Bourgogne

アルザス級戦艦4番艦　ブルゴーニュ

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

フランスがドイツの "H"級戦艦に対抗すべく開発した計画案。本案はリシュリュー級戦艦の発展型であり、主砲配置を合理化することで火力の強化が図られていた。この計画案には複数の設計案が含まれていたが、そのうちのひとつは、3基の主砲塔に合計12門の380mm砲を備えたものだった。

解説

2021年12月20日13時から始まったクリスマスイベントの目玉。ゲーム内初となるエンジンブーストⅣを使用できる。

・主砲
380mm砲を12門搭載。同口径のリシュリュー級やアルザスのものよりもややダメージが上がっているが、このTier帯では380mmと一回り小さいので貫徹力不足である。
門数が12門もあり装填は20秒と短いため手数が多く、AP弾のDPMはモンタナやコンカラーと並んでトップクラス。(※実は全艦種含めたDPMでもデモインやバッファローを抑えて堂々のトップである)射程は格下の380mm戦艦よりも延長され、レピュブリク並みの14.59kmとなっているが、射程が伸びればその分貫通力も減衰するので元のアルザスでも明らかに不足していた貫通力が更に弱まることも意味している。
レピュブリクと同じく急速装填Lv3を使えるのでこのスキルをどのタイミングで切り、味方とフォーカスを合わせ、瞬時に敵を削るかが非常に重要となってくる。

・副砲
レピュブリクのものと全く同じで、とても充実している。中心線状に152mm砲を9門、舷側に片舷8門の自動副砲を搭載。152mm砲は6.7kmと長めの射程を有し、自動副砲に関しても5.29kmとそこそこの射程があるため使い易い。DPMもグローサーを上回り同格トップ（射程では負けているが）の高さであり、自衛にはとても役に立つはず。しかし船体がレピュブリク以上にもろいため、積極的に使っていくことは難しいだろう。

・対空
小口径対空砲のダメージは高いものの、大口径の方は最低クラスであり、総合的に見れば平均的かそれ以下の値に落ち着いている。最低クラスのグローサーや大和より多少高いが、HPの低さもあり多数の戦艦の中から真っ先に狙われるだろう。しかし対空射程が大口径3.78km、小口径2.1kmと長めなので、味方と一緒にいることで多少の防空支援が可能。

・装甲
元のアルザスがティア8のガスコーニュとほとんど変わっていないので非常に薄いと言わざるを得ない。 元のアルザスでも感じたと思うが大和やバーモントなどの高貫通力の戦艦の斉射を喰らってしまうととてつもない量のHPを削られてしまう。
明確な弱点であるので緻密なヘイトコントロールが重要となる。

・機動性
装甲の代償に非常に優秀。元のアルザスより全体的に向上しており、同格で唯一素で30kt以上発揮でき、エンジンブーストⅣを使うと36.18ktという駆逐艦並みの速力になる（当然装備や消耗品などで更に出る）。加速性は同格トップクラスであり、転舵性能もトップクラスに高い上、エンジンブーストⅣは新たに旋回速度も向上してくれる。戦艦の中では飛び抜けて優秀と言える。

・隠蔽性
イギリス戦艦に次いで良い。とは言っても基本的に砲撃しているので、あまり役に立たないだろう。

・生存性
群を抜いて低いと言えるだろう。素の体力の52393は同格最下位であり、ワースト2位のオハイオと比べても約-5700とぶっちぎりで低い。それどころかTier9の平均すら下回っており、薄い装甲と合わさり、生存性は問答無用で最低と言える。更に火災浸水耐性も12.5%と低いため空母や軽巡のHE攻撃は苦手であろう。魚雷防御が19.5%と並よりやや低い程度にあるが、HPが低いため可能な限り避けた方が良い。

・消耗品
体力、速力、装填が良いだろう。

・艦艇スキル/艦長スキル
レピュブリクと同じ高速装填Ⅲに加え、ゲーム内初となるエンジンブーストⅣを使用可能。これは最高速力と旋回速度（最大転舵速度のことか？）が20%上昇するというもので、本艦の優秀な機動力に磨きがかかる。
高速装填の使用回数は2回と少なめなので艦長スキルの超火力（lv5）で増やした方が良いだろう。なお、熟練装填手（lv10）で効果時間を15秒から18.75秒に延ばしても、効果時間中に斉射できる回数は2回のまま変わらない。熟練装填手にはクールタイム短縮の効果も付いているので取得すれば使い易くなるが、浸水ダメージを15%カットする区画整備のどちらを選ぶのかは迷うところかもしれない。レジェンド艦長のフィリップオーボワノを所持しているのであれば主砲装填に全振りがおすすめである。
スキル構成はツリー艦の強艦として知られるガスコーニュやレピュブリクと変わらないので、同じ艦長を使いまわせばよいだろう。

・装備
　・兵装　精度、フィリップオーボワノを所持しているのであれば装填も候補に入る。
　・防御　舵か加速
　・適正　舵

・エリート特性
　・水雷防御装置　魚雷防御+10%
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
ティア9のアルザスから主砲性能、対空、機動力を伸ばし、急速装填Lv3やエンジンブーストLv4を搭載した船である。
こう聞くとかなり強化された印象にあるのだが、元のアルザスの問題点であった「低い貫通力」と「低すぎる生存性」もそのまま引き継いでしまっている。反面、元々、ティア9最高峰のDPMに加え、急速装填Lv3と言う凶悪なツールを貰っているので対巡洋艦ではレピュブリク以上に凶悪になりうるポテンシャルを秘めている。しかし、対戦艦は出来なくはないが貫通力が不足しているので的確に上部構造物や甲板に12門の砲弾を落とすエイム力や機動力と合わさり、「今誰を狙うべきか」の判断力が問われる。

戦闘名誉章

史実

ブルゴーニュ級戦艦と記載はあるが、本来はアルザス級戦艦の4番艦であり、
アルザス級戦艦の名前には
1番艦　アルザス
2番艦　ノルマンディー
3番艦　フランドル
4番艦　ブルゴーニュ　　が予定されていたが1隻も起工されずに終わっている。

小ネタ