Krasnolutsky’s I-15bis

Last-modified: 2023-03-09 (木) 13:44:56

ソ連 RankI 戦闘機 Krasnolutsky’s I-15bis

I-15 love.jpg

概要

Update 2.25 "Sky Guardians"にて追加されたソ連の複葉戦闘機。
以前までソ連を選択しチュートリアルを完了すると報酬として受け取ることができたI-153が入手の容易さと比にならない強さで問題となり、この機体が代替機として新規実装された。
性能は通常ツリーのI-15bisと同等のものとなっている。

機体情報(v2.25.0)

必要経費

必要研究値(RP)***
機体購入費(SL)***
乗員訓練費(SL)150
エキスパート化(SL)1,000
エース化(GE)20
エース化無料(RP)140,000
バックアップ(GE)60
護符(GE)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング1.3 / 1.0 / 1.0
RP倍率0.75(+100%)
SL倍率0.15 / 0.2 / 0.3
最大修理費(SL)410 / 80 / 40

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)368⇒394 / 356⇒380
(高度4000m時)
最高高度(m)8600
旋回時間(秒)10.9⇒10.3 / 11.7⇒10.5
上昇速度(m/s)10.6⇒18.8 / 10.6⇒14.2
離陸滑走距離(m)125
エンジン型式Shvetsov M-25V
最大出力(hp)***⇒773 / ***⇒700
離陸出力(hp)***⇒848 / ***⇒775
毎秒射撃量(kg/s)0.5
燃料量(分)min19 / 20 / 30 / 45 / 60 / max66
搭乗員(人)1
限界速度(IAS)580 km/h
限界速度(IAS)580 km/s
降着脚破損速度(IAS)-
主翼耐久度-6G ~ 14G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃7.62mm
PV-1
43050機首

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳費用(SL)
7.62mm
PV-1
既定T/Ball/Ball/AP-I/AI-
汎用T/AP-I/AI/API-T20
曳光弾API-T
ステルスAP-I/AP-I/AP-I/AI30

追加武装


名称

影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
ターン
アラウンドタイム
(sec)
B50kg
(26.35kg)
FAB-50 爆弾(鍛造)
2-***/-5.8-***/-1.5+***/+0.840DZ-40合計搭載量
48kg
(爆薬量52.7kg)
R82mm
(0.48kg)
RBS-82ロケット弾
6-***/-16.6-***/-1.8+***/0.840RO-82-
R82mm
(0.36kg)
RS-82ロケット弾
6-***/-16.6-***/-1.3+***/0.530RO-82-

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I胴体修理*********
ラジエーター
7mm弾薬ベルト
IIコンプレッサー*********
新しい7mm機関銃
RO-82
III主翼修理*********
エンジン
機体
DZ-40
IVインジェクター交換*********
カバー交換

カモフラージュ

クリックで表示
既定カモフラージュ
War Thunder Screenshot 2023.03.08 - 00.57.01.76.jpg
条件なし
説明標準カモフラージュ

研究ツリー

前機体
派生機体
次機体
 

解説

特徴

基本的にI-15bisと基本的な性能は大差なく、護符が初期から付いているプレミアム機体であること以外は差がない。外見的にはプロペラ軸の特徴的なコーンが撤去されたほか、着陸脚はカバーが外されてタイヤが露出している。

立ち回り

【アーケードバトル】
マッチングする機体はほぼ全て複葉機であるため、その旋回性能を活かせる格闘戦を積極的に行おう。

 

【リアリスティックバトル】
格闘戦が推奨されるのは変わらないが、着陸時にブレーキを踏みすぎると機体がそのままひっくり返って運が悪いと全損するため、着陸する際は減速するための滑走路に余裕を持った地点で着陸し、そのあとはブレーキを機体がひっくり返らない程度に使って減速、静止しよう。(災害は偶然の産物ではありません)

 

【シミュレーターバトル】
操縦は特に癖もなく、コックピットの視界も極端に悪いものではないため扱いやすい部類に収まっている。しかし着陸時の事故にはリアリスティックバトル同様に気を付けよう。

