Friesland

フリースラント級駆逐艦　フリースラント

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

オランダ海軍が使用した「潜水艦ハンター」の艦級のネームシップ。この艦艇は様々な対潜兵器と120mmボフォース両用砲を搭載しており、後者は戦後の最も効果的な兵器の一つと見なされました。

解説

本艦は魚雷を搭載していない兵装が主砲のみとなっている駆逐艦の一つである。購入前に確認してほしい。
姉妹艦にオランダのフローニンゲンがいる。本家では性能が同一であったが、本ゲームでは彼女は煙幕の代わりに空襲を使用出来るなどの差別点がある。

・主砲
本艦唯一の兵装、120mm砲を前後に4門搭載。見た目はハッランドの持つ120mm砲と同じであるが、ダメージが若干低い分装填速度は速くなっている。
エドソンに次ぎゲーム内でも2位の素で1.7秒という主砲装填を誇り、DPMもHE/APが49976/53365とTierⅩの砲駆にも負けず劣らずの値である。このレートにして発火率は4.5%と非常に高く、分間発火回数は6.35回と駆逐艦としてはダントツの数値を誇っており、同格や格上の軽巡洋艦と比較しても遜色のないレベルとなっている。前後ともに全周砲塔、30度/秒の旋回速度でもあることから取り回しも非常によく、少し弾速は遅めではあるが素直な弾道も相まって、魚雷がない分ダメージソースとなる命中数を確保できよう。
煙幕Ⅱのスキルが贅沢に素で4回も使えることで煙幕内からの一方的な攻撃が可能である一方、装填の速さが仇となり煙幕内でも位置がバレ易く敵に盲撃ちを仕掛けられることも多い。特に本艦はヘイトの高さやHPの低さもあって序盤から駆逐キラーに狙われやすい。煙幕内でもしっかりと前後運動や転舵を行うことで敵からの被弾を防いでいかなければならない。

・魚雷
搭載していない。大きな弱点ではあるがおまけ魚雷の付いたエドソンとは違いレートの高い主砲を集中して撃てるということでもある。
また、いくらDPMが高いといえど敵艦に近距離まで詰められた時に一撃に欠ける。煙幕に隠れて双眼鏡視点でバカスカ主砲を打つだけでなく、敵艦との距離は常に把握して、煙幕を炊いて近づいてくる敵駆逐艦にも注意して戦っていこう。

・対空
本艦の強みでもあり、TierⅨ屈指の高対空艦となっている。
対空警戒Ⅲを未使用の状態でも大口径ダメージ227、小口径ダメージ255の数値は他の駆逐艦の追随を許さないほど強力。しかも大口径、小口径共に射程がマイノーター並に長く艦隊防空能力も非常に優秀。さらにウースターやアトランタと同じ対空警戒Ⅲを4回使用することができ、ソナーⅡとの相性から艦長スキルの戦術支援も選択肢に入る。また、同じく高対空艦のウースターやハウデン等と比べると的が小さく加減速、転舵に優れた本艦は駆逐キラーである白龍やワスプといった空母に対しても強気に立ち回ることが可能。しかしいくら高対空といえど戦闘機や爆撃機で盾にすれば雷撃機の攻撃は簡単に通ってしまうため、機動性を生かして敵の攻撃チャンスを潰し被弾を最小限にしよう。

・機動性
ユトランドと似た機動性で操作感としては英駆に近い。
加減速の切り替えは鋭く舵が良く効いてくれるので魚雷や戦艦砲の回避はお手のもの。 煙幕内でも快適に動くことが出来る。しかしそもそもの速度が鈍足で姉妹艦のフローニンゲンが持つエンジンブーストを本艦は持っていないため、拠点占領や撤退戦では不利になりがちである。クレベールのような高速の砲駆に迫られては元も子もないので、いざとなれば煙幕を捨て早め早めの行動をとり、陣地移動をしなければならない。

