Phantom FGR.2

Last-modified: 2021-06-04 (金) 10:49:29

イギリス RankVII ジェット戦闘機 Phantom FGR.2

概要

Ver1.93で実装された、ランクVIイギリス超音速ジェット戦闘機。
ロールス・ロイス(RR)社製のターボファンエンジンを装備し、オリジナルのF-4と比べ推力が向上し燃費も改善。
高高度での最高速度が若干低下した代わりに、低中高度での加速力と上昇力が大きく強化されている。

機体情報(v1.93)

必要経費

必要研究値(RP)***
機体購入費(SL)***
乗員訓練費(SL)***
エキスパート化(SL)***
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)***
護符(GE)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング*** / *** / ***
RP倍率***
SL倍率*** / *** / ***
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)***⇒2351 / ***⇒2268
(高度10667m時)
最高高度(m)16000
旋回時間(秒)***⇒25.5 / ***⇒26.0
上昇速度(m/s)***⇒245.5 / ***⇒210.0
離陸滑走距離(m)850
最大出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
離陸出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
毎秒射撃量(kg/s)13.17
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
銃手(人)***
限界速度(IAS)*** km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h
主翼耐久度-***G ~ ***G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃***mm
△△△
****△△△
機関砲***mm
△△△
****△△△
機銃
(単装)
***mm
△△△
****△△△

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)費用(SL)
10m500m1000m
***mm
△△△
既定△/△/△/△/△******
汎用△/△/△/△/△*********
空中目標△/△/△/△/△******
地上目標△/△/△/△/△******
徹甲弾△/△/△/△/△******
曳光弾△/△/△/△/△******
ステルス△/△/△/△/△*********
***mm
△△△
既定△/△/△/△/△******
汎用△/△/△/△/△*********
徹甲弾△/△/△/△/△******

追加武装


名称
(爆薬量)
種類


影響【AB/RB/SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B**lbs
(**kg)
△△
*-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+****合計搭載量
**lbs
(爆薬量**kg)
B**kg
(**kg)
△△
*-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+****合計搭載量
**kg
(爆薬量**kg)
T**kg
△△
*-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+****投下可能速度
0-**km/h
投下可能高度
0-**m
R**mm
△△
*-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+****重量**kg
G**mm
△△
*-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+****搭載弾薬数
**
搭載時の
毎秒射撃量
**kg/s
R

B
**mm
△△
*-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+****重量**kg
**kg
(**kg)
△△
*合計搭載量
**kg
(爆薬量**kg)

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理******
ラジエーター
**mm弾薬ベルト
**mm銃座用弾薬ベルト
IIコンプレッサー******
機体
新しい**mm機関銃
新しい**mm銃座用機関銃
III主翼修理******
エンジン
**mm弾薬ベルト
爆弾懸架装置
IVインジェクター交換******
**オクタン燃料使用
カバー交換
新しい**mm機関砲
ロケット懸架装置

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体Hunter F.6
派生機体
次機体
 
 

解説

特徴

パッと見はアメリカのF-4Cに似ており、外付けガンポッドのM61バルカンなど共通点もあるが、よく見比べるとエンジンのノズル形状や取り付け角度が違い、さらにエアインテークが大型化され機首形状も変わっている。そしてバルカン以外の武装やエンジン、飛行性能もC型とは異なるため、似て非なる別物と言える。
ロールスロイス・スペイへのエンジン換装もしっかりと反映されており、A/B無しで最大推力5120kgf×2とこれだけでも強力だが、A/B使用時の推力はなんと9030kgf×2とF-4シリーズで1位、それどころか現在WTに実装されている全ジェット戦闘機の中でも抜きん出た推力を叩き出す。これの生み出す上昇力と推力重量比は圧巻の一言で、一度A/Bを点火すればスパロー・サイドワインダー・ガンポッドのフル装備でも40°維持上昇が可能という冗談のような芸当が可能。また、エネルギーさえ失わなければ各種ミサイルを抱えた状態でも縦機動が可能で、味方との連携が前提だが釣り上げも可能。とはいえ、本機の本分はこの圧倒的推力でサッと高高度を確保し、いかに早くスパローで長距離射撃を行うかなので、機動戦は最後の敵を追撃するときの切り札として取っておこう。スパロー以外にも、無駄なくこの大推力を活かし切れるかが本機を使いこなすカギと言える。

