目次
クラウドについて
『ファイナルファンタジーVII』からのゲスト参戦。
SQUARE ENIXのキャラ、プレイステーションシリーズが主要プラットフォームの作品、
FF7は任天堂ハードからプレイステーションに移行した最初のFFシリーズ、
当時の任天堂据え置きハードであるニンテンドウ64の敗北を決定付けたタイトルの1つ。
そんな因縁塗れのタイトルの主人公が、かつてニンテンドウ64を支えたタイトルの続編に参戦する。
正に時の流れを感じさせる話であり、それ故にこの参戦にはほぼ全てのユーザーに激震が走った。
ある意味当たり前だが、プレイステーションがメインであるキャラのゲスト参戦はこれが初である
(ちなみにFFシリーズの外伝やキングダムハーツシリーズで見れば任天堂とも関わってはいる)。
2019年にFF7HDリマスターがニンテンドースイッチで発売を決定したため、後付けだが任天堂と完全に関わるようになった。
フルネームは「クラウド・ストライフ」で、日本語訳にすると「闘争の雲」。
雲は雨の前触れとされる為、兆しの意味として捉えた場合、意訳としては「闘争の兆し」になる。
年齢はFF7の時点で21歳で、何でも屋を経営していた。
元ソルジャークラス1stを自称していたが、実は唯の一般神羅兵でしか無い。
当初は「興味ないね」という台詞をよく口にしており、冷ややかな性格と取られていた。
だがそれは過去に人体改造実験を受けた際に形成された記憶と人格によるものであり、本来は根暗の部類である
(一応クールな性格は本物ではあるが、彼のクールさは決して強さを伴っていないのが特徴)。
物語後半では己の弱さと向き合い、偽りのクラウドから脱却した事で性格がガラリと変わっている。
前述の実験の成果として驚異的な戦闘能力を会得しており、またバイクを初めとする運転技術も非常に高い。
反面精神面の弱さが目立ち、その点を突かれたり利用される場面も幾らかあった
(クラウドが唯の一般兵士止まりだったのはこの精神面の弱さが原因である)。
何でもそつなくこなせる様に見えて、実は食材の種類も分からないレベルで料理が出来ない。
またかなり乗り物酔いをし易い体質で、自分が運転していない乗り物に乗ると周囲に心配されるレベルで酔う。
スマブラにおいてはあらゆるルールにおいて最上位キャラに認定される程の器用万能な性能を持っている。
どんなルールでも圧倒的な力を見せ付けるその姿はもはや畏怖の対象にさえ感じさせる。
しかも投げ以外はどれも強力且つ癖が無い為、お手軽強キャラの面まで持っている。
しかし、この強さとお手軽さ故に初心者から上級者までクラウド使いが大勢居るのが災いして、対策が他のキャラ以上に進んでおり、
今ではクラウドを少し齧っただけでは勝つのが難しくなっている。
その最たる原因はクラウドが強い理由そのものにある。
クラウドは圧倒的な基本性能を持ち、それ故にあらゆるルール(特にチーム戦)で強いのだが、
実は圧倒的な基本性能「しか持っていない」という欠点があったりする。
スピード・飛び道具・長リーチを全て持つ上に転倒性能を持つバナナを無限に量産できるディディーコングと、
即死コンボや反則級のカウンターなどの突出した部分を持つベヨネッタ、
この2人と同レベルで突き抜けた部分は持っていなかったりする。
つまり上の2人の様な「専用の押し付け要素」特有の強みを持っていないという事であり、満遍なく強い(各場面の対応力が高い)という点がクラウドの特徴でもある。
キャラランクは強最上位。
声優はキングダムハーツ以降、10年以上演じ続けている櫻井孝宏が担当。
余談だが、実はFF7で女装を披露している。『通称:クラウドちゃん』
一部のファンからはカラーチェンジとしてクラウドちゃんが実装されなかった事を残念がられているとか。
主な代表作
※赤文字はこのページのファイターの初登場作品。
- ファイナルファンタジーVII(1997年)
- キングダムハーツ(2002年)
- ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII(2004年)
- キングダムハーツ チェイン オブ メモリーズ(2004年)
- キングダムハーツⅡ(2006年)
カラーバリエーション
※奇数カラーが『ファイナルファンタジーⅦ』、偶数カラーが『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』の衣装。
- (黒/紫)ノーマル(FF7)
- (黒)ノーマル(FF7AC)
