔とアルコンの欠片が組み合わされた……新手のアルコンでしょうか?
そしてKahlの知るPazuulとは体が死んだミミズ――センティエント――で、頭が"動物"であるという事だけ。

Kahlは助けてくれたテンノ――主人公に、今日グリニアを助けたのはVay Hekでも両女帝でもなくテンノと青い子――Daughterだけで、今グリニアが助けるのは両女帝でもVay Hekでもなくテンノと青い子だけだと言い、また兄弟達に付けられているベールを壊して、部隊を拡大すると語りました。

注目ポイント
KahlかくしてKAHL守備隊は組織され、テンノやスティール・メリディアンよりも小さな組織である事を活かしながらナルメルへと戦いを挑む事になりました。
ナルメル新たな主を得たナルメルとの戦いはエイドロンの草原オーブ峡谷においても続いています。
Pazuulナルメルの新たな主。本格的にその正体を確認できるのはアルコン討伐戦においてになります。

Warframe入手クエスト

作成/編集中

新たな怪奇

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導入
セファロンSimarisはサンクチュアリに発生した異常データの検証中、保有するセンチネルが行方不明になったために主人公に助力を求めるメールを送ってくる。Ordisは偉大なセファロンとしてのSimarisの名前を知っており、その名前に反応する。

主人公は要請に従い、グリニアの牢獄で反応が途絶えていたセンチネル救出する。Lotusはセンチネルが調査していたデータが何か把握する必要があるといい、貯蔵庫からデータを盗み出す。

オービターに戻ると、Lotusはデータから生体信号データを復元する。それは何者かがグリニアと交戦する音と、「闇を呑み込む昼の目を探す」と言ういうメッセージだった。Lotusは声がかつてアルケインコーデックスから聞こえた声と同じものだと指摘し、Simarisが何かを隠しているのではないかと疑う。OrdisはSimarisによい印象を抱いているため、Lotusに反発する。

謎の信号
解読したメッセージについてリレーでSimarisに尋ねると、シンセシススキャンでサンクチュアリに情報を提供すればその答えを教えられるという。主人公はシンセシススキャンを終え、再びリレーでSimraisに音声について尋ねる。

Simarisはログデータを解析し、センチネルでは見落としていた信号がテンノ起源であると伝え、一部を復元したビーコンの設計図を渡す。オービターに戻ってビーコンを作成中、SimarisはOrdisの存在を認め、Ordisの力がサンクチュアリに有用だろうと評価する。その誉め言葉にOrdisは照れて謙遜する。
ビーコンが完成すると、「全ては静かに穏やか。静寂と虚空が天の母胎である」という信号を発する。信号がOrdisに悪影響を及ぼさないようSimarisが割り込み、OrdisはSimarisに感謝する。Lotusはこれがアルケインコーデックスのメッセージである以上、過去にアアルケインコーデックスを集めていたグリニアに加えてコーパスの状況も確認することを提案する。

Chroma追跡
Lotusはコーパス端末に侵入し情報を集める。得られたのはChromaの情報であり、長らく記録になかったフレームの存在にLotusは衝撃を受ける。Simarisはサンクチュアリ内の情報から、シグナルを形にできると提案し、Chromaシグナルの設計図を渡してくる。Ordisはそのやり方を聞くが、SimarisはOrdisは知っているはずだという。忘れてしまったと返すOrdisに、Simarisはサンクチュアリでは記憶を復元できると申し出る。

シグナルを製作すると、LotusはChromaが本当に関わっているのか、別の何者かがChromaを隠れ蓑にしているのではないかと疑うが、Simarisは取り合わない。Ordisは次の信号がアルケインマシンを起動した遺跡船だと推測し、Lotusは主人公に足取りを追うよう急かす。
主人公は遺跡船に現れたChromaをスキャンする。スキャンは不完全だったが、OrdisはそこからChromaマークの設計図を抽出することに成功する。Simarisはその能力を讃え、Ordisをサンクチュアリに勧誘する。

Chromaマークを製作すると、Simarisは最後のChromaの座標を主人公に示し、Chromaを倒せば、操っているのが誰か分かると言う。主人公の身を心配するOrdisに、サンクチュアリの執事として協力するべきだとSimarisは声をかける。Ordisはサンクチュアリの執事となって主人公の下を離れることに拒否反応を示すが、主人公にはもっとよいセファロンが必要だと考え、最終的にSimarisの申し出を受け入れる。

主人公はエウロパから遺跡船に向かい、アルケインマシンを起動しChromaを誘い出す。Ordisは主人公の身を案じているが、Simarisはそれを軽く扱う。Chromaを倒すよう求めるSimarisを無視して、Ordisは主人公にChromaを倒す必要はなく、スキャンできればChromaを操る者から解放できると伝える。

Simarisは得られたデータに謝意を表し、Ordisは主人公が無事なことを喜ぶ。主人公を優先するOrdisにSimarisは不満を表すが、これに応じてOrdisはサンクチュアリで記憶を取り戻すのではなく、主人公の側で新たな記憶を作ると返し、サンクチュアリへの誘いを断る。

エピローグ
Simarisからのメールで、Chromaの設計図を受け取る。Simarisは主人公のサンクチュアリへの貢献を認め、以降シンセシススキャンやサンクチュアリ交戦を行って報酬を得られるようになる。

注目ポイント
アルケインコーデックス
アルケインマシン
オロキンの遺物とそれを起動する装置。前日譚であるクエスト「奪われた野望」で重要な役割を果たした。
全ては静かに穏やか。
静寂と虚空が天の母胎である
「奪われた野望」の終盤で解読・発信されたメッセージ。マヤ文明創生神話であるポポル・ヴフの一節。このクエスト以後に実装されたクエストNatah二番目の夢など)では、天の母胎はある特定のものを指す。
クエスト時系列アップデート34.0でクエスト開始条件が改定される前は、奪われた野望、新たな怪奇のクリアはNatah開始条件のひとつであり、アルケインコーデックスとそのメッセージをめぐる2つのクエストが「天の母胎」というキーワードをストーリーに導入する役割を果たしていた。
Chromaの背後にいるものクエストではChromaを倒さず不明のままである。以降のストーリークエストにおいて、「天の母胎」を知る存在であると推測される。

