*アルミランテ・ビジャール(Almirante Villar) [#Title]
#attachref(./Almirante_Villar_top_img.jpg,nolink,30%)
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.9.0};
//過去のVerにてTier10でプレミアム艦艇とされていた艦は特別艦艇と言う枠組みに変更されており現在Tier10にプレミアム艦艇は存在していない為ご注意ください。←①
LEFT:・基本性能
//↑② ページ作成時のパッとコピーできるように少々まどろっこしくなっています。今まで通りのページを作りたい場合は←①の行を空白にしたうえで②の「LEFT:」を消去することで対処できます。
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|3|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|''[[Almirante Barroso]]''|
|~国家|[[パンアメリカ]]|~派生先|''[[Serrano]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|9,300|
|~|装甲|艦首艦尾|6-12mm|
|~|~|中央甲板|10-12mm|
|~|~|中央側面|12mm|
|~|~|上部構造物|6-14mm|
|~|~|砲塔|6mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|0%|
|~機動性|>|機関出力|前期 28,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|34.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|540m|
|~|>|転舵所要時間|2.5秒|
//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕|
|~|海面発見距離|5.9km|7.9km|2.0km|
|~|航空発見距離|2.6km|4.6km|-|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|~|Mk3 Mod.2|10.1km|91m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|~|102 mm/60 Model 1911|4基×1門|AP弾 1850|4.0秒|12.9秒|AP |
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|~|450mm Goncharov三連装|3基×3門(9門)|6133|58秒|6.0km|45kt|0.7km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
・アップグレード
|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットA|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットB|BGCOLOR(#eeaaaa):スロットC|BGCOLOR(#aaccaa):スロットD|BGCOLOR(#aaccaa):スロットE|BGCOLOR(#aaccaa):スロットF|h
|○|○|||||
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
}}
・消耗品
#fold(搭載可能消耗品){{
搭載可能消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|[[応急&br;工作班>消耗品#b9a2217d]]|∞|40|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png,nolink,70%);|[[エンジン&br;ブースト>消耗品#ia76b51d]]|3|120|120|艦艇の最大速度を一時的に向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|[[修理班>消耗品#yd3903f6]]|2|80|20|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
**解説 [#Manual]
ver.15.9から実装されたパンアメリカのTier3駆逐艦。ツリー艦艇。
AP弾を主体とした砲戦を行う艦艇である。
-''抗堪性''
HPは9,300と、他国の同格駆逐艦と比較しても平均的(やや高め)な値であり、十分な数値である。
-''主砲''
--''砲弾''
パンアメリカの駆逐艦は、ツリー艦艇全てが''&color(red){AP弾しか撃てない};''という仕様になっている。これはTier10の[[Veinte De Julio]]まで共通しており、AP弾のみでいかに戦うかが本ツリーを開発する上での課題となる。
AP弾しか使用できない代わりに、跳弾角度に優遇を受けている。具体的には、装甲面に対する入射角が60度未満であれば跳弾せず、60度~67.5度では跳弾する可能性があり、67.5度以上では必ず跳弾する((一般的なAP弾の場合、45度~60度では跳弾する可能性があり、60度以上では必ず跳弾する。))
ただし、跳弾しにくいことと、必ずダメージを与えられることは別である。本艦のAP弾は信管作動に必要な装甲厚が17mmとなっているため、同格の駆逐艦や巡洋艦のように装甲が薄い艦艇に対しては、過貫通が発生しやすい。過貫通した場合、ダメージは最大ダメージの10%にとどまり、通常貫通時の約33%と比べて大幅に減少してしまう。そのため、敵艦の角度だけでなく、装甲厚や命中箇所にも注意して射撃する必要がある。特に、薄い装甲に対しては、敵艦の側面を狙っても過貫通が発生しやすい。一方、艦首方向から射撃した場合は、命中箇所や装甲の重なり方によって過貫通を避けられることもある。ただし、艦首を向けた敵艦に対して常に有効というわけではないため、状況に応じて狙う箇所を変えよう。
