大日本帝国 RankIV 巡洋戦艦 Tsukuba class, IJN Ikoma (1912)/筑波型巡洋戦艦二番艦『生駒』(1912年仕様)

概要
日本初の巡洋戦艦である筑波型の2番艦で、建造当初は装甲巡洋艦と分類されていた。
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 105,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 310,000 |
乗員訓練費(SL) | 90,000 |
エキスパート化(SL) | 310,000 |
エース化(GE) | 1,200 |
エース化無料(RP) | 570,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 1,800 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.7 / 5.7 |
RP倍率 | 1.78 |
SL倍率 | 4.50 / 6.00 |
最大修理費(SL) | 13,945⇒17,515 / 19,357⇒24,312 |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 51 / 178 / 38 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 178 / 178 / 178 |
船体 | 鋼, 25 mm |
上部構造物 | 鋼, 16 mm |
排水量(t) | 15400 |
最高速度(km/h) | 33⇒44 / 33⇒38 |
乗員数(人) | 820 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 12-inch/45 Vickers | 連装 | 2 | 320 | 8 |
副砲 | 6-inch/45 Type 41 | 単装 | 12 | 1800 | 1 |
4.7-inch/40 Armstrong | 単装 | 12 | 1800 | - | |
対空砲 | 3-inch/40 Type 41 | 単装 | 4 | 600 | - |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
12-inch/45*2 Vickers | 12-inch HE | HE | 400.06 | 37.82 | 825 | - | 89 | |||||
12-inch APC | APC | 400.06 | 13.64 | 825 | 10 | 486 | 423 | 352 | 306 | 274 | 238 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
6-inch/45 Armstrong*3 | 6-inch HE | HE | 45.3 | 5280 | 825 | - | 43 | |||||
6-inch APC | APC | 45.3 | 1880 | 825 | 5 | 195 | 169 | 140 | 122 | 109 | 95 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
4.7-inch/40*4 Armstrong | 4.7-inch HE | HE with Base Fuse | 20.41 | 2140 | 655 | - | 34 | 29 | 26 | 26 | 26 | 26 |
小口径砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
3-inch/40*5 Type 41 | 既定 | HE-TF | 5.67 | 0.462 | 810 | - | *** |
追加武装*6
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Type 43 | 17 | 210 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Type 43 | 1187 | 143 | 50 | 8.00 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【立ち回り】
Ver2.01でWarThunderにはじめて実装された巡洋戦艦。実際のところこの船はあくまで大型の装甲巡洋艦であり、戦艦に近い優秀な防御力を持つものの機動力はかなり貧弱である。
基本的な立ち回りは他の戦艦と同様で、それなりに高い防御力により味方への攻撃を吸収する盾となりつつ主砲と副砲でこちらに側面を見せている巡洋艦を狙うといいだろう。
主砲は門数が少なく命中率にやや難があるため、副砲を手動で積極的に利用する必要がある。試合中盤以降、航空機が飛んでくるまでは基本的にAIの砲制御を「発砲しない」に設定し、主砲の装填の合間に副砲を2-3斉射する運用をすると戦いやすいだろう。