Jordasの教訓

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導入
セファロンJordasから救難信号を受け取ったOrdisは、セファロンの仲間を助けるプリセプト44に従いと主人公と共に信号の座標へ救援に向かう。
Jordasは自分が助かるには手遅れで、助けを諦めるような態度を取る。しかしフェリアック・ポッドを手に入れればチャンスがあるかもしれないと口にする。Ordisが助けると請け負うと、Jordasは自身の持つWarframeの残骸を報酬にできるかもしれないと言う。Ordisはテンノは報酬に釣られてではなくJordasに同情して助けるのだ、と返す。

フェリアックポッドの作成
フェリアックポッドの素材を集めると、Ordisはプリセプト44でJordasを助けるのだとプレイヤーに促す。通信のJordasは浸食してくる感染体のゴーレムせいで時間の感覚を失ったといい、フェリアック ポッドを作るなと言ったり、作成を急かしたりなどの一貫しない言動を取る。ポッド作成中も、「来るな」と「会うのを楽しみにしている」という矛盾した言動を繰り返す。

ポッドが完成すると、Jordasは動作確認が必要だと言い、主人公はポッドを試す。Jordasはその出来栄えに関心するが、ゴーレムにはより強いものが必要だと言って、ポーテント フェリアック ポッドの設計図を送ってくる。Jordasは依然として急ぐな、急げという矛盾した言葉をかけてくる。OrdisはそのJordasの言動を、何世紀も漂流して劣化したものと受け取り嘆く。受け取ったポーテント フェリアックポッドを製作して、主人公はエリスに赴く。

ゴーレム抹殺
エリスでゴーレムの居場所へ向かう間、Jordasは残りのフェリアックポッドの在処をOrdisに尋ね、ゴーレムには不十分だといい、ゴーレムを殺してほしくない、と言う。OrdisはJordasを落ち着かせようとするが、Jordasは激高し、主人公が助けに来たのはWarframeのパーツが欲しいだけだと主張する。

Ordisが嫌な予感を感じる中、目的地にはジャガーノートが現れ、主人公と戦闘になる。戦闘中、Jordasの言動はさらに分裂したものになり、ここに主人公を来させたことを謝罪し、来るなと言う発言と、フェリアックポッドに喜んで我々に加われ、という発言が同時に起こりはじめる。
OrdisがJordasを問い詰めると、Jordasは自身が感染体に呑み込まれていることを伝える。Jordasは抵抗しているが、しだいに感染体の声が主導権を握りはじめる。

ジャガーノートを倒すと、エリスの感染した船の艦橋が崩壊する。宇宙空間に投げ出された主人公はアークウイングでJordasだったゴーレムと戦闘になる。戦闘中、時折Jordasの声が聞こえるが、感染体の意識が強く、主人公に同化しろと呼びかける。残るJordasの意識は、プリセプト44はセファロンを誘い出す嘘だったと謝罪し、殺してくれと訴える。
Jordasに感謝されつつ、主人公はゴーレムを倒す。Ordisは主人公を危険に巻き込んでしまったことを責める。

オービターに戻り、Jordasは本当に死を望んでいたのか、とOrdisが疑問を呈する。それを聞きつつ、主人公は報酬のAtlasの設計図を得る。

注目ポイント
プリセプトセファロンが従うよう定められた命令セット。セファロンの用途によって内容は異なる。このクエストの原題はJordas Preceptであり、クエスト内のプリセプトを含意する。

INAROSの砂嵐

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導入
Baro Ki'Teer火星に眠るというオロキンの遺品を売りさばくためとして、グリニアに破壊されたコロニー探索を主人公に依頼する。Baroはコロニーが信仰していた「天空の神」Inarosを迷信と一蹴するが、探索するにつれ姿なき女性が、Inarosの物語を子供に言い聞かせる声が聞こえはじめる。「神王」Inarosはコロニーの子供たちを攫っていた「黄金の天人」を撃退したのだという。その話はBaroにも聞こえており、それに彼は苛立った様子を見せる。中央の神王を祀る祭壇で、ここに死体と一緒位に安置されるより売り払われて生者の役に立つべきだ、というBaroの皮肉を聞きながらテンノは神聖な壺を回収して撤収する。

一つ目の神聖な壺
Baroは壺の紋様が何らかの設計図で、祭壇に葬られたWarframeだと推測する。その紋様を解読するには、壺に描かれた敵を定められた数倒す試練を越える必要があるという。
一つ目の壺の試練を完了した主人公は火星の祭壇を訪れて、小部屋に壺を奉納すると、別の小部屋が開いて新たな神聖な壺が出現する。このとき女性の声がコロニーがInarosの来歴を告げる。Inarosはかつて「黄金の天人」の戦士だったが、子供が誘拐されるのを看過できずについに反逆し、子供をコロニーに戻し、神となってコロニーを見守ったという。一回目と同様にこの話を聞いたBaroは苛立つ。
主人公は新たな壺を回収し、祭壇付近に湧いてきたキャバットを撃退して船へ帰還する。

二つ目の神聖な壺
二つ目の壺の試練を完了した主人公は火星の祭壇を訪れて小部屋に壺を奉納すると、別の小部屋が開いて新たな聖なる容器が出現する。このとき同様にこのとき女性の声が、Inarosに守られて平和だったコロニーが感染体に襲われたときの話を告げる。Inarosはコロニーがまさに壊滅しかけたところに割り入って感染体を壊滅させたが、それのために高い代償を支払った。住人たちは傷ついたInarosの体を略奪者から守るために四つの聖なる器に封じたという。Baroはこの話を聞いて苛立つというより動揺し、続きを聞くために主人公に戻ってきて試練を進めるよう促す。
主人公は新たな壺を回収し、祭壇に現れた墳墓の守護者を倒して船へ帰還する。

三つ目の神聖な壺
BaroはInarosの物語が真実かもしれないと認め、主人公に試練を進めるよう頼む。
三つ目の壺の試練を完了、奉納する最中の主人公に話しかけるBaroは、今回の依頼はもはや金の問題ではないと認める。
奉納して同じように女性の声が聞こえるが、話の内容から彼女が子供のBaroに話しかけていることがわかり、女性の声は侵入してきたグリニアからBaroを隠して、グリニアに相対して殺されたとおぼしき終わり方で途切れる。
小部屋に壺を奉納すると、祭壇にInarosの姿をした墳墓の守護者が現れて戦闘になる。
Baroは当時の記憶を思い出して語る。それを忘れるよう努めていたが、宝を求める本当の理由を思い出せてくれたとテンノに語り、Inarosは蘇るだろう、と締める。

