SPS-255

SPS-255

車両情報(v.1.47.**.**)

必要経費

基本性能情報

報酬・修理関係

車両性能

基本武装

弾薬

※ちなみに名称からは想像が付かないだろうがTP shotはジャガイモでTPHV shotはニンジンで構成されている。というか野菜そのものを砲弾として使用している。

車両改良

スキン

研究ツリー

解説

4月1日のエイプリルフールに実装された戦車だがイベント(アンリアリスティックバトルURB)(マップはポーランド固定)でしかその姿を拝むことが出来ない。
木製の骨組みに布を被せたような車両で、外見はM4シャーマンのぬいぐるみのよう。砲身はこんにゃくの様に揺れる柔らかい素材で出来ている。
砲塔には装填手兼砲手のクルーが一人だけ入り、パチンコで敵と戦う。発射音は「ポンッ」という軽い音。弾種は命中時の威力が高いジャガイモ（AP弾）と飛行特性に優れた遠距離用のニンジン(APCR)の二つから選べるが、ニンジンの方が射程距離が長いため、ジャガイモを近距離用、ニンジンを遠距離用に使い分けをするといいだろう。後者の方が貫通力に優れるが、ジャガイモに比べ威力は低い。砲弾がとても軽い&パチンコを使用しているためか装填時間は2.2秒というとてつもない速さだ。(当たり前か)

車体には自転車に跨った4人の運転手（人力エンジンの役割と操縦手の役割も果たしている）が左右側面に二人ずつ収容され、その周りを骨組みが囲むような形になってだいる。そのため弾が骨組みに吸収されクルーに当たりにくい。本車は400のHPを持ち、0になるとそのまま動かなくなりデス判定となる。(リスポーン不可)
4人合わせて人力1000馬力のパワーのおかげか移動は快適だが、信地旋回は出来ない&車体が軽いためか、鉄の柵や障害物にも弱かったりする。強い勢いで障害物にぶつかるとHPも減るので注意。
たまにベルの音が鳴ったり車体正面にハートの穴がある子扉が備えてあったりと遊び心に溢れているのも特徴。
推測だが恐らくHP制を採用していて大会では機動力の高い戦車ばかりが使われるゲームバランス重視のW○Tを意識していると思われる。しかも同時期にW○Tでも特殊ルールのイベントを行っており、本来爆撃要請ができないにも関わらずそれもWTのシステムと酷似していたりした（爆撃ポイント指定、小中大それぞれの爆撃規模など）

史実

アンリアリスティックの名からも分かる通り、この車両SPS-255はもちろん架空のもの（多分）。
しかし「戦車の形をした張りぼて」自体は決して珍しいものではなく、様々な用途のために制作・利用されている。

一番身近な例では既存車両の改造だろうか。特に映画撮影時に軍の協力を得られなかったり現存車両がないときには全く異なる車両にガワを張り付け代用することも多い。たとえばティーガーは知名度に反し撮影に使用できるような現存車両が少なく*1、T-34＋張りぼて、T-44+張りぼてなどが代役を務める、場合によってはM4やT-34などを塗装だけ変えてそのまま使うといったこともしばしば。
戦時中の改造車両で最も有名なのはグライフ作戦に用いられたパンターG型（M10に偽装）か。同様に改造された三号突撃砲とともに潜入を試みたものの、反攻作戦そのものがイマイチ上手くいかなかったこともあり有効に活用されることはなかった。ただし戦車として役に立たなかっただけで「連合軍のニセモノが出没している」として連合軍を混乱させることには成功したようだ。

他にも、簡単な資材を用いて何もないところに張りぼてを作り上げた例もある。映画の小道具はもちろん、欺瞞の一手段として戦場で作られた例も多い。
中でも知られているのは北アフリカのエルアラメインにおけるイギリス軍の大規模偽装であり、戦車を含めた戦闘兵器の張り子の数々が航空偵察を惑わし勝利に貢献したと言われている。その効力は現代戦でも褪せることはなく、湾岸戦争ではイラク軍が用いて国連軍の航空攻撃の一部を吸収している。

撃ち合いを模したスポーツであるサバイバルゲームでは当然実車が使えず、時に怪しげな自走張りぼてが用いられることも。これはSPS-255に比較的近い例と言える。

ちなみに、海外ではジャガイモバズーカ（またはポテトランチャー、ポテトガン）と呼ばれるジャガイモを飛ばすための空気銃が有名。威力はパチンコの比ではないが野菜を飛ばすという点では共通しているか。但し日本ではケガしかねない空気銃の所持は銃刀法違反。注意。

コメント

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