Cristoforo Colombo

クリストフォロ・コロンボ級戦艦　クリストフォロ・コロンボ

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

クリストフォロ・コロンボは、1940年代前半におけるイタリアの造船技術の成果が表れている大型戦艦。合計16門の381mm砲と強力な副砲を備えていた。

解説

実装当初は中距離でも駆逐艦をワンパン出来る高精度、エイム力がそこまで無くても当てやすい超低弾道・高弾速、16門という数の暴力による高いDPMにより、それまで戦場に蔓延っていたデアリングやスモレンスクなどを駆逐し環境を変えたが、現在は2度に渡るナーフを経てかなりマイルドな性能に調整されている。2024年3月28日13時より、闇箱にてブラックバージョンも実装された。

・主砲
前級から引き続き381mm4連装砲を搭載しているが砲塔が1基増設され、1斉射につきなんとリヨンと同数である16門の砲弾を、速い弾速で撃ち出す事ができ、 めちゃくちゃ当てやすい。どれだけ当てやすいかというとtier10戦艦中最速の初速を誇り、弾道も普通に素直である。
そして、最たる特徴がSAP弾である。全弾命中時の最大火力は30016とあのバーモントよりも高い(バーモントは28608)。しかも、駆逐艦に過貫通をほぼ起こさないというSAP特有の特徴により理論上wowsblitzすべての駆逐艦をワンパンすることが可能(ただし、散布の都合上、5km程度でないと安定した処理は難しい)。更に3,4番砲塔は全周旋回が可能である。しかしSAP 弾はナーフによって以前の様な貫通力を失ってしまった。レジェンド艦長でナーフを相殺しない限り、弾種は対戦艦はAP 弾へと適宜切り替えが必要になった。急な攻撃目標の変更など、全周旋回が役に立つ場合は多い。
しかし、弱点も厳しく、まず射程。素の射程は13.92kmとⅩにあるまじき数値であり同格最低。多くの艦からアウトレンジされる危険はあるが、偵察機を使用すれば敷島並の射程で3~6回射撃できる。2つ目は装填時間。16門という大量の門数の代償として、口径の割に30秒と遅い。また、散布も最大射程で402mと精度が良くないことで知られるグローサーやレピュブリク、シュリーフェンと同等である。
また、イタリア戦艦の砲弾は距離による弾速と貫通の減衰が激しく、砲弾初速こそ圧倒的に最速(本艦の初速は304ｍ/s、他国戦艦は大抵270m/s前後)なものの、減衰が大きい(他国は大体2.6ｍ/s²だが本艦は8.3m/s²)せいで最大射程付近では他国戦艦のような偏差が必要になり、貫通力も3km地点では513mmと口径のわりに他国平均ほどの貫通力を有しているが、最大射程付近になると107mmまで貫通力が減衰する。これは同格戦艦最低レベルの貫通力(ワースト2位がコンカラーの232mm)であり、あろうことか巡洋艦であるはずのモスクヴァや吉野、バッファローにすら劣る。

・副砲
集弾性や射角が良く射程も長めであるため普通に強いがTier10で接近戦が起こるのは稀だ。だが肉薄してきた駆逐艦には16門のSAP弾と副砲群で地獄を見せてやろう。ただし前級と門数は同じだが配置が異なっているので注意。
因みに門数は同格最多である。これまで最多であった大和型とは異なり、152mm砲が舷側配置なのでかなり使いやすい。

・対空
同格戦艦内では最弱ではあるが航空魚雷に対する耐性が大和以上にあるのであまり気にならない。 とはいえ同じ破壊神であるマルタの絨毯爆撃と魚雷による猛烈なスリップダメージやリヒトの戦艦すらぶち抜ける高貫徹AP爆弾には注意しよう。 (ミッドは爆雷のスピード遅いし回転率劣悪だからぶっちゃけそこまで脅威ではない)

・装甲
地味にそこそこ硬い、出雲のように毎回抜かれることはないので安心して欲しい。 HPは低いのでその管理に注意が必要だが、戦艦としてはある程度弾受けできるくらいにはきちんとした装甲を備えている。

・機動性
船体はモンタナ並に長く幅も太めだが、見かけによらずかなり優秀。 加減速は標準的だが速力は速めであり舵の効きは良さげであり転舵所要時間もかなり短め。流石はイタリアの造船技術の結晶といったところか。

・隠蔽性
なんとサンダラーと並び同格トップの隠蔽性を誇る。 バーモントとは2kmも差があり、ほとんどの格下戦艦に対してさえも隠蔽で有利が取れてしまう。

・生存性
それなりの装甲に極めて高い水雷防御補正に加えて優秀な機動性と同格戦艦内最優秀の隠蔽性を備えている上、排気煙幕により30秒も煙幕に身を隠すことができる。対空と低いhp、短射程という明確な弱点を抱えているため、持っている強みでカバーして貰いたい。

・艦艇スキル
排気煙幕Ⅲ･偵察機Ⅱを装備。排気煙幕Ⅲはプッシュ時にも転舵の際などにも被弾を抑えるためにかなり役に立ってくれる。偵察機Ⅱは主砲射程を15%延伸してくれるので4斉射分は戦艦内最長クラスの射程を得ることができる上、効果時間中は俯瞰視点になるため非常に当てやすいのも魅力だ。

・装備
　・兵装　主砲改良Ⅲ、主砲改良Ⅰのいずれか（主砲改良Ⅱを選択すると観測機使用中に2斉射を安定して可能なものの、精度の向上が出来ないこと、適正で主砲耐久のデメリットの補完をしなければならない。）
　・防御　ここはお好みで
　・適正　水雷防御or転舵 兵装で主砲改良Ⅱを選択していればここでデメリットを補完したい。

・エリート特性
　・水雷防御装置　魚雷防御+10%
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
「攻」に関しては門数に優れる主砲に普通に優秀な副砲群を備えているものの、装填や射程の短さがネックであり、相手を選ばないと火力を見込めない。「守」に関しては船体は平均よりもやや優秀な装甲に破格の水雷防御と隠蔽性に加えて、地味にオマケレベルでちょこっとだけ高い火災浸水耐性を備えており、さらに20秒間も排気煙幕で身を隠す事ができるので、hpの低さと射程の短さをカバー出来れば高いと言えるだろう。「走」に関しても優秀で、モンタナ並に船体が大きいはずなのにレピュブリクのような舵の効きで動けるので陣地転換やプッシュ･撤退はお手の物。
30秒の長い装填時間と短射程、低貫通から、対戦艦は非常に困難であるものの、SAPやAPが通る相手であれば、その斉射火力は厄介なものとなる。如何に役割対象に対して影響を出せるかが鍵となる。

戦闘名誉章

史実

小ネタ

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