- (黒/青)ザックス・フェア/ソルジャークラス2nd
- (黒/青)ソルジャークラス3rd(クライシス コア)
- (赤)ソルジャークラス2nd
- (黒/緑)星痕症候群
- (黒)ザックス・フェア/ソルジャークラス1st
- (紫)
概要
キャラランク、ダイアグラム共に2位。
一言で言うと「デメリットほぼ無しでスピードを筆頭に様々な長所が追加されたアイク」である。
アイクは発生が全体的に遅く隙も大きいが、絶大な攻撃力と持続に加え、剣士特有の利点もあるキャラである。
一方クラウドはアイクには劣るものの高い攻撃力に加え、目に見えて分かるほど素早い。
更に必殺技の強化、疑似最後の切りふだ、使いやすいメテオまで所持している。
その代わり復帰力は致命的に低く、横ベクトルの吹っ飛ばしと復帰阻止にとても弱い。
唯一の欠点である復帰力だが、クラウド以外の剣士キャラは復帰力が低め~並なのに対し、クラウドは唯一の「低い」である。
また重さこそ充分あるものの、実は中量級と重中量級の間位な為、パワータイプの大技を喰らうとかなり厳しい。
但しリミットブレイクにより復帰力が超強化される為、リミットブレイクを保持する事で耐久力を爆発的に高められる。
必殺ワザを牽制として使えなくなる欠点はあるが、基本性能と後述のリミットブレイクによるスピードアップでどうにでもなる。
「擬似最後の切りふだの威力低下と引き換えに利便性が超強化されたKOゲージを搭載した超強化型アイク」
クラウドの性能をまとめるとこんな感じであると言えよう。
その凄まじいまでの強さとお手軽さは「使えば勝てる」の悪評が定着する程である。
キャラタイプ
中量級/バランス・パワー・スピードタイプ/両刀(さらに言えばチーム戦向け)
素の復帰力が低い以外に欠点と呼んで良い欠点が無い。
パワー・スピード共に高レベルな上、剣士なのでリーチ・範囲・判定も抜群で、しかも使い難い技も無い。
当然初心者だとまともに動かせないという事も全然無い。
しかも重さも充分ある為、ライン確保さえ怠らなければ死の危険は非常に遠い。
但し復帰力の明らかな低さや、比較的脆い点のフォローは意外と求められるので注意。
また「ベーシックなキャラをベーシックなままトコトン強くしました」なキャラであり、
「システムや仕様的に強い技を搭載しました」なキャラでは無い為、
ただ攻撃をブンブン振り回せば良い訳では無く、工夫とプレイングが必要になる。
基本性能
火力 | 単発ダメージと基礎DPS | ★★★★★★★★★☆ | S+ |
---|---|---|---|
フィニッシュ力 | フィニッシュまでの時間、し易さ、リスク | ★★★★★★★★★★ | S++ |
地上スピード | 地上での全体的な機動力 | ★★★★★★★★☆☆ | S |
空中スピード | 空中での全体的な機動力 | ★★★★★★★☆☆☆ | A+ |
回転率 | 発生の早さと隙の小ささ | ★★★★★★★☆☆☆ | A+ |
リーチ | 技が届く距離 | ★★★★★★★★★☆ | S+ |
突破力 | 判定をメインに発生とリーチを加えた打ち勝ち易さ | ★★★★★★★★★☆ | S+ |
ジャンプ | ジャンプの合計高度 | ★★★★☆☆☆☆☆☆ | C |
重さ | 純粋な吹っ飛び耐性 | ★★★★★☆☆☆☆☆ | B |
防御力 | 重さに加え、着地狩り耐性やコンボ耐性など | ★★★★★★★★☆☆ | S |
復帰力 | 復帰距離と復帰阻止耐性 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | F |
復帰力のFは通常時の時のもので、リミットブレイク状態ならA位に上がると思われる。
ただし、天空系絶対殺すマンの押し出し系の技を持っている相手や、空前、空後の吹っ飛ばしが高いキャラ、崖狩りが優秀なキャラが来られると、最悪の場合F-を付けたいレベルに転落することも多いので注意。
特殊性能
- 三角飛び
- リミットゲージ
リトル・マックのKOゲージと同じく攻撃の命中と被弾で溜まっていく他、下必殺ワザでも溜める事が出来る。
ゲージが最大になるとリミットブレイク状態になり、
落下含むスピードが上昇し、ゲージ全使用と引き換えに必殺ワザが1度だけ超強化される。
ちなみにKOゲージと違い、攻撃を受けてもリミットブレイクが強制解除される事は無い。
使いやすさ&使いこなしやすさ
使いやすさ | 使いこなしやすさ |
---|---|
★★★★★ | ★★★★★ |
「使えば勝てる」系の最上位キャラ故に、