注目ポイント
黄金の天人オロキンのこと。彼らが子供をさらう理由は、Vorunaのレベリアンで確認できる。

銀の果樹園

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導入
リレーでニュー・ロカのAmarynに話しかけると、グリニアが銀の果樹園と呼ばれる太古の地球の森を破壊して、そこに工場を建てようとしているという。果樹園の神殿でシンジケートが見つけた「アポシック」のレシピを使えば、森の防衛機構を目覚めさせて、グリニアを阻止できる。そう言ってAmarynはテンノに助けを求め、必要な植物からアポシックを造り、果樹園の神殿に届けるよう伝えてくる。

ナイトフォール・アポシック
オービターに戻ると一つ目のアポシックの設計図がメッセージと共に届く。これを受け取ると、レシピに同封されていた音声ログがコーデックスに登録され聞けるようになる。その音声は、自然や環境に強い関心を持つ感染体研究者が、地球を離れる際に残したログであるようだ。彼女は自然に強い関心を持ち、汚染された地球を再生させようとしていたものの進展が芳しくなく、Margulisのプロジェクトに招かれる形で地球を離れようとしていた。

植物をそれぞれの惑星でスキャンし、完成させたナイトフォール・アポシックを神殿に塗ると、どこから声が響き、Amarynは聖なる果樹園が再び目覚めたことに喜ぶ。しかし声は訪れた主人公に何をしているのか尋ね、侵入者として拒絶し、防衛のためにKnaveスペクターが現れ戦闘になる。Amarynは果樹園に誤解されたに違いない、自分たちの意図はわかってもらえるだろう、と言う。

トワイライト・アポシック
Amarynは、スペクターのような存在が神聖な神殿にいたことを訝りながらも、トワイライト・アポシックのレシピを送ってくる。このアポシックにも付属していた音声ログがスキャンされ、コーデックスに追加される。この音声ログでは、Margulisの転移を用いたセラピー治療プロジェクトが殺戮兵器「Warframe」を作るものに方向転換をさせられてしまったことを嘆き、地球での日々を懐かしむ。彼女は表向きはWarframeプロジェクトとしてTitaniaを造りつつ、そのためのプロジェクトのリソースを流用し、地球を癒すために使おうとしていた。

植物をそれぞれの惑星でスキャンし、完成させたトワイライト・アポシックを神殿に塗ると、声は化け物、出ていけと言ってOrphidスペクターが現れ戦闘になる。スペクターが倒されると、声はTitaniaの名を口にし、Titaniaに助けを求める。この言葉にAmarynは驚き、銀の果樹園がオロキンの生み出した監視機構ではないか、太古の存在であるはずなのに人間のようだ、と目覚めさせたものの正体を信じられなくなり動揺する。

サンライズ・アポシック
サンライズ・アポシックのレシピを受け取り、その音声ログがコーデックスに追加される。研究者の女性は殺戮兵器のTitaniaを作り上げて自分の信念を裏切ったことに対する自責の念があり、耐えられずに地球に戻ろうとしている。彼女はTitaniaへの転移テストを耐え抜き、転移技術とアポシックで荒廃した地球で新しい森を育て、生命を蘇らせることを計画して地球行きの貨物に密航して乗り込もうとしていた。

Amarynは、銀の果樹園がオロキンの研究者が作り出した人工物だと知って強い衝撃を受ける。ニュー・ロカがそのような「不純なもの」を崇拝していたことを恥じ、さらにこの事実が広まることを恐れている。そのため、銀の果樹園をグリニアが破壊するのを止める気も失ってしまう。

果樹園でサンライズ・アポシックを神殿に塗ると、声は炎に焼かれる苦しみを訴え、Titaniaにアポシックを注ぐように求める。Amarynは声を化け物と罵るが、声はAmarynと自分は同じ目的を共有しているといい、その感情で自然を破壊させるのかと問う。Amarynは明確に答えない中、声は目覚めるために必要だと主人公にアポシックを求める。アポシックで完全に目覚めた声は、自分の意思とは無関係に守護者は襲ってくると警告し、Feyarch スペクターと戦闘になる。
スペクターが倒されると、声はSilvanaと名乗り、銀の果樹園へと歓迎する。邪悪なオロキンの一人だと疑っていた、と謝罪するAmarynに、自分も相手をそうだと疑ったので、と謝罪を受け入れる。
Silvanaはかつて、自分を追ってきた地球に来たDaxが森を焼き、毒を撒いたときにTitaniaが介入したと、Titaniaを殺戮兵器だと忌み嫌っていたSilvanaを、身を挺して助けたのだと語る。AmarynがTitaniaはテンノの下で再び飛ぶだろうと言うと、Silvanaは二人に感謝する。

エピローグ
オービターに、これからニュー・ロカの教義を見直していくだろう、というAmarynのメッセージと共に、Titaniaの設計図を受け取る。

グラスト・ギャンビット

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導入
リレーにあるペリン・シークエンスの部屋で、Ergo Glastは、感染体から資材を収穫して生計を立てるというマイコーナ・コロニーの話をし、Nef Anyoが資材と共に、マイコーナの子供たちも奪っていたという。Glastは誘拐された子供の一人であるNeewaの音声記録を主人公に渡す。一方、Glastは、子供達を助ける前に、まず残ったマイコーナの住民を感染体の襲撃から守るよう依頼してくる。

オービターに戻ると、Lotusは感染体の襲撃からコロニーが生き残れるかに懐疑的な姿勢を見せるが、GlastはメッセージでNeewaが描いた絵を送ってきてマイコーナのために戦う意義を強調する。

マイコーナ防衛
GlastはNef Anyoの略奪でマイコーナが無防備になってしまったことを伝える。それ以前はマイコーナに伝わる「Triuna」の力で感染体を防ぎ、それによって感染体の収穫を可能にしていたという。主人公はコロニーのゲートが閉鎖するまで防衛し、コロニー内部に残った感染体を排除する。

