リトル・マック

Last-modified: 2022-11-25 (金) 23:01:30

目次

開く

リトル・マックについて

screen-3.jpg

アメリカ合衆国・ニューヨーク州ブロンクス出身。喧嘩好きの17歳。かつての有名ボクサーだったドック・ルイスと偶然出会い、共にWVBAの頂点を目指すことに。

前作ではアシストフィギュア枠だったが、今作でファイターに昇格。
ボクサーである為か、過剰なまでに地上特化。
地上では素早い足取りで一気に近付き、あらゆる面で反則級な地上ワザの数々で相手を圧倒出来る。
しかし空中では踏ん張れないせいか、空中ワザは威力もリーチもか弱い。
よって地から足を離さず、崖際にも行かないのが基本となる。

ちなみに今作のマックはWii版基準の姿なのだが、Wii版では身長172cm、体重48kgと設定されている。
そしてアメリカ人男性の平均身長は176.3cm(アメリカは他民族国家なので身長の差が激しいのだが)。
つまり現実的に考えると何がリトルなのか全く分からないキャラである。ただし体重は非常に低く、BMIはたったの16.2*1
これはFC版の敵が全てマックや審判のマリオの2倍以上ある巨漢なのが理由。つまりこのリトルとは敵視点なのである。
 
声優は鳥海浩輔が担当。ちなみに前作ではファルコの中の人江川央生が担当していた。

主な代表作

赤文字はこのページのファイターの初登場作品。

  • マイクタイソン・パンチアウト!!(1987年11月21日)
  • パンチアウト!!(2009年7月23日)

出現条件

初めから使用可能

カラーバリエーション

リトル・マックのみ以下の8色に加え、それぞれのカラーにワイヤーフレーム版が実装されており、合計で16色のカラーバリエーションを持つ。
なお、すれちがい伝説におけるワイヤーフレーム版の色の区分けは全てになっている。

  • (黒/)ノーマル
  • (黄)
  • (白)
  • (青/)
  • (青)
  • (黄/)
  • (黒/金髪)SFC版スーパーパンチアウトの主人公
  • (桃)スウェット姿 ※ワイヤー時は緑色のスウェット

概要

前述の通り、過剰なまでの地上戦特化型キャラ。
地上での攻撃は基本技である弱、各種強攻撃に相殺モーションが無く、スマッシュに至ってはアーマー付き。加えてフォックス以上の走行スピードに、発生1Fの百裂攻撃、そしてぶっ壊れのK.O.アッパーカットと、地上戦だけなら前代未聞の性能。
しかし、空中に打ち上げられると一変。空中攻撃は短リーチ・低威力・隙が大きいと三拍子揃っていて、何より復帰力が絶望的。
このように、地上と空中で極端な差があるキャラとなっている。

地上ではプレイヤーの甘えに対するフォロー要素がかなり強く、
飛び道具もしくはマック以上のスピードの持ち主が相手でなければ一方的に叩き潰せるだろう。
一方、空中では真正面から殴り合うという概念自体が無く、結果バリエーションが事実上半減。
つまり戦闘領域を狭める事を自分にも相手にも強制させ、更にその戦闘領域は理不尽で敷き詰められている
 
これ程のキャラでありながら、キャラランクは何と弱上位と非常に低い。
そのカラクリの正体は「理不尽性能の有効対象の殆どが理不尽では無いキャラである」と、
「理不尽性能は抜群だが、理不尽耐性が無い」である。

まず前者だが、マックが理不尽な理由は接近戦におけるバランス崩壊級の強制力にある。
これは言い換えると「正々堂々と殴り合うキャラにしか通じない」という意味である。
そして強キャラの殆どはまともな殴り合いをしない為、殆どの強キャラにとっては無意味なのである
(強キャラは飛び道具、長リーチ、スピードや突進技による奇襲の何れかで処理するパターンが殆ど)。

後者の方はマックの特徴である「勝てる時はあっさり勝てるが、負ける時はあっさり負ける」の後半部分で説明出来る。
弱キャラにすらあっさり負ける可能性を抱えている時点で、
強キャラによる甘えの押し付けを耐え抜ける訳が無いのは明白である。こちらの理不尽が通じないので尚更。

尚、ここまでの説明で分かる通り、この評価は徹底的にキャラランクとしてのものである。
ダイアグラム、つまり対弱キャラが評価に入る場合は間違い無くランクを大幅に上げる事になる。

