Renown'44

レナウン級巡洋戦艦　レナウン'44

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

・艦艇の特技
修理班+1回

ゲーム内説明

HMSレナウンは1915年に起工され、1916年9月に就役したが、第一次世界大戦には参加できなかった。戦間期に改装を施され、第二次世界大戦ではドイツの通商破壊艦グラーフ・シュペーやビスマルクの捜索、ノルウェー作戦に参加したほか、H部隊の一員としてマルタの輸送船団を護衛し、外交任務にあたった。1944年には東洋艦隊に編入され、第二次世界大戦の最終盤に各地を転戦した。

解説

2024年3月のブリッツパスで実装された、東洋艦隊に編入されセイロン島を拠点に活動していた時のレナウンである。tierが7に上がったことで、同時期に同艦隊に所属したtier8戦艦のリシュリューとも分隊が組めるようになっている(ゲームバランス的には非推奨なので、史実を楽しむならトレモで行うことを推奨する)。

・主砲
tier6レナウンの381mm砲を連装3基の計6門を搭載。APダメージ(1610、同格17位)、HEダメージ(1093、同格11位)、発火率(13％、同格6位)、砲塔旋回速度(6度)、射程(12.51km、同格ワースト4位)など、精度(横散布330m、縦散布57.6mは同格トップ、シグマ2と優秀)や貫通力に至るまでレナウンと全く同じ主砲ではあるが、レナウンより装填が1秒短縮され、装填時間は17秒になっており、エリートのみでも16.49秒、消耗品の効果も合わされば約16秒で装填可能である。また、工業迷彩があるため、ヒス迷彩には無い精度上昇の恩恵を受けるのも大きいだろう。
しかし、元のレナウンが悩まされていた門数不足による火力不足はこれだけで補えるかは疑問点であり、1斉射1斉射をしっかり当てていく必要があるだろう。
後述の隠蔽を用いたインコンパラブルのような接射も1つの手段である。

・副砲
元のレナウンから大きく強化された点の一つで、性能はレナウンのものと全く同じだが、門数が4門から10門へと大幅アップ。HEダメージ265ダメージ、発火率2％はかなりひ弱であるが装填6.5秒はやや早めなので元のレナウンでは皆無に等しかった副砲だったが補助火力として十分に機能するものになったと言えるだろう。
しかし、後述の魚雷があるからと言って無闇なインファイトはご法度。あくまでも保険としての副砲である。

・魚雷
レナウンから大きく強化された点のひとつであり、装填時間こそ1分を要するがダメージが2760→3565へアップ、浸水率も12%→17%へアップし、射程も8.4kmまで伸ばされ雷速も向上したため、レナウンのようなお守りではなくなった。特に射程アップと雷速向上の恩恵からか、流しやすくなって当たりやすくもなっているので使用機会はかなり多く、的確に当てられれば大きな火力源に、プッシュや撤退時にばら撒けば敵の妨害になるのでうまく活用したい。

・対空
レナウンから大幅に強化された点のひとつで射程こそ大口径3.3km、小口径1.5kmと短いが大口径230、小口径242はいずれも同格トップクラスである上、対空警戒レベル2も装備。対空警戒使用中ならなんとフロリダ並の対空値を誇る。
格下空母程度なら1ウェーブ全滅、同格や格上空母でも1中隊壊滅も狙えるため、機動性を活かして単独行動する可能性もある本艦には嬉しい強化と言えよう。

・装甲
明確な欠点であり、防郭防御10％、装甲防御9％はティア6ですら最下位レベルだったレナウンから全く変わっていないため、ダメージ軽減はほとんどできない。装甲厚も艦首艦尾19mmは同格標準以下、側面229mmは同格ワースト2位、甲板50mmは同格最下位の薄さとかなり悲惨。なんと甲板は65mmのアルジェリーや60mmのニューオーリンズ、インディアナポリス、ザラとゴリツィア、55mmのヨルク以下で、元のレナウンより甲板は10mm薄くなってしまっている始末である。

・機動性
明確な強みの一つでレナウンからさらに強化され、最高速こそ29.45ノットと変化なしだがエンジンブーストのレベルがⅡにアップ、加速もなんと16.71秒と強化され、特化で最高速まで約14秒と異常な加速力を誇り、旋回性能も旋回速度こそ変わりないが旋回所要時間が短縮され、工業迷彩の効果もあるため、同格の中では類稀なる機動性を誇る。
特に加速が異常であり、装備でさらに伸ばしたいところ。

・隠蔽性
明確な強みの一つであり、素の隠蔽8.64kmは同格戦艦トップどころか、巡洋艦並で、なんと同格ツリー巡洋艦だけで言えばヨルクとショールスより隠蔽が良い。
しかも、隠蔽装備を積めば7.78km、さらに消耗品で約7.5kmまで良くなる。隠蔽装備を積むだけでツリーだけで見ると相手が隠蔽無振りならチュムポーン以外の全ての巡洋艦に隠蔽勝ちすることが可能であり、隠蔽勝ちしている相手に先手を取って接射したり、巡洋艦のような戦法を取ることも可能である。

・生存性
レナウンに毛が生えた程度かも……ではなく修理班が4つ使えるので長期戦になればある程度しぶとく生きることができる。ピンチになったら優れる隠蔽を使って隠れ、回復してから前線に戻ろう。
ただし、4回目を使う前に沈んでしまうと当然ながらレナウンと大差ないので注意したいところ。

・消耗品
レナウンに準ずる。

・艦艇スキル/艦長スキル

・装備
　・兵装　主砲装填upにすると15秒代に突入する(エリート込)がモジュール耐久低下のデメリットが付きまとう。主砲旋回は十分に速いがさらに伸ばす価値もあるのでプレイスタイルによると言ったところか
　・防御　加速度か舵
　・適正　隠蔽か舵

・エリート特性
　・水雷防御装置　魚雷防御+10%
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%　←おすすめ
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
　レナウンの攻撃面を魚雷と副砲の強化にあてて、修理班増加と機動性、対空性能、隠蔽の向上及び艦艇スキルのレベルアップと引き換えに、7に昇格したレナウンである。
工業迷彩があるおかげでレナウン最大の泣き所だった主砲精度が改善された事で想像以上に光るスペックがある戦艦である。 特に巡洋艦並の隠蔽と卓越した機動性は優秀であり、増強された攻撃面の兵装も併せてレナウンでは火力不足に泣かれてた場面も何とかなる場合があり、総じて悪くない戦艦と言えよう。ただし、主砲の火力の低さは装填微減と迷彩効果を加味しても不足気味であり、抗堪性も修理班の増加と言う形のため、短期的な生存性はほとんどそのままなので長く生き残ることが出来なければこれらの強化は感じにくい。なので生き残りつつ、機動性と隠蔽を活かして適切に火力を叩き込むことが出来れば活躍出来る。そんな戦艦だろう。

戦闘名誉章

史実

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小ネタ

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