お手軽要素の質と量は全キャラ中トップクラス。
スピード・長リーチ・飛び道具の要素を網羅して尚且つ癖が全く無い。
この性能がタイマン・乱闘・チーム戦のどれでも遺憾無く発揮出来るため、各方面でクラウド使いが多く存在している。
長所/短所
長所
- リミットブレイクにより唯でさえ高い機動力が更に上がる他、必殺ワザをブレイク解除と引き換えに超強化出来る
- 剣士特有の長リーチ・広範囲・武器判定を併せ持つ
- 一部の技を除き攻撃の隙が少ない
- 相手のショートジャンプに制限を掛けられる飛び道具が使える
- スピードと技の性能上、追撃と着地狩りが得意
短所
- 通常状態では復帰力がかなり低い
- 投げが威力、ダメージ、発展性のどれにも優れていない
アップデートによる変更点
Ver1.1.5
- 地上緊急回避(前・後)の無敵時間が2F減少した。
- 上空中攻撃のダメージが1%減少した。
- 横スマッシュ攻撃3段目のリアクション影響値が低下した。
- 下スマッシュ攻撃2段目のリアクション影響値が低下した。
- 下必殺ワザ「リミットチャージ」の溜め時間が0.42秒増加した。
- リミットブレイク版横必殺ワザ「凶斬り」のリアクション影響値が低下した。
- リミットブレイク版下必殺ワザ「画竜天睛」空中版のリアクション影響値が低下した。
弱・強攻撃
弱攻撃 キック~コンビネーションキック~サイドスイング
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
2%→2%→4% | 4F F F | → | 300%以上 |
横蹴り、回し蹴り、斬り下ろしの3段攻撃。3段目で前進する。
出は少々遅めだが、強引さに優れるので捻じ込みやすい。当てた後の展開は良く、ダウン展開になる。
また、対空当て、もしくは高%のガノンに当たると弱1ヒット、弱2すかり、弱1に戻ってヒットということになり、崖まで運べる。弱3の前進で崖を降りるとモーションをキャンセルできる。
但し強引さはファルコンやアイクのレベルまでは行かないので過信しない様に。
横強攻撃 サイドスラッシュ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
11% | 9F | → | 169% |
少し踏み込みつつの袈裟斬り。
剣士特有の優秀なリーチと範囲を持つが、範囲はFE剣士よりは狭め。また、振り向きや、立ちキャンで出すとめちゃくちゃ滑る。
ちなみに、攻撃の際、喰らい判定が下の方になく、FE剣士の下強を潰せたりする。
上強攻撃 トップスラッシュ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
8% | 6F | ↑ | 176% |
後ろから前に剣を振る。横の範囲は狭いが、判定は前後に出る。
対空、お手玉、追撃の起点、回り込みと使い勝手は抜群。そこそこの%は必要だが一応バーストも可能。
比較的ローリスクな技。
下強攻撃 スライディング
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
6~7% | 7F | ↑ | 206% |
スライディングする。
姿勢が非常に低くなる、足が常に無敵、移動距離が長い、長持続、シールド貫通、隙が小さいと極めて優秀。
また打点が低いのでシールド漏れさせ易い上、何故かガードクラッシュ率まで高い。
その性能上反確耐性も抜群だが、遠くから出してガードされると流石に投げ返される。
スマッシュ攻撃
横スマッシュ攻撃 トリプルバスター
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→2~3%→13%(最大溜めで1.4倍) | 19F | → | 100% |
一拍置いてからの高速3連斬。
出が若干遅く、クラウドのスマッシュでは唯一隙がそれなりに大きいので多用は禁物。
だが、剣士特有の長リーチと武器判定に加え、圧倒的な威力、多段故の長持続、中距離からの回り込みすら潰せるリーチと、総合的には強力なスマッシュである事は間違いない。
上スマッシュ攻撃 アッパースイング
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
8~13%(最大溜めで1.4倍) | 15F | ↑ | 122% |
剣を上に振り上げる。
威力はクラウドのスマッシュの中では低めだが、リーチと判定は長い。
隙も小さくはないものの、そこまで大きくもない。