キャラタイプ

軽量級/パワー・スピードタイプ/タイマン向け(および終点特化)

パワーとスピードが非常に高いレベルで両立しているイン~ミドルレンジファイター。
あのフォックスやファルコンすら超える異常な攻撃性能を持つ為、正面からの殴り合いでマックに勝てるキャラは皆無。
上記の通り飛び道具に弱いが、それは「強キャラですら足止めになる」レベルの性能があればの話であり、
それに到達しない、所謂平凡な飛び道具程度ならマックにとっては唯の隙晒し。
空中戦に弱いが、そもそもそれを必要とするキャラでは無いし、状況を選べば空中戦もかなり効果を発揮出来たりする。
 
明確な弱点は復帰力の低さと浮かされた時の抵抗力。
復帰力に関しては公式で「よく撃墜出来るがよく撃墜されるキャラ」と言われる程。
浮かされた時の抵抗力だが、幾らカウンターがあると言ってもこの空中性能で望まない状況での空中戦を強いられたら厳しいのは当たり前である。
 
スマッシュにSAが付く関係で理不尽を自由に生み出せる特性を持つが、
軽量級な事もあって囲まれるとあっさり消し飛ぶ事も。要するに徹底的なタイマン向けである。

基本性能

火力単発ダメージと基礎DPS★★★★★★★★★☆S+
フィニッシュ力フィニッシュまでの時間、し易さ、リスク★★★★★★★★★☆S+
地上スピード地上での全体的な機動力★★★★★★★★★★S++
空中スピード空中での全体的な機動力★★★★☆☆☆☆☆☆C
回転率発生の早さと隙の小ささ★★★★★★★★★☆S+
リーチ技が届く距離★★★★★☆☆☆☆☆B
突破力判定をメインに発生とリーチを加えた打ち勝ち易さ★★★★★★★★★☆S+
ジャンプジャンプの合計高度★☆☆☆☆☆☆☆☆☆F
重さ純粋な吹っ飛び耐性★★☆☆☆☆☆☆☆☆E
防御力重さに加え、着地狩り耐性やコンボ耐性など★★★☆☆☆☆☆☆☆D
復帰力復帰距離と復帰阻止耐性★☆☆☆☆☆☆☆☆☆F

如何にも地上戦特化というステータスなのが特徴。
フィニッシュ力、突破力は空中をある程度混ぜる場合どちらもA+となるが、
元々リトル・マックは余程のことが無い限り空中戦にまず持ち込まない為、実質上S+は堅い。
ちなみに空中では問答無用でF…というかもう1つ下を設けても良いレベルとなっている。
復帰力は素では正直もう1つ下のF-を設けたいレベルだが、三角飛びやカウンターにより、
実は状況次第ではEまで上がったりする(低い事には変わりないが)。
逆にソニックやパックマンの様な事実上リスク無しな復帰阻止技を持つキャラの場合、三角飛びが可能でもF-となる。

特殊性能

  • 三角飛び
  • K.O.ゲージ

長所/短所

長所

  • 地上におけるほぼ全ての性能が極めて高い
  • スマッシュにスーパーアーマーが付いている上、他の地上攻撃全てに相殺判定が無いので、ゴリ押しが極めて強い
  • カウンター持ち
  • K.O.アッパーカットという擬似最後の切りふだを持つ
    • しかもガード不可、9Fという発生、ダメージ量も多く確定連携まで存在する

短所

  • 空中におけるほぼ全ての性能が極めて低い
  • 空中戦が苦手なせいでスマッシュボールが非常に獲得し難い
  • 体がかなり軽く、吹っ飛び易い
  • 復帰力が極めて低い
  • 飛び道具を持たないので飛び道具持ちの相手は苦手
  • 台待ちに対して、ほぼ何も出来ない

アップデートによる変更点

Ver.1.0.4


  • 弱攻撃2、3段目、百裂攻撃の1ヒットのダメージが1%減った。
  • 横強攻撃1・2段目の先端の攻撃判定の位置が後ろに移動した。これによりリーチは短くなったが密着した相手に当たりやすくなった。
  • ニュートラル空中攻撃でヒットストップずらしがしやすくなった。
  • 横必殺ワザ1の横方向の移動量が減った。
  • 横回避の無敵時間が短くなった。
  • 空中回避の着地隙が他のファイターと同じになった。