オービターに戻ると、Glastは、ペリン・シークエンスは奪われたTriunaと子供たちを身代金で買い戻そうとしたが、Nef Anyoに拒否されたと語る。そのため、GlastはNef Anyoの弱点であるギャンブルを利用し、コーパス流闘技場であるインデックスで彼に挑むことへの助力を主人公に求める。Lotusは既にマイコーナ防衛を助けた以上さらに助力が必要なのかと尋ねるが、Glastはマイコーナの感染体に関する知識が古の大戦の遺物によるもので、その遺物を主人公の報酬にすると約束する。

インデックス
一回目:Glastはスコアで大勝ちすぎないように促されつつ、主人公はインデックスで戦う。勝利後、LotusはNefがNeewaに執着する理由をGlastに訊ねるが、Glastははぐらかす。

二回目:今回も大勝ちしないように促されつつ主人公はインデックスを戦う。勝利後、Glastは再びNeewaの音声記録を主人公に送る。Neewaは目に隈のある男が来て、仕事をさせようとすると言う。Neewaは両親の無事を訊ねるが、Nefは答えなかったという。

三回目:同じように大勝ちしないようにGlastに促されつつ主人公はインデックスを戦う。勝利後、Nefが主人公の勝ちぶりに、上位リーグで戦う許可を与える。これでGlastはNefの興味を惹くという目標を達したが、Nefを警戒させないように、と注意してくる。

四回目:またまた同じように大勝ちしないようにGlastに言われつつ主人公はインデックスを戦う。勝利後、Nef Anyoは次の試合で主人公が勝てばTriunaとNeewaを返すが、Glastが負ければすべての地位や所持物を失う条件を持ちかけ、Ergo Glastは受け入れる。その後、Ergo Glastが主人公に送ってきたNeewaの音声記録で、Triunaが物体ではなく、Neewa自身であり、彼女には秘密にされた力があることが明かされる。Glastはそのことで先入観を抱かれるのを恐れて主人公には告げずにいた。

五回目:Neewaを賭けたインデックスの戦いで、得点しようとする度になぜか必ず死んでしまうために敗北してしまう。Nef AnyoはErgo Glastに勝利を宣言する。

Nefの不正を暴く
LotusはNef Anyoがインデックス中不正を行ったと裏を取り、即死トラップの制御コードを盗んで無効にするように主人公に指示する。主人公は潜入ミッションで制御コードを盗みに行く。一つ目のデータ貯蔵庫にはコードではなく、Neewaの音声メッセージが含まれており、Lotusがそれを解読する間主人公は別のデータ貯蔵庫からデータを盗む。
Neewaの音声は、「Passing」と呼ばれる儀式が迫っていることを示し、Triunaが人から人へ引き継がれ、その際に先代のTriunaが死ぬことが示唆される。GlastはTriunaが一種の病であり、感染体はハイブリッドであるTriutaを恐れるため、それを利用してマイコーナの住人は感染体を収穫していると言う。LotusはTriunaになった者が死んで引き継がれることを指摘し、子供を病に感染させて利用し死に至らせるマイコーナのやり方を批判する。Glastはマイコーナ全体の幸福のための尊い犠牲だと反論する。

Neewaを賭けた戦い
GlastはNefにもう一度インデックスの挑戦を持ちかける。Nefは拒絶しかけるが、Glastの提示する古の大戦の遺物の価値を認め、Glastが勝てば全てを取り戻し、子供達も開放するという条件を受け入れる。主人公が勝利すると、NefはGlastに対して賭け金を釣り上げた再戦を提案するが、Glastは拒否する。

エピローグ
オービターでは、LotusがNeewaを故郷に帰す代わりに、Triunaから治療したいと主張する。これに対しGlastはNeewaを治療するとマイコーナコロニーが立ちゆかなくなると反対し、彼女をマイコーナの伝統に委ねるよう主張する。Lotusは決断を主人公に委ね、主人公はNeewaの運命を選ぶことになる。

治療する: Neewaは治療され、命は助かるが、マイコーナの伝統は終わる。
Meewaに決めさせる: Neewaはマイコーナに帰り、最後のTriunaとなって新しい伝統を作る。
コロニーに帰す: NeewaはTriunaとして帰り、マイコーナの伝統は続く。

それぞれの選択にかかわらず、主人公はマイコーナに伝わる古の大戦の遺物であるNidusの設計図を報酬として得る。

注目ポイント
マイコーナペリン・シークエンスと取引しているコロニー。感染体を収穫して商材にしており、コロニーの住人は胞子のようなものが体についている。
Triuna古の大戦より伝わる、感染体を抑える力を持つもの。正体は病=感染体の一種に犯された人間であり、その寿命は短い。感染体が人間-感染体のハイブリッドを恐れることが、感染体を抑える理由だとされる。
インデックスコーパスが開催する賭け闘技場。インデックス内部にもリーグがあり、大きいリーグだと賭け金も大きくなる。

Octaviaの賛美歌

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導入
リレーのセファロン・スーダの元へと主人公が向かうと、セファロン・シマリスがスーダの事をセファロン集合体から切り離されるべきだと言っている。
シマリス曰く"音楽に関する破損データを垂れ流し続けている"というスーダへ主人公が音楽について尋ねると、音楽への興味の証明としてMandachordを作る様に求められる。

Mandachordの部品が確認されたという場所で、主人公はスーダによる音楽に対する考え――大方のセファロンにとっては『発展と言語から成るグリッチ、有機体の精神に宿るパターン認識機能のショート』。スーダ自身にとっては『知識や記憶と結びつき、呼び起こすもの』――を披露されつつ、音を辿って部品を集め、Mandachordを完成させるとスーダはMandachordの情報を送ろうとするが、スーダは情報を失ってしまっていた。