AIM-7の使用方法

本機を含むF-4シリーズは中射程ミサイルであるAIM-7を搭載可能であり、機関砲や短射程ミサイルに比して戦闘距離を大きく拡張する事が出来る。しかし当然の事ながら最大射程で撃って命中するものではなく、また弾体の限界旋回性能もAIM-9シリーズと比べれば明確に低い為有効打を狙うのであれば慎重に接近し、中高度の敵に対しては高度優位の状態から、高々度の敵に対しては僅かに下方から撃ち込む事を心掛けよう*2

スパローミサイルの撃ち方

ここではスパローミサイルの撃ち方を、1.必要なキー設定→2.ロックオン~命中までの順に解説していく。

1.事前に必要なキーを設定する(日本語表記で解説)
上から順にコントロール内にある【レーダーモード変更】【レーダースコープスケール変更】【ロックオンするレーダー目標の選択】【レーダー目標ロック】を設定する。設定キーを何にするのかは自由。

2.ロックオン~命中まで
スパローミサイルは従来の赤外線誘導方式(AIM-9等)とは違い、セミアクティブ・レーダー誘導方式を持つ。これは母機(F-4C)が発信した電波で敵機をロックオンし、その反射波をミサイルが捕捉することで誘導される方式だ。つまり、今までのミサイルと比べてロックオンの手間が一つ増え、かつミサイルの命中までロックオンを維持し続ける必要がある。ここではそのロックオンから命中させるまでの手順を記す。

①索敵~レーダーロック:まずは【レーダースコープスケール変更】で適切な距離に変えつつ、レーダーに目標を映そう。レーダーには「I一I」のようなマークで目標が現れる。ロックオンしたい目標が映ったら、次に【レーダー目標ロック】を押そう。すると緑色の枠が現れるので、その枠内に敵機を捉える。そうすることで敵機が緑色の小さなコンテナに囲まれる。これでF-4Cのレーダーが敵機をロックオンした状態となる。なお、違う目標をロックしてしまった場合は【ロックオンするレーダー目標の選択】で選択し直そう。

②ミサイルロック・発射:レーダーロックが完了したらミサイルで敵機をロックオンする。これは今まで通り【ミサイルの安全装置】を押してロックオンすればいい。そして灰色のサークルが赤色に変わったら【空対空ミサイル発射】を押してミサイルを発射しよう。

③誘導~命中:誘導といってもミサイルを手動で操作する必要はない。①でしたレーダーロックの状態が維持されていれば良いのだ。詳しく言えば、敵機を自機の前方120度以内に捉え続けていれば問題ない。レーダーロックされているかどうかは自機のレーダースクリーン(敵機のマークと自機とが点線で繋がれている状態ならロックされている)やコンテナが敵機を囲えているかを確認すると良いだろう。あとは命中するのを待とう。高度差や角度にもよるが、5kmの距離であれば10秒程で着弾する。(1kmにつき2秒程)

スパローとサイドワインダーを切り替えて撃つ方法

1.事前に必要なキーを設定する(日本語表記で解説)
上から順にコントロール内にある【Fire primary weapons】【Fire secondary weapons】【選択した武器モードを終了する】【Switch secondary weapons】の4つのボタンを設定する。この時【Fire primary weapons】は固定武装のボタン(デフォルト左クリック)と、【Fire secondary weapons】は【空対空ミサイル発射】ボタンと同じキーにすると便利になる。【選択した武器モードを終了する】と【Switch secondary weapons】は自由で構わない。

