キンコン

Last-modified: 2020-02-19 (水) 19:04:00

旧車で、高速走行中に鳴る警告音の通称。
正式には「速度警報音」といい、普通車で約100km/h、軽自動車で約80km/hを超えると「キンコンキンコン」というチャイムが鳴るもの(他の音の場合もある)。
1974年(昭和49年)11月の保安基準第46条第2項によってこのような警報装置の装備が義務付けられ、車検の検査項目ともなっていたが、海外メーカー(特にアメリカ)の反発、単調な警報音による睡眠誘発の危険性、さらにこの規定自体が1986年(昭和61年)3月で廃止になったこと、などから装備されなくなった。*1
湾岸マキシの収録車種では、トヨタSPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)等が一例である。
ちなみに、この音を再現したスピードメーターのアプリがある。気になる人は調べてみて欲しい。*2
なおレブリミットアラームとは似て非なるものである(詳しくは当該記事へ)。


*1 2000年代初頭までメーカーオプションとして用意されていた速度計もあったが、2010年代以降はオプション設定自体がなくなった
*2 音飛びまで再現されている