一応後ろにも判定はあるが、狙って当てるのは至難の技な上、カス当たりなので狙う意味は皆無。
下スマッシュ攻撃 ダブルスラスト
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→14%(最大溜めで1.4倍) | 8F | ← | 129% |
しゃがみつつ前を剣の柄で突き、次に後ろを剣で突く。
相手を後ろに飛ばすガノンやトリンの下スマと同類で、待ち用の技としては非常に強力。
威力、リーチ、判定は大技レベルだが、発生がたった8Fで隙も小さい。崖に誘き寄せておきながら出すことで攻守逆転も狙える。
なお、これをTANIステから使うとリーチが倍に伸びる。
空中攻撃
通常空中攻撃 サークルスイング
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
8% | 5F | 15F | → | 219% |
円を描く様に剣を振り回す。扇風機。威力だけは弱いが発生と範囲が非常に優秀。近距離での牽制にも使え、更にベクトルも低いので復帰阻止もかなりやり易い。しかもこの性能で全体Fもかなり短く設定されている。
前空中攻撃 メテオスラッシュ
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
13~14% | 18F | 18F | 141% |
剣を思いっきり振り下ろす。
比較的珍しい空前メテオの中でも、ヨッシーの空前と並ぶ程の極めて強力な技。
タイミングと振り下ろしさえ合えば強メテオとなる上に、それ以外の威力も抜群なので取り敢えず当たれば黒字確定という、ヨッシーの空前のほとんど上位互換となっている。
復帰阻止としても非常に使い易いが、壁の無いステージでは自身の復帰力の無さを忘れない様に。
なお、この技で相手をバウンドさせてからの下B(リミブレ版)も有効。是非読み勝とう。
後空中攻撃 バックアッパー
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
13% | 11F | 14F | ← | 153% |
後ろに剣を振る。
発生と着地隙に優れ、引きながら振り回すだけでも大きな効果が出る。
但し範囲は剣士にしては狭めで、他の武器持ちキャラに慣れていると当て難く感じるかもしれない。
相手を崖に追い詰めたらこれを振って、崖から逃がさないようにしよう。
上空中攻撃 リフトアップ
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
9~14% | 7F | 15F | ↑ | 132% |
グリコ。剣を横に持って突き上げる。
その地味な見た目とは裏腹に、とてつも無い性能を持っている。
まず発生が7Fと早く、持続は剣の緑色のエフェクトが消えるまで続くとんでもない長さ。
それでいて判定は武器判定と飛び道具以外ならほとんどを潰せる(持続含め)上、クリーンヒットすればフィニッシュも狙える。後隙も少ないと何もかもが優秀なので、相手を打ち上げたら取り敢えずこれを振っておけば良い。
下空中攻撃 アンダースタップ
ダメージ | 発生F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|---|
8~15% | 11F | 26F | ↓ | 149% |
剣で下を突く。いわゆるリンクのパクリ出始めはメテオ。
持続がとんでもなく長く、剣士特有の性能と合わさる事で相手の突破力次第では下からは絶対に打ち負けなくなる。
但し空前と同じく、壁の無いステージでの無茶は自滅を呼ぶ。こちらは全体隙が大きく、壁があっても復帰出来ない状況が起こりやすい。
リミブレ中ならややリスクが減るので更に使い易くなる。
また高所(大ジャンプ位)から出せば着地隙が出ないので、弱などを繋げられる。
その他の攻撃
ダッシュ攻撃 バーティカルブレード
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
8~11% | 9F | ↗ | 175% |
片手で剣の背を支えつつ、剣先を下にして滑り込みながら剣を振り上げる。どうみてもダンプカーにしか見えない
判定、威力、持続がかなり強く、発生も充分。そこにクラウド自身のスピードが加わるのでとても信頼出来る。
また剣を振り上げる前なら崖つかまり中の相手にも当てられる。
隙は普通だが判定が強い(喰らい判定が後ろにある)だけあって反確耐性は高め。