賛美歌
今度は最初にMandachordに関する情報を入手したという場所に案内されるが、スーダは案内する内にどんどんと記憶を失っていく様子を見せ、オロキン時代の遺物のHydraulusからOctaviaの賛美歌(アンセム)のデータの断片を回収するとスーダは更なるデータのありかを思い出すが、一時は主人公達の事すらまともに認識できない様子すら見せる。
主人公が一度オービターへと戻るとシマリスとOrdisがスーダの処遇について言い合っており、Ordisはプリセプトに従ってスーダを救うべきと主張し、シマリスはスーダを侵したものが集合体を通じて伝染するリスクに言及して"同情心というグリッチ"によってOrdisと主人公が殺されかねないと指摘してスーダとの接続を切る様に言う。
Ordisはそれでもスーダを助けたいと言って更にOctaviaのアンセムを探し続けるが、スーダの破損とはHunhowがスーダを乗っ取ろうとしてのものであった。
HunhowはOctaviaとそのアンセムを消し去りたいらしく主人公はセンティエント妨害を受けるが、Hydraulusを見つけ出しアンセムのデータの断片を回収するとスーダは最後のデータのありかを思い出して伝達する。しかしそれを最後にスーダは応答を返せない状態に陥ってしまった。

シマリスはスーダの精神に浸透したセンティエントが集合体を汚染する前に、スーダを隔離・破壊しなければならないと主張し、Ordisはこれまでアンセムがスーダの記憶を呼び起こした様に、最後のデータを回収し完全なアンセムを用いればHunhowからスーダを助けられるのではないかと主張する。
センティエントにセファロンが襲われる度に見捨て続けるのではない道を探すと言ってOrdisは対話を打ち切り、対するシマリスはOrdisの事も失われると諦めてしまう。

Voidのオロキンタワーに最後のOctaviaのアンセムのデータを求め向かうと、そこにはセンティエントの姿があった。
通常センティエントはVoidにあるオロキンタワーへと侵入する事はできないが、Hunhowがスーダのエネルギーを利用する事でVoidの影響から保護している、とOrdisは推測する。
Hydraulusから見つけたデータを合わせてアンセムを完成させるもそれだけではHunhowの影響を払う事はできず、オロキンタワーのエネルギーを利用してアンセムの出力を増幅してHunhowの影響を抑え込むとスーダの意識が少しだけ戻る。
スーダをHunhowから助け出す為にOrdisはスーダ自身にも止められる中スーダのデータ源へとアクセスしたが……。

グリッチ
オービターへと戻った主人公の元にOrdisからの自動メッセージが届く。
それはOrdisが失敗したであろう時に送られる様に設定されたメッセージだった。

主人公はリレーに向かいシマリスへと助力を求めるが、シマリスは自身とサンクチュアリを危険に晒せないとしてシマリス自身がスーダのデータ源に入り込む事は選べないと言う。
しかし主人公が賢明でない(・・・・・)のであれば、集合体へとアクセスさせ・スーダとHunhowの元へと主人公とMandachordを送り込む手助けをするとも言い、主人公はスーダのデータ源へと向かう事を選んだ。

主人公はスーダのデータ源でMandachordとアンセムの力を使いHunhowの力を弱め、先んじてスーダのデータ源へとたどり着いていたOrdisもそれを支援するがHunhowには打ち勝てない。
Ordisが諦めつつある中で更なる増援として"サンクチュアリの獣"とシマリスが現れ、主人公がアンセムを完全な形にするとスーダのデータ源からHunhowが討ち払われ、スーダは蘇る。
スーダにあなたが助けてくれたのかと聞かれたシマリスは「もちろん違う」「集合体を護る為に行動したのだ」と義理心のグリッチのせいではないと主張し、しかしスーダはその"グリッチ"へと感謝をし、シマリスとテンノに自分の記録を分けさせて欲しいと申し出た。

注目ポイント
セファロン光と記録から成り立つ物。生物。情報を扱う事でシミュラクラムやサンクチュアリといった物を実現する能力を持つ他、セファロン同士である種のネットワークを構築している(セファロン集合体)。
更なる詳細はセファロンフラグメントの隠しメッセージやNightwaveのグラスメイカーにおいて語られる。
プリセプトここではセファロンに組み込まれた行動を決めるルールの事。Jordasの教訓 (The Jordas Precept)においても類似のプリセプトについて触れられている。
セファロン・スーダ同名のシンジケートを率いる知的好奇心旺盛なセファロン。過去の話として残されたものという公式コミックが存在している。
セファロン・シマリスシマリス・サンクチュアリを率いるセファロン。シンセシススキャンを行い、サンクチュアリの中に全てを永遠に保存しようとしている。
Hunhowセンティエントの首魁。二番目の夢ではWarに意識を移していたと思われ、このクエストではセファロン・スーダへと意識を移していたと思われる。バーチャル美女受肉おじいちゃん
Ordan Karris骨の獣。HunhowがOrdisへと向けて言ったセファロンではない誰かの名前。詳細はセファロンフラグメントの隠しメッセージにおいて語られる。
サンクチュアリの獣シマリスがシンセシススキャンで集めたデータを用いて生み出したサンクチュアリの住人。シマリスの考える"生物を永遠に保存"する為の形。サンクチュアリ交戦においてはその使い方の一例を体験できる。
Mandachordオロキン時代の楽器。Octaviaはこれが組み込まれた音楽を武器とするWarframeである。

Revenantの仮面

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導入
シータスNakakが「奇妙なマスクを手に入れた」と喋っているのを聞いた主人公はそのマスクについて尋ねる。
Onkkoが作ったという奇妙なマスクは「Unumが選んだ」のだという。――「Unumが選んだ」とは悪夢と野生のVobi狩りの言い換えの事らしいが……。

Nakakは急に「高い所はムリ」だからシータスタワーでの仕事は元は親戚のMukhaの役割で、Mukhaは勇敢な人だった、とも語りつつ、奇妙なマスク――失われた者の仮面を買うように言う一方で、あまり気乗りしない様子も見せる。
主人公がマスクを買うとそんな事をしないでマスクを捨ててもいいというNakak自身の言葉を添えつつも、エイドロンの草原で月の照る時にマスクを付けろというOnkkoの言葉が伝えられた。

記憶
主人公が失われた者の仮面を着けて夜のエイドロンの草原に向かうと、湖に羽の生えてない鳥の様なシルエットの幻影が見える。
Nakakが一度は恐れ戦くも見えたものがエイドロンか何かかと自問自答した後、主人公にもっと近寄る様に求め、奇妙に発光する地面へと触るとNakakへと謎の記憶が流れ込んだ。
この場所はGaraがセンティエントを打ち負かし、そのセンティエントの本体が大地の中に墜ちて異世界へと囚われた場所。そして解放を求めて月の昇る頃に触手を出し何かを探しては戻る場所。
そして毎晩その触手を斬っていた――いなくなってしまった――看守のWarframe。どうしてその看守はいなくなってしまったのだろうか?