Ver.1.0.6


  • 横必殺ワザの吹っ飛ばしが増えた。

Ver.1.1.0


  • 弱攻撃の百裂攻撃フィニッシュの発生が1F早くなった。
  • 通常必殺ワザ
    • 最大溜め時の発生が遅くなった。
    • 最大溜めの25%ダメージの持続が長くなった。
  • 横必殺ワザの持続が長くなった。
  • amiiboのAIが改善された。以前のバージョンではこちらが空中攻撃を多用すると真似していたが、今回からほとんど真似しなくなった。

Ver.1.1.1


  • 通常必殺ワザ3
    • 溜め無しのダメージが増えた。
    • 最大溜めのリアクション影響値が増えた。

弱・強攻撃

相殺モーションがないのであり得ない程のゴリ押し性能を見せる。

弱攻撃 左ジャブ~右フック~左アッパーカット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%→2%→7%1F 1F 4F打撃180%

狂気の発生1F。 三発目まで出し切るにはただ連打や押しっぱなしにせずにタイミングよく攻撃ボタンを押す必要がある。
崖際で百烈に派生するとキャンセルが可能。横BやKOアッパーカットにつなぐこともできる。

弱攻撃(百裂) 左ジャブ~右フック~ラッシュ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
2%→2%→0.7%・・・→3%1F打撃194%

1Fで百裂が飛んでくる、スマッシュ並に闇の深い技。
百烈の中でもかなり拘束力が高く、そこから来る高い総合威力が特長。
困ったときには取り敢えずこれで割り込めるが、マックが地上で困ることはまずない為、使うとしたら拘束によるダメージ稼ぎ位である。

横強攻撃 ワン・ツーパンチ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→8%4F打撃↗︎146%

踏み込んで、左右とパンチを繰り出す。
二段目は打撃技の中でもリーチが長く、牽制に役立つ。
吹っ飛ばしも強く相手を落とせるが後隙が多い。

上強攻撃 アンチエアナックル

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
9%5F打撃199%

お手玉要員。後半部分を当てると上Bや反転K.Oアッパーカットで追撃可能。

下強攻撃 レッグブロー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
8%3F打撃300%以上

足元を殴る。相手は低く飛ぶので上スマッシュや横B、そしてKOアッパーカットが繋がる。
ちなみにボクシングでは下半身への攻撃は反則となっている。

スマッシュ攻撃

マックのスマッシュは横、上、下のいずれも高威力、高吹っ飛ばし、非常に小さい後隙、ノックバックが大きいという高性能であり確反を受けにくい。また、この上に更にスーパーアーマーという理不尽極まりない要素が存在する為、回避+ブンブン丸だけでほぼ手を出せなくなるキャラも存在する。

横スマッシュ攻撃 スマッシュストレート

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
17~19%(最大溜めで1.4倍)14F打撃97%

実は上記のデータは無シフトの場合のみで、シフトによってワザ名が変わる。
上シフトの場合はスマッシュアッパーカット、下シフトはスマッシュボディフックになる。
スマッシュアッパーカットはダメージが17~19%で、とっさの対空が出来る強力なワザ。また横範囲も無シフトよりは短いもののそれでも優秀なレベル。
スマッシュボディフックは22%もの大ダメージを与えられるが、範囲は無シフトや上シフトに劣り、そしてまともに吹っ飛ばせない。しかしどこに当たってもクリーンヒットするのでダメージ稼ぎには最適。
無シフトと上シフトは拳先端を当てれば大ダメージになる。下シフトはシールドを削ることが可能。

上スマッシュ攻撃 ダイナマイトアッパーカット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
15~20%(最大溜めで1.4倍)10F打撃92%

発生直後の手元はダメージが高く、うまく当てると相手に炎属性の大ダメージを与えられる。特に最大溜めの根元はリュカの上スマ最大溜めとほぼ同じ威力。そうで無くとも吹っ飛ばしは高めなので対空能力は高い。

下スマッシュ攻撃 スイングパンチ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
12%(最大溜めで1.4倍)10F打撃139%

前後を殴る。威力・リーチ共に十二分で、崖での復帰待ちに使うと非常に強力。
当然SAもあるので、一部の復帰技は高確率で詰ませられる。

空中攻撃

マックの空中攻撃はというと空中戦が苦手なだけあってダメージ、判定などに関してははっきり言って最弱。
そのため真正面から殴り込める性能は持っていないが、異常な連発力を誇る空Nや、
低い角度で吹っ飛ばせる空中前・後など、殆どが変則的な用途を秘めている。
上級者のマックはここぞという所で平然と使ってくる為、特に自キャラの復帰力が低い場合は注意が必要。