ただ隙が普通なだけに、ガードに思いっ切りめり込むと流石に投げ返される。
つかみ
発生F |
---|
(通常)7F (ダッシュ)10F (振り向き)11F |
クラウドの投げはどれも大した威力・吹っ飛ばしが無く、追撃も難しい。
つかみ打撃 つかみ膝蹴り
ダメージ | 発生F | 属性 |
---|---|---|
3% | 5F |
ひざ蹴り。3%なので連射はあまり利かない。
前投げ ロケットキック
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
4%→3% | 7F | 投げ | ↗ | 300%以上 |
両足で蹴り飛ばす。崖外へ出したい時に。
後投げ リバースキック
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%×2 | 15F | 投げ | ← | 299% |
後ろに向き蹴り飛ばす。用途は前投げとほぼ同じ。
上投げ ダブルスピンキック
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
2%×2→4% | 15F | 投げ | ↑ | 214% |
二回蹴って上に打ち上げる。ほかほか補正が乗っていたらバーストできる。
下投げ バッシュダウン
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
7% | 15F | 投げ | ↖ | 217% |
地面に叩きつける。
低蓄積の場合は横B、横強が入ることがある。
起き上がり・ガケのぼり
あおむけ
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | 300%以上 |
うつぶせ
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
7% | ↗︎ | 300%以上 |
ガケのぼり
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
8% | ↗︎ | × |
しりもち
ダメージ | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|
5% | ↗︎ | × |
必殺ワザ
( )内はリミットブレイク時
通常必殺ワザ 破晄撃
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
6~8%(8%→2%×4→3%) | 18F(16F) | 300%以上(146%) |
光の飛び道具を放つ。リーチは結構長い。
剣士キャラにはありがたい飛び道具なので、お世話になる場面は多いだろう。
なお空中でも撃てるが、地上で撃ったほうが威力が高くなる。
実は空中NBからスティック横で横に少し移動することができる。復帰距離伸ばしに有効。
リミットブレイク時は光の色が緑から青になり、何かに当たるとそこに斬撃が留まる様になる。ファイターに当たれば連続ヒットし相手を大きくふっとばす。
通常時もリミットブレイク時も反射できるため、反射技持ちのファイターに使うときは気を付けよう。
今作では地面から振り上げて発射しているが、原作FF7では上から振り下ろしながら発射している。
横必殺ワザ 凶斬り
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
4%→3%×3→6%(5%×2→3%×2→10%) | 10F | → | 192%(100%) |
マルスやルキナの横必殺ワザ2のイージーコンビネーションのようなワザ。体で覚える書道教室。
一発目を相手にあてると追加入力で連続して攻撃し、凶の字を書いていく。
マルスやルキナの横Bと違い、何にも当たらなければ二発目以降は出ない。
威力・リーチともに優秀ではあるが、隙が大きいのでガードされると反撃をもらいやすい。途中で入力を止める等で対応しよう。
発生自体は速いので、うまく差し込んでいきたい。
なお攻撃判定は「凶」の字あたりにしか無いため、密着状態だと当たらない事がある。
また、空中で出すと落下速度が一気に低下するので、対落下狩りのタイミングずらしにも使える。
リミットブレイク時は一回の入力で凶の字を最後まで書き、吹っ飛ばす。なんと後ろにも判定がある。吹っ飛ばし力はかなり大きい。
余談だが「凶」の書き順は作品によって異なるが、今作は最も本来の書き順に準じている。
上必殺ワザ クライムハザード
