Ognevoi

オグネヴォイ級駆逐艦　オグネヴォイ

性能諸元

基本性能

※フル強化済み、装備･迷彩･エリート無し

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

グネフヌイ級駆逐艦から開発された30型駆逐艦。排水量が大きく、前級と比べて強化された砲撃への装甲と、強力な魚雷兵装を誇っていた。

解説

・主砲
Tier9キエフのものと射程が0.3km短い以外同じ主砲であり、単発ダメージ、砲塔旋回、弾道・弾速は優秀。ただ4門しかない上に装填時間も長めであるためDPMはAP・HE共に同格最下位であり、継続的な砲戦は厳しい。ミリ残しで逃げる駆逐艦の処理などに使うと良いだろう。

・魚雷
射程は他国並の7.8㎞とソ連にあるまじき長射程で実用範囲である。装填時間は本数の割にやや短く、1本あたりのダメージが低いが本数は10本とそこそこ多いので、瞬間火力は並程度には出る(雪風と同程度)。ただし62.52ktの雷速はベンソン、洛陽、Z23、テリブルと並んで同格最低であるため、比較的回避はされやすい。

・対空
一応対空警戒スキルは積んでいるが元が低いためあてにならない。高対空の味方艦に頼ったり煙幕、エンジンブーストを駆使して回避しよう。

・装甲
装甲4.5%は駆逐艦としては並程度であり、弾ける砲弾はない。まあ、駆逐艦の装甲なんてどんぐりの背比べなので気にするほどではない。

・機動性
あまり良くない。速力は遅めで、加速、転舵は並以下である(それでも同郷のタシュケントよりはかなり良い)。

・隠蔽性
陽炎と同じ6kmで雪風に次いで優秀。最初の索敵、隠蔽雷撃はやりやすいだろう。

・生存性
HPはベンソンとほぼ同じく平均的で、その他魚雷防御などは陽炎と同じで相対的に低い。また機動性も微妙であるため、残念ながら生存性は低いと言える。しかし本艦にはタシュケントと違い煙幕と対空警戒が装備されているため、適切なタイミングで使用することで生存性を高めることが出来るだろう。

・消耗品

・装備
　兵装　主砲改良Ⅰ or 魚雷発射管改良Ⅰ　主砲旋回を強化するのが無難だが、装備なしでも速いのでやや遅い魚雷管の旋回を強化しても良いだろう。
　防御　操舵装置改良Ⅰ or 推力改良Ⅰ　加速か舵を強化したい。
　適正　隠蔽改良

・エリート特性
・新型榴弾　主砲榴弾ダメージ+2%、主砲発火率+7%
・エリート魚雷オペレーター　魚雷装填時間-3%、魚雷管旋回速度+7%
・功績　EXPアップ+10%

・総論
本艦から始まるソ連駆逐第2ツリーは、主砲全振りでピーキーな性能であった第1ツリーの主砲をやや弱くした代わりにまともな魚雷を獲得している。しかし本艦ではまだ門数が少ないため主兵装としては火力不足である上に、良好な隠蔽を手に入れているため、基本的に雷駆運用が良いだろう。
なお次級以降は魚雷があまり強化されず相対的に弱くなっていく一方、主砲門数が増えて普通に撃ち合えるようになり、隠蔽と機動性が悪化していく。ソ連駆逐唯一の雷駆である本艦を楽しんでほしい。

戦闘名誉章

史実

オグネヴォイ型駆逐艦(Project 30)はソ連の実在する駆逐艦の艦級であり、24隻の建造が計画され11隻が就役した。グネフヌイ型(Project 7)、ストロジェヴォイ型(Project 7U)(Tier2のストロジェヴォイとは別物)の改良型として1937年より開発が開始された。1939年より建造が開始されたが第二次大戦により建造がストップされ、就役は戦後の1949年からとなった。のちに対空・捜索用レーダー、FCR、対空ミサイルが増設され、1960年代まで運用された。
設計ではグネフヌイ型よりも船体強度が上昇し、ボイラーとエンジンにはアメリカの設計した物を使用する予定であったが実現しなかった。主砲はゲーム内では130mm B-2 Uが搭載されているが、史実ではタシュケント型(Project 20)と同じ130mm B-2LMが採用された。また、魚雷は5連装ではなく4連装であった。因みに本艦の改良型がスコーリー型(Project 30bis)、その改良型が本家に実装されているネウストラシムイである。
なおこの内容は英語wikiを要約したものである。

小ネタ

Ognevoi(ОГНЕВО́Й)は「火」という意味。

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