通常空中攻撃 苦手ジャブ

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
2%2F16F打撃-×

その場で斜め下にジャブ。発生2Fな上連射がきく。
吹っ飛ばしこそ出来ないが、全体Fの短さを活かして当て逃げの様な事ができる。
ただしほとんどのケースで当てて反確なので、こればかりやっているとこちらの被害の方が大きくなる。
実は小ジャンプ最速から3回出せる空中ワザはこれだけだったりする。

前空中攻撃 苦手アッパーカット

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
4~5%10F22F打撃299%

いかにもぎこちない動きでアッパーカット。先端は大ダメージ。
下強から繋がりやすく、また吹っ飛ばしが弱いので逆に運びとして使える。
ベクトルが低いので復帰阻止も狙える。

後空中攻撃 苦手バックナックル

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
4~6%11F26F打撃259%

先端は大ダメージ。こちらの方がより低ベクトルなので、復帰阻止により向いている。
余談だが、裏拳打ちは実際のボクシングでは反則となる。

上空中攻撃 苦手ジャンピングパンチ

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
4~5%5F22F打撃274%

先端は大ダメージ。発生は早いが判定が特に貧弱なので対空としては全く向いていない。追撃専用のワザ。

下空中攻撃 苦手オープンブロー

ダメージ発生F着地隙属性ベクトル吹っ飛ばし
4~5%7F30F打撃300%以上

拳の先端はメテオ、先端以外はダメージが高い。
クリーンヒットさせても全然吹っ飛ばせないが、これを逆手に取って言えば、広い%帯でダウン連として使える。
ちなみに、よく見ると手のひら突きをしており、これも後空中攻撃と同じくボクシングでは反則である。

その他の攻撃

ダッシュ攻撃 ハンマーパンチ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
10%7F打撃↗︎210%

元々の発生の早さが、マックのスピードと相まってゴリ押しには持ってこいの性能。

つかみ

発生F
(通常)9F (ダッシュ)10F (振り向き)11F

範囲が小さく出も遅いのであまり使えない。
シールドを張って待っているだけの相手には有効。

つかみ打撃 つかみボディブロー

ダメージ発生F属性
2.1%9F打撃

威力は普通だが連発できる。

前投げ ヘッドブロー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%×217F投げ↗︎300%以上

前に吹っ飛ばす。

後投げ ターニングアッパーカット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→5%19F投げ↖︎209%

撃墜に使える。

上投げ ショートアッパーカット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→3%12F投げ266%

上に吹っ飛ばす。サドンデスでようやく撃墜できる程度の吹っ飛ばし。

下投げ ハンマーナックル

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→5%16F投げ300%以上

下に叩きつけて浮かせる。高%時には上Bが入りそのまま星にすることも。

起き上がり・ガケのぼり

あおむけ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

うつぶせ

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎300%以上

ガケのぼり

ダメージベクトル吹っ飛ばし
7%↗︎×

しりもち

ダメージベクトル吹っ飛ばし
5%↗︎×

必殺ワザ

通常必殺ワザ 気合ストレート

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
(地上)9~25% (空中)7~15%41~123F打撃↗︎122%

一定時間まで溜め、ダッシュしながら強烈なストレートで決める。
途中で必殺ボタンを押すと途中からでも攻撃できる。
溜めている時は1Fから弱いスーパーアーマーが付く。威力の弱い多段技に有効。
最大まで溜めると低パーセントで相手をバースト可能だが、溜める時間は長く、攻撃前も後も隙だらけである。
しかも溜め動作中はパンチを出すまで他の行動ができない点にも注意。

通常必殺ワザ K.O.アッパーカット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
(地上)35%
(空中)13%
9F打撃↗︎(地上)24%

一定量ダメージを喰らったり、相手に攻撃を当てると溜まるゲージを最大まで溜めると発動可能。
地上使用時に出始めのスーパーアーマー付きで、ガードをも貫く強烈なアッパーを相手におみまいする。さらに下強や崖キャンセル弱、弱攻撃からこれが確定する上に、低%から相手を撃墜可能という、最後の切りふだですら凌駕しかねない技。結論的には技単体の性能ではクラウドの画竜点睛のほぼ完全上位互換。
今作におけるマックの代名詞ともいえる技である。
しかし最大まで溜まるとゴングの音が鳴るため、相手に警戒される。
また一定時間経過後強い攻撃(倒れ/きりもみ吹っ飛び)を受けると自動的にK.O.ゲージが0になる。

