イタリア RankII 中戦車 41.M Turán II
概要
Update 2.13.0.76にてBattle Pass Season 6の報酬として追加されたハンガリー陸軍中戦車。イタリアツリーでのハンガリー国籍のユニットとしてはBf 109 G-2(IT)・Bf 110 G-4(IT)・Toldi IIAに次いで4両目、イタリアツリー所属となっている。
車両情報(v2.13.0)
必要経費
Battle Pass(Lv) | 17 |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 2,300 |
エキスパート化(SL) | 15,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | 320,000 |
バックアップ(GE) | 120 |
デカール枠解放(RP) | 75,000 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.0 / 2.0 / 2.0 |
RP倍率 | 1.12 (+100%) |
SL倍率 | 0.35 / 0.5 / 0.55 |
最大修理費(SL) | 400 / 280 / 320 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 16.6⇒23.0 / 10.4⇒12.2 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 4.29⇒3.3 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 25 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 25 / 25 |
重量(t) | 19.8 |
エンジン出力(hp) | 403⇒496 / 230⇒260 |
2,200rpm | |
最高速度(km/h) | 48 / 43 |
実測前進~後退速度(km/h) | 48 ~ -13 / 43 ~ -12 |
視界(%) | 72 |
乗員数(人) | 5 |
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 無 | - | - |
車長 | - | - | - | - |
砲手 | 1.9x-3.5x | 無 | - | - |
操縦手 | 1.0x | 無 | - | - |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 75 mm 41.M cannon | 1 | 55 | 20 |
機銃 | 8 mm 34/40M machine gun | 1 | 3,200 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
75 mm 41.M | 42/36.M | APCBC | 5.2 | 80 | 400 | 44 | 43 | 37 | 31 | 26 | 22 |
42.M | HEAT | 4.8 | 875.5 | 450 | 90 | ||||||
42/38.M | HE | 5.2 | 400 | 450 | 7 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | - | - | - |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
II | サスペンション | - | - | - |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
III | フィルター | - | - | - |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
42.M | ||||
IV | 変速機 | - | - | - |
エンジン | ||||
発煙弾発射機 | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
外見はチェコの38t戦車の進化版のような見た目となっており、性能は貫通力を若干下げた代わりに機動性が上がりBRが下がった四号戦車E型のような感じである。
特徴
【火力】
初速が遅く貫通力の微妙なAP、貫通力こそ高いが障害物があると何もできなくなるHEATと少々扱いが難しい砲である。
短砲身75mm砲を装備しており使用する弾薬はAPCBCとHE,HEATの三つである。APの貫通力は至近距離で44mmとやや不足気味で炸薬量も80gと大して多くはない。さらに初速は400m/sと遅めであるので偏差射撃などはかなりやりにくい。
HEATは全距離で90mm貫通とこのBRではなかなかの性能を誇る。しかしAPよりマシとはいえ初速は相変わらず遅いので遠距離での偏差射撃は難しい。さらには弾の特性上障害物越しの相手には何もできない為フェンスや小さな草などは同軸機銃で破壊し、塀などは一度撃って破壊するか相手が紙装甲だった場合はAPに切り替えるといいだろう。
装填速度は最速3.3秒とかなり早く俯角も10°取れるため稜線射撃でも不便はない。弾薬数は52発と一見十分に見えるが、発射速度が高いからと言って景気よく撃っていると後半足りなくなることもある。
【防御】
弱点があちこちにあるが、中戦車としてはそこそこである。
正面装甲は50mmと中戦車にしてはあるが、このBR帯では貫通50mm以上は割と多いので安心はできない。更にはドライバーハッチや照準器部分、さらにはターレットリングは僅か25mmしかない為最悪ここに弾が飛び込んでくることがある。正面に見えている俯角を取るための傾斜部分は25mmあるためよほど貫通力の高い弾でなければ貫通することはないだろう。
切り欠き部分と側面は25mmと至近距離ならM2ブローニングに抜かれてしまう恐れがあるため、側面はなるべく晒さないように注意しよう。昼飯に関しては側面が薄く尚且つ切り欠きが存在するためあまり傾け過ぎない方がいい。
天板に関しては13mmとおおむね7mmクラスの機銃なら防げるかといった感じである。乗員は5人と多く、車内も狭くはない為小口径弾に1撃でやられるようなことはあまりない。更に正面から見ると操縦手は左に、砲手は右と互い違いに座っているため正面からの小口径徹甲弾なら走攻どちらも持っていかれる状況はあまりない。
【機動性】
最高速度こそまあまあ早いといった具合であるが、加速がかなり早く機動性は数値以上に高く感じる。更に後退速度もABで13km、RBで12kmとこの辺りの中戦車ではかなり早いため飛び出し撃ちなどは得意である。
史実
トゥラーンはチェコスロヴァキアのシュコダ社製の戦車LT vz.35を拡大発展させたT-21にハンガリー独自の改良を加えた物である。とは言え全体的な大型化やエンジン、火砲、電装系の変更など足回り以外はほとんど別物だった。T-21はドイツによるチェコ併合により没になった設計案であり、ドイツに接収されることを恐れてハンガリー国内でのライセンス生産の形を取った。
本車輌は火力支援型として主砲を短砲身75mm砲に換装した物であり、42年5月に41Mトゥラーンとして正式採用された。トゥラーンIIというのは俗称であり、44年以降はトゥラーン75短砲身と呼ばれた。
43年5月に非武装状態で4輌が軍に引き渡され、同7月には計26輌が武装状態で引き渡された。最終的に382輌が発注されたが、44年末の事実上の生産終了時までに生産された総数は188輌とされている(おそらく、総数にはトゥラーンIから改造されたものも含まれると思われる)。しかし、これが登場した時点で既に旧式であり、軍はより強力なズリーニィ突撃砲やトゥラーンIIIの開発に注力することとなる。
小ネタ
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外部リンク
コメント
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