NakakはUnumが「失われた者の欠片を探せ」「作り直せ」と命令していると言い、またOnkkoがグリニアの指揮官が何かの遺物を掘り出した事を察知したと言う。
Nakakの言葉に従って主人公はKonzuに話を持ち掛け、依頼をこなしてRevenantのパーツの設計図を集め、ファウンドリでパーツを作成してから再び夜の草原へ。

失われた者
「失われた者の魂は助けを求めている」と語るNakakに従い主人公は夜の草原を進むと今度はエイドロンらしき幻影が見え、再び発光する地面へと触るとNakakに記憶が流れ込む。
失われた者が触手を斬る代わりに、触手が何をしようとしているのかを監視するに一度は留め、そして不安になったのか切り払って煉獄に押し戻したという記憶。

Nakakは失われた者に何があったかを知る事を求め、失われた者が呼んでいる場所を探す様に言った。
"失われた者が呼んでいる場所"へと近づくとNakakは失われた者が脱出しようとしているのを感じ手助けする様に言うが、三度発光する地面に触れる事でNakakが見たのはエイドロンへと手を伸ばす失われた者の姿。
その軽率な行動を「Mukhaみたいだ」「日常が恐怖を麻痺させた」と嘆き、失われた者の末路を語る。
エイドロンの触手に捕らえられた失われた者はエイドロンがこの世界へと戻る為の錨にされ、失われた者がもがく中エイドロンが出始めてしまい……失われた者はもがく事を止めてエイドロンの居る場所へと落ちた。

Nakakの語りが終わるとRevenantの姿をしたエネルギー体、失われた者がエイドロンのマスクと化した存在が現れ、主人公へと攻撃を仕掛けて来る。
主人公はNakakの言葉に従って成れの果てを破壊し、失われた者をエイドロンから自由にした。

Nakakは――Mukhaや看守とは違い――まだ自分には恐怖が沢山あるからここにいられると語り、だからUnumに選ばれたのかと疑問を浮かべ、この出来事を悪夢(Unumに選ばれた)と嘆いてからそれが終わった事を喜んだ。

注目ポイント
Nakakシータスでマスクや雑貨を売っている少女。Unumの声を聞き、エイドロンの草原に宿る記憶と感応した。
OnkkoSaya・Konzu・シータスのより良い結末の為に行方をくらましてクイルに加わる事を選んだSayaの夫。失われた者の仮面の作成とRevenantに関連した遺物の発見の察知に関与した。
Unumシータスタワーに宿る守護神の様な存在。クイルを側近としている。
エイドロンかつてシータスへと襲い掛かったセンティエント。Garaの活躍によって打倒・封印される事になったが、今ではその断片が夜毎に草原を徘徊している。
Garaとエイドロンの戦いについてはガラスの欠片フラグメントに隠されているメッセージで詳細が語られている。
シータスタワー時に寺院とも呼ばれる、シータスの地表に存在するオロキンタワー。シータスの民衆は設置した足場や気球を使用して壁の肉と甲殻を収穫している。
MukhaNakakの親戚。故人。シータスタワーでの仕事をしていたが、慣れによって恐怖を麻痺させた為に滑落死した事が示唆されている。

デッドロック・プロトコル

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Granumの継承者
コーパスの役員会が何事かを決める為に投票を行った様ですが、賛成7票・反対7票が7回続いた事でNef Anyoは「デッドロック・プロトコル」を始動、新型艦隊を配備しました。

コーパスの権力層の間で起きた混乱に際してNefの手によって負債を払い終えた人をも含めたソラリスの住民達が何かに使用されている事を認識したVox Soralis(ここではソラリスにおける秘密組織が使用しているある種のアバターの方)の呼びかけに応じて主人公は諜報活動を実行。
Nefが大昔に死んだとされているコーパスの創始者Parvos Granumの後継者を「見つけた」と主張しており、主人公達は更に通信を傍受
通信はNefの来歴の話であり、要点だけに絞ると『産みの母はGranumの継承者を作る極秘計画で用意された代理母であり、自身はGranumの継承者として生み出されたGranumの息子である』と語ります。

GranumはVoidドライブのトラブルで死亡したとされていて、血縁を証明するのに使用できる遺伝子は現在存在していません。
その為Nefは血縁を証明するべくGranumの居場所を探しており、『Granumの為だけにオロキンが作った』というWarframe、Proteaの痕跡を追う事にしたのです。

現在の役員会の分裂・混乱を利用しているソラリス連合としては役員会がGranumの継承者の下で統一される事は好ましくありませんし、Granumの捜索の為にソラリスの住人を消費される事は決して許せません。

Proteaを追って
コーパスの新型艦隊に存在するProteaセンサー――Granumの黄金の左手を模した巨大な金色の手の形をしています――を調べていく中で、志願者という名目で誘拐されたソラリスの住人がその黄金の左手によってどこかへと飛ばされてしまうのを発見。
どこかへと飛ばされたソラリスの住人は目的の場所と思しき場所からの映像を送ってきます。
Nefがコーパスの主導権を握ってしまわない様に主人公達は映像の場所へとNefより先に到達して証拠を奪い取る事を、また生き延びたソラリスの仲間の捜索・救出を画策します。

映像の場所、Granum Voidに行く為に必要な『貢ぎ物』――本質的にはある種の通貨だというそれを奪い取り、主人公がGranum Voidへ行くと……そこには老人が居ました。彼の名はParvos Granum。コーパスの創始者は生きていたのです。
役員会が暗殺の為に引き起こしたVoidドライブの暴走をProteaの時間操作能力で生き延び、しかしProteaは失われ・その幻影しか残っていない状態になってしまった為にGranumは主人公を招いたのだと言います。