2.切り替え方
【Switch secondary weapons】を押そう。押した回数によってスパロー→爆弾→サイドワインダーの順に武装が変更される選択モードになる。なお、どの武器が選択されているかは画面左上と下部に表示されるので適宜確認しよう。そのためスパローが余っている状態でサイドワインダーを撃ちたい時は、①【Switch secondary weapons】を複数回押してサイドワインダーを選択。②【ミサイルの安全装置】を押してロックオンし、【Fire secondary weapons】を押そう(この時、【Fire secondary weapons】以外では発射できないので注意)。また、選択モードを終了したい時は【選択した武器モードを終了する】を押せばいい。

3.注意点
①選択モード中は、選択した武装以外発砲することができない。そのため、サイドワインダーを選択した状態でスパローや爆弾、ロケット弾を発砲・投下することはできない。その時は発砲したい武装を適宜選択するか、選択モードを終了するかしよう。

②選択モード中は【Fire primary weapons】を押さなければ機関砲が発砲されないので注意しよう。

スパローミサイルの運用法

ここでは空RBにおける、スパローを使用した基本的な立ち回りを解説する。前提として、T-2やMiG-21など短射程ミサイルを主兵装にした戦闘機を剣士と例えるなら、スパローを装備した本機は弓兵である。剣士が敵と切り合っている際に、後ろからスパローの矢で援護・攻撃するのが主な戦法になる。とはいえ、後ろに下がり過ぎると味方が溶けて攻撃のチャンスがなくなるので、丁度良い距離とタイミングを保とう。

①まず、離陸したら真っ直ぐ主戦場に向かってはいけない。少し迂回して、主戦場に真っ直ぐ向かう味方の7km程後をつけよう。またこの時、狭いマップなら4000m、広いマップであれば6000mまで登ると、スパローが威力を発揮できる高度と射点につくことが出来る。

②射点につき、味方第一波が敵とぶつかりそうになったら攻撃開始の合図だ。高高度又は同高度まで登ってきた敵機や、味方第一波と戦う敵高性能機(MiG-21など)を優先的にスパローで排除しよう。この時、発射距離は5km前後、誘導中に自機へGをかけすぎないことを意識すると当たりやすい。敵の数を減らすことに成功したら、サイドワインダーや機関砲で低空の敵を掃討しよう。

*スパローの弱点と注意事項
敵の射程外から一方的な攻撃のできるスパローだが、3つの弱点がある。運用するうえで頭に入れておくとよいだろう。
①低空(レーダースクリーンに緑のモヤがかっている時)の敵をロックできない点。スパローはレーダーでミサイルを誘導する。そのため、敵機が低空を飛んでいると地面や海面でレーダー波が乱反射し、敵機を捕捉できない(撃てない)のだ。この時の対処法としては、サイドワインダーに切り替えるか、敵機より低高度を飛ぶことでロックできる可能性に賭けるかである。

② 早爆することがある点。原因はスパローのシーカーが敵機を捉えられていないことである。スパローは発射から2秒後に誘導を開始する(その間は直進するだけ)ので、2秒の間に敵機が移動する分の偏差を取って発射する必要がある。早爆してしまったら気にせず2発目を撃つとよい。

③誘導中は回避行動をとれない点。スパローの誘導中はロックオン維持のために機体を縦横無尽に動かすことはできない。そのため、スパロー誘導中に攻撃された場合は、誘導を諦めるか相打ち覚悟で誘導を続行するか、もしくはクランクと呼ばれる回避機動を取ることになる。クランクに関して詳しく知りたい方は独自に調べていただきたい(それだけで記事1本が書けてしまう文量のため)。

