Edinburgh

タウン級軽巡洋艦(エディンバラ級軽巡洋艦) HMS Edinburgh C16

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

搭載可能アップグレード

搭載可能アップグレード

1		主砲兵装改良1	主砲および魚雷発射管の機能停止発生率　-20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性　+50% 主砲および魚雷発射管の修理時間　-20%
		副兵装改良1	副砲の抗堪性　+100% 対空砲座の抗堪性　+100%
		弾薬庫改良1	自艦の弾薬庫誘爆率　-70%
		応急工作班改良1	応急工作班の有効時間　+40%
		着弾観測機改良1	着弾観測機の有効時間　+30%
2		ダメージコントロールシステム改良1	浸水発生率　-3% 火災発生率　-5%
		機関室防御	主機損傷確率　-20% 主機修理時間　-20% 操舵装置損傷確率　-20% 操舵装置修理時間　-20%
		水中聴音改良1	水中聴音の有効時間　+20%
		警戒レーダー改良1	警戒レーダーの有効時間　+20%
3		主砲改良2	主砲装填時間　主砲旋回速度　+15%
		副砲改良1	副砲最大射程　+20% 副砲弾の最大散布界　-20%
		対空砲改良1	優先対空セクターの準備時間　-20%
		射撃システム改良1	主砲弾の最大散布界　-7% 魚雷発射管旋回速度　+20% 副砲最大射程　+5% 副砲弾の最大散布界　-5%
		魚雷発射管改良1	魚雷発射管の旋回速度　+20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性　-40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値)　+5%
		発煙装置改良1	スモークの展張時間　+30% スモークの持続時間　-5%
4		ダメージコントロールシステム改良2	浸水復旧時間　-15% 消火時間　-15%
		操舵装置改良2	転舵所要時間　-20%
5		魚雷発見システム	魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上
		隠蔽システム改良1	発見距離　-10%
		操舵装置改良3	転舵所要時間　-40% 操舵装置修理時間 -80%
		艦艇消耗品改良1	艦艇の消耗品の動作時間　+10%

･消耗品

搭載可能消耗品

搭載可能消耗品

スロ ット	消耗品	名称	使用 回数	準備 時間	有効 時間	効果
R		応急 工作班	∞	60	5	火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。
T		特殊 修理班	3	80	20	自艦のHPを回復する 回復量：最大HPの 2 [%/秒]
Y		水中聴音	3	120	100	敵艦、敵魚雷の強制捕捉範囲(煙幕内も含む)を向上させる 魚雷強制捕捉距離：3.50 [km] 敵艦強制捕捉距離：5.00 [km] 最大潜航深度の潜水艦補足距離：2.00 [km]
U		発煙装置	3	160	15	自艦を中心に半径 0.60 [km]の視界を遮る煙幕を展開する 煙幕持続時間：99 [秒]
		着弾 観測機	4	240	100	主砲の射程を 20 [%]延伸する
		戦闘機	3	90	60	自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する 戦闘機数 3機
		警戒 レーダー	3	120	30	一定範囲内のすべての敵艦を探知する 敵艦捕捉距離(水上)：10.00 [km]

ゲーム内説明

エディンバラ級軽巡洋艦は、第二次大戦中におけるイギリス海軍最強の軽巡洋艦であり、
装甲防御力においては大半の同一艦種の艦艇を凌駕していました。
前級から強力な主砲を引き継いでおり、対空兵装は、1930年代における他のイギリス海軍の巡洋艦より強力なものでした。

1933年8月、日本における最上型軽巡洋艦の建造を受けて、主砲として4基の三連装砲塔を備える軽巡洋艦の開発計画が開始されました。その結果として、1936年の建艦計画の下で2隻の軽巡洋艦が建造されました。本級のリードシップであったエディンバラは1939年に就役し、輸送船団の護衛やロフォーテン諸島への襲撃、およびドイツ戦艦ビスマルクの追撃戦に参加しました。そして1942年4月20日、本艦はレンドリースのための2,000万ドルを運んでいる最中に2本の魚雷を被雷しました。更にその後、ムールマンスクへ向けて曳航されている途中に再度の攻撃を受けました。この際に本艦はドイツ軍の駆逐艦を1隻撃沈しましたが、最終的には本艦も沈没しました。

