Chi-To

Last-modified: 2024-04-10 (水) 00:00:41

日本 RankIII 中戦車 Chi-To / 四式中戦車 試作型

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概要

1.65で実装された日本陸軍のランクIII中戦車。
チハからチヌまでの車体設計を見直し、完全な対戦車用途に設計された日本軍戦車の雄。
中国戦線で鹵獲したボフォース社製75mm高射砲を元にして作られた五式戦車砲は、今までの戦車砲とは文字通り桁違いの貫徹力を誇っている。

車両情報(v2.11.0.42)

必要経費

必要研究値(RP)26,000
車両購入費(SL)110,000
乗員訓練費(SL)32,000
エキスパート化(SL)110,000
エース化(GE)400
エース化無料(RP)320,000
バックアップ(GE)80
護符(GE)1,100

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.7 / 4.7 / 4.3?
RP倍率1.48
SL倍率0.9 / 1.3 / 1.5
最大修理費(SL)1670⇒2165 / 1980⇒2568 / 1840⇒2386

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)14.6⇒20.2 / 9.1⇒10.7
俯角/仰角(°)-10/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
10.0⇒7.7
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
75 / 35 / 35
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
75 / 50 / 50
重量(t)30.5
エンジン出力(hp)620⇒763 / 354⇒400
2,000rpm
最高速度(km/h)50 / 45
最大登坂能力(°)40⇒43 / 40⇒41
視界(%)88
乗員数(人)5

武装

名称搭載弾薬数
主砲75mm Type II Model II cannon55
機銃7.7mm Type 97 machine gun x24000

弾薬*1

名称弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入
費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
Type 1 APHEAPHE6.5667.8486514814613311810593
Type 4 kouAPHE6.7680.6486515114813712411210140
Type 90 HEHE6.2490.0830108

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯2000***
修理キット
砲塔駆動機構
IIサスペンション1300***
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
Type 4 Kou
IIIフィルター2500***
救急セット
昇降機構
IV変速機3200***
エンジン
砲撃支援

カモフラージュ

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既定
[添付]
条件-
説明標準迷彩
茶色迷彩
[添付]
条件プレイヤー撃破160 / 200GE
説明茶色迷彩
艦艇灰色迷彩
[添付]
条件200GE
説明艦艇灰色迷彩
青柳色迷彩
[添付]
条件200GE
説明青柳色迷彩
焦茶縞模様迷彩
[添付]
条件200GE
説明焦茶縞模様迷彩
斑点黄褐緑色迷彩
[添付]
条件200GE
説明斑点黄褐緑色迷彩
冬季迷彩
[添付]
条件プレイヤー撃破230
説明冬季迷彩
Early winter camouflage
[添付]
条件200GE
説明Early winter camouflage

研究ツリー

前車両Chi-Nu
派生車両
次車両Chi-To Late
 
 

解説

特徴

対戦車戦闘用途に設計を見直され、中国戦線で鹵獲したボフォース社製の75mm高射砲を元に作られた貫徹力に優れた新型の75mm砲を装備し、砲塔の旋回速度が増加する等、日本軍戦車の中では扱いやすさでトップレベルであろう。
他国戦車と比べても然程遜色なく、十分に活躍出来る性能を持っている。
ただしBRが4.3と他に同じBRの車輌が居ない事が玉に瑕。
バージョンアップでBRが4.7に微増。チト後期型とデッキを組めるようになった。
しかし、3.3のチヌから一気に4.7に上がるという間に困る人も多いだろう
日本ツリーでは3.3~4.7の間の穴を埋める戦車がいない。

 

【火力】
貫通力が500mで140mmと待望の3桁の大台に乗るAPHEが搭載され、同格戦車のなかでも高い貫通力を誇る。
さらに、日本軍特有の炸薬量が圧倒的に多い砲弾のおかげで貫通すればほぼ一発で撃破できる。
これによりChi-Nuでは難しかった、距離が離れていたり角度のついていたりするT-34M4シャーマンなどのシリーズであっても容易に撃破することが可能となった。
また、IS-1Pz.Kpfw.VI Ausf.H1等の重戦車に対しても車体正面から貫通を狙えるため攻撃に関しては全く問題ない。
大抵の敵に対して正面からワンパンできるという安心感があるのでこれまでの日本戦車とは一線を画する攻撃力だと言える。
だが気をつけてほしい、角度が50ぐらいの戦車だと弾かれることがあるので貫徹力を過信せずなるべく垂直のところに当てるように心がけよう。

 

また、砲塔の旋回速度が従来比1.5倍に増え他国戦車並みになった。だが未改修だと少し遅く感じる、、

 

アップデートにより、初期から使用出来る砲弾の貫通力が140mm台に低下したが、同時に貫通力と炸薬量の増したType-4 koが実装された。至近距離で条件が整ってさえいればシャーマンジャンボChurchill Mk.VIIを正面から撃破出来るようになった。
砲塔上部に7.7mm機銃が装備されているが、基本的に役に立つことはないだろう?
だが対空車両などオープントップのやつには効果があるのでそんなに落ち込むことはない。あと敵の航空機に当ててキルアシストをもらうというやり方も可能

 

【装甲】
正面装甲が50mmから75mmへと増量され、ドイツの20mm砲や37mm対空砲などに正面から撃破される心配は基本的になくなった。
砲塔の砲の付け根は50mmしかなく、対空砲程度なら抜かれても恐らく砲閉鎖装置へのダメージ以外は入りにくいとは言え、100%抜かれないというわけではない為一応の注意が必要である。
対戦相手の火力も相応に上昇しているため、本車の装甲は戦車砲の前では基本的に無力である。当たりどころによっては弾く場合もあるが、被弾=貫通という認識で運用した方がいいだろう。
また、チヌから更に巨大化した為被弾面積が拡大しており、よくキューポラが遮蔽物から飛び出ているという事もある。しっかりと隠そう。
さらに今までの車両に乗ってきた皆なら手が勝手に昼飯の体制にしてしまうことだろう駄菓子菓子、チトは全方向の斜め前に(少しばかりの傾斜はあるがほぼ)垂直装甲がある、そこは昼飯しようが抜かれるのでご注意。(今までの日本の戦車との使い方を意識したほうが良き!)

