Des Moines

デモイン級重巡洋艦　デモイン

性能諸元

基本性能

※フル強化済み、装備･迷彩･エリート無し

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

・伝説装備

名称	画像	効果	金額	装備枠
射撃管制室(デモイン)		主砲・副砲射程+8% 主砲・副砲装填時間+5%	5000(g) or 250k(fexp)

ゲーム内説明

デモインはアメリカ海軍が第二次世界大戦中に完成させた最後の重巡洋艦。主砲のMK 16は自動装填装置で高速砲撃が可能で、さらに副砲と高角砲を効率的に配備していた。

解説

・主砲
三連装の8inch砲が艦首に2基、艦尾に1基というティア7以降慣れ親しんできた配置はここに来ても変わらない。
ただし史実で採用された自動装填機構が再現されていおり、史実と同じく6秒で装填できるようになった。
その強烈なDPMはどんな敵に対しても有効で、戦艦に対してすらプレッシャーをかけていけるだろう。
弾道は変わらず高めで当てにくいため、機動性の良い巡洋艦や駆逐艦との遠距離戦は苦手かもしれない。

・副砲
副砲は前級ボルチモアと門数、配置ともに変わっていない。
片舷に5inch砲4基8門を指向できるので、駆逐艦などに対しては無視できないダメージを与えることが可能である。

・魚雷
ない。

・対空
ゲーム中でウースター、ハウデンリーウに次ぐ対空能力を誇る。大口径の対空砲に関しては前級から大きくは変化していないが、(史実で搭載されていた3inchMk.33両用砲が再現されているのか)小口径の対空砲の射程が素で3kmもあり、少し強化すれば独巡の対空砲射程(3.3km)と変わらなくなる。さらに、威力も開発を進めれば400オーバーというとんでもない値まで成長する。しかし、スキル｢対空警戒｣のレベルは2であり、雷撃機を攻撃前にたたき落とすことは難しく、機動性も良いとは言えないことから、味方とはぐれた状態で空母に目をつけられると為す術なく沈められることも少なくない。確かにデモインの対空能力は非常に高く評価できるが、対空を過信することは危険である。

・装甲
軽巡洋艦に比べるとしっかりしているが、それがかえって戦艦砲を通常貫通させてしまい、被ダメージは増加する傾向にある。敵弾回避スキル、ヘイト管理能力が非常に重要である。

・機動性
同格に控えるフランスやソ連の大型巡洋艦に比べると良好であるが、ウースターやマイノーターといった軽巡洋艦には劣り、良くも悪くも｢巡洋艦｣である。射程ギリギリでの戦艦砲を回避することは可能であるが、それよりも近ければ回避は難しい。比較的良好とはいえ、機動性に頼ることはオススメしない。

・隠蔽性
被発見距離9.3kmはお世辞にもいい数値とはいえない。
ただ、ティア10巡洋艦はどこも隠蔽が悪化しているのでそこまで気にする必要はない、、、かもしれない。

・装備
　・兵装　射撃管制室(デモイン)　本艦の射程はTier10巡洋艦中堂々のワースト1位であり、長距離砲船が主体となる高Tierでは大変戦い辛い。伝説装備の射撃管制室は射程を8%も延長して11.7kmとなり、だいぶ戦いやすくなる。ゴールドかフリー経験値に余裕があれば搭載することを強くお勧めする。
　・防御　
　・適正

・エリート特性
　・ダメージコントロールセンター　火災浸水耐性+15%
　・内部隔壁改修　HP+1%、魚雷防御+7%、火災浸水耐性+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
発砲後は射程を大きく上回る被発見距離、11kmに満たない主砲射程、魚雷による一発逆転も無く、弾道も山なりで非常に扱いが難しい艦艇である。
このじゃじゃ馬を乗りこなすには正確に戦況を読み適切な火力投射を行いつつ、ヘイトを溜めすぎない柔軟な立ち回り、過貫通バリアに頼らず船を自らの手足のように扱い敵弾を回避する操艦スキルが必要なため、ハッキリ言って玄人が乗らないと活躍することは難しいであろう。
しかし、素の対空はとても高く、スキルを使えば8inch砲を約3.5秒で撃ちまくれる他の追随を許さない投射量は瞬く間に敵艦に無視できない損害を与えることが可能であり、傘は小さいが、その中での影響力は同格最強クラスとも言える。あなたが彼女を信じ、彼女の長所を伸ばし短所を補うことができれば、じゃじゃ馬は破壊の限りを尽くす破壊神と化すだろう。

戦闘名誉章

史実

最後の米重巡洋艦である本級は、前級オレゴンシティー級より攻防力を大幅に強化した史上最強の砲戦型巡洋艦で、基準排水量は17000トンに及んだ。
船体上の諸配置は前級に類似しているが、主砲には在来砲の2.5倍の発射速度(10発/分/門)を発揮する新型の203mm55口径三連装自動砲3基を装備し、近接防空火器にはウースター級に続いて3inch50口径連装両用砲を採用した。船体防御では舷側、甲板、横隔壁、主砲塔ともに装甲を増厚、強化し、機関部には被害浸水時の生存性向上を図って、巡洋艦では初めて主缶と主機各1基をユニットにして1室に収め、その4室を前後2群に分離設置する方式を採用した。
1943年に既計画の巡洋艦8隻からの変更と、45年計画での新規追加4隻の合計12隻の建造が予定されたが、9隻が建造中止となり、残る3隻は1948~49年に竣工し、1959~75年に逐次退役した。

同型艦
USS Des Moines(CA-134)
USS Salem(CA-139)
USS Newport News(CA-148)

小ネタ

二番艦のUSS Salem(CA-139)はマサチューセッツ州のクインシーにおいて、記念艦として現存、公開されている。
今日までその姿を止めているものとしては大戦期の米重巡としては唯一、砲戦型巡洋艦としても貴重な存在である。
公式(？)サイト→http://www.uss-salem.org

ゲーム内説明には「第二次大戦中に完成した」とあるが、発注は1943年9月25日、起工1945年5月28日、進水1946年9月27日、就役1948年11月16日と、完成したのは第二次大戦後である。これがBlitzクオリティ

また、余談にはなるが、botデモインはもともとのbotの持つ超回避能力、煙幕透過とデモインのある程度ある硬さと圧倒的な火力のシナジーが合わさり、特に駆逐艦からしたらかなりの難敵となっており、botだからと言って放置しているといつの間にか味方が撃沈されており、botの癖に有人駆逐艦をほぼ無傷で撃破するのは序の口。挙句の果てには大口径、戦闘の星やmvpをかっさらっていくことが誇張抜きでよくある。なのでランダム戦でbotデモインを見かけた際は最優先に撃破することをお勧めする。

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