--''DPMと砲塔''
本艦のAP弾のDPMは111,000と高く、同格の駆逐艦と比較しても優秀な値を持つ。しかし、前述の通り、薄い装甲に対しては過貫通が発生しやすく、額面上のDPMほどダメージを稼げない場合がある。とはいえ、後述する魚雷にも癖があるため、敵駆逐艦との戦闘では主砲が重要なダメージ源となる。本艦は修理班を使用できるので、一度の会敵で無理に決着をつけようとするのではなく、ヒット&アウェイを繰り返しながら敵駆逐艦のHPを削っていこう。
砲塔は艦首に1門、艦尾に3門という配置になっており、第2砲塔が前方を向いているという少し変わった構成となっている。砲塔旋回速度は特別速いわけではないが、転舵に追従できる程度の性能はあるため、機動戦にも対応できるだろう。
-''魚雷''
3基3門、計9門の魚雷発射管を備えており、Tier3駆逐艦としては非常に重武装である。しかし、この魚雷は''&color(red){非常に雷速が遅い};''という致命的な欠点を抱えている。雷速は''&color(red){わずか45ノット};''しかなく、敵駆逐艦を狙う場合でも大きな偏差が必要となる。至近距離から発射しても、敵艦が減速や転舵を行えば回避されやすい。一方、9門という本数を活かして広い範囲を攻撃できるため、敵艦の進路を予測してまとめて発射する使い方も有効である。ただし、魚雷の威力は1発あたり6,133と控えめで、他国の同格駆逐艦の魚雷と比較しても低めの部類に入る。1発命中しただけでは大きなダメージを与えにくいため、複数本の命中を狙いたい。
射程は6kmと短く、後方にいる大型艦を狙うには接近する必要がある。また、装填時間も58秒と短くはないため、無駄撃ちは避けたい。
-''機動性''
最高速度は34ノットで、速力は同格駆逐艦の中では平均的な水準。転舵所要時間は2.5秒と良好で、速力よりも旋回性能を活かした機動戦が向いている。
-''隠蔽性''
最良隠蔽は5.31kmとなり、日駆の[[若竹>Wakatake]]と並ぶ良好な値を持つ。同格相手に先手を取りやすく、敵駆逐艦の発見や魚雷攻撃の機会を得やすい。ただし、敵艦の隠蔽性能や艦長スキルなどによって状況は変わるため、必ず先に発見できるわけではない。
-''総評''
パンアメリカ駆逐艦ツリーの入門となる駆逐艦である。
低Tier帯のため、パンアメリカ駆逐艦らしい特徴はまだ限定的だが、優遇された跳弾角度を持つAP弾と修理班を活かして粘り強く戦う、砲戦重視の駆逐艦となっている。一方で、AP弾しか使用できないため、薄い装甲に対しては過貫通が発生しやすく、状況によっては思うようにダメージを稼げない。また、魚雷は本数こそ多いものの、雷速が遅く、威力も控えめである。
本艦はTier3としては珍しく多数の魚雷発射管を備えているが、Tierが上がるにつれて魚雷発射管の数が減少し、高Tierでは1基のみとなる艦も存在する。そのため、魚雷だけに頼った戦い方では、後々苦労する可能性がある。主砲を主体に戦う技術を身につけておこう。
Tier3なのでオペレーションで経験値を稼ぐことも可能。どのオペレーションでも敵艦が艦首をこちらに向け、防御姿勢で突っ込んでくることが多い。しかし、主砲の項でも述べたように、本艦は貫通力が高いため、敵艦が艦首を向けている方が過貫通しにくい場合もある。敵艦の角度を過度に気にせず、積極的に砲撃していこう。
**史実 [#History]
-''建造''
アルミランテ・ビジャールは、ロシア帝国海軍向けに建造されたオルフェイ級駆逐艦です。1914年に起工され、1915年8月27日に進水しました。当初は「カピタン・キンスベルゲン(Kapitan Kinsbergen)」と命名されましたが、その後「カピタン1等ミクルーホ=マクライ(Kapitan 1 ranga Miklukho-Maklay)」に改名され、1917年に就役しました。ロシア革命後は、ボリシェヴィキ政権側の艦艇として「スパルタク(Spartak)」に改名されました。1918年12月、ロシア内戦に介入していたイギリス海軍によって拿捕され、その後、独立したばかりのエストニア海軍に引き渡されました。同海軍では「ヴァンボラ(Vambola)」と命名され、エストニア独立戦争などに参加しました。
~1933年、エストニアは艦艇の維持費削減などを目的として、本艦を同型艦とともにペルーへ売却しました。ペルー海軍に編入された本艦は、ペルー海軍の提督マヌエル・ビジャール・オリベラにちなんで「アルミランテ・ビジャール(Almirante Villar)」と改名されました。
-''戦歴''
ペルー海軍に編入された本艦は、1930年代以降、同国の海上戦力の一翼を担いました。
1941年にペルーとエクアドルの間で武力衝突が発生すると、本艦はペルー海軍の艦艇として北部戦線に派遣されました。7月には輸送船団の護衛や沿岸部の偵察・哨戒任務に従事し、陸上部隊の作戦を海上から支援しました。
同年7月25日には、ハンベリ海峡付近でエクアドル海軍の砲艦「アブドン・カルデロン(Abdón Calderón)」と遭遇し、砲撃戦を行いました。この交戦はハンベリ海戦として知られています。両艦は約21分間にわたって砲撃を交わしましたが、交戦の経過や相手艦に与えた損害については、両国側の説明に相違があります。特に、エクアドル側が報告した損傷について、本艦の砲撃によるものと断定できる証拠は確認されていません。
その後も本艦は北部戦線での任務を継続し、エクアドル艦隊が後退した後、1941年10月1日にペルーのカヤオ港へ帰還しました。
-''最後''
第二次世界大戦後も本艦はペルー海軍に在籍していましたが、旧式化が進んでいました。1948年のペルー国内の政変では、艦の水中船体や蒸気復水器などに大きな損傷を受けたとされています。
1952年には海軍学校の練習船として使用されるようになり、第一線の戦闘艦としての役割を終えました。その後、1954年に除籍され、解体されました。ロシア帝国海軍の駆逐艦として建造されてから、ロシア、エストニア、ペルーの3か国の海軍で運用された、数奇な経歴を持つ艦艇でした。
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