イギリス RankV 戦闘機 DH.110 Sea Vixen F.A.W. Mk.2
概要
Update 2.7 “Red Skies”にて追加された。圧倒的な推力、BR8代らしからぬ充実した電子装備、そしてレッドトップミサイル、豊富な対地攻撃能力を持っている…ここまでは良かったが
本機はなんと戦闘機なのに機関砲が一切搭載されていない。しかしこれまでも癖のあるへんなのを乗りこなしてきた紅茶紳士諸君ならば、この雌狐*1も手懐けられるはずだ。
機体情報(v2.7)
必要経費
機体購入費(GE) | 8560 |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 10,000 |
エキスパート化(SL) | 900,000 |
エース化(GE) | 2,000 |
エース化無料(RP) | 1,660,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
デカール枠解放(RP) | 140000 |
BR・報酬・修理 [#A2-2_BR_Rewards_Repaid
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 8.0/ 9.0/ 8.3 |
RP倍率 | 2.08(+100%) |
SL倍率 | 1.0 / 2.65 / 1.75 |
最大修理費(SL) | 4,610 / 4,610 / 4,610 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 1117 / 1109 |
(高度100m時) | |
最高高度(m) | 13000 |
旋回時間(秒) | 23.6 / 24.0 |
上昇速度(m/s) | 68.8 / 55.0 |
離陸滑走距離(m) | 325 |
離陸推力(kgf) | 5290 / 5030 |
燃料量(分) | min8 / 20 / max26 |
限界速度(IAS) | *** km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (離陸)407 km/h, (着陸)324 km/h |
主翼耐久度 | -5G ~ 9G |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | 〇 | **/**/** |
測距レーダー | × | *** |
追跡レーダー | 〇 | *** |
火器管制装置 | × | *** |
敵味方識別装置 | × | *** |
捜索中追尾 | × | *** |
レーダー警報装置 | 〇 | - |
武装
固定武装:無し
弾薬
追加武装
分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*2 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | **lb △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **lb (爆薬量**kg) |
B | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
T | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 投下可能速度 0-**km/h 投下可能高度 0-**m |
R | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
G | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** 搭載時の 毎秒射撃量 **kg/s |
R & B | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 重量**kg |
**kg △△ | * | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) | ||||||
M | **lb △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **lb (爆薬量**kg) |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
500 LB H.E. M.C. Mk.II | 226.796 | 65.5 | 93 | 4 | 106 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
Mk.M1 540 lb | 244.94 | 65.5 | 93 | 6 | 106 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
1000 LB G.P. Mk.I | 453.592 | 219.39 | 111 | 11 | 137 |
ロケット
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
RN | 4 | 0.54 | 681 | - | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
RP-3 | 43 | 5.44 | 350 | - | 60 | 55 | 52 | 49 | 46 | 44 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
AP Mk II | 27 | - | 480 | - | 100 | 98 | 90 | 85 | 81 | 76 |
ミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (Mach) | 誘導 システム | 射程 (km) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|
Red Top | 167 | 31 | 2.5 | 自動, IR, 後方 | 6.00 | 16 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (Mach) | 誘導 システム | 射程 (km) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|
Firestreak | 136 | 22.7 | 2.2 | 自動, IR, 後方 | 4.00 | 13 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