レーダーモード切替の意味

本機を含め、Warthunderに実装されている第3世代ジェット機のレーダーは敵へのロックオンを2つの方法で行う事が出来る。
1つ目は【ロックオンするレーダー目標の選択】でレーダースコープ上の目標を選び、【レーダー目標ロック】でロックオンを確定させる通常の長距離索敵(Long Range Search。レーダースコープ上部に"SRC"と表示される)モード。こちらはレーダー上の敵機の分散度合いや挙動を見ながら狙う目標を選択することが出来、AIM-7による先制第一撃の際に主に使用するものとなるだろう。
2つ目は、レーダースコープ上部に"ACM(Air Combat Maneuver)"と表示される近距離用の自動捕捉モード(俗にボアサイト・モードと呼ばれる)。画面上に緑色で点滅し続ける四角形のサイトが表示されるのがこのモードであり、レーダーの走査距離を9km、走査範囲を機首直線上から上下左右13度の狭い円錐上に制約する代わりにこの範囲に入った最初の目標を自動でロックオンする能力を持つ。
こちらはAIM-7による第一撃を終え、AIM-9JやR-60のような短射程ミサイルの有効射程に入り始めるタイミングで後述のSEAM(Sidewinder Expanded Acquisition Mode)を有効化する場合、或いはAIM-7の第一撃の後、高高度から第二波の敵が接近しており即時AIM-7の第二射を必要とする場合等に大きな助けとなるだろう。
ただし、このモードは走査範囲内に入った目標に対しIFF応答を無視して自動ロックオンを行う特性を持っており、自分が狙いたい敵機より先に味方機が範囲を通過した場合は当然、その味方機をロックオンしてしまうこととなる。彼我の機数の試合進行への影響はレシプロ機時代よりも格段に大きいため、誤って味方機にミサイルを射出することがないよう注意が必要だ。
なお、SEAMについては次項「レーダー火器管制を利用したAIM-9の射撃方法」を参照されたい。

レーダー火器管制を利用したAIM-9の射撃方法

Warthunder内西側ジェット機の主兵装であるAIM-9だが、本機の搭載するD型(及び登場するすべての型)には新たな射撃モードが追加されている。
SEAM(Sidewinder Expanded Acquisition Mode)と呼ばれるものであり、平たく言えば発射母機のレーダーからミサイルに目標情報を与える事でミサイルの有効範囲を拡張する事(より高Gの飛行下での有効なミサイルの射出、射出後の飛翔軌道効率化による有効射程の延長)を企図している。
Warthunderでもこれが再現されており、「レーダー目標ロック」或いは「レーダーモード変更」により敵機をロックオンした後にAIM-9Dの安全装置を解除する事で、Phantom FGR.2のレーダーを起動したAIM-9Dのシーカーに連接することが出来る。
単にミサイルを起動してロックさせるのと比べ一手順踏むことにはなるが、これによって3つの恩恵を受ける事が出来る。
第1はミサイルロックの高速化である。単にミサイルを起動してシーカーにロックオンさせる場合よりもロックオンの確定が早くなり、敵味方双方が容易に音速を越え得る最高BRの環境において有効弾を送り込めるチャンスを増やしてくれるだろう。
第2に、ミサイルの初期誘導強化が挙げられる。レーダー連接状態で発射したAIM-9Dは機体から射出され、速度が乗り始める間に標的へのリード追尾を開始する。これによって標的に対してより高い飛翔速度、且つより有効な回避のし難い角度でミサイルを送り込むことが出来、特に機動性の高いMig-21MFやMig-21bisといった難敵への有効な攻撃手段となる。
第3の恩恵は第2のそれの副次効果と呼ぶべきものではあるが、フレアによる欺瞞への耐性上昇である。標的に対して大きなリード角で飛翔させる事で構造上敵機後部から射出されるフレアがミサイルのシーカー視野角から外れる可能性が上がり、結果として元から高いAIM-9シリーズの欺瞞耐性をさらに上げる事が出来る。

現環境では上昇力こそトップの座を維持しているものの、旋回率と旋回半径の双方で上回るMig-21bisが敵として出現することがある為、相対的に命中率があまり高くないAIM-9Dはすぐにシーカー視野角から外れてしまったり、射撃時の相対角度によっては単純な旋回で回避されてしまったりという事が十分起こり得る。冷戦マッチ形式に於いて出現するこの難敵に対し、SEAMの利用は必須技能と言えるだろう。