・隠蔽性
隠蔽値5.82kmは同格のイェーガー、峯雲の5.76kmにこそ劣るものの同格第2位を誇る(どちらも隠蔽性以上に影が薄い船だが)。同格第2位と言っても実はティア8トップの隠蔽を誇る雪風、ティア6トップの隠蔽を誇る「グネフヌイ」「鞍山」と同じ被発見距離であり、ティア帯を考慮すると破格の値を誇っている。序盤での敵駆逐との戦闘において、こちらが先手を取れるので敵駆逐に対して有利なポジションから仕掛けることが出来る。また空母からしてもひょっこりウースターが生えてきて攻撃機をボロボロ落としていくようなことにもなるため煙幕の存在もあり非常に強力と言える。

・生存性
体力量は普通、TierⅩと比較すれば低い方ではあるが、お化け対空・快適な機動性・頼りになる優秀な艦艇スキルをフル活用出来ればティア9駆逐どころか格上のデアリングに匹敵するしぶとさを魅せるだろう。
その脅威の生命力は《G》並。煙幕と引き換えに欧駆の強みであった修理班使用回数+1回を失っているので注意(当然ではあるが)。

・消耗品（艦艇スキル）
ー対空警戒Ⅲー
・ウースターとアトランタが持っているものと同じく使用中は大口径ダメージは2倍、小口径ダメージに至っては3倍に増強され、対空射程が長い本艦にとっては自衛にも艦隊防空にも使える便利なスキル。
ー煙幕Ⅱー
・煙幕Ⅰよりもかなり効果時間が長くなっており効果範囲も広いため砲撃と火災でしかダメージを稼げない本艦にとっては命綱そのものである。ぜひ艦長レベル8で【雲隠れ】を取っておきたい。
ー水中聴音Ⅱー
・4.5キロ圏内の魚雷や敵艦を探知してくれる便利なスキルで、敵駆逐との煙幕合戦や魚雷探知にとて～も役立つのでどんどん使って行こう(艦長スキルLV2の【戦場支援】で回数を増やすことも可能。ただし、クールタイムが長めなのでレベル6の【偵察と警戒】も合わせて取得しクールタイムの短縮も行っておきたい)。

・装備
　・兵装　
　・防御　
　・適正

・エリート特性
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
　・対空特化　対空火力+7%、小口径対空兵装ダメージ+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
まずはじめに言っておこう。 この艦は魚雷が搭載されてないという事を除けばあらゆる面で同格駆逐艦を圧倒する性能を誇っている。暴力的なDPMを誇る主砲はもはやあらゆる艦に対して甚大な脅威となり得る。 さらに砲駆でありながら、マッチングする全ての駆逐艦に対して先手を取れる程の驚異的な良隠蔽・クネクネ動くことでお馴染みのデアリング並に優秀な機動性・駆逐艦としては圧倒的な防空能力・そして極めつけに、豪華過ぎる艦艇スキル。環境的にマッチングするティア8～10の中で最も優れた砲撃型駆逐であるのはまず間違いないだろう。
さぁ！キミも本艦を購入してその暴力的かつ圧倒的な戦闘能力を体感しよう！ フリースラントはキミの乗艦を心待ちにしているぞ！

戦闘名誉章

史実

因みに主砲を上げるとこんな感じ。

小ネタ

フリースラントはドイツやオランダの北海沿岸とフリースラント諸島を合わせた地域であり、オランダ北岸の独特な地形を生み出している。ヨーロッパ大陸と、それに沿うように位置するフリースラント諸島の間の北海から隔てられた遠浅の海は、ワッデン海と呼ばれる海域となっている。西フリースラント、東フリースラント、南フリースラントに区分され、西フリースラントはオランダ、東・南フリースラントはドイツに属する。
独自の言語であるフリスク語が現在でも残っており、現地の学校では第二言語として教えられている。また、フリスク語のラジオや新聞もあるとのこと。

灰色の部分がフリースラント地方。射線部は現在でもフリスク語が話されている地域。

(Wikipediaを要約)

編集用コメント

コメント欄

過去ログ