Conqueror

コンカラー級戦艦　コンカラー

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

・伝説装備

名称	画像	効果	金額	装備枠
操舵装置改良		最大転舵速度+10%、転舵加速度+25%、操舵装置生存性-20%	5000(ｇ) or 250k(fexp)

ゲーム内説明

英国が第二次世界大戦中に培った戦艦建造の経験に基づき、火力を増して設計されていた戦艦。特徴は、1920年代初期に開発され、英国海軍最強の火砲となった419mm口径の主砲。

解説

419mmを12門も搭載したイギリス戦艦ツリーの集大成である。あれ、420mmを8門しか載んでない戦艦がいたような...

・主砲
ライオンより口径が上昇し、門数が増えた。
モンタナと同門にして、16インチよりも一回り大きな主砲の威力は悪辣の一言。
特徴はblitz界最恐のHE弾を保持し、相手の火災浸水耐性を考えなければ全弾命中時の火災率はなんと脅威の92%。高速装填Ⅱを使えば、着火からの再着火も狙いやすい。
ダメージも1513ダメージとより口径の大きい大和などといった戦艦よりも高威力でdpmも49516と同格トップの高さを誇る。
(なお勿論イギリス戦艦としてHE弾の威力にはしっかり補正がされており、甲板に命中させると同格戦艦のバイタルを抜く事も少なくない)
APの性能は英戦特有のAPの貫通力の無さが足を引っ張り、口径の割に貫通しにくい代物となってしまっている。また、単発ダメージも1936と同格最低クラスであるものの、門数のおかげでdpmは63360と同格3位の高さで、総じてモンタナに比類する性能は持っているので巡洋艦や空母のような薄い敵にはAP弾の方がダメージが入り、その門数と口径と高速装填によりそれなりの火力は発揮出来る。
そして……本艦最大の特徴（だと筆者が勝手に思っている）として、一基増えたのにも関わらず前方射角が非常にいいことがあげられる。KGVは当たり前だが、ライオンやモナークよりもいい為、その脆い側面を晒すことが格段に少なくなるだろう。
しかし、いい点ばかりではなく欠点も多く、2番砲塔の後方射角が良くないため、引き撃ちに向かないのは少し痛いところ。
また、射程も強化されて迷彩効果を反映すると15.17kmまで延伸されるが、引き撃ちに優れない事や耐性の悪さから余裕を持って戦えるとは言い難く、本艦は同格戦艦の中で最も弾道が高い上に弾速も遅い。(例えるなら巡洋艦で言うところのウースター的なアレ)
大和やレピュブリクと比較するとその違いは一目瞭然で、偏差射撃の難易度が高い。慣れない内は、敵に手前に転舵されて弾が敵艦の頭上を飛び越えてしまうなんて事も多発するかもしれない。しかし、この弾道特性をデメリットと考えるには事早い。弾道が高いという事はつまり、「敵艦の甲板や上部構造物に着弾しやすい」という事である(米戦と一緒)。火災を主なダメージソースとする本艦にしてみれば逆にありがたい特性なのだ。

・副砲
慣れ親しんだ8基×2門の副砲。KGVからほぼ変わっていない。総合的にみると同格最低クラスだが、そもそも本艦で近距離戦は不得意である。ほとんど役に立たない。

・対空
対空警戒スキルを持たない艦としては強力である。小口径対空値549はバーモントに次いで同格第二位であり、また大口径対空3.9km、小口径対空2.1kmと射程も長めなため、艦隊防空能力、個艦防空能力どちらも優秀といえる。
(ちなみに装備3スロ目の対空強化を施すと、大口径対空射程は4.29km、小口径射程は2.31kmとめちゃ広範囲になる。意外と艦隊防空に役立つので参考の1つにしてもらいたい)

・装甲
装甲12.5%、防郭防御13.5%はtier6のエリザベスから据え置きである。聞いての通りダメージ軽減率が戦艦としては絶望的なので、戦艦の大口径砲の破壊的な火力をモロにくらってしまう。装甲も貧弱の一言で艦首艦尾32mmは同格標準だが、甲板80mm、舷側381mmはいずれも同格ワーストクラスでかなり粗末である。

