日本 RankV 中戦車 Type 74 / 74式戦車 
概要 
Ver1.65にて実装された、日本陸ツリーランクVIのMBT。
陸上自衛隊の現役戦車である。ただし現在は退役が進んでいる。
STB-1と同様、油圧サスペンションによる姿勢制御機能があるので、足りない俯角はこれで補うことができる。
車両情報(v1.65) 
必要経費 
必要研究値(RP) | 180,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 490,000 |
乗員訓練費(SL) | 140,000 |
エキスパート化(SL) | 990000 |
エース化(GE) | 2000 |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 2400 |
BR・報酬・修理 
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 8.7 / 8.7 / 8.7 |
RP倍率 | 2.14 |
SL倍率 | 1.3 / 1.5 / 1.8 |
最大修理費(SL) | 6060⇒9017 / 5460⇒8124 / 7850⇒11680 |
車両性能 
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 30.7⇒42.5 / 19.2⇒22.6 |
俯角/仰角(°) | -6/9 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 8.7⇒6.7 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 80 / 30 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 132 / 67 / 37 |
重量(t) | 38.0 |
エンジン出力(hp) | 1116⇒1374 / 637⇒720 |
2,200rpm | |
最高速度(km/h) | 59 / 53 |
最大登坂能力(°) | 37⇒43 / 40⇒41 |
視界(%) | 95 |
乗員数(人) | 4 |
暗視装置 
有無 | 種類 | |
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赤外線投光器 | 有 | - |
車長 | 有 | 赤外線 |
砲手 | 有 | 赤外線 |
操縦手 | 有 | 赤外線 |
三人称視点 | 有 | 赤外線 |
武装 
名称 | 搭載弾薬数 | |
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主砲 | 105 mm L7A3 戦車砲 | 50 |
機銃 | 12.7 mm M2HB機関銃 | 1000 |
機銃 | 74式 7.62mm機関銃 | 5500 |
弾薬*1 
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
Type 91 | HEATFS | 10.5 | 1.27 | 1150 | 400 | - | |||||
Type 75 | HESH | 10.8 | 2.7 | 760 | 127 | 110 | |||||
M735 | APFSDS | 3.7 | - | 1501 | 353 | 350 | 342 | 333 | 322 | 312 | 110 |
Type 93 | APFSDS | 3.4 | - | 1501 | 405 | 403 | 369 | 388 | 378 | 370 | 220 |
M416 | 煙幕弾 | 11.4 | 0.05 | 730 | 0 | 40 |
車両改良 
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 履帯 | 33000 | 57000 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | 19000 | 33000 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | 25000 | 43000 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | 32000 | 55000 |
エンジン | |||
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ 
△△△ | |
---|---|
[添付] | |
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
薄茶灰緑色迷彩 | |
![]() | |
条件 | 200GE |
説明 | - |
二色緑色迷彩 | |
![]() | |
条件 | 撃破/撃墜数490 |
説明 | - |
多色迷彩 | |
![]() | |
条件 | 200GE |
説明 | - |
冬季迷彩 | |
![]() | |
条件 | 撃破/撃墜数700 |
説明 | - |
研究ツリー 
解説 
特徴 
【火力】
主砲は、ロイヤル・オードナンス L7(Royal Ordnance L7)をライセンス生産した105mmライフル砲を搭載している。
本車最大の強みは何よりも「Type 93 APFSDS」の存在だろう。これは至近の貫通力が405mmという性能を誇る。初期弾のM735弾とは別次元の貫通力を持つこの砲弾を手に入れれば、重装甲の格上戦車に対しても遅れを取ることはないだろう。
俯角-5度、仰角で9度と日本戦車としてはあまり取れないが、本車の特徴である油圧サスペンションを利用すればその分を十二分に補って余りある。
▲上図のように車体を前方に傾けた状態で起伏部からハルダウンすれば、被弾面積が非常に小さな状態で攻撃を仕掛けることができる。
【装甲】
装甲はSTB-1から大きな変更はない。
側面の装甲が増強されていたり多少の変更はあるが、このBR帯では無視できるレベルの差である。
前車STB-1からBRが1上がったことにより、対戦相手はAPFSDSを撃ってくるようになっているため、被弾すれば貫通すると考えて、油気圧サスペンションを用いたハルダウンで被弾面積を減らすなどの工夫をしよう。傾斜砲塔の一部で弾けることもあるが、期待してはいけない。
【機動性】
MBTらしく中々に優れており、最高速度はABで59km/h、RBでは53km/h。加速においてはレオパルド1などを上回る性能で、走り出しこそ少々もっさりしているが迅速な移動が可能である。後退もSTB-1に比べ遅くはなったものの15km/hと十分であり飛び出し撃ちも可能である。
史実 
74式戦車は、陸上自衛隊が61式戦車の後継として開発、配備された国産二代目の主力戦車である。
74式戦車の開発は、61式戦車が採用されて間もない1964年にスタートした。当時は既にM60パットンやレオパルト1、T-62といった第2世代主力戦車と呼ばれる車輌の研究開発が終了し、それらが配備され始めており、日本の戦車開発のタイミングは一歩遅れている形となっていた。そうした事情を鑑み、新型戦車は「各国の強力な第2世代主力戦車に技術的に追い付くこと」が目標とされた。
61式戦車は開発時からすでに陳腐化しているという問題もあったため、試作車は油圧サスペンションによる姿勢制御を始めとする当時の最新技術が多く盛りまれた。しかしコスト面や技術的問題から費用対効果が薄いと判断された装備は制式採用型の74式戦車では省かれている。
また上述の改修に時間がかかったため、第二世代戦車としては登場が遅れた。ただしその分性能は第二世代戦車としてはかなり優秀で、当時としては最高クラスの機甲戦力であった。一部現行の第三世代戦車に通じる部分もあり、そのため2.5世代戦車として扱われることもある。
本車両の運用思想は、本土に上陸した敵を陣地や日本の山がちな地形を利用して待ち伏せ攻撃を行うことにある。同世代の戦車と比べて低い車高や起伏の多い地形に対応しやすい油圧サスペンションを搭載したのもそのドクトリンの現れといえる。
実戦経験は皆無で、活躍はフィクションにおいてのみである。自衛隊戦車の宿命として巨大生物と縁が深く、また多くのアニメへも登場し、様々な激闘を繰り広げた。やられ役の多かった61式に比べると新鋭戦車としての活躍を見せることも多く、国産戦車の面目躍如といったところだろうか。
2019年現在では、九州や北海道を除く本土を中心に退役が進んでいる。それらの車両は訓練用として自衛隊訓練学校等へ引き継がれているようである。
--加筆求む--.