 

【機動性】
車体長の延長によりその場での旋回能力が下がっているが、重量の増加にあわせてエンジン出力も上昇しており、かなりの機動力を確保している。
開発完了後は加速もよく、最高速度が50km出るため戦闘開始後に最初に占領ポイントへたどり着く戦車のメンバーになることが多い。

 

RBにおいても、機動力に困る事は無いだろう。

ただし、一度市街戦や障害物が多い所に足を踏み入れ他国中戦車などと至近距離での遭遇戦に入ると、(改善されたとは言え)他国中戦車に劣る砲塔旋回速度などによって撃破されてしまうことが多いので、気を付けよう。

史実

四式中戦車チトは帝国陸軍が初めて開発した全備重量が30tを超える中戦車である。

格納

陸軍は昭和17年に長砲身47mm砲を搭載し装甲厚は50mmの新中戦車(甲)秘匿名称チトの開発が決定し、昭和18年の夏ごろには長57mm砲搭載に変更、装甲厚は75mmに決定され開発が進む。
生産計画においては車体は溶接、砲塔は鋳造で生産するよう決定するが、日本は溶接ならまだしも鋳造に関してはノウハウがほとんどなく、結局一体して鋳造するのではなく側面、後面の装甲板をそれぞれ鋳造し溶接して組み立てる方法になった。
1944年には57mm砲を搭載されたチト1号が開発されたが、火力不足として試作に終わり、4月には長砲身75mm砲搭載に計画変更し、試製七糎半戦車砲(長)を搭載することが決定されていたのだが、実際は砲身生産数に不安があるということで、中には九〇式野砲の砲身を代用した試製五式七糎半戦車砲(長)II型も構想された。
ちなみに試製五式七糎半戦車砲(長)II型はその後「五式七糎半戦車砲」として採用されている。

主砲の五式七糎半戦車砲は貫通力が垂直の鋳造装甲*2に対して100mで200mm、400mで160mm、1000mで140mmと比較的貫通力が高く、連合軍の戦車に対抗できる火力を有している。
装甲はほぼ垂直な75mmと中戦車としては並であり、特別厚いわけでも薄いわけでもなかった。
機動力は最大速度45km/hで列強の中戦車と同等であった。

一応チト一号(長砲身57mm砲搭載型)とチト2号車(長砲身75mm砲搭載型)が終戦までに完成したのは確実だが、文献によっては6輌完成したといわれている。戦後米軍も調査し、本車輛を好意的に評価している。
--加筆求む--

小ネタ

・砲弾

使用砲弾は一式徹甲弾や四式榴弾の他、四式徹甲弾を使用する予定だった(その前に終戦になってしまったが)。

このうち一式徹甲弾は太平洋戦争時以降の標準的な徹甲弾であり、徹甲弾の種類としては内部に少量の炸薬を内蔵した徹甲榴弾(AP-HE)にあたる。これ以前の徹甲弾は榴弾と徹甲弾の中間のような砲弾であり、貫通後の威力は高いが装甲板に対する貫通力が不足していた。(海軍に同名の砲弾があるがあちらは、キャップ付きのAPCBC-HEである。)

派生型として、金質を改善し貫通力を更に高めた一式徹甲弾特甲・特乙、キャップ付きタイプが試作されている。(ただし、これらは敵の火砲の対戦車能力を再現するために開発されたという説がある。)

四式徹甲弾は太平洋戦争末期から量産が始まった徹甲弾である。一式徹甲弾と異なる点は無信管である(炸薬が内部に充てんされていない)ことであり、開発経緯や構造ははっきりしていない。配備先は一式徹甲弾と同じで、対戦車砲/戦車砲向けでなく一部の高射砲や野砲にも量産されている。

この他にも、(戦車が使用する砲弾ではないが)尖鋭弾・破甲榴弾等がある。尖鋭弾とは遠距離目標むけの榴弾の一種であり、砲弾を流線型にすることで空気抵抗を極力減らし飛距離の増大を図っている。これは野戦重砲や野戦砲、航空機を狙う高射砲に用いられた。破甲榴弾とは戦車などの装甲板ではなく、トーチカなどを構成するコンクリートを打ち抜くための砲弾であり、べトン弾とも呼ばれる。主に野戦砲以上の大きな砲に配備された(一式徹甲弾以前の徹甲弾はこれに近い)。

・駐退復座機

本車を始め、五式戦車砲を装備する車両の外見上の特徴の一つとして防盾の外に飛び出した駐退復座機が挙げられる。
これは元々五式戦車砲が半自動装填装置との併用を前提として開発されていた為(五式戦車砲Ⅰ型)装弾機を置く都合上、砲耳よりも前に駐退機に置く必要があった為である(通常他国では砲耳の後ろに置かれる)。
事実、他国の戦車砲と比較しても駐退機のサイズや後坐長はあまり変わらず、"日本に駐退機を小型化する技術が無かった(結果として大型になってしまった)”とする俗説は誤りである。
--加筆求む--

 

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 耐弾効力は圧延合金鋼板より概ね20〜25%劣る