横必殺ワザ ジョルトブロー

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
14%(最速)9F (B入力無し)30F打撃↗︎124%

前方に飛びかかりながらブローをかます。
発生直後は無敵だが、飛び上がってからも一定時間体の一部が無敵になる。
途中でBボタンを押すと途中からでも攻撃できる。
地上で出すと飛距離が長いが、空中で出すと極端に短くなる。
マック唯一の横復帰だが、空中で使うと無敵ではなく、使用後しりもち落下になるので注意。

上必殺ワザ ライジングアッパーカット

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
3%→1%×4→3%3F打撃116%

空中に上昇しながらアッパーを当てる。
発生直後は無敵、連撃技で最終段を当てると相手をふっとばす。
ジョルトブローと同じく空中より地上で発動した方がリーチが長い。
上昇中は横に移動できるが、空中は上昇力がドンキーコング並に低く横への距離も短い。
そこに彼自身の空中性能の低さも加わるため吹っ飛ばされたとき復帰できないことも多い。

下必殺ワザ スリッピングカウンター

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
10~50%5F打撃↗︎220%

構えている間に攻撃を受けると、その技を無効化しつつ前へ踏み込みながら反撃する。
出始めから判定がある上にカウンター攻撃中は無敵。
ダメージは相手の技のダメージに比例(1.3倍)し、最大で50%のダメージにもなる。
ただし投げやつかみ攻撃には無力。
しかも前へ踏み込むので、空中で外からの攻撃を反撃して復帰できずに死亡、ということもあるので注意。

ちなみに、ダメージを喰らったと見せかけて攻撃するという説明がスマちしきではなされているが、どうみてもそうはみえない。

最後の切りふだ ギガ・マック変身

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
---×

巨大化してギガ・マックに変身。
変身中は常時スーパーアーマーで、ダッシュ速度、技の威力、防御力が上がる。
一定時間経過で元に戻る他、ダメージを受けるほど変身時間も短くなる。

弱、強攻撃

弱攻撃 左ジャブ~右フック~左アッパーカット

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→6%→16%打撃↗︎102%

 
弱攻撃(百裂) 左ジャブ~右フック~ラッシュ

ダメージ発生F属性ベクトル吹っ飛ばし
4%→6%→2%・・・・・・F F F打撃115%

ラッシュ終了時に6%のフィニッシュが入る。
 
横強攻撃 ワン・ツーパンチ

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8%→16%打撃↗︎61%

 
上強攻撃 アンチエアナックル

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
18%打撃81%

 
下強攻撃 レッグブロー

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
16%打撃↗︎226%
スマッシュ攻撃

横スマッシュ攻撃 スマッシュストレート

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
34~38%(最大溜めで1.4倍)打撃↗︎25%

上記は無シフトで、上シフトの場合はスマッシュアッパーカット、下シフトはスマッシュボディフック
スマッシュアッパーカットはダメージが34~38%、スマッシュボディフックはダメージが44%。
無シフトと上シフトは拳先端を当てれば大ダメージになる。
 
上スマッシュ攻撃 ダイナマイトアッパーカット

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
30~40%(最大溜めで1.4倍)打撃24%

発生直後の手元はダメージが高い。
 
下スマッシュ攻撃 スイングパンチ

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
24%(最大溜めで1.4倍)打撃61%
空中攻撃

通常空中攻撃 苦手ジャブ

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
4%打撃-×

 
前空中攻撃 苦手アッパーカット

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8~10%打撃141%

先端は大ダメージ。
 
後空中攻撃 苦手バックナックル

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8~12%打撃117%

先端は大ダメージ。
 
上空中攻撃 苦手ジャンピングパンチ

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8~10%打撃144%

先端は大ダメージ。
 
下空中攻撃 苦手オープンブロー

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8~10%打撃↗︎239%

拳の先端はメテオ、先端以外はダメージが高い。

その他の攻撃

ダッシュ攻撃 ハンマーパンチ

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
20%打撃↗︎91%

 
つかみ打撃 つかみボディブロー

ダメージ属性
8%打撃

 
前投げ ヘッドブロー

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8%×2投げ↗︎170%

 
後投げ ターニングアッパーカット

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8%→10%投げ↖︎107%

撃墜に使える。
 
上投げ ショートアッパーカット

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8%→6%投げ145%

 
下投げ ハンマーナックル

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
8%→10%投げ299%

 
ガケのぼり

ダメージベクトル吹っ飛ばし
10%↗︎300%以上
必殺ワザ

通常必殺ワザ 気合ストレート

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
(地上)18~50% (空中)14~30%打撃↗︎45%