Nefは厚かましくもGranumを父と呼びますが、GranumはNefの所業を見てきたと言います。……Granumが見たNefの姿とはGranumの自立の教えを弛んだ怠け者の哲学へと変えていく姿でした。
GranumはNefの事を一応は息子と呼びますが「私が重んじる価値を何一つ満たさない」とその所業をこき下ろします。GranumはNefの事をテンノを呼び出す為に利用しただけで、Nef自身には何の価値も見出していませんでした。テンノを呼び込み、Proteaにその同族をスキャンさせる事が目的だったのです。
そしてProteaの力で時間は逆戻りしていき、Granum Voidに行く前まで戻されてしまいました。

時間は戻りましたが、未来からの情報は主人公達にもNefにも届いていました。
Granumにスペクターを送り込まれたNefはそれを実力で排除し、主人公達に"利害が一致する"としてその手段の情報と共にProteaスペクターの無力化を依頼してきます。

Parvos Granum
XORISというスペクターと関係のあるブーメラン武器を作る為にGranumの古いファイルをコーパスから奪うと、映像情報も含まれていました。
若かりし日のGranumが進歩の為にEntratiが秘密にしてきたというサンプルを求める映像、スペクター粒子なる「ものまね」をすることができる粒子の解説を行う映像、そしてオロキンが研究施設にWarframe襲撃チームを差し向けさせる様に誘導し施設ごと爆破したと語る映像です。
炎。核融合。Void。人類はこれまでに炎や核融合というリスクを伴う技術を手中に収めてきました。Voidがそれらに続かない理由はないでしょう?

主人公達はGranumが(どうやってか)こちら側へとやってくる前に迎撃してしまおうとしますしNefも抵抗はしていましたが、GranumのスペクターはNefの艦隊を占領しつつあります。
Nefが約束を破ってソラリスの住人の救出を諦め自分だけ逃げ出して艦隊を自爆させようとする中、主人公は時間の牢獄であるGranum Voidに活路を見出し、飛びました。
主人公はXORISの力を用いてソラリスの住人を救出するも元来た場所にも帰れなくなる中Proteaスペクターを撃破して艦隊が自爆する前の時間へと移動し、Granum Voidでの戦いと艦隊の自爆を『客観的には起こらなかった』事にして、Nefの野望を潰えさせつつも自分達の目的も果たす事に成功します。

Nefの船から脱出し、オービターへと戻るとGranumからのメッセージが届きます。
GranumはTauからの脅威に対抗する為にも現在のコーパスを再編する事を考えており、あるいは手遅れと見做してコーパスを捨てるか。それを悩んでいるようです。
また人生を含めた全ては取引である言い、テンノやソラリス連合に対して交渉の席に着く事を提案しました。

注目ポイント
Parvos GranumVoidドライブの暴走――おそらくは暗殺――によって死亡したとされていたコーパスの創始者。オロキンからProteaを与えられ、それと引き換えにオロキンへと従っていた。
実際にはProteaの力によってVoidの中で生きており、最終的には現代コーパスの改革を考えていると思われる。
Nef Anyoコーパスの幹部であり、役員会のメンバーの一人。自称Parvos Granumの息子。血縁関係に関しては特に否定も肯定もされていないが、これまでの所業を徹底的に否定された為にGranumの口を封じようとした。
役員会コーパスの幹部の集まりであり、総勢14人。本来はこの上にGranumが存在していたが、GranumがVoidへ消えてからはその継承者が存在しないままになっていた。
Granum VoidGranumが閉じ込められているVoid。Proteaの力によって時間が捻じ曲げられている為専用の設備を使わなければ到達する事もできない。
このクエスト以降、増殖を続けているスペクター粒子の処理に向かう事が可能となる。
黄金の左手Parvos Granumの逸話に語られる失くした左手、それを補う黄金の義手。具体的なエピソードはコーパスシップの祭壇にGranum クラウンを捧げる事で読む事ができる。
スペクタースペクター粒子を利用して作り出される「対象をそっくり真似た」存在。Parvos Granumのスペクター粒子理論の産物。

嵐を呼ぶ者テンペスタリ

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導入
CyはVoidの危険地帯に侵入しようとするコーパスの輸送船団を察知し、レールジャックを用いて待ち伏せを仕掛けるようメールでクルーに促す。一帯にVoid嵐の可能性があり、過去にVoid嵐がLucretiaプラットフォームを襲った被害からも明らかな危険を認めつつも、Cyは計画の実行を主張する。

Voidの危険宙域
主人公がヴェール・プロキシマにジャンプした後幽霊のようなレールジャックに遭遇するが、Cyはセンサーの誤作動として片付ける。主人公は破損した船から資源を回収し、同じ船を狙うコーパスの回収部隊を撃退する。

3回目の資源回収後、コーパス船が現れ、艦長Vala GlariosはParvos Granumの部下と名乗る。直後、幽霊船レールジャックが再出現し、Valaはそれを認識して敵対姿勢をとる。レールジャックは古の戦争時代の暗号、ボスフェングリフで謎めいたメッセージを発信するが、続いて主人公とコーパスの両方を攻撃する。CyはVoidジャンプで主人公のレールジャックを避難させる。

嵐を呼ぶ者
CyはValaの態度から幽霊船を知っていると判断し、その線を辿ってレールジャックの情報を得るよう提案する。主人公はコーパスデータ貯蔵庫からオロキン時代の軍事船舶記録を回収する。

回収した記録によれば、そのレールジャックはテンペスタリという伝説のVoid救助船で、古の戦争以降行方不明となっていた。最終任務で撤退を拒否し、Voidに飲み込まれたことが記録されており、その任務が未解決であることを示している。Cyは、テンペスタリが果たせなかった救助任務に縛られていると考え、それを果たせば解放されるかもしれないと推測する。

Cyは救難信号を発しテンペスタリを誘い出す。テンペスタリが出現し、Cyは2度目の試みでボスフェングリフに正しく応答して乗船許可を得る。テンペスタリに乗り込んだ主人公は、Voidの存在であるSevagoth's Shadowがテンペスタリを操舵していることを知る。船は元の救助目標座標を失っており、主人公はParazonを用いて座標を復元していくが途中でValaに捕捉・妨害される。Valaは船を掌握するためにコーパスを送り込む。

操作がSevagoth's Shadowに移り、ShadowがVoid空間でコーパス侵入者を迎撃する。戦闘中、挿入歌としてSleeping in the Cold Belowが流れ、ValaがVoid嵐とテンペスタリで壊滅したLucretiaプラットフォームの生存者であり、テンペスタリに復讐を誓っていたことが明らかになる。