・機動性
tier相当に動きは鈍くなっている。加速も旋回の効き始めも重く、モッサリしている。
耐久がない本艦だが、大きく削られてから引こうとしても機動性が良い部類ではないため、逃げきれないことが多い。
早めの判断、戦局予測を立て、効き始めの鈍さを補うのが懸命である。

・隠蔽性
ここまで大型の船体だと流石にイギリス戦艦特有の隠蔽補正は皆無である…が、やはり船体の割には隠蔽値は1000を超えている。

・生存性
本艦の明確な欠点であり、脆いため非常にダメージを喰らいやすく、それ故にヘイトが高い。今までと同じく、生存性はかなり低い。本艦はそれに「遅い」「射程で逃げれない」が加わるため生存性はさらに低くなる。そのうえ水雷防御も激弱で、魚雷にごっそり持ってかれる。空母に対しては優秀な対空でどうにかなるが、肉薄駆逐に対してはライオンより辛いだろう。いくらHEが強力とは言っても、砲塔旋回も遅いのにあんまりである。
火災浸水耐性は同格標準よりは高いが、それでも15%のみなので状態異常にも弱い。
なので今まで通りヘイトを分散させつつ立ち回れば……と言いたいところだが、正直、相手も本艦は柔らかい、鈍いと知っているので、ヘイトが中々分散してくれない。そのため、真っ先に集中砲火を受けやすい。そして、一度集中砲火を受けると逃げるのが困難なほど加速度と後進が遅い。
可能な限りヘイトを分散させ、十字砲火を狙い、島を巧みに利用し……と、持てる技術すべてを総動員させて戦おう。大変だが、ここまで進めてきた英国紳士諸君らならできるはずだ。
包み隠さずにまとめると、生存性は極めて低い。
一度前進すると退却がとても難しいので、戦況は絶えず見極めよう。

・消耗品
食糧、整備パック、ディーゼルエンジンが安定。空母対策として追加対空弾と入れ替えてもいいかもしれない。

・装備
スロット1は主砲改良Ⅰか主砲改良Ⅲ。
スロット2は転舵か加速度。
スロット3は隠蔽か転舵。
筆者のおすすめは主砲改良Ⅰ、転舵or加速、転舵。
主砲旋回を上げたいのは、駆逐の処理という本艦唯一のメリットをスムーズに行うため。ノーマル状態だと転舵に追いつかないことが多く、割と致命的になる。ちなみにⅡはやめよう。大和にぶっ壊されるのがオチである。
転舵や加速度を上げているのは、もはや装甲や水雷防御などはあてになる数値ではないため、せめて当たらないことでしか防御にならないからである。

・エリート特性
・水雷防御装置　魚雷防御+10%
・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
・功績　EXPアップ+10%

・総論
簡単に言えば主砲全振りである。
大和のような超大口径ではないが、その圧倒的な門数と口径の暴力は駆逐艦から空母まで全ての艦に有効になるダメージディーラーとなるだろう。だが、それはつまり全ての艦から脅威と認定されることに他ならないし、火力面榴弾の火災に頼る運がらみ、そして火災で削るというスタイルなため、瞬間的に削るのも苦手と、火力に振ってるのにも関わらず、瞬間的な火力にも乏しい、弾道特性が劣悪という火力面の欠点も抱えている。更に、低耐久とそこまで高くない機動性、射程も標準であることから生存に大きな難を抱えており、生存に関しては細心の注意を払う必要がある。極論を言ってしまえば戦艦という艦種枠をわざわざ使って燃やす事しか差別点のないコンカラーを使う意味も無い(なんならモンタナと比較しても火災とスキルしか利点がなく、どうしてもモンタナより劣ってしまう)

しかし、ここまで英戦を進めてきた英国紳士ならばきっと上手く扱えるはずだ。
その悪魔的な主砲を武器に、全ての艦を沈みきれ！！
Become a Tier X conqueror!!

戦闘名誉賞

史実

….

小ネタ

全長255m、排水量約60,000tの船体はtier10戦艦中最小である。

編集用コメント

コメント欄