AGM-12B Bullpup | 260 | 63.5 | 245 | MCLOS | 8.0 | 93 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** | *** |
ラジエーター | ||||
**mm弾薬ベルト | ||||
**mm銃座用弾薬ベルト | ||||
II | コンプレッサー | *** | *** | *** |
機体 | ||||
新しい**mm機関銃 | ||||
新しい**mm銃座用機関銃 | ||||
III | 主翼修理 | *** | *** | *** |
エンジン | ||||
**mm弾薬ベルト | ||||
爆弾懸架装置 | ||||
IV | インジェクター交換 | *** | *** | *** |
**オクタン燃料使用 | ||||
カバー交換 | ||||
新しい**mm機関砲 | ||||
ロケット懸架装置 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
概要にもあるように、このBR帯では圧倒的ともいえる推力、戦闘機としては比較的豊富な対地武装を誇っている。固定武装こそないが、搭載できる対空ミサイルは高性能であり、対空レーダーと併用することで安定して攻撃ができる。基本的にABよりRB以上で使う方が戦いやすいだろう。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
序盤はまず高度を取ろう、とりあえず敵の頭を抑えられるほどまで登れば良い。まず脅威となるのはハリアーやA-4Eといった上昇力や空戦能力が高い機体である。高度を取ったら手頃な敵機を見つけて背後から奇襲する形で降下する方が良い。この時留意すべき点はヘッドオンを避けることである、なぜなら本機は機関砲がない上にレッドトップAAMはオールアスペクト能力を持たないため正面から敵機を捕捉できないからである。もし敵を逃したら無理に追い回したりせずに離脱して次の機会を狙おう。またレッドトップミサイルの特徴としてとにかくミサイル本体が重いという点がある、そのためサイドワインダーのようにに扱おうとすると推進力が重量に負けて誘導が追いつかなかったりする。そのためだいたい2~2.5Km程から発射するのがいいだろう。(ただしシザース等々で敵のエネルギーが完全に枯れていたりする時などはそうとは限らない、しっかりシチュエーションを選ぼう)ただしフレアへの耐性はあまり高くないためタイミングは要注意である。搭載燃料は最小燃料でいいだろう、A/Bがない上に上昇することによって燃費の改善も狙える上に機体が軽くなるのでミサイルの発射点につけるチャンスも増える。(機体が大柄な割には曲がるので20分も積んでせっかくの機動性を無駄にするのは残念としか言いようがない)
この機体の定石としては
①しっかりと高度をとって敵の頭を抑える
②ミサイルを撃つタイミングをしっかりと抑える
③無理だと思ったら迷わず離脱する
まずはこの3点をしっかりと頭に入れて運用すれば機体は応えてくれるだろう。
【シミュレーターバトル】
BR8.3における最速のミサイルキャリアにして8.3最高クラスのレーダー搭載機。8.3でも数少ない最高速1100km/h台の戦闘機でもある。
中高度の目標を視程外から探知し高速で迎撃してまわるというSBらしい迎撃機。レーダー警報機が無い相手が大半なのを利用していち早くIFFで敵機を識別、相手の進行方向後方に回り込み有効射程ギリギリまで接近してミサイルで撃墜する。
…と強みを書けばいいことづくめに聞こえるし実際この点を引き出せば強いのだが、ミサイル万能論直撃世代らしく弱点が多く癖が強い。
まず機体のサイズとデザイン。遠目から見てもわかる大型機でツインブーム式の双胴機という見間違いようのないデザイン。さらに前方機銃が無くミサイルのみという特徴から基本後方からの攻撃に限られる。
この2点が合わさって相手が本機と識別した上で常に旋回し続ける、尻を向けないといった方法を取られると攻撃できない。Tu-4などの探知しづらいレシプロ機が相手であることや、エンジン出力を下げる、荒業に近い方法であるがエンジンを完全に停止させるという方法を取る者もいる。レーダーで探知できたとしても飛んでいるのが雲の中という場合もある。ミサイルしか使えないとは結構不便なものである。
また空虚重量の時点ですでに12トンもある重量級ゆえに長々とドッグファイトをするのには向いていない。後ろを取り返したとしても相手との距離が近いほどミサイルの旋回範囲外になるので1対1の格闘戦は事実上不可能と言っていい。
かといってファイアストリーク、レッドトップ両方のミサイルの空気抵抗が大きくブースター使用後の急減速ゆえに後方遠距離から攻撃するのも難しい。ただしアフターバーナー使用機に対してはレッドトップならオールアスペクト性を発揮するので例外的にヘッドオンが可能になる。
機銃よりもやや遠い距離からの大型機による奇襲という無理難題をいかに突破するかで本気の価値は変わるであろう。
史実
デ・ハビランド/ホーカー・シドレー シービクセンは、イギリスの航空機メーカー、デ・ハビランド社が開発したイギリス海軍の全天候艦上戦闘機である。デ・ハビランド社における番号はDH.110。愛称の「SeaVixen」は海の雌狐を意味する。
戦闘機型のFAW.20(後にFAW.1と改称)、FAW.2、及びそれらをドローンに改修したD.3が存在する。総生産数は145機。
イギリスとしては初のミサイル、ロケット、爆弾のみで武装された機体である。
元々は海軍/空軍用に開発されていたが、後述する事故で空軍は採用をキャンセルしてしまった。しかし当時シーヴェノムの老朽化に頭を悩ませていた海軍は依然この機体に関心を持っていたので、デ・ハビランド社はDH.110に機体強度の強化、更に強力なエンジン、燃料タンクの増設、そしてAAMの搭載能力*3を付与する等の改修を施し、海軍は本機をシービクセンとして採用する事になった。
その後数々の試験等を経た後、1959年に第892飛行隊としてシービクセン FAW.1の最初の部隊が編成され、1964年にはレッドトップミサイルやプルパップミサイルの運用が可能になったFAW.2が配備され、既存のFAW.1も改修を受けたが、1972年には早くもPhantom FG.1に置き換えられる形でひっそりとシービクセンは戦闘機としてのキャリアを終えた。
本機はクウェート危機やローデシア紛争、アデン危機に南アフリカ危機等多数の作戦に参加したが、1度も実戦を経験する事はなかった幸運*4な戦闘機である。
--加筆求む--
小ネタ
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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