*ヌエバ・エスパルタ [#Title]
#attachref(./Nueva_Esparta_top_img.jpg,nolink,30%)
#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.15.9.0};
LEFT:・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|9|~種別|ツリー艦艇|
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|''[[Cuauhtémoc>Cuauhtemoc]]''|
|~国家|[[パンアメリカ]]|~派生先|''[[Veinte De Julio]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(A) 15,800&br;(B) 17,500|
|~|装甲|艦首艦尾|19-20mm|
|~|~|中央甲板|19-20mm|
|~|~|中央側面|19mm|
|~|~|上部構造物|13-19mm|
|~|~|砲塔|6mm|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(A) 0%&br;(B) 0%|
|~機動性|>|機関出力|50,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|34.5ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|560m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 5.9秒&br;(B) 4.2秒|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕射撃|
|~|海面発見距離|7.6km|9.6km|2.7km|
|~|航空発見距離|3.5km|5.5km|-|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|Mk9 mod.1|11.3km|100m|
|~|Mk9 mod.2|12.4km|108m|
&br;
|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|113 mm/45 QF Mk.IV (RP10 Mk.IV* 砲座)|3基×2門|AP弾 2000|3.3秒|9.0秒|AP|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|A-B|533 mm Mk IX*|1基×3門(3門)|15,867|81秒|10.0km|61kt|1.3km|
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~爆雷|~最大ダメージ|~グループ数|~投下数|~装填時間|
|~|3,600|2|10|40秒|
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~継続的秒間ダメージ&br;(爆発ダメージ((斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ)))|~命中精度|~有効ゾーン&br;0.1km - |
|~|A|中|40 mm/56 OQF Mk.XI|8基×2門| 200 |100.0%|3.5km|
|~|~|長|113 mm/45 QF Mk.IV|3基×2門| 56&br;(3×1540)|100.0%|5.8km|
|~|B|中|76.2 mm/50 Mk.22|8基×1門| 284 |100.0%|3.5km|
|~|~|長|113 mm/45 QF Mk.IV|3基×2門| 56&br;(3×1540)|100.0%|5.8km|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~戦闘&br;指令|>|~メーター増加条件|~メーター増加量|
|~|>|主砲弾の敵艦への命中|4%|
|~|>|~メーター減少条件|~メーター減少量|
|~|>|10秒間上記の条件を達成しない|-20%/秒|
|~|~指令内容|~指令効果|~効果時間|
|~|主砲AP弾ダメージ|+50%|10秒|
&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:70|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○|○|
#fold(搭載可能アップグレード){{
搭載可能アップグレード
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM040_AirDefenseDisp_Mod_I.png,nolink,70%);|対空防御砲火改良1|対空防御砲火の有効時間 +20%&br;消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/爆雷改良1.png,nolink,70%);|爆雷改良1|爆雷数 +2|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;空母中隊の発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM013_MainGun_Mod_III.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM015_FireControl_Mod_II.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM014_Torpedo_Mod_III.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良2|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM074_AuxiliaryArmament_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲装填時間 -20%&br;対空継続ダメージ +15%&br;対空砲弾の爆発によるダメージ +15%&br;消耗品「対空防御放火」を発動中に対空兵装の斉射によって生成される爆発数 +2|
