※UPDATE 9.8 (2013.09.07)時点でIntensifyを考慮してもOHが52%しかダメージを軽減しないようになり、現在このビルドは成り立っていません。
Overheat特化、高難度ソロクリアのために
使用リアクター数 | 1(必須) |
---|---|
使用カタリスト数 | 2(推奨) |
使用FORMA数 | お好み |
AURA有無 | Energy Siphon必須 |
概要
一般的なエンバーから構成を少し変え、高難度ソロミッションでの生存性を重視したエンバー。
具体的にはOrokin Voidや冥王星開拓などの状況、特に殲滅ミッションで性能を発揮する。
防衛や機動防衛のミッション、特にコーパスとグリニアの防衛は苦手。その時は素直にフロストあたりを起用した方がいい。
着目したのはOverheatの防御力だが、ロキのInvisibility、アッシュのSmoke Screen、トリニティのLinkと自分自身を無敵/疑似無敵化するパワーは数ある。
だがエンバーのOverheat(以下OH)はその中で最も時間あたりのエネルギー効率が良く、長時間展開しやすい。
そこで徹底的にOHのエネルギー効率を上げ、戦闘時は常にOHし続けることを目指す。
そしてたどり着くのは「消費35のパワーで」「25秒の間」「被ダメージが約1/20になる」……
つまり平たく言えば、ほぼ常時ほぼ無敵の世界である。
戦い方
「敵と出会う直前にOverheatをかけて、全員正面から叩き殺す」が基本。
ランク3まで強化したOHにランクMAXのIntensifyをつければダメージは約95%カットされる。乱暴に言えばシールドとヘルスが20倍になるようなものである、冥王星の敵に正面から突っ込んでもまず死なないだろう。
※IntensifyはランクMAXにしなくとも、(初期状態をランク0として)ランク3まで強化すればカット率95%になるという記録がある。検証中。
OHを戦闘中にかけ直すことになっても、そう簡単にエネルギー切れは起こらない。
しかし実際にOHしつつ戦ってみると、OHの切れ目に攻撃を受けて倒されてしまうことがままある。
OHがいつ切れるかについては画面上の自分の状態を見て判断するしかない。灰をまとった状態なら継続中、その灰が燃え尽き始めたら効果切れのサイン。
ただしOHが切れる間際にパワーの発動ボタンを連打すると、切れ目なくOHを継続することが可能。
(TORIDの毒霧の上に立ってやってみると、ヘルスにダメージを受けず継続できることがわかる)
サイドボタンがあるマウスを使っているなら、2番パワーの使用キーをサイドボタンに登録して、瞬時にパワーを使えるようにするのをおすすめする。
高ランクのSHADEセンチネルを連れているなら、OHの残り時間が少なくなった時点で、敵の傍で攻撃を止めればほぼ透明化が間に合うだろう。勿論無敵になる訳ではないが、射撃系の敵もこちらが消えた瞬間に居た位置を基準に攻撃する為、少し移動すれば盲撃ちを回避できる。その後は落ち着いてOHをかけ直す事が可能だ。但しSHADEにRevengeを装着していると、攻撃を優先して消えてくれない場合がある。
なおOHは転倒を無効化したりはしない。グリニアヘビー、グリニアスコーピオン、各種エンシェントには注意のこと。これもSHADEを連れている場合、ダウン後に透明化してくれる事が多く、上手い具合に弱点を補ってくれる。
フレームビルド
フレーム固有スキルMOD
Overheat レベル最大時コスト7→4
メインスキル、極論すればこれ以外のパワーは外してしまって構わない。
主な目当ては防御能力だが、攻撃能力もなかなか馬鹿にできない。
隣接した敵には確実に1秒につき100以上のダメージが入る、たいていの敵には有効打になるだろう。
また効果中はエンシェントディスラプターのドレインを無効化できるのも嬉しいところ。
World On Fire レベル最大時コスト 13→7
主に敵が多すぎる時や、人質護衛中に敵群に遭遇した時などに使う。
基本的にエネルギーはOHのために取っておきたい。
フレームMOD
Intensify レベル最大時コスト 11
これがあるとないとでOH時に受けるダメージが4倍ほど違う。(Intensifyなし・OHはランクMAXならカット率は80%、Intensifyランク3で95%になる)
