Cimarron

シマロン級給油艦

性能諸元

･基本性能

･兵装

ゲーム内説明

シマロン級給油艦は、1939年から1945年にかけてアメリカ海軍向けに35隻が建造され、艦隊の支援用として運用されました。そのうち4隻は、護衛空母として改装されています。本級のネームシップであるシマロンは第二次大戦から生還し、1969年にスクラップとして売却されました。

解説

オペレーション「キラー・ホエール」においては敵AI艦として、「ラプター救出作戦」ではAI空母「Raptor」の補給を担当している友軍AI艦として登場する。
そして、「ナライ作戦 」では先導輸送艦としても登場する。
支援船としての登場だが、特に何か特徴があるわけではない。
　

• 武装
  砲を4基持っている。
  副砲扱いであり散布界がかなり広く、また威力は貧弱であり射程も短いため、自衛すらままならない。
  一部オペレーションでは全く反撃してこない（反撃してきたところで痛くもかゆくもないが…）。
  　
• 防御
  意外と装甲があり、小口径砲の徹甲弾は近距離側面からでも防ぐ程である。小口径砲しか持たない駆逐艦は大人しくHE弾で削るか魚雷で始末しよう。
  　
• 「キラー・ホエール」での注意
  しっかりとプレイしていれば何ともない話であるが、当作戦においてCimarronが湾外へ脱出するとその時点でサブタスク「敵の支援船を殲滅せよ。」が失敗となるので注意。

史実

アメリカ軍の補給艦。民間で建造していた12隻のT3型タンカーを軍で買い取ったもの。T3ファミリーにはいくつかの種類があるが、シマロン級給油艦は基準排水11,335tのT3-S2-A1を指す。T2やT3-S-A1(チワワ級)より一回り大きな船体と強化された機関を持ち、洋上艦隊給油艦として運用された。
戦時の拡張計画により建造された分も合わせ全35隻が建造されたが、このうちの4隻は改造しサンガモン級護衛空母として完成した。これはボーク級に転用するC3型貨物船の船体が4隻分足りずシマロン級の船体を利用することになったためである。また、最後8隻は大型化させて3隻をアシュタブラ級、5隻をミスピリオン級として再分類している。
　
日本ではなじみの薄い艦だが比較的日本でも有名な同型艦として「ネオショー」と「ミシシネワ」がいる。
ネオショーは珊瑚海海戦で駆逐艦シムスと行動中に日本軍に発見され、空母と誤認されて艦爆による攻撃を受け航行不能となるもすぐには沈没せず、シムス乗員を救助したのちに救援に駆け付けた味方に砲撃処分された。
ミシシネワはウルシーに係留中に特攻兵器「回天」の攻撃を受けて大火災を起こし転覆、沈没している。
回天初の戦果と言われているとかいないとか…。

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