ゼロカウンタードリフト

Last-modified: 2019-02-05 (火) 10:34:39

簡単に説明すると、コーナーでドリフト中にハンドルを一切切らずにコーナーをクリアする事である。
転がり抵抗と路面摩擦力のコーナリング中においてもっとも重要な二つの要素が一番バランスがとれた状態であり理論上は最も速いコーナリングである。ステアリング操作が小さいほど速いと言われるのはこのため。
文章で説明するのは難しいが簡単に説明すると、
ほぼ4輪ドリフトである。車の駆動方式によって最初の操作が違う。
比較的楽に出来る駆動方式の車は、フルタイム4WD の前後のデフギアがLSD もしくは、ワンウエイクラッチ付き車両で、少しのステアリング操作とアクセルワークによって出来る。かなり練習は必要だが…
次に、マキシにはないが、FF 車。コーナーに進入する時にステアリングをイン側に切りアクセルオフ、又は軽いブレーキング、タックインが起こりフロントノーズかインに入り込むと同時にリヤ加重が抜け後輪が流れ出す。間髪入れずにアクセルオン、4輪がアクセルワークによって流れながらコーナーをクリア。
MR 車両リア駆動、重量バランスがほぼ前後50 /50 なので、グリップ走行が望ましいが、アクセルを踏めば車は外に流れ、それを抜けばリアが滑り出す。FF 車に、似てはいるが滑る前後が違う違うためパニックに成りやすいが、ステアリング操作でノーズをインに入れたら後はアクセルワークでコントロール、慣れるのには走り込みが必要不可欠、当然オーバースピードはインにもアウトにも張り付く。
FR 車、慣性ドリフトをする方法で進入後はアクセルワークでコントロールするがほぼゼロカウンターと言うのが正しい、ステアリングを15~20度は切らないと、(但しカウンターステアではなくイン側に)フロントのトラクションが抜け曲がらない。
いずれにしても、高度なテクニックなので練習有るのみ。コーナー手前で早めに速めにステアリング操作を。