}}
・消耗品
#fold(搭載可能 消耗品){{
搭載可能 消耗品
|CENTER:36|CENTER:48|CENTER:64|CENTER:36|CENTER:36|CENTER:36|LEFT:420|c
|~スロ&br;ット|消耗品|名称|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間| 効果|h
|~R|&attachref(消耗品/consumable_PCY009_CrashCrewPremium.png,nolink,70%);|応急&br;工作班|∞|40|5|火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。|
|~T|&attachref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png,nolink,70%);|エンジン&br;ブースト|3|120|120|艦艇の最大速度を一時的に向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
|~Y|&attachref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrewPremium.png,nolink,70%);|修理班|3|80|14|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 1.0 [%/秒]|
|~U|&attachref(消耗品/Consumable_PCY022_ArtilleryBoosterPremium.png,nolink,70%);|[[主砲装填&br;ブースター>消耗品#MainGunReloadBooster]]|80秒&br;&size(8){(合計使用時間)};|5|1秒&br;&size(8){(最小動作時間)};|主砲の装填時間を一時的に-50%にする|
}}
**ゲーム内説明 [#Explain]
1950年代初期にヴィッカーズ・アームストロング社によってベネズエラ海軍のために建造された、3隻からなる近代的な駆逐艦のリードシップです。これらの艦艇は、ベネズエラの新たな近代艦隊の重要な一部を構成することが意図されていました。イギリス海軍のバトル級駆逐艦をベースとしており、イギリスやオーストラリアの艦艇にはなかった 113 mm 連装砲塔を船尾に追加で搭載していました。本艦の艦名はベネズエラの州のひとつにちなんでおり、1978年には退役しています。
**解説 [#Manual]
パンアメリカのTier9駆逐艦、ツリー艦艇。
前級はアメリカのフレッチャー級駆逐艦だったが、本艦はイギリスで建造されたバトル級駆逐艦を発展させた設計の艦艇となっている。
-''抗堪性''
HPは前級から微増したものの、依然として米英の雷駆並みに低い値である。砲駆としての性格が強い本艦は、これまで通り修理班を活用し、敵砲駆とのHP差を埋めながら戦うのが基本となる。
-''主砲''
--''口径と砲塔''
前級が127mm砲を搭載していたのに対し、本艦では''113mm''砲へと小口径化している。それに伴い、AP弾の単発ダメージは2,150から2,000に低下しているが、主砲が単装砲5門から連装砲3基6門になったことで、1斉射あたりのダメージは10,750から12,000に増加している。また、装填時間が短縮されたことで、AP弾のDPMは前級の169,737から218,182へと約28.6%増加している点は特筆に値する。
砲塔は艦首に2基、艦尾側に1基搭載している。艦尾側の第3砲塔は全周旋回が可能なため、砲塔の取り回しは良好である。ただし、この第3砲塔は前方にある対空機銃が射界を妨げるため、前方への射角が40°とかなり悪い。全門で射撃しようとすると大きく艦を傾ける必要があるため、無理に全門を指向させるよりも、艦首側の2基4門で対処する選択肢も考えておこう。また、砲弾の初速が少々遅いため、遠距離だとだいぶ偏差を取らなければならい点も注意が必要。
連装砲になったことで砲塔の旋回速度は若干低下しているものの、舵を切って砲の指向方向が逆になった場合でも、砲塔が追いつきやすくなっている。しかし、本艦からはアップグレード6スロット目が解放され、「主砲改良3」を搭載できるようになる。このアップグレードを搭載すると砲塔の旋回性能が低下するため、機動戦を展開する際は砲の向きに十分注意する必要がある。
--''貫通力''
小口径化した一方で、AP弾の貫通力には優遇があり、前級の65mmから76mmに向上している。側面を向けた巡洋艦に対しては、装甲配置や射距離などの条件が整えばVPを狙えるだろう。
駆逐艦に対しては、AP弾の過貫通が発生しやすい点に注意したい。一方、信管作動装甲厚が前級の21mmから19mmに低下しているため、19mm以上の装甲に命中した際は信管が作動しやすくなっている。敵艦の装甲配置や着弾位置によっては、上部構造物などに通常貫通ダメージを与えやすくなる場面もある。
さらに、主砲装填ブースターや戦闘命令、艦長スキル、アップグレードなどを組み合わせれば、短時間で大きなダメージを与えられる。状況次第では、残りHPが1~2万程度の大型艦を瞬間火力で削り切ることも狙えるだろう。
-''魚雷''
前級の5門から''&color(red){3門};''に減少している。
このTier帯で魚雷の門数が減るのは痛いが、再装填時間が大幅に短縮されているため、魚雷DPMは前級から大きく変化していない。加えて、射程が10kmまで延長されたことで、大型艦を狙いやすくなり、攻撃機会が増えた点は長所といえる。
一方、敵駆逐艦に対しては、投射できる魚雷の本数が少ないため、命中させるのは難しい。敵駆逐艦を直接狙うよりも、後方に控える大型艦の進路を予測して魚雷を流す使い方が効果的だろう。
雷速の遅さと射角の悪さは前級から変わらないため、取り扱いには注意したい。
-''爆雷''
1グループあたりに