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
3%→4%×3(6%→7%→4%×2) | 7F | ↗ | 300%以上(123%) |
斬り上げつつ上昇し、追加入力で急降下攻撃を出す。
技が終了、あるいは発動時の位置まで降りない限り崖つかまりが出来ない為、発動位置に気を付けないと取られ易い。
リミットブレイク時は上昇力が大きくアップしすぐ崖捕まりができる。一応最初の一撃で撃墜できるようにはなっている(更に当てればカメラがズームアップする)が、外すとその上昇力ゆえ急降下入力しても対処されるため、このワザでのフィニッシュはあまりオススメしない。
また、リミットブレイクでパワーアップするのは上昇時のみ。
原作FF7ではダッシュで相手を突いた後に、ジャンプしながら斬り上げている。
下必殺ワザ リミットチャージ
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
― | 6F | ― |
リミットゲージを自力でためる。普段はリミットゲージのたまり具合は見えないが、この時は見ることができる。
一度ワザを入力するとチャージを初め、横入力かシールドでチャージをキャンセルできる。
復帰力が低いクラウドにとってはリミットブレイク必殺技で相手をさっさと片付けたり、上必殺ワザの復帰力を確保する事が重要になる。
隙を見つけたらこまめにチャージしておくといいだろう。
下必殺ワザ(リミットブレイク時)画竜天睛
ダメージ | 発生F | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|---|
1% | 16F | ↑ | 68%(地上版) |
自分の周りに竜巻を起こし、相手を大きくふっとばす。
当たるとリトル・マックと同じようにズームアップする。
ダメージこそ1%だがふっ飛ばし力が非常に強く、70%近くになると撃墜可能になる。
しかも、この技は体重に関係なく吹っ飛ぶ。つまり、クッパもプリンもほぼ同じ%で撃墜できる。(落下速度の関係により多少のばらつきはある。)
だがリトルマックのK.O.アッパーカットと違い、ガードは可能。
なお、前後に当たる技だが後ろ側は若干吹っ飛ばし力が落ちる。
原作FF7では竜巻を敵に飛ばして攻撃している。
最後の切りふだ 超究武神覇斬
ダメージ | 属性 | ベクトル | 吹っ飛ばし |
---|---|---|---|
50% | 26% |
マルスの必殺の一撃発動時の突進と、アイクの大天空を合わせたもの。
参戦映像ではアイクの技を貰いましたと言わんばかりであったが。
基本的な動かし方
立ち回り
- タイマン
B技をどう使っていくかと、リミットゲージの蓄積時間をどう稼ぐかがポイント。
序盤~中盤はラインを確保しつつガンガン攻め立て、終盤はリミットブレイクを維持しつつ丁寧に動く。
但しリミットブレイクにはスピードアップとプレッシャー効果がある為、
最初から最後までブレイク温存を主体に立ち回っても何も問題は無いが、そこは相手の性質に合わせたい所。
要するに戦い方云々よりも無駄なブレイク解除を抑えられるかどうかが重要になると言えるだろう。
- 乱闘
パワー・リーチ・判定により、試合流れを終始こちらに引き込みやすい。
また密集地帯にリミット技を叩き込めば勝利が更にしやすくなる。
しかし不意打ちや他のキャラを餌にした釣りに引っ掛かるとかなり危険。
いくら重さが充分とは言え、復帰力が低いので即死も充分在り得るからだ。
要するに「俺の後ろに立つな」を出来るだけキープ出来るかが重要になると言えるだろう。
コンボ・連携
- 空中N→弱or下スマorダッシュA
- 下強→空中上
- 上強→空中上
- 下投げから横Bor横強
- 大J空下カス当てから画竜点睛(40%~60%の間)
- 低空(着地ぎりぎりの)空上から画竜点睛(同じく40%~60%の間)
フィニッシュ
- 空前
出だしを当てると必ず強メテオか斜めに吹っ飛ばす。
一度出てしまえば判定が強いので、崖外での復帰阻止において有効。 - 空後
判定と後隙のおかげで、牽制兼フィニッシュとして扱える。
崖奪い空後も確定するキャラもいるので、逃さず狙いたい。 - 空上
対空で使う。
カス当てではフィニッシュは狙えないが、それでも当たれば後の展開は良いままになる。 - 空下
発生の早いメテオで、相手の崖掴みに合わせると落とす事が出来る。
