特捜刑事デカレン君

Last-modified: 2020-08-07 (金) 20:28:40

英崎清吾が描いたドリーム作品の一つ。

概要
警察をモチーフにして制作された本作品では、
時代設定を未来(2064年度)としながらも、人類が既に宇宙に進出し、
宇宙人と日常的に交流を持っている“近未来的”な世界観を舞台にストーリーが構築されている。

ストーリー
恒星間飛行が現実のものとなり、地球人類と異星人の交流が日常となっている時代。
犯罪もその態様を変えていた。地球人が持たない身体能力や地球文明が及ばない科学技術を用いた犯罪は、
もはや地球の警察の処理能力の限界を超えてしまっていた。
このような犯罪を取り締まる惑星間組織が、英雄警察デカレンヒーローである。

ある日、巨人種異星人によるバスジャックが発生した。
その犯罪は元父の英雄でもある「デカレン君」こと傳華廉太郎は宇宙警察地球署の刑事たちにより、
犯人と勘違いされ、逮捕されてしまうが、
処理を終えて戻ってきた刑事たちを地球署署長ミスター・クルーガーが待っていた。
彼は先に護送されてきた廉太郎に対する取り調べで謎の金属を廉太郎が所持していたことと、
鑑定でその金属は明白に地球外物質であると分かった旨を伝える。
署長はこの事件の犯人が何者かによって運び屋に使われたと推測していた。

早速聞き込みに出た廉太郎は金属の秘密を知る人物を突き止めるが、
目の前で何者かに気絶されてしまう。暗殺犯は大量のメカ人間を放って刑事たちの足止めを図るが、
突如割り込んだ6輪パトカーのマニピュレーターにより、再び捕まってしまう。
パトカーから降りた時、警察官にあるまじき派手な髪型の女の名は「忍び女」こと麻里綾乃。
クルーガーの要請で地球署に配属されたばかりの新人刑事だった。