史実

I-15bis.jpg
レニングラード戦線で撮影されたクラスノルツキー少佐(1941/08/12)
Krasnolutsky`s I-15bisは史実の冬戦争/大祖国戦争で活躍したクラスノルツキー・ミトロファン・ペトロヴィッチ(Krasnolutsky Mitrofan Petrovich)(1906~1987)の搭乗機である。

生い立ち

クラスノルツキーは1906年6月3日に現在のヴォロネジ州カラチェフスコゴ地区、赤ザゴレ村でウクライナ人農民の家庭に生まれた。
23歳の時に赤軍に入隊し、その一年後にはソビエト共産党に入党。2年後の1932年にはレニングラード(現在のサンクトペテルブルグ)に存在した軍事理論飛行学校を卒業し、その4年後には高等課程のボリソグルスキー空軍飛行学校を卒業した。その後いくつかの学術機関を経て8つの教育課程を修了した後、鉄道の修理工として働き、その仕事の合間に農場などでも仕事をしていた。
冬戦争(1939~1940)が勃発するとクラスノルツキーもパイロットとして参戦した。この際の功績が評価されたのか、2年後の大祖国戦争では飛行隊の隊長を務めている。

大祖国戦争

1941年6月22日に開戦した大祖国戦争が始まると、クラスノルツキーはソ連北西部のカレリア戦線において当時旧式化していたI-15bisでの対地攻撃任務を遂行することとなった。(当時の最新機体はI-153やI-16だったが、数が揃わず前線全域には大量の旧式化したI-15が溢れている状態であった)

 

同年7月始め、クラスノルツキーは第55混成航空師団(レオニード・ゲオルゲエビッチ・ベローゾフ司令官)隷下の第65突撃航空連隊に所属し、フィンランド国境付近のペトロザボーツク方面に展開していた第7軍に組み込まれることとなった。
同月8日には対地攻撃任務を開始し、クラスノルツキー率いる部隊名称「アンコール」はドイツ軍の弾薬庫や野砲、橋などを破壊することで功績をあげた。

 

1941年8月12日、クラスノルツキーは7機のI-15bisを率いてショトゼロ湖付近のパンニラ地区の敵歩兵の隊列を攻撃するための飛行を行うが、目標の近くにまで接近すると6機のBf109と遭遇してしまい、そのままドッグファイトが始まった。クラスノルツキーが操縦するI-15bisは2機のBf109に追われたものの、クラスノルツキーは急旋回を繰り返しながら1機を地表すれすれにまで追い込む。しかし、追撃してきた2機目がクラスノルツキーの機体に向かって急加速し接近してきた。クラスノルツキーはそれを回避しようと舵を切るが、操縦は間に合わずI-15bisの主翼端がBf109の尾翼が接触してしまい、Bf109は垂直尾翼が大破し制御を失って墜落してしまった。クラスノルツキーは主翼端がへし折れるという状態でも戦闘を続け、そのまま飛行場へと無事に帰還した。

 

1942年1月16日、クラスノルツキーはレーニン勲章とソ連邦英雄を授与された。
同年4月には新たに新設されたカレリア戦線第828攻撃航空連隊の指揮官に任命され、1944年に少佐から中佐に昇格すると、カレリア戦域第7航空軍第260混成航空師団の副司令官に任命された。

戦後

大祖国戦争中は空軍で活動していたクラスノルツキーだったが、戦後もソビエト連邦空軍で活動を続けることとなった。
1948年に空軍司令官と参謀に必要な大学院過程を修了し、1954年には参謀本部陸軍士官学校の高等科を修了。1957年10月にクラスノルツキーは空軍から名誉除隊し予備役となった。
最終階級は少将。ソ連邦英雄・レーニン勲章 x2・赤旗勲章 x4・クトゥーゾフ勲章・祖国戦争勲章・赤星勲章。
除隊後は生まれ故郷であるヴォロネジ州で生活し、その後はキエフで余生を送った。1987年3月11日死去。享年81歳。

ソース│Persona.rin.ru / Asisbiz.com

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

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コメント

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