《キャラクター》/【ザック・ヴァン・ブレイス】/F

Last-modified: 2022-06-23 (木) 07:39:12

【関連項目】
《キャラクター》/【ザック・ヴァン・ブレイス】/1st
《キャラクター》/【ブレードスナッパー】?
《キャラクター》/【足の長い渡り鳥】


F

パーソナリティ

性別:男性
年齢:27歳
身長:177cm
使用武器:ノーザンブレード
好きな笑顔:逆境の中、精一杯の不敵系
嫌いなスポーツ:アマチュアスポーツ全般
CV:咲野俊介

戦闘


早撃ちの実に半数が削られヒーリングファクターシャドウバインドフェイザーザップといった搦め手の多くを失い、また基礎攻撃力もロディのそれよりかなり低くなったため、1stでのオールラウンダーという印象からは程遠くなってしまった。
剣士なのに剣を殆ど抜かない(早撃ちとコンビネーションファイネストアーツのみ)。通常攻撃は鞘で殴打するというもので、弱体化の説得力にはなっているが…。
フォースアビリティも強力無比を誇ったソニックビジョンが撤廃されアクセラレイター一本のみとなってしまい、突出した攻撃力を失った感は否めないが、その救済策か、今作ではアクセラレイター・クイックと早撃ちとを併用することで威力を底上げすることができるようになったので、可能な限り併用することをお勧めしたい。
パラメータ面は1stと異なり素のHPがロディよりも高く設定されており、他もMP・魔力以外はこれといって低いパラメータではない。
レベルの低いうちに早撃ちの熟練を貯めて消費MPを抑え、MPリペアなどでMPを担保できれば、長時間の探索にも耐えられるようになるので、レベル差の大きい敵とエンカウントする機会があれば積極的に早撃ちを使っていこう。

  • 熟練値稼ぎの相手としては最序盤はメルコム、序盤はトロール、中盤はフロストジャイアント?ヴィヴル、終盤はブルスネイル?あたりがお勧め。
  • 自身よりレベルが低い相手でも熟練度1は入るので、根気さえあれば熟練度を上げることは可能だが、できるだけそうなる前に稼いでおく方が良い。

良く観察している人でないと気付かないかもしれないが、実は早撃ちを習得する度にパラメータにボーナスが入っている。
ストライクバディを習得すると魔力・抵抗に+5、命中に+10、マキシマムリスクを習得すると攻撃・防御・魔力・抵抗・反応・命中・回避に+10といった具合に、上昇する項目数や値に差異はあるが、実用的で有用なボーナスが入るため、取り逃しが無いように目を光らせながら進みたい。


Ex.ニューゲームではレベルが高いままで早撃ちの熟練値だけが初期化されてしまうというあんまりな扱いのため、「強くてニューゲームだと思っていたらザックだけがかえって弱くなってしまった。何を言ってるかわからねーと思うが(以下略」……というファンの怨嗟が木霊する事態に。
この仕様のために周回プレイを断念したプレイヤーも少なくないトカそうでもないトカ。

  • ザックはレベル100になっても素のMPは70程度にしか伸びない。熟練度のたまっていないレイザーシルエットでは2回で尽きてしまうため、こうなってしまうと熟練度上げには宿を頻繁に利用する必要がある。

余談

設定年齢に変更は無いのだが、キャラクターデザインが1st時代と比べると若返っている。
「ウソーッ!? あんた、老け顔のくせに心がせまーいッ!」とゼットに指摘された際には、「俺がいつ老け顔だった? 根も葉もないこと謳っていると、ホントに叩っ斬るぞッ!」とメタいボケツッコミが入るあたり製作者側も理解しているようだ。

  • 補足しておくと、1stの時点でスタッフが想定していた若さに立ち戻っただけである。
  • 当時、モデルの元となった外国人アーティストのイメージでイラストを外注した結果、何度リライトをお願いしても「ナマハゲ帰りの中年」のようなイラストしか帰って来ず、急遽「老け顔」という設定を付けるに至ったとのこと。
  • 老け顔設定はスタッフにとって大きな心残りだったらしく、今作でキャラクターデザインを担当した大峡氏?との打ち合わせの一発目が「ザックを若く」だったとのこと。

コンプリートガイドの落書きの影響か、戦闘能力が低いのはネズミが本体だからだと揶揄されることもある。
多様な搦め手を失い、キャラクター性能の主な比較対象がダメージのみになった故の悲劇と言える。


本編をクリアした人を対象にした数々のネタバレが満載の公式設定資料集には、

  • 「早撃ちを使うには魔法力が必要だが、ザックはこれが高くない」(最大MPが低い)
  • 「実はザックの早撃ちは正統派ではない」
  • 「ハンペンの力を加える我流のアレンジ」
  • 「早撃ちの才能がさほど高くないのをハンペンの力で補っている」

といった「確かにそうなんだがそこまで言わなくても」というどこぞの愛を司るお方が言いそうな辛辣な内容がさらっと載っていたりする。
早撃ち部分に関しては「エルミナに師事して技術を習得する途上で魔族による襲撃が発生し未熟なまま別れたため」というまともな理由があるのだが、上記のあんまりにもあんまりな物言いは争いから一線を引いたフルカネルリも助走を付けて殴りに行くレベルかもしれない。
これらの悲しい設定も「ハンペン本体説」を加速させる一因と言えよう。

  • 1stでは素晴らしく強かっただけに、その落差が凄過ぎる。