München

M級軽巡洋艦計画案 ミュンヘン

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

･消耗品

ゲーム内説明

ミュンヘンは、二次大戦の勃発前に開発された軽巡洋艦の設計案 ("M" 級軽巡洋艦) です。ケーニヒスベルク級およびニュルンベルク級に比べて火砲とそのレイアウトがかなり異なっており、速力でも上回っていました。

解説

初心者で購入を検討されている方へ

ドイツTier7プレミアム巡洋艦。

• 抗堪性
  Nuernbergより少し硬くなった。
  50mm装甲2枚からなるタートルバック装甲もどきが付き、多少の防御力を持つに至っている。
  しかしバイタルが相当なわがままボディであり、特にマスト直下では装甲帯からはみ出すかなりの高さまで上がっている。
  バイタル上部は台形であるため、ここに貫入されるとほぼ確実にバイタルに入りお陀仏となる。
  戦艦や大型巡洋艦にとってはやはり経験値BOXである。
  HPは同格底辺グループでFijiに劣り、Atlanta、Flintより優れる。
   
• 主砲
  150mmの連装砲を前後に2基ずつというM級軽巡洋艦の史実レイアウト。射角は前方32°、後方35°とあまりよろしくないため引き撃ち時は特に注意しよう。射程はNuernbergより0.1km長くなってあいかわらず同格内では優秀。
  ［AP弾］
  Nuernberg砲よりAP弾はダメージがやや下がったがそれでも同格6インチ砲ではトップ。貫通力はやや向上したがやっぱり同格6インチ砲ワースト。
  装填がNuernbergより1秒速くなっており、DPMは36万と同格では5インチ砲を搭載するAtlantaに次いで2位。当然、同格6インチ砲ではトップであり、マッチ帯においてもT9のNeptune、T8のMainzに次いで3位と化け物じみたDPMを誇る。
  高弾道ゆえの当てにくさや、貫通力の低さによる投射量に対するダメージ効率の悪さが目立つが、それを補いうるだけのエイムさえあれば、圧倒的な火力を発揮することができる。側面を向けた敵に対して積極的に使っていこう。
  ［HE弾］
  優秀なAP弾に対してHE弾ダメージ・火災発生率はNuernbergと変わらずDPMは16万ちょっとしかない。これは同格6インチ砲ワーストの数値となり、駆逐艦であるMahanにも劣る数値である。また、弾速がNuernbergよりやや遅くなっており弾道は米軽巡のそれに近くなっている。
  素で38mmまで貫通出来るため、T7軽巡としては珍しくIFHEを必要としない点は嬉しい。発火率は8%と然程高くないが、同格のIFHE持ち軽巡と比較すれば、優秀な投射量も相まって相対的に着火はかなり容易な方と言えるだろう。
  よって、艦を立てた敵に対してはHEを使い、高い弾道を生かして島裏から敵艦を焼き殺す戦術を得意とする。引き撃ちで敵のプッシュを押し止める際にも重宝するだろう。格上の艦首艦尾装甲も貫通できるため低DPMながらダメージ効率は高く、アルファダメージの低さに見合わない戦術的効果をもたらす。

• 魚雷
  独艦おなじみの6km射程のお守り魚雷。
  4門しかなく対戦艦には火力不足だが、存在するだけでプレッシャーが生じるほかシナリオでも便利。
   
• 対空火力
  同格最低クラス。
   
• 機動性
  鈍足傾向の独巡で例外的、同格トップの36ktを発揮する。
  旋回と転舵所要時間はNuernbergと一長一短、同格内では良くも悪くもない。
   
• 隠蔽性
  NuernbergやMainzと真逆で、最良隠蔽9.4kmと非常に良く同格トップ。
  消耗品の5.5kmソナーと相まって、前線で活動することも可能。
   
• 総評
  T7屈指の火力艦である。
  独特な主砲性能や抗堪性の低さゆえ、一見するとピーキーな性能とも受け取られそうだが、「適切な操艦で低い抗堪性をカバーできさえすれば」軽巡として高いレベルで纏まった性能を生かし、多様な戦闘シーンにおいて強みを発揮することができる万能性を秘めた存在と言えるだろう。
  同格軽巡において高火力・高隠蔽・高機動と三拍子揃った艦はMünchenの他に存在しない。優秀な隠蔽と速力を生かして陣形有利を勝ち取り、ナメた動きを見せた敵にその類稀なる火力を押し付けよう！

史実

M級軽巡洋艦 (Wikipedia)

小ネタ

開発ブログ

編集用コメント

コメント欄