フレアの効果的な使用方法

本機はカウンターメジャーであるフレアを装備している機体であるが、どのように使えばうまくミサイルを欺瞞させることができるのかわからないパイロット諸氏も多いことだろう。
フレアとは、熱源体を放出することで熱源を追いかける赤外線誘導ミサイルの目を惑わせる装置である。赤外線ミサイルは強い熱源を追いかけるため、エンジンよりも強い熱源を見つけるとそちらに逸れてしまうことを利用したものである。逆に言えば、フレアよりも自機即ちエンジンの方が高い熱を放っていた場合は効果が薄い。さて、アフターバーナーというのはエンジンの排気に再度燃料を吹き込んで燃焼させることで高出力を発揮する装置である。当然、使用中は未使用時と比較して比べ物にならない熱量になる。つまり、大前提としてフレアを使う際は最低限アフターバーナーを止めないと全くの無意味なのである。

それを理解した上で、フレアには二種類の使い方がある。
一つ目は「置きフレア」と言われる使い方である。これは、敵がミサイルを撃つ前、すなわち敵がミサイルロックを行っている最中にフレアを予め蒔いておくものである。この使い方では、そもそも初動にあたる相手のミサイルロックをも妨害することができる。ただし、レーダー連接で狙われている場合は効果が下がってしまうため注意が必要。敵の連接の有無はRWRを見ればよい。なお、こちらはアフターバーナーを切らなくても一定の効果を見込める。

二つ目は、ミサイルが発射されてからフレアを展開する方法である。一般的な用途はこちらだろう。ミサイルが発射されたことを確認した時点でフレアを展開しつつ旋回することで、ミサイルの視界にフレアを残して機体が離脱することで回避できる。ここで機体を離脱させないと、フレアが消えた後に再ロックオンされてしまうので気を付ける必要がある。ただし、旋回しすぎるとエネルギーを失い格闘戦に巻き込まれることになるのでこちらも要注意*3

実戦においては、「フレアの放出」と「フレアの自動放出」を適宜使い分けるといいだろう。「フレアの自動放出」では戦闘開始前に「フレア連続放出」で一回の放出回数、「フレア放出の時間」で「フレア連続放出」で決めた1セットの中での間隔、「フレア連続放出の時間」でセットとセットの間の感覚を指定可能である。たとえば、「フレア連続放出:2」「フレア放出の時間:0.1秒」「フレア連続放出の時間:1.0秒」にすると、1秒ごとに0.1秒間隔で2回放出される。
なお、フレアの数には限りがあるので使いすぎには注意しよう。90発を一回に2発ずつ消費するので全部で45回分しかない。

立ち回り

【アーケードバトル】

空アサルトにおいて

*空アサルトにおいて
空アサルトではトップクラスの機体性能と豊富な武装により、日米ファントムと並んで試合を勝利に導くヒーローとなる。これによってそれまで苦労していたであろうB-29の編隊も、防護機銃の射程外から一方的に且つ文字通り消し炭に出来る。効果的な運用法としては以下の通りだ。まず、敵編隊を正面から捉えるように位置取りをしつつ、2km程手前で音速を超えないように調整(ベイパーコーンによる視界悪化を防ぎ、射撃時間を延ばすため)。2km~1kmの距離では試射をしつつどの順番で敵機を落とすかシミュレートすると良いだろう。1kmを切った時点(慣れた場合は2~1.5kmの時点)で発砲開始。事前に定めた順番に従って射撃しつつ、敵編隊後方へ貫くように飛行しよう。この際、1機ごとの撃墜に固執し過ぎないよう注意しよう。何故なら回避が遅れて敵機と空中衝突する可能性が高くなるからだ。以上の流れを反転して行えば、大抵の場合、1~1.5往復する間に敵編隊を全滅させることができるだろう。

