Magach 3(US)

Last-modified: 2023-08-07 (月) 22:01:23

アメリカ RankV 中戦車 Magach 3 マガフ

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ERA追加前

magach3.jpg

概要

1.77アップデートで追加された課金車輌。
本車輛はアメリカのM48をベースにイスラエル軍によって改修された戦車であり、容姿も本家と似通っている。

車両情報(v1.77)

必要経費

車両購入費(DMMP)***
乗員訓練費(SL)10000
エキスパート化(SL)***
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)***
デカール枠解放(RP)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング8.0 / 8.0 / 7.7
RP倍率2.08(+100%)
SL倍率2.0 / 3.0 / 3.2
最大修理費(SL)4,000 / 2,800 / 4,360

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)**.*⇒**.* / **.*⇒**.*
俯角/仰角(°)-9/19
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
**.*⇒**.*
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
200/76/30
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
156/56/50
重量(t)**.*
エンジン出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
*,***rpm
最高速度(km/h)48/ ***
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
最大登坂能力(°)***⇒*** / ***⇒***
視界(%)***
乗員数(人)*

暗視装置

有無種類
赤外線投光器-
車長-
砲手-
操縦手赤外線

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
主砲105 mm M68 cannon157**
機銃7.62 mm M73 machine gun15,950-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
105 mm
M68
M392A2APDS4.0-1,478303302296277257252
M152HEATFS10.51.271,173400
M156HESH14.854.31730127
M416Smoke11.450730-

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯******
修理キット
砲塔駆動機構
弾薬開発1
IIサスペンション******
ブレーキシステム
手動消火器
火砲調整
弾薬開発2
IIIフィルター******
救急セット
昇降機構
弾薬開発3
IV変速機******
エンジン
追加装甲
砲撃支援

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両
派生車両
次車両
 
 

解説

特徴

同RankVで一つ格下のM48A1にとても似通っているが、細部が異なっている。性能的には同格のM60に近い。

 

【火力】
BR7.7標準である105mm砲M68を搭載。弾の名称が違うものもあるが性能的には同一である。

 

【防御】
特徴的なERA(爆発反応装甲)"Blazer"を装備しているのが最大のポイント。HE系(HEAT弾も含む)に対し最大260mm相当の防御力を発揮する。これにより(ERAの付いている箇所は)格下の90mmHEATは完全に防ぎ得るが、同格や格上の使うHEAT弾は防ぎ切ることは難しい。ATGMなどに対しても無力であるため、過信は禁物である。また、AP系列には効果無、一度の被弾で剥がれてしまうといったERA特有の弱点も勿論ある。
なおERAはパーツ扱いなので、ガレージで取り外しができる。
素の装甲はM48とほぼ同じである。薄くは無いが、頼れるものでもない。ちなみに大きかったキューポラが小さいものに取り替えられているため、少しだけ車長の生存率が上がっている…かもしれない。

 

【機動性】
エンジンはM60のものに取り替えられていて、馬力が60程下がっている。ERAの重量増もあってか少しだけM60より遅くなっているが、あまり気にならないだろう。

 

【総評】
性能的にM60とほぼ変わらないということもあり、平凡な7.7MBTというところに落ち着いている。デッキのお供としてはおすすめ出来るが、「この戦車で米陸ツリーを進めたい!」という人には、値段の高さもあって向いていないかもしれない。

史実

1960-70年代にかけて、イスラエルは西ドイツおよびアメリカから150両ほどのM48を購入し、1967年の第三次中東戦争において使用した。さらに、この戦いでヨルダンから数十両のM48A1を鹵獲した。これらのM48は、初期型でほぼオリジナルと同じ仕様だったが、休戦後にいくつかの改修作業が行われた。主砲を元の90mm砲から西側標準のイギリス製L7 105mm戦車砲に換装し、引火性の高いガソリンエンジンはディーゼルエンジンに交換された。背が高く使い勝手の悪かったオリジナルのM1 キューポラは、応急的にM4 シャーマンの防弾窓付きキューポラに換装された(後にウルダン社製キューポラに換装)が、元のキューポラそのままの車両でも、機銃は外付けに変更される例が多かった。
これにより改修されたM48の中で、M48A1/A2C/A3ベースのものがマガフ3である。主砲をイギリス製L7 105mm戦車砲に、動力系をコンチネンタル AVDS-1790-2A ディーゼルエンジンとアリソン CD-850-6変速機に換装し、ウルダン社製キューポラを装備している。
今となっては主力戦車としての運用はされてない物の、歩兵輸送用の装甲車に改造されたタイプ等が現役で運用されている。

小ネタ

【名前の由来】
「Magach」とはヘブライ語で「叩きつける」といった意味の単語だが、一般のイスラエル人にはわからないような死語である。その為、一般には「Magach」は「Merkevet Giborey Chayil(ヘブライ語で「戦争英雄の戦車」)」の略とされている。他に俗説として、同軍最初のM48が西ドイツ経由で輸入されたためにヘブライ語で「4」「G(Germany)」「8」を示す文字を繋いだ物、同様に「M48A3」の略語、「M48A3」の文字が「MAgAch」に似ているため、その他諸説がある。

なお、IDF兵士の間では、「Magach」は「Movil Gviyot Charukhot(ヘブライ語で「焼死体運搬車」)」の略だとするジョークが言われている。これは前述のように、ヨム・キプール戦争(第四次中東戦争)において被弾したM48/M60が炎上するケースが多かったためと言われている。

en.wikipedia、ja.wikipediaより引用

 

【ジョークの真相】
前述の通り、ヨム・キプール戦争(第四次中東戦争)において多数が炎上してしまい「焼死体運搬車」という嬉しくないあだ名を貰ったマガフだが、実際にマガフ、そして元となったM48/M60には致命的な欠陥があった。M48/M60は砲塔が油圧駆動なのだが、この作動油の引火点が非常に低く(一説には150℃!?)、その上砲塔リングに沿うようにパイプが配置されていた。その為、被弾→油圧系損傷、引火→砲塔炎上→砲塔後部の弾薬庫が誘爆、という悪夢のような連鎖が起きてしまった。改修前のシャーマンといいアメリカの戦車は弾薬庫誘爆と縁がある。イスラエルでは後に対策として作動油を引火点の高いものへ変更、パイプの配置を変更といった改修を行っている。

 

【マガフシリーズの大雑把な分類】
マガフシリーズは非常に種類が多く、型式区分にも諸説あるが一例として下記に記載する。ちなみにどのマガフも元となった戦車から大なり小なりイスラエル独自の改修を行っている。
マガフ1:M48A1
マガフ2:M48A2C
マガフ3:本車
マガフ4:欠番?
マガフ5:M48A5
マガフ6:M60
 派生型が多数存在
マガフ7:M60砲塔改修型
 派生型が多数存在

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

Magach 3: New Defensive Abilities

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

●DMM公式
マガフ3:新たな防御能力
マガフ3: 戦争英雄の戦車

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算