また、弱点として射撃可能範囲がやや狭く、船体は50度程度までしか傾けることはできない。
- 主砲
- 主砲の45口径毘式12in砲(30cm砲)は2基4門しか搭載されていない。戦艦の中では最も少なく、敵を散布界にとらえても命中弾を得られる確率はかなり低くなっていために遠距離で命中弾を出すのはやや難しい。装填速度そのものは毎分2発と平均的。
榴弾はTNT換算37.82kgと30cm砲としては3番目に低い。それでも1発当たりの威力は十分高いが、門数が少ないため1斉射で内部モジュールをほとんどズタズタにしてしまうというようなことは期待できない。どちらかというと激しい浸水を発生させて戦闘力を削ぐという効果のほうが強い。
徹甲弾はTNT換算13.64kgと炸薬量はVer.2.1現在最も多いが、貫通力は最も低く10kmで274mmである。巡洋艦の弾薬庫ならほぼ確実に貫通して破壊できるが、戦艦のものはかなり難しい。また、弾薬庫を狙って攻撃するのも少し難しいため、近距離戦闘時用に100発程度搭載しておけば十分だろう。
欠点として、全門射撃可能範囲がやや狭いことが挙げられる。副砲も同様のため、実戦では敵に側面を向けた状態で戦うことになるだろう。
- 副砲
- 副砲は45口径安式6in砲(15cm砲)と45口径安式4.7in砲(12cm砲)の混載であり、それぞれ片舷に6門ずつ、合計12門を斉射できる。装填速度はどちらも毎分5発である。
12cmは弾底信管付き榴弾のみであるが、15cm砲は徹甲弾を搭載することができる。この徹甲弾の貫通力は最大195mmとやや控えめだが炸薬量は1.88kgとそれなりに優秀であり、門数も軽巡並みのため十分なダメージソースとなりうる。巡洋艦を相手に戦うことが多いため、15cm砲には徹甲弾をメインに搭載するとよいだろう。
15cm砲の全門射撃可能範囲は前方60度・後方116度、12cm砲の全門射撃可能範囲は前方78度・後方97度とどちらもかなり狭い。
- 対空砲
- 対空砲は40口径41式3in砲(76mm砲)である。砲塔の上に4基のみ搭載されているが、BR5.7ともなると航空機相手にはほとんど役に立たない。
上述のようにAIを発砲しないに設定して手動で撃つ場合も、対艦攻撃には役に立たないため主砲と副砲のみを交互に撃つだけで十分だろう。
敵機が近づいてきた場合には対空モードにすることで威嚇にはなるかもしれない。
- 魚雷
- 魚雷は53cm魚雷発射管*7を3基搭載している。搭載場所は舷側に1門ずつと艦尾に1門である。Ver2.1現在、四三式魚雷は速度と威力は低いものの射程は8kmとそれなりなので、予測線をだして偏差射撃の参考に使うと便利かもしれない。
【防御】
この艦の最大の特色。BR5.7ながらBR6.0の戦艦に近い構造となっている。
喫水線付近の主装甲は178mmと戦艦には劣るとはいえ巡洋艦としてはかなり分厚い。主装甲の裏側には51mmのタートルバック式装甲板とRHA換算28mm程度の厚みがある石炭庫*8があり、かなり頑丈となっている。また、砲郭部分には127~152mm程度の装甲が施されている。
弾薬庫部分には石炭庫がない代わりに38mmの隔壁で囲まれているため破片程度なら防ぐことが可能だ。バーベット及び砲塔正面・側面も178mmの装甲で防御されており、簡単には破壊されないだろう。
水平防御は38mmの甲板が3層に重なっており、大落角の砲弾には弱いが機銃掃射程度ではほとんど被害を受けないだろう。
弱点として、浸水時にかなり転覆しやすい。50%程度まで浸水が進行してしまうと、穴をふさいで排水を始めても回復するどころかそのまま転覆してしまう。大破孔が生じた場合は消火や修理をキャンセルして排水作業を最優先で行おう。
また、舷側ケースメート砲のうち下段はただ航行するだけでも波しぶきがかかるようなかなり問題のある配置となっており、少し浸水するとすぐに水没して破損してしまう。
【機動性】
戦艦の摂津などに比べるとやや優速ではあるが、他の巡洋戦艦ほどの高速性能は持たない。
また、トップヘビーなのか転舵するとかなり傾いてしまい、砲撃ができなくなる。側面から巡洋艦に激突されようものなら下段のケースメート砲が水没して破損してしまい、最悪の場合は転覆してしまうため周囲の艦艇の動きには十分注意しよう。
史実
筑波型一等巡洋艦は日露戦争中に戦没した戦艦八島と初瀬の損失を補うために計画された装甲巡洋艦である。巡洋艦でありながら戦艦と同じ主砲を搭載していたため、1912年に巡洋戦艦の類別が新設されるとともに巡洋戦艦と変更された。
1番艦の筑波は1907年に竣工したが、大戦中の1917年に横須賀港で火薬庫の爆発事故により沈没、除籍された。2番艦の生駒は1908年に竣工し、大戦中は航路防衛及び哨戒任務に従事した。前弩級の旧式艦であり、大戦終結後の1919年には練習艦へと再分類され、その後まもなく軍縮条約により廃艦が決定された。1922年には主砲塔は要塞砲とするために陸揚げされ、船体も1924年から25年にかけて解体された。
WT内に実装されているものは1910年代前半の姿で、建造当初と比較すると前後のマストがより長いものへと改造されている。
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