解説

イギリスTier8巡洋艦。
同型艦の「Belfast」がプレミアム艦として実装されているが、そちらはEdinburghと違いTier7である。
　

• 主砲
  前ティアFijiと射程も含め全く同じものであるため、装填が0.2秒短縮されてはいるもののの主砲の威力自体は全く向上していない。
  　
• 魚雷
  Fijiと同じ配置、同じ門数だが威力が334下がった代わりに射程が2km、速度が1kt増した。隠蔽状態からの魚雷投射が可能になったが片舷３門と非常に頼りない。
  　
• 対空
  Fijiより大口径、中口径対空砲が1,5倍である。優秀な数値であるが、対空防御砲火は使えない上、旋回半径の拡大でむしろ航空雷撃の回避は辛くなった。
  　
• 機動性
  速力は相変わらず32.5kt、転舵時間・旋回半径ともに悪化しているが同格では平均的な値。このティアからティア10艦艇ともマッチングするため、操艦ミスが命取りとなる可能性が高くなる。しっかりとした回避テクを身に着けよう。
  　
• 装甲
  中央部の舷側装甲はFijiから変わってない。艦首艦尾は16mmになり、203mm砲AP弾に強制貫通されなくなった。防郭甲板は機関部を除いて同格軽巡と比べ厚めになっているが、その機関部に装甲が施されていないのはFijiらとおなじ*1。
  　
• 隠蔽
  素で11.4kmと同ティア最高の隠蔽を持っているが、同ティアの強力な巡洋艦のAtagoが11.5kmなのでそこまで優れていると言えないのが残念である。おまけに同型艦のBelfastが何故か11.3kmなのも、本艦の隠蔽が優秀な印象を抱かせない原因だろうか。アップグレードFを積むことで10.3km、最大で9.3kmまで縮まる。

• 消耗品
  修理班、ソナー、煙幕orレーダーである。
  まず修理班は大きく効果が変わっており、短時間(20秒)で他国の修理班の倍以上の回復を行える強力なものになっており、おかげで火災浸水のダメージに高い耐性を持っている。またバイタルを抜かれてもそのダメージの5割回復が可能でリカバリー力も上昇している。
  そして煙幕の択一で追加されたのがレーダーである。10kmの敵艦を強制発見するのだが、本艦の発見距離よりも長い為、発見を食らった時のカウンターで使ったり、エリアを踏んだ駆逐艦を見つけたりと高い柔軟性を持つ。
  　
• 総論
  前ティアに比べて、アップグレードF、レーダー、修理班の性能向上が大きな違いである。特に修理班はイギリス巡洋艦T8,9,10固有のもので、回復量がすさまじく、ドレッドノート旗を積んだ状態であれば全体の半分程も回復してしまうこともある。
  　
  全体的にはHP、対空、隠蔽の上昇と修理班の性能向上により防御関連の性能が大幅に上昇したが、装甲は据え置きで、旋回性能は悪化しているため、破壊的一撃をもらうリスクはむしろ増したと思っておいた方が良い。そうなってしまってはせっかくの性能向上した修理班も意味がない。立ち回りには気を遣おう。
  　
  攻撃面では主砲は据え置き、魚雷は射程は伸びたが片舷3門と余り頼りにできるとは言い難い性能なのは変わらないので、火力はほぼ据え置きなのが痛いところ。

STAR Edinburgh

ver12.2にてランダムバンドル「星の使者たち」でSTAR 北風と一緒に実装されたEdinburghのプレミアム艦艇バージョン。被発見状態で変化する特殊無期限迷彩付き。(迷彩を剥がすと普通のEdinburghに戻せる)
元のEdinburghと性能諸元は変わらない。

史実

イギリス海軍のタウン級軽巡洋艦。
ソ連行きとソ連から戻る船団を護衛していたが、1941年4月30日にドイツの潜水艦U-456から雷撃を受け航行不能となる。
さらに曳航中の5月2日にドイツ駆逐艦から雷撃を受け、甲板の被覆材と竜骨のみによってかろうじて繋がっている状態となったため、自沈処分となった。
なおこの戦闘では，ドイツ駆逐艦Z7もエディンバラや随伴艦からの反撃で大破し、戦闘後に自沈している。

魚雷が命中した瞬間

エディンバラ (軽巡洋艦) - Wikipedia、HMS Edinburgh 1939-1942　HMS Edinburgh Crew Member Photos

小ネタ

沈没したエディンバラには、連合国がソ連に送った軍需物資の代金として4.5トンの金地金が積み込まれていた。
1981年9月15日に465個中431個の金塊が回収された。
エディンバラ (軽巡洋艦) - Wikipedia、HMS Edinburgh 1939-1942 BBC 'Gold From The Deep' Documentary

公式動画

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