基本的な特徴は同じだが、ギガ・マック時は威力とリーチが上昇している。
ちなみに空中で溜めることも可能で、着地までの間に溜めて地上でパンチを出すこともできる。
 
横必殺ワザ ジョルトブロー

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
28%打撃↗︎53%

移動距離は変化無しだが、威力と攻撃範囲が強化。
地上使用時に発生直後無敵、飛び上がってから一定時間も体の一部が無敵なため使いやすい。
ただし使用時に場外に出てしまうとそのまま復帰できなくなってしまうのでむやみに使うのは避けたい。
 
上必殺ワザ ライジングアッパーカット

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
6%→1.4%×3→6%打撃56%

威力と吹っ飛ばしが増大されており、上昇距離は変わっていない。
巨大化してるおかげか多少当てやすく、空振り時の反撃のリスクもスーパーアーマーのおかげで少ない。
相手を上方向に吹っ飛ばして撃墜するときに使おう。
 
下必殺ワザ スリッピングカウンター

ダメージ属性ベクトル吹っ飛ばし
30~50%打撃↗︎55%

ギガ・マック時はダメージ、吹っ飛ばし共に増大しており、相手を大きく吹っ飛ばしやすい。
更にこの状態なら仮にカウンターが失敗してもスーパーアーマーで攻撃を耐えられるためリスクが少ない。
ダメージは相手の攻撃の1.3倍。

基本的な動かし方

立ち回り

コンボ・連携

下強→上スマッシュや上B

フィニッシュ

  • 横スマッシュ
  • 上スマッシュ
  • 横強
  • 下強→KOアッパーカット
    決まると15%のマリオでも上に落とせてしまう。

復帰

  • 空中ジャンプ→ジョルトブロー
  • 空中ジャンプ→ライジングアッパーカット

攻撃が来たらカウンターも可。

サドンデス

その性能上、ファルコン並かそれ以上にサドンデスの鬼。弱点の復帰力もサドンデスなら無意味。
但しフィニッシュ可能な飛び道具持ちに弾をばら撒かれると流石に厳しいので慎重に行こう。

苦手な相手について

一番の弱点は台座の影響が強いステージだが、ここでは平坦なステージ(終点)を前提とする。 
キャラタイプの項目で述べた取り、接近戦で弱点と呼んで良い弱点は無い。
マックが明確に苦手とするものは、スマッシュ以外短リーチという点を突ける「中遠距離型」と、
マックの性能ですら梃子摺る「飛び道具弾幕系」の2つ。
よって苦手な相手は以下のキャラとなる。

カムイ、リンク、マルス、ルキナ、クラウド、シュルク、アイク

カムイ、リンク、マルス、ルキナ、クラウド、シュルク、アイク
はっきり言うと剣士組は全員苦手中の苦手。
長リーチで接近が弾幕並に困難な上、クラウド以外カウンター持ちな為、剣の弾幕を掻い潜れたとしてもその先に待ち受けるは殆どの攻撃をフィニッシュ級に、スマッシュに至っては超必殺技レベルにまでパワーアップして返される理不尽である。
シュルクはモナドの「翔」で上に逃げられたり、「疾」でスピードを互角にされるとあまりにも厳しい。
カムイはカウンターが上ベクトルなので、その後は高性能の空中攻撃で軽くお手玉されてバーストされるのが関の山だろう。
クラウドは飛び道具持ちなのが苦しいが、それよりも全キャラ中2位の強さの総合力が半端じゃない。
マルキナも剣士の能力として一通り整っている優れ者なので要注意。
インファイトに持ち込めばこちらのペースなので、しっかり回避していこう。
ちなみにリンクは弾幕組所属+接近戦も蹴りの達人の異名を持つほど得意なことから完全に詰みである。