ただ直当てよりも持続の方が扱いやすいので、フィニッシュコンボの始動とする事も多い。 - 横スマッシュ
クラウドの中でも判定が強く、威力もかなり高い。
後隙が大きいので、引きスマや他の発生の早い技を駆使して当てやすくした方が良い。 - 上スマッシュ
対空性能は抜群だが、攻撃中もある程度横に動ける空上の方が安全。 - 下スマッシュ
崖を背にしながら出すと、一気に攻守逆転を狙える。
2段目の後隙が小さいので、割とローリスクで振る事が出来る。 - リミットブレイク時の必殺ワザ(上B除く)
詳細は後述。- NB
連続ヒットする飛び道具なので単純なガード崩しとして使える他、崖に当てて予め斬撃を出しておくという手段もアリ。 - 横B
後隙がほぼ無い上、抜群のダメージと吹っ飛ばしを誇る。
崖奪いから確定するキャラもいる。 - 下B
素で当てるのは難しいので、空前や空下からの確定コンボで使う。
- NB
- ダッシュ攻撃
リスクが高いが、投げバーストを持たないクラウドには貴重なダッシュからのフィニッシュ手段。
復帰
- (NB横移動)空中ジャンプ→上B
クラウドは上B後すぐ崖つかまりにならない為、崖付近で下スマ待ちされる可能性も。
また追加入力の急降下も、開始時辺りまで落ちないと崖つかまり可能にならないので注意。
この上Bの仕様上最も気を付けなければならない点として、崖端で上Bをガードした直後に崖から飛び出している所をガーキャン掴みされる可能性がある。
この状況になれば相手はそのまま放置して掴み解除し、何らかの追撃を行えばほぼ確殺出来てしまう。
NBを使用しないと復帰出来ず、もし使っても助かる見込みは低いので、そういった状況にならないよう体を出さない復帰がしたい所である。
サドンデス
相手に飛び道具が無いなら突破力の差で極めて有利となる。
問題はフィニッシュ可能な飛び道具持ちと、クラウド以上のリーチ持ち。
クラウドの飛び道具は牽制としては優秀だが、強力な飛び道具や弾幕に立ち向かえる程では無い。
またクラウド以上のリーチ持ちには発生の微妙さもあって一気に困難となる。
この場合は慎重に動いて隙を突く以外に方法は無い。
苦手な相手について
完全に苦手な相手はゼロ。
復帰力以外のほぼ全てにおいて高性能である為、自分が不利になる事はまず無い。
一応、不利な局面になる恐れがあるキャラもいるので、それらを紹介しておく。
シーク、ソニック
おそらくクラウドが最も苦手な相手。前方向に強力な技を持っている2名と差し合うのが難しく、コンボを始動されると場外まで運ばれてしまい、また喰らうダメージが少なくリミットを溜めづらいうえに、ソニックはバネによる復帰阻止で撃墜され、シークは上投げ空上の2択で撃墜されてしまう。
むらびと
リミットブレイク時に破晄撃をしまわれると一気に場外に押し出されることが多く、飛び道具の雨あられ+全キャラで最も凶悪な復帰阻止+お得意の空中暴れによる抵抗が結構つらい。幸いこちらはスライディングによりパチンコを回避できたり、地上での殴り合いには機動力も相まってこちらが有利。いくつかの攻撃はDAで押せるものもあり、十分こちらに分があるので落ち着いて飛び道具は対処すること。
ベヨネッタ
復帰力が弱いクラウドにとって、ベヨネッタの即死コンボは死活問題。うまく決まらなくても相手が得意な復帰阻止を決めてくるので、空中では完全にこちらが不利。ただ、向こうは機動力が平均程度なことと、重さも軽いのでクラウドの高い機動力と攻撃力で撃墜しやすい。
よって、ここは最強キャラ同士の弱点を突きつけあうカードとなる。
マリオ、ゲッコウガ、ピット、ブラックピット
押し出し系。場外に出てしまえばすぐ妨害できるのが厄介。
加えてみんな空中機動力が高いor多段ジャンプ持ちなので、復帰阻止したはいいものの、復帰できず自分も死ぬということがまずない。 ただし、ゲッコウガ以外相性は大幅有利なので総合ではそこまで気に病む必要のない相手である。
対クラウド
攻撃性能が軒並みハイレベルな上、破晄撃の牽制や凶斬りの大ダメージなどB技も優秀。
懐に潜れれば反撃出来る可能性はあるが、クラウドのリーチと範囲を考えると非常に厳しい。一応ここではクラウドがリミット状態の時の注意をあげておこう。
NB
通常と違い、多段ヒット技になる。
そのため途中でガードを解くと当たってしまう。だがクラウドの近くでガードを固めるとその後の読み合いがかなり不利になる。しかもSJでは少々避けにくいため反射吸収技がないなら前回避またはその場回避でやり過ごそう。後ろ回避は厳禁。相手に回避を読まれると回避後に見事に刺さる。地形に当たった場合も炸裂するため、復帰が弱いキャラは注意。