コーパス撃退後のテンペスタリの艦橋で操作が主人公に戻ると、船はビーム発生装置に拘束されている。主人公はコーパスの船に乗り込み装置を破壊しテンペスタリを開放する。Valaは目標をテンペスタリ破壊に切り替えるが、テンペスタリは逆に自身の砲撃でValaの船を破壊する。

最後の救助対象
Cyは主人公にテンペスタリの最終任務を完了するよう指示し、復元した座標に向かい救命ポッドを回収する。ポッドに収められていたSevagothを回収し、彼のShadowが半身を探しながらテンペスタリを操縦し続けていたことが明らかになる。主人公は再会を果たしたSevagothと影を共に宇宙へ葬る。

エピローグ
船を破壊されたValaはGranum Voidに流れ着いていた。彼女の前にParvos Granumが姿を現し黄金の手を差し伸べる。

Cy経由で主人公は今なお活動を続けるテンペスタリから通信を受け取り、Sevagothの設計図を手に入れる。

注目ポイント
テンペスタリオロキン時代のレールジャックの一隻、Void救難船。Void嵐と共に姿を現す。Tempestariiという名称は嵐を呼び、鎮める魔法使いに由来する。
Parvos Granumコーパス創始者。デッドロック・プロトコル以降のクエストである作中時系列においてはその生存は周知のものであり、コーパスの一勢力となっている。
Sleeping In The Cold BelowVala Glariosの歌うシーシャンティ(船員労働歌)。その歌詞には彼女のバックストーリーが含まれている。

ウェーブライダー

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導入
主人公はRokyから通気口で会いたいというメッセージを受信する。そのメッセージには、RokyはYareli、すなわち伝説のWaveriderに関わっており、Boonに怒られそうなことをしでかしてしまった、通気口で事情を説明するという音声メッセージが添えられていた。

通気口ではRokyが意識を失って倒れている。傍のBoonによると、Rokyはレアなグラフィカ「Waverider #1」の傍で倒れており、神経を損傷していたのが見つかった。グラフィカにはYareliの伝説が描かれているが、Boonはロックされた内部にアクセスできず、全5ページそれぞれはK-Driveのワザによって解除されるという。Rokyがロック解除のワザに失敗し怪我したとBoonは推測する。Nef Anyoは治療できるが彼がRokyに力を貸す見込みはない、とBoonは言い、Rokyがグラフィカの話を聞いて目覚めることを願いつつ、主人公にグラフィカを解除を頼む。

グラフィカ
主人公が受け取ったグラフィカは一旦オービターに置かれる。ワザによってアンロックされたページはBoonとも共有され、BoonがそのつどRokyに読み聞かせる。

1ページ目では、Vulgranが子供の奴隷たちを強制労働させている。
Boonは登場する奴隷使いVulgranの名に驚き、これが単なるコミックではないと言う、ベントキッドに世代を超えて伝わるYareliの伝説を、ベントキッドの物語を伝えており、Rokyが伝えたかったものだと語る。

2ページ目では、YareliがVulgranの工場に侵入してから逃げ出し、彼に追い掛けさせる。
BoonはRokyがこのグラフィカをNef Anyoから盗んだのではないかと疑い、誰にも伝えなかったのは家族を守るためだったのだろうと推測する。BoonはたとえそれがグラフィカをNefが持っていたとしてのYareliの物語は渡さない、という。

3ページでは、YareliがVulgranを遠くへ誘い出すが、追いつかれてしまう。
通信にNef Anyoが割り込み、Rokyとグラフィカを巡った取引があったことを仄めかし、彼女の怪我を嘲る。BoonはベントキッドはYareliのように決して屈しないと断言するが、同時にRokyとNefの取引について心配する。

4ページ目では、Vulgranの鞭が壊れ、Yareliに触発された子供達が彼に反乱を起こす。
Rokyがグラフィカを解除すれば、ダイモスの買い手に売り渡しベントキッドの借金を帳消しにするという約束したとNefが明かす。Rokyが断れない取引に追い込まれたことに憤りつつ、Boonはダイモスの買い手に思考を巡らせる。

5ページ目では、Yareliが水流でVulgranを空高く吹き飛ばす。自由になった子どもたちは成長後もYareliの勇姿を夢に見続ける。
Boonは全ページをアンロックした主人公に感謝し、Nefが欲しいならばグラフィカを持っていけばいい、と言う。同時に、通気口で見せたいものがある、という含みのある言葉を主人公に残す。

フォーチュナーに行くと、Nefは取引を破棄し、グラフィカは無用と宣言。買い手は代わりにベントキッドの通気口を購入することにしたという。NefはRokyをばらして新しい大家に収める家賃にすればいい、と言って通信を切る。
通気口ではRokyが目を覚まし、夢の中でYareliと共にオーブ峡谷を駆け抜けたと話す。Boonは、グラフィカをダイモスのGrandmotherに直接渡して彼女からRokyの治療薬を受け取り、Grandmotherが通気口を買い取ってベントキッドの借金を解消したと明かす。

エピローグ
オービターに戻ると、Grandmotherからメッセージが届く。手紙はNefのような美術を解さない人間の手にグラフィカが渡るくらいなら買い取りを提示する必要があったこと、グラフィカには古い友人であるYareliの遺物が保存されていたことを主人公に伝える。その保存されていたYareliの設計図を受け取ってクエストが完了する。

注目ポイント
グラフィカいわゆる漫画。Waverider#1は物理メディアではなくデータでやりとりされた。
Grandmotherクエスト中の取引先、青いデカばーちゃん。様々な薬への知識があり、ダイモスにおいてはカンビオン荒地K-ドライブレースも担当している。

関連項目

コメント


*1 「冷淡な」が原文では「indifferent」だが、後の話を考えると「無関心な」と訳す方が適切かもしれない。
*2 原文は「WHAT IS EVIL BUT INDIFFERENCE」。
「無関心こそが邪悪である」とする方が適切か?

*3 フラグメントAlbrechtの記録」でも
大文字部分の文章がそのままタイトルに用いられており、
そちらでは「始まりからの終わり」と訳されている。