むらびと、ロックマン、ダックハント、Tリンク、ロボット、パックマン、サムス、ルフレ

むらびと、ロックマン、ダックハント、Tリンク、ロボット、パックマン、サムス、ルフレ
飛び道具の雨あられにより、真っ向から殴りあうマックの土俵に持ち込める筈もない。
また全員が比較的ローリスクで復帰阻止可能なのも厄介。特にパックマンの消火栓・むらびとのボーリング玉は洒落にならない。
幸い地上スピードは非常に高いので、ライン攻めは他のキャラよりは楽だろう。(特にルフレにはマックにかなりの不利を強いられる)接近さえ出来れば、後は専売特許のゴリ押しでちょちょいのちょいだ。

ソニック

ソニック
スプリングを落とすだけでリスクゼロで復帰妨害できるのが恐ろしい。
押し付け性能はこちらが僅かに上だが、それでもかなり辛い。

リュカ

リュカ
ヒモヘビとPKファイヤーの拒否は厄介だが、マックであれば十分突破可能。しかし突破した先にはインファイター殺しの下強と弱があり、そして最大の問題は投げである。
彼の投げコンは高火力であることは然ることながら、後ろ投げのベクトルとR付加値が凶悪であり、軽傷でも簡単に不利展開に持ち込まれる。
こちら側の復帰は水平方向からはPKファイヤーで牽制、回避してジョルトすると下スマ。垂直方向からも下スマでノーリスクで処理出来てしまう。
またPKサンダーがネスとは違い尾の部分を当てる必要が無い為、直接マックの妨害が可能な点も辛い所。
カウンター等で多少の読み合いは出来るが圧倒的に不利。要するに「崖外に出されたら終わり」なのである。

番外編:プリン

番外編:プリン
性能的には楽勝だが、スマッシュ以外は並リーチの為、
一瞬の油断を突かれ、一気に飛び込んでからのねむるで消される事がある。
特に普段なら発生1Fなので余裕ぶって出せる弱も、ねむるには割り込まれる可能性が出てしまう。
基本的にこちらが軽傷でも無い限り弱は封印した方が安全だろう。
また空中制動と空Aに優れる為、少しでも浮かされるとあっと言う間に復帰不可能な所まで運ばれてしまう事も多い。
とはいえ地上ではハッキリ言ってDA以外は絶望的なので、勝てるキャラである事には変わりないが…

実は上記キャラの中には、逆にマックを苦手とするキャラもいる(シュルクや弾幕組全員、アイク)。それなのにここに名を連ねている(番外編でもなく)。何故か。
それは、やはりマックがピーキーの体現者であるからだ。勝つときはあっさり勝ち、負けるときはあっさり負ける
例えばシュルクの場合、モナドを使えるかどうか=対スピード・弾幕度と言っても過言ではないが、対リトルマックだとそれがほぼ全て(即ちどちらが一方的にボコボコにするかの争い)になる。

対リトル・マック

対マックをあまり知らない人に勘違いされがちだが、マックを一定以上扱える使い手に崖待ちは通用しない
崖で待つ=間合いを自ら捨てに行くという意味であり、ダッシュ攻撃と掴みの二択やローリスクな横スマッシュを持っているマックにとってこの戦法はカモでしかない

大前提として、狂った突破力、異常な差し込み能力を持つマックに対して地上から殴り合うのは愚の骨頂である。
散々述べた通り浮かされた時の対処が産廃レベルなので、積極的に上に吹っ飛ばしてダメージを稼ぐべし。

相手の間合いをひたすら拒否しつつ、最低限のラインを保つようにしたい。
剣士キャラなら強判定技をチラつかせつつ跳んでいるだけでマックは差し込みを躊躇するが、肉弾キャラの場合は距離を取っても結局ごり押しで突破されがちと、自キャラによってかなりやりやすさが変わる。
後者のようなキャラは、逆に殴り合いにすらならない程に間合いを詰めて読み合いを強制するのが有効。

一度浮かせられたらそのまま場外まで追い出し、復帰阻止でバーストさせる位の心意気で攻めよう。
マック側も空中ジョルトやカウンターを駆使してひたすら妨害してくるので、一度に複数の選択肢を狩れる行動を出せると良い。

復帰するマックを打ち落とす場合、上Bの判定に注意。
空下中の相手の喰らい判定ごと貫く程の強判定なので、出来る限り横から殴ること。どうしてもメテオを狙いたいなら相当上から技を出しておく事。
壁ジャンプ持ちでもあるので、下に落とすよりも場外に水平に飛ばされた方がマック側は辛い。復帰阻止の面でも横から来られる方が楽。
横から復帰をして来るマックには持続の長い技を置くと良い。特にマリオキック系の空Nは小さく吹っ飛ばす為非常に優秀。