だが恐ろしいことに、本機の活躍の場は対空戦闘に限らない。本機の圧倒的爆装によってあのポッと出でどこからか現れた挙句、ゲージをゴリゴリ削る憎き榴弾砲をワンアプローチで吹き飛ばすことも可能だ。榴弾砲には出現する度に密集するムラ(密集地帯)がランダムで存在する。そのムラを優先しつつ爆弾をばら撒くことで簡単に榴弾砲を一掃できるだろう。

【リアリスティックバトル】
基本的な戦術は他のF-4CF-4EF-4EJと変わらないのでそちらも参照。

ここでは、本機の特徴を活かした戦術について触れる。

本機ならではの戦術とすれば、圧倒的推力のお陰で全F-4シリーズの中で最も水平面に動きやすく*4、Gunsの偏差が取りやすいことと、加速力と推力差の関係で他のジェット機より早く高高度に到達できるので落ち着いて戦術索敵ができることだろう。一足早く味方に敵機の分布を教えてイニシアチブの橋頭堡を作ることがまず求められる。なので、本機も他のF-4シリーズと同様に離陸後は直ちに上昇して高度を確保、およそ7000m程度でレベルオフして索敵し、同高度の敵を見つけ次第スパローで先制攻撃しよう。その後は状況を見つつ更にスパローで敵機を減らしたり、あるいは高度ロスを強要させて下へ下へと押し込んでいき、最終的に味方と共同して各個撃破を心がけること。

武装はいつものM61ガンポッド*5にAIM-7E、AIM-9Dの混載が可能。プリセットにもAAMとガンポッドのみの選択肢があるため、混載を考慮する必要はない。また、M61はガンポッドのため弾道が若干中心点からズレているが、超至近距離以外では推力重量比からくる機動性で容易に誤差を誤魔化せるため躊躇せず射撃しよう。弾数も本家同様1200発。
肝心のAAMだが、AIM-7はF-4Eと同じE型だが、AIM-9がJではなくD型で、発射時の許容Gが低めである。そのため、高速での機動中などに射撃不許可が出ることがあるため撃ちづらい場面がある。また、発射後の追尾性能も最大16G機動とJ型よりやや低く、敵機のみならず自機がビーム機動含めた急機動中に射撃したとしても回避されることがそれなりにあるため、やや慎重な射撃が求められる。J型のように"とりあえず撃っておいて離脱"というスタイルでは会敵する敵機の性能を考慮すると4発全て外すことも不自然ではないため、AIM-9Dに限ってはかつてのBやE型のような射撃姿勢で臨む方が安全だろう。SEAM射撃を行えばより盤石である。

その他対地兵装に関しては爆弾が戦後イギリス製1000lbが最大8発、SNEBが最大108発と若干心許ない。しかしながら、このやや控えめな最大搭載量のおかげで空対空&対地の混載をしても投射量が有効打撃量を割ることは少ない。加えてエンジンがエンジンであるため最大搭載量を載せても性能がそこまで落ちないという副次的なメリットがある。アビオニクスにCCIPも存在するため、素早く精確な打撃を与えてやろう。

まとめると"世界で最も高価なファントム"に相応しい性能を誇る、女王陛下の空の騎士である。性能に甘んじたり、振り回されて地べたを這いずり回るのではなく、力強く空を蹴り、高高度からしっかりと敵を選んで確実に無力化してやろう。AAM戦の難易度は同BR帯では確かにやや高めではあるが、ここまで進めてきた諸兄であれば直ぐに慣れるはずだ。無論、同盟国の兄弟たちと連携することも忘れずに。

