ロイコ式リライトカード

Last-modified: 2024-01-31 (水) 07:23:09

書き換え可能な磁気カードの一種。リライト(書き換え)カードとも呼ばれる。
PET樹脂面と磁気面の2面のあるカード。PET樹脂の方には印刷も可能で、ロイコ染料を使用した青もしくは黒のインキを直接印字し、印字自体をコードとして読み取りを行う。またインキが熱に非常に弱いことを逆手に取りカード本体のPET樹脂が痛まない限り何度でも書き換えが可能なことからICカードが主流の今でも導入コストの低さも相まって支持を集めている。

 
 

…そう、かつて湾岸マキシ1~3DX+まで使用されていたチューニングカードとはこのロイコ式リライトカードである。
湾岸マキシの場合プレイ毎に書き換えを行っていたためとてもカードとしては痛みやすい仕様になっており、カードが筐体に残った状態にもかかわらず60回/1枚という制限があった。このため連コプレイ毎にちょっと長いロードを挟んでおり、書き換え→コンティニュー→カードの読み取り→再プレイという流れを組んでいた。

 

湾岸マキシ用のチューニングカードは現在入手不可能だが、リライトカードに限ると今現在も一線級の活躍をしているカードのため代用自体は可能。Amazonで無地の白色が10枚/1800円程度で販売されており、大手カード印刷会社での業販では1,000枚/100,000円からではあるが単価100円を切るリライトカードも販売されている。
一部のゲームセンターの代用カードとしても使われており、また書き換え可能なを逆手に取り色々なリライトカードで試す者もいる。
有名所だとダイドー自販機の旧ポイントカード、その他中古ショップのポイントカードや電気屋、ドラッグストア、エ○ちぃDVDショップのポイントカードを印字を消して使用するものも少なくない。
またコレクターズアイテムとしてヤフオク等でカードを買い、テロカ作成の要領でかつての一線級データを呼び起こす者もいる。

 
 

余談だが、頭文字DAC3までも同じく磁気カードとしてリライトカードが使われていたが、市販サイズ(湾岸マキシも同様)とは少し小さく、厚みも市販より若干薄い特殊サイズを使用しているため現在のリライトカードでは読み込みにくいという問題がある。