前述の通りランク3くらいには鍛えておきたい。
Continuity レベル最大時コスト 9
Constitution レベル最大時コスト 13→7
Streamline レベル最大時コスト 9→5
OHを貼り続けるための準必須MODのセット。全て最大でOHのコストは35、持続は約25秒になる。
なお高難度マップのソロの場合、戦いが長引くことでエネルギーの供給自体が少なくなる傾向が強いため、Flowの使用はおすすめしない。
AURAMOD
Energy Siphon レベル最大時コスト 5増加
これも必須。OHの使用コストを簡単に補える。
これと上のフレームMODを全て最大まで強化した場合を考えてみよう。
最大で0.6/秒回復、ということはOHの25秒の持続が切れる前にエネルギーは15回復するということ。
OHのコストは35、必要なエネルギーは差し引き20。
つまりOHの効果時間内にエネルギー玉を一個でも取れば、永遠にOHを続けられるということである。
※余談:coopだとまた話が変わる。
最大ランクのEnergy Siphonを持ったTEENOが三人いれば、もはや何もせずともOHを貼り続けられる。
(coopで常にOHを貼り続ける必要があるのかという話もあるが)
――ここまででMODコスト合計67、FORMA無し時極性フル使用時合計38、残り22(リアクター使用時)
相性の良いMOD
Redirection レベル最大時コスト 14
Vitality レベル最大時コスト 12
「OHで防御力を上げるのが前提なのにこれが必要なのか?」という意見もあるだろうが、想定ターゲットが高難度マップである。
うっかりミスでの瞬殺を防ぐためにもつけておきたい。
(なおエンバーはアーマーが低いため、Steelfiberは効果が期待できない)
Enemy Sense レベル最大時コスト 9→5
ドアを開ける→ドアの向こうで待ち構えていた敵群からの一斉射撃→死亡
というパターンもナイトメアなどでは十分あり得る。先手を取って確実にOHするためにも出来れば欲しいところ。
その他準推奨MOD
Thief's Wit(コンテナからのエネルギー玉回収)Sure Footed(転倒防止)など
メイン武器
守りから入っているビルドなので、必須と言える武器はない。
しかし武器が弱すぎると、敵を倒す前にOHが終わってしまう。
そして高難度ソロを想定する都合上、やはり弾持ちのいい武器が欲しいところである。
TORID
一番目のおすすめ武器。
「弾持ちが最高に良い」「毒霧の自爆ダメージをOHでほとんどカットできる」「毒霧を出しつつ逃げ回れば自然にEnergy Siphonが効果を発揮する」と、何かとこの構成に噛み合っている。
なお数字的には毒弾の直撃ダメージは100。毒霧はその後12秒間滞留し、1秒につき20のダメージを与える。
そして毒弾が敵に直撃した場合、毒霧は消えるまでその敵にくっつき続ける。
つまり毒弾が敵に当たった場合、毒霧は毒弾の二倍以上のダメージを敵に与えるということだ。
毒弾を一発当てた時点で敵のHPバーが2/3以下になったのなら、後は放っておいても勝手に敵は悶え死ぬだろう。その方がよりOHの維持に集中できるというものである。
MODについては特に必須なものはないが、Speed Triggerはつけておいた方がテンポ良く毒をばらまけると思われる。
OGRIS
上記のTORIDに似ているが、こちらは「チャージして射撃を繰り返している間にOHが切れる→気付かずに撃って自爆、そのまま死亡」ということがままある。
常に落ち着いて戦える上級者向きといったところ。OHが切れた時の遠距離戦ではこちらの方が向いている。
サブ武器
こちらは特筆すべき武器はない。FORMAを入れるほど使い込んだ武器があるならそれをそのまま使える。
ただ上記のプライマリの弱点を補う都合上、ある程度連射が効く武器がいいだろう。
そしてOHがかかっているなら敵への接近も推奨事項である。
以上のことを考えると、DUAL BRONCOSは比較的相性がいいと言える。
格闘武器
編集者としては、FuryつきのDUAL ZORENでエネルギー玉を回収するための機動力を確保するスタイルを推す。
しかしOHが隣接した敵にダメージを与えてくれることを考えると、ORTHOSやSCINDOでチャージ攻撃を行うスタイルも大いにあり得るだろう。