BVR戦闘における基本動作

AIM-7を用いた視界外距離での戦闘において、意識すべきことは以下の3つである。
1. レーダー・目視双方における索敵の確立
SARHであるAIM-7の特性上、自機は射撃の際発射から命中までの間目標をレーダーで捕捉し続ける必要がある。言い換えれば、発射母機のレーダーから見えていない目標を撃つ事は不可能である。従って、有効にBVR戦闘を進める上ではレーダーの視野を可能な限り広くする必要がある。
レーダー視野を確保するに当たって最速の手段は上昇による高高度からの走査となる。Warthunderにおいては低高度での地表面クラッタが非常に強く発生する為低高度ではレーダーの能力が大きく低下する他、F-4シリーズのレーダーには走査範囲のエレベーション変更が実装されておらずレーダーアンテナの首振りによって垂直方向に広い走査を行うことが出来ない。同時に目視による索敵も、見上げ方向で行う場合地形や雲等に容易に遮られてしまうため、高高度からのそれに対して低高度からのそれが有利に立つ事はない。これらの要因により、低空を維持したまま戦闘に入ることは自分を不利にするだけでなく敵を利することにも繋がってしまい、二重苦を背負うこととなる。敵の利を削り、自軍の利を増す為に戦闘開始前の上昇はレシプロ時代と変わらず必須となる。

2. ミサイルの射撃・回避に十分な初期エネルギー(速度+高度)の確保
AIM-7は(AIM-9やR-60と比して)非常に長い最大射程を持つミサイルではあるが、失速中の目標、或いは爆撃機などの大型・低機動性の目標に対してでなければ最大射程で発射しても命中は見込めない。そして、現状WarthunderにおいてF-4シリーズが相対する敵はすべて戦闘機であるため、有効弾を見込むには最大射程から一定程度近い距離(有効射程)にまで接近しなくてはならない。
この有効射程を延伸する方法こそ、発射母機の事前の上昇・加速によって射出時のミサイルにより大きな位置エネルギー(=高度)と運動エネルギー(=速度)を付与してやることである。
有効射程とは端的に「ミサイルの持つ運動エネルギーと位置エネルギーの総和が標的機の持つそれを上回ったまま標的機と接触出来る距離」である。ミサイルの持つエネルギーが標的機のそれを下回れば、ミサイルは標的に到達する前に失速し落下することとなる。そして、ミサイルは射出後にロケットモーターの推進剤の燃焼によって運動エネルギーを増大し、推進剤を消耗し尽くした後はその燃焼によって得た運動エネルギーと位置エネルギーを消費しながら滑空、標的へと飛翔する。従って、より高高度、高速の状態からミサイルを射出すればミサイルが最初から持っているエネルギーの総和が大きくなり、同じ標的機に対してより長い距離で接触可能になる=有効射程が延伸される
この「エネルギーの総和」は当然、攻撃だけではなく回避についても重要である。先述した通り、ミサイルの運動エネルギーと位置エネルギーの総和が標的機のそれを下回ればミサイルは到達前に失速し落下する。高高度、高速の飛行によって自機が敵機よりが大きなエネルギーを持っていれば、それをミサイルから離れる方向への反転・離脱に使うことで容易に敵機から射出されたミサイルを回避することが出来る。同時に、エネルギー劣位に置かれた敵機から見た場合はより少ないエネルギーしかミサイルに付与出来ない状態で射出することを強いられる事となる。即ち、敵ミサイルの有効射程を短くすることに繋がる。

3. 第一撃後の攻撃・回避ルートの確立
AIM-7はSARHである関係上、射撃・誘導中には必ず敵の方向に機首を向け続ける必要がある。従って、射撃の成否に関わらず終了時には一定程度敵と近接した状態へ置かれることとなる。放っておけば首尾よく先制射撃で敵機を撃墜出来たとしても敵中で包囲され被撃墜、或いは中低空でマージ(交錯)し始めた味方機の援護に出遅れ、最終的に数の有利を敵に取り返される羽目になる。
第一撃後の行動に失敗した場合、上記のように往々にして破滅的な結果となるが、これを回避するには開幕の第一撃後に数舜、周囲を見渡すだけで十分である。時間が経ち、敵軍と自軍の距離が近くなれば自軍からの索敵情報は必然、より多く入手出来る。味方機の視界情報と自機のレーダー・視界情報を組み合わせ、自機を狙おうとする敵、味方を狙う敵、まだ戦線に参加していない敵を識別し、自機位置から最小の旋回=エネルギー消費で有効な攻撃・回避を行えるルートを算出し第二撃、そして詰めへと駒を進めるのがF-4シリーズの"勝ち筋"となる。

