ワイルドアームズ セカンドイグニッション

Last-modified: 2020-02-28 (金) 04:20:20

1999年9月2日に発売されたWAシリーズの第2作目。シリーズではPS最後の作品となった。
そんな本作のテーマは「英雄」である。
英雄とは卓越した個人なのか、力の象徴なのか、あるいは犠牲の別名なのか、それとも単なるシステムなのか。幾重にも折り重なり紡がれた物語の先に、その答えが示される。

一番の特徴はボスの演出やボスは殆どがウルトラマンのパロディである。ちなみにこの演出は直々にお願いしたもので所謂円谷プロダクション公認である。しかも何より最後までこの演出をやり通したのはすごいと思われる。

ボス一覧

一応出会う順番にしているはず。
出る順番が結合されているのは好きな順番で会える。あくまで演出が出る順番
トカとゲーは同時出現

ストーリーボス

二つ名よみかたボス名出る順番
封印怪獣兵器ふういんかいじゅうへいきカリヴォス?1
2
3
群体パラサイト獣ぐんたいぱらさいとじゅうグレマルキン
無限暴食怪獣むげんぼうしょくかいじゅうオリヴィエル
囚人捕縛ロボットしゅうじんほばくろぼっとガオニム?4
幻想怪奇人げんそうかいきじんヴァジェスタ5
特戦隊コキュートスとくせんたいこきゅーとすトロメア6
雷電戦闘奇獣らいでんせんとうきじゅうエレバルト7
毒撃鎧殻亜竜どくげきがいかくありゅうタラスク8
素体精霊獣そたいせいれいじゅうウンディーネ9
科学班統括(自称)
その助手
かがくはんとうかつ(じしょう)
そのじょしゅ
トカ
ゲー
10
光翼始祖怪鳥こうよくしそかいちょうアルファエル11
複合植物怪獣ふくごうしょくぶつかいじゅうレギュレウス12
変幻忍者怪獣へんげんにんじゃかいじゅうゲヘナネロス13
特戦隊コキュートスとくせんたいこきゅーとすアンテノーラ14
ジュデッカ15
赤色爆雷蝦蟇せきしょくばくらいがまブラストードン?16
再生亜竜さいせいありゅう改造タラスク17
特戦隊コキュートスとくせんたいこきゅーとすカイーナ18
暗殺ロボット怪獣あんさつろぼっとかいじゅうアームズキラー?19
侵略怨霊しんりゃくおんりょうジャソウル?20
粘液不定形獣ねんえきふていけいじゅうドロードゥ?21
22
23
24
爆突騎獣帝ばくとつきじゅうていベルクレイル?
蜃気楼人間しんきんろうにんげんプリズナム?
灼熱マントル獣しゃくねつまんとるじゅうマグマライザ?
オデッサ首魁おでっさしゅかいヴィンスフェルト?25
ニュークリアドラゴンにゅーくりあどらごんグラウスヴァイン26
ドラゴンキャリバーどらごんきゃりばーロンバルディア27
スプリガンすぷりがんナイト・オブ・ウィング?28
29
30
31
ナイト・オブ・フレイ?
ナイト・オブ・ジオ?
ナイト・オブ・ミューズ?
侵食異世界しんしょくいせかいラルヴァ?32
円盤生物えんばんせいぶつグローダイン?33
守護恐獣しゅごきょうじゅうマニュフェストゥ?34
侵食異世界しんしょくいせかいファースト・ルート?46
セカンド・ルート?47
サード・ルート?48
カイバーベルト・コア?49
焔の災厄ほのおのさいやくロードブレイザー?50

隠しボス

二つ名よみかたボス名出る順番
暴れ怪ロボットあばれかいろぼっとブルコギドン35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
残留思念ざんりゅうしねんゴースト
怪獣戦艦かいじゅうせんかんガトルオーグ
用心棒怪獣ようじんぼうかいじゅうコバルトキング
渦潮兄弟怪獣うずしおきょうだいかいじゅうザイクルス&ゼットリム
八つ裂き怪獣やつざきかいじゅうゾリンガ
巨大鎧虫きょだいよろいむしザヴォーグ
光の巨獣ひかりのきょじゅうゼペリオン
地底鋼鉄竜ちていこうてつりゅうタイタニアス
魔王まおうアンゴルモア
始まりと終わりを司るはじまりとおわりをつかさどるラギュ・オ・ラギュラ

システム

エンカウントキャンセル

「バトルが厭な人はバトルインしてもすぐ逃げたがる」→「ならバトルそのものを回避できるようにすればいいんじゃね?」という発想の許にシリーズでは初めてエンカウントキャンセルシステムが導入され、以後のシリーズでもほぼ標準システムとして搭載されている。
一応彼我のレベル差による制限こそあったものの、ダンジョンの謎解きややり込みのためにラスダンでアイテム回収→やり込み一通り終わったからシナリオ進行…などで何度も同じダンジョンを行き来する必要があった本作において、敵とのランダムエンカウントそのものをカットできるこのシステムは非常に好評であった。
怪獣図鑑未登録のエネミーが相手の場合は緑の吹き出しに「!」で識別を可能としているため、痒い所に手が届く便利仕様という意味でも評価されている。

OP・EDデモの挿入歌・演出の強化

シリーズの定番であるゲーム開始時およびセーブデータロード時のOPアニメムービーに加え、本作(及び3rd)ではゲーム中断時にもアニメムービーが流れるようになった。
とりわけ本作のそれは全てProduction I.Gによる製作であり、特にDisc1版のOPは歴代シリーズ中でも屈指の高評価を得ている。

  • 麻生かほ里女史はその後4thまで、各挿入歌のボーカルとしてシリーズで長い付き合いとなることに。