撃墜力は意外と低いのが救い。
横B
撃墜力が一気に上がる。
大体のクラウド使いはこれでバーストしようとする。しかもその場回避では避けられない。通常と違い多段技なためこれまた途中でガードを解くと当たってしまう。ガードするなら最後までしっかりガード。また、不発後の隙がほとんど存在しないため、むやみに攻めに行かず様子見した方が安全。
また特定のキャラには、崖奪い横Bが確定で繋がってしまうため撃墜されやすい。崖際の攻防戦は慎重に。
上B
復帰時に消費される。
通常よりもはるかに上昇する他、崖をすぐ掴むので覚えておこう。さらに出始めが無敵になる。この時は復帰阻止するよりもその後の崖際の読み合いに備えた方がいいかもしれない。どうしても阻止したいなら崖奪いで。
地上戦で使われる事はあまりないがたまに不意打ちや混戦時、魅せたい時に使ってくるため引っ掛からないように。
下B
ダメージは1%だがかなり吹っ飛ぶ。先程も述べたようにクッパもプリンも殆ど同じ%で吹っ飛ぶ(殆どと述べたのは落下速度により多少変わる)ため70%越えた当たりから警戒した方が良い。ほかほか補正が乗っていたり上空で当てられたりすると50%行かずに撃墜されることもある。
相手が狙ってくるパターンは大きく分けて2パターン。
ひとつ目はコンボから。大J空下と着地ギリギリの空上から下Bが確定で繋がる%帯がある。クラウドが頻繁に跳び始めたら注意。
ふたつめは自分がダウンしていて、起き上がる時の読み合い。自分が崖際の近くでダウンした時クラウド側に起き上がりたくなるが、そこを読まれると回避先に見事に刺さるため慎重に。それ以前に受け身を取るようにして、まずダウンしない事を心掛けておこう。
どのB技もシールドで防げるのでシールド重視で立ち回るのもアリ。
また、数少ない明確な対策としては、とにかくラインを奪う事が重要になる。
復帰力が低いという唯一の欠点は場外に出ない限り全くの無意味である為、ラインを奪えないとどうしようも無い。
またクライムハザードは崖つかまりの点で欠点がある為、そこを取れれば優位に立てる可能性は充分ある。
演出
入場
上から下りてきて剣を構え入場。
アピール
上
剣を回しながら決めポーズ。「興味ないね」。
横
剣を収め、両手を突き出して緑色のオーラを発する。
原作での魔法使用時の演出。
下
剣に寄りかかり一息つく。
フィナーレ
勝利BGM
FF7の戦闘勝利時の音楽。固有のBGMがループする。
例えばマリオなら、初代マリオのゴールBGM(アレンジ)の後、ファイター共通のBGMが流れるが、クラウドに関しては全く流れない。
ポーズ1
背を向けて剣を回転させ、収める。「ついてないな」
戦闘勝利時の行動。
ポーズ2
画面奥からダッシュしてきて剣を2度振りながら剣を構える。
「お前に俺は倒せない」
ポーズ3
正面を向き剣を回転させ、収める。「悪く思うな」
戦闘勝利時の行動。
敗北ポーズ
顔を背け、目を瞑って拍手を送る。
余談
クラウドのみ、シンプル及びオールスターをクリアすると、「Congratulations!」の文字がファイナルファンタジーの文字の仕様になる。
コメント
- 一戦目フィットレからの二戦目クラウド多すぎて萎える -- 2018-08-04 (土) 14:36:54
- プレイステーションがメインであるキャラは、メタルギア「ソリッド」から参戦のスネークが初じゃないですかね -- 2018-09-04 (火) 00:53:08
- 崖掴みの時DAで合わせられると辛いからその判定を消してほしい -- クラウド絶対ゆるすな? 2018-09-14 (金) 02:11:30
- 正直言ってマリオだったらクラウド不利だと思う復帰阻止しやすいし上強ハメしやすいし -- 2018-10-24 (水) 19:13:38
- それは無い -- 2018-10-24 (水) 20:07:04
- セシルに差し替えられる日を待とう 任天堂ハードFFで一番成功した4からキャラ出そうよ -- 2018-12-17 (月) 20:36:45
- いつも思うけどなんで強キャラって煽り性能高いアピール多いの… -- 2019-03-22 (金) 10:43:45
- プリンに運ばれて死んだ件 -- だれかさん? 2019-03-29 (金) 18:22:44
- クラウド即死コンボないかな -- 2022-01-12 (水) 20:01:29
- あったらぶっ壊れになりますよ -- 2022-01-13 (木) 07:39:54