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

マクドネル社(当時)がイギリス軍の要請に応じ、F-4J*6をベースに改修した海軍向けの仕様がFG.1(F-4K)である。FGR.2(F-4M)はさらにその改修型*7で、こちらは空軍向け。
FG.1/FGR.2共々、イギリス政府の要望でエンジンをGE社のJ79ターボジェットからRR社のRB.168スペイ Mk.202(後にMk.204)ターボファンに換装したため、J型と比べ燃費と出力が向上した*8。スぺイはJ79よりも全長が短く、最大直径は太く、そして重量が重かったが、推力軸線をさらに下向きにすることで何とか機体に納めた。それゆえ、アフターバーナー(英:リヒート)の高熱が飛行甲板や滑走路を傷める危険性が増したが、より短い滑走距離を求めたイギリス軍、とりわけ海軍にはかえって好都合だった。しかし、エンジンの重量が増えたことで原形のF-4Jよりもテールヘビーとなり、バランスを取るため胴体前方のAIM-7用ハードポイントに常にAIM-7か錘を装着して運用されていた。
  
こうして製造と引き渡しが進んだブリティッシュ・ファントムだが、肝心の空母の新規建造が当時の労働党政権が余計なことをしたせいでストップしたあおりを受け、イギリス製部品のシェア率も40%強にとどまった。また、当時のターボファンエンジンは最新技術の塊であり、それによる新規製造のコストも相まって一機当たりの価格が高くなり、"(女王陛下の)世界で最も高価なファントム"として認知されるに至った。

小ネタ

本機を含む一連のブリティッシュ・ファントム導入後、イギリス空軍はアメリカ海軍の中古F-4Jを追加導入し、Phantom F.3として配備した後日談がある。とは言うものの、F.3のJ79エンジンはスペイエンジンの整備に慣れ親しんだ整備兵たちには不評で、結局FG.1やFGR.2よりも先に退役している。空戦性能的にはFG.1やFGR.2と遜色はなかったのだが、やはりここでもしっかりと英国面が発揮されていたようだ…

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 本家ファントムよりも出力が向上してる反面20㎜の自由度が少なくなって爆装も減っている感じかな?こちらしかもっていないので明確な比較はできないが… -- 2019-11-05 (火) 09:40:26
  • 史実欄を加筆しました。間違い等あればご指摘、修正ください。 -- 2019-11-05 (火) 09:55:13
  • 艦載機じゃないんだよね? -- 2019-11-05 (火) 16:54:56
    • アレスティングフックついてたから艦載機のはず -- 2019-11-05 (火) 16:59:19
    • FGR2は空軍型で英国本土と西ドイツに展開された。日本のF4EJ系と同様に空母にも一応着艦できるが艦載機ではない。 -- 2019-11-10 (日) 01:51:21
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*1 爆薬量はTNT換算
*2 高々度では大気密度の関係から飛行性能が下がり、同高度の場合相討ちのリスクを負う事になる為
*3 最近は陣営マッチが多く敵の大半は本機より高い運動性を持つ。そのため格闘に巻き込まれたら終わりである。
*4 ただし、所詮はF-4の範疇であるためMiGには機械的に追いつくことは敵わない。
*5 F-4MにSUU-27/Aなので本当ならFCSと連動しているのだが…
*6 アメリカ海軍向けF-4Bの改良型。日本向けF-4EJとの関係性は無い。
*7 本来は対地攻撃能力の強化、レーダー換装、偵察ポッドの運用能力付与、SUU-23/Aガンポッドの配線を初期配線などと原型機からの総合的な改修点は盛り沢山で、本家E型に匹敵かそれ以上の性能であった
*8 ターボファン換装とそれに伴う吸気口の拡大で、高高度ではピュアターボジェットエンジンより最大速度は劣ったものの、M2.0級の戦闘機にとっては誤差。