ちなみに、終点オンリーのガチ部屋基準であるこのwikiの話からは少し脱線するが、大会などのステージを選択できる状況にある場合のこのキャラに対して最も有効な対策は台ありステージを選ぶことであり、その上でひたすら待つ(いわゆる台待ち)だけでもマック側の選択肢は相当絞られる
キャラによってはストックを先行できればほぼ勝ち確定と言えるほど強力な戦法なので、そのような状況でマックを相手にするなら是非戦場やすま村を選択したい。

演出

入場

少し歩き、ジャケットを脱ぐ(カラーチェンジでジャケットを着ている場合はその動作だけ)。

アピール

たまにドック・ルイスが声援を送ることがある。うるさい。
ただし、ギガマック変身中は声援を送らない。

拳を突き上げる。
たまにルイスが「叩け、マック!」と叫ぶ。

グローブの紐を引っ張って締める。
たまにルイスが「ぶちかませ、マック!」と叫ぶ。

数回シャドーしてからポーズ。
たまにルイスが「お前のパンチを見せてやれ!」と叫ぶ。

フィナーレ

勝利演出ではマックがチャンピオンベルトを身に付け、ドック・ルイスが登場。
台詞は全てルイスが喋る。
マックは某ポケモントレーナーの様に一言も喋らない。

勝利BGM

「パンチアウト!!」の試合勝利ジングル。

ポーズ1

軽くスパーリングした後、二人でガッツポーズ。
「お前の勝ちだマック!」
「おっと、お前にはちょろ過ぎたってか?」
「マックさすがだな、いい線いってるぞ!」
「すごい動きだな。何だか透けて見えちまったよ」(ワイヤーカラー時)

ポーズ2

マックの腕をルイスが持ち上げる。
「ワールドサーキットはお前のもんだ!」
「勝者、リトル・マック!うわっははははは!」
「マック、やっぱりお前は抜群だな!」
「目立ちすぎじゃねぇか?目がチッカチカしやがる」(ワイヤーカラー時)

ポーズ3

マックはアッパーカット、ルイスはガッツポーズ。
「ぬわっはは!勝つのは気分が良いな!」
「やったなマック、お前がチャンプだ!」
「よーしっ!帰ったらチョコバー祭りと行くか!」
「何とも妙な具合だな。懐かしい感じがしやがる」(ワイヤーカラー時)

共通セリフ

「そのベルトはお前が付けてるのが一番だな!」(ワイヤーカラーでも有効)

敗北ポーズ

拍手を送る。

その他

コメント

  • じゃあこのwikiを終点だけじゃなく大会用ステージ全般にして書きかえろって言うの? -- 2018-06-10 (日) 08:15:30
  • え、何でそんなことする必要があるの?ガチ部屋の考察がメインのサイトだから終点でのマックの対策を記入した方がいいんじゃないかなって思っただけだよ。戦場やすま村を選ぶこと自体がマックに有効なのは間違いないけどガチ部屋だと出来ないからさ -- 2018-06-11 (月) 08:46:47
  • あ、でも新しくガチ部屋の話からは脱線するが、て文章が追加されてるからこのままでもいいのかな -- 2018-06-11 (月) 08:48:12
  • このキャラ一番の問題は使ってるやつの性格が悪いこと。主にキッズの使用率が高いせいで -- 2018-08-23 (木) 18:23:44
  • ↑↑↑↑↑↑↑↑スイッチに続投決定です存分に苦しめ俺も苦しむから -- 2018-08-29 (水) 17:26:01
  • ↑↑子供が使うなら問題なくね?すぐ崖投げすればいいし、すぐツッコむから性格悪くないっしょ。 -- 2018-08-30 (木) 06:31:06
  • 編集下手くそですがマック編集しました -- 2018-10-04 (木) 16:00:56
  • パンチアウト! -- 2018-11-01 (木) 18:49:30
  • パンチアウト! -- 2018-11-01 (木) 18:49:31
  • 初見殺し勝ち逃げマック多すぎんよー -- チャーケニスト? 2020-08-11 (火) 08:48:09

*1 この筋肉質でこの設定なら痩せ型どころか痩せすぎてガリガリな体型になってしまうハズなのだが