小ネタ 
74式戦車は陸上自衛隊が現在も保有する現役戦車であり、主に本州の防衛を担っている。…とはいえ配備から40年以上が経過し、旧式化する本車は現在では退役が進み、10式戦車及び16式機動戦闘車での戦力補完が進んでいる。また74式戦車の退役を象徴するような出来事として、平成30年度富士総合火力演習には74式戦車が参加しなかった。いよいよ本格的な退役が進んでいるのかもしれない。そしてついに防衛省は800輌もの戦車を320輌まで削減し、九州、北海道意外には戦車を配備しない方針を決めた。74式戦車を退役させ10式戦車に主力戦車を交代し本州と四国には16式機動戦闘車のみを配備することになった。
日本の戦車史上初となる大型転輪が採用されたが、軽量化のために個数は5個とされたため、履帯が外れやすかった。*2そのうえ履帯横にはサイドスカートが無く、成形炸薬弾に対する側面防御力に不安があった。
また量産型の途中から防盾横にアクティブ式の暗視装置が追加されたがこれは同様の装置を持つ相手からは丸見えであり、特にソ連戦車に対しては自殺行為との指摘があった。
上述のように74式には様々な問題点があったのだが、1990年代にはこれを解決するための改修を施した「74式戦車G型」が考案されていた。世界最強の第2世代戦車となるはずだったが、予算の都合上、適用は試作車1両と量産車4両に留まった。因みにWT内にもプレミアム車両としてきちんと実装されている(Type 74G)。
主な変更点は下記の通り。
- 起動輪に履帯離脱防止装置を追加
- 分割式鋼製サイドスカートを追加
- 暗視装置をアクティブ式からパッシブ式に換装
ピョートル・チャイコフスキー作曲の序曲『1812年』は、クライマックス付近で楽譜上に大砲 (cannon) の指定があることで有名な演奏会用序曲である。(タイトルの「1812年」はナポレオンのロシア遠征が行われた年である。)
陸上自衛隊はこの楽曲を割と好んで演奏しており、演奏時には必ず大砲が使用される。通常は特科(砲兵)部隊が音楽隊へ編入され、旧式のM101 105mm榴弾砲を撃つのだが、時折74式戦車が大砲の役を務めることがあり、この場合は機甲科(戦車)部隊を音楽隊に編入している。その際の演奏では105mm榴弾砲の斉射後に74式戦車の射撃が実施されている。
余談だが、2007年の富士総合火力演習においては、同じく現役装備である155mm口径のFH70を使用したが、発砲音が強力過ぎて演奏者や聴衆の聴覚が麻痺したため失敗に終わっている。
61式戦車では同軸機銃(自衛隊用語における連装機銃)はM1919を採用していたが、老朽化が激しく74式戦車では新たに74式車載機関銃を採用している。この74式車載機関銃は悪名高いキングオブバカ銃こと62式機関銃をベースに銃身の厚みを増したり改造したもので、内部機構的には同じである。
62式機関銃は故障しまくりに対し、74式機関銃は重量が増した分堅牢になった…と言われるのが定説。
ここからは編集者の経験談だが、編集者は偵察隊に配属されて87式偵察警戒車に搭乗した経験があり、74式機関銃は身近な存在だった。しかし74式機関銃は信頼性が無く自衛隊員から嫌われる存在であった。まずは重量が本体のみで約20kgとM1919と比較して非常に重く、それでいて弾詰まりも起こりやすい機銃だった。さらに構造が複雑、部品点数も多いので整備に苦労した。ただし信頼性に関しては各銃ごとにバラ付きもあり、他の87式偵察警戒車の74式機関銃は軽快に発射されていた。
外部リンク 
コメント 
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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