《キャラクター》/【アンテノーラ】

Last-modified: 2020-06-06 (土) 16:30:49

2nd

2ndの敵役NPCの一人。オデッサ首魁であるヴィンスフェルト?の腹心、特戦隊“コキュートス”の第二圏にして紅一点。

パーソナリティ

性別:女性
年齢:25歳
身長:166cm
使用武器:特殊鋼糸「刹」
好きな枕:そばがら


コキュートスの中では主に諜報活動と要人暗殺(尤も、本編ではそのシーンはないが)を担当。
性格はコキュートス四人の中では最も理知的で、たとえ任務といえども無益な流血は好まない傾向にあり、血気盛んなトロメアや殺戮に享楽を見出すジュデッカを窘める一面も。

もともと彼女はスレイハイム王家に連なる(と言っても傍系だが)名門貴族の出身であり、5年前のスレイハイム解放戦争のさなかにヴィンスフェルトによって両親を殺されている。
そんな彼女が親の仇であるはずのヴィンスフェルトに身も心も擲ってまで接近したのは他でもない復讐のためだったのだが、ヴィンスフェルトの寵愛を受けながら彼に仕えるうちに、図らずも彼女自身もまたヴィンスフェルトに対し女としての情愛をも懐くようになってしまい、複雑な愛憎の葛藤を裡に秘めている。

本編中での扱い

エネミーとしてのアンテノーラ

他のコキュートスメンバーと同じく計三回戦うことになる。
主力になる攻撃のうち「刹」は単体対象だがダメージが高く、さらに低確率ながら様々なマイナスステータスを付与してくる。一方「ショックウェイブ」は対象数がフォワード全員に拡大してはいるものの、「刹」と違い付随効果はない上基礎攻撃力も控えめ。
いずれも魔力攻撃扱いであるため、シトゥルダークオードリュークのミーディアムを装備してダメージを抑えつつ、2戦目以降はレストアが使えるリルカ銀の竪琴を持たせていざというときの回復を担当させると良いだろう。

余談

金子氏曰く「自分で考えることを放棄してしまった哀れなオンナ」らしい。

  • 劇中でのヴィンスフェルトとのやり取りを見るに、ヴィンスフェルトはアンテノーラが自分に近づいた真意には気が付いている模様。
    ただ、そうと知った上でなお彼女に愛情を注いでいたあたり、やはり愛人としての二人の関係はまんざらではなかったようだ。

使用武器である特殊鋼糸「刹」は、漫画版『ロマンシア』における「環集多操鞭」のオマージュ。また、菊池秀行著の『魔界都市/マン・サーチャー・シリーズ』の主人公秋せつらが用いる妖糸や、同じく菊池秀行の『魔界医師メフィスト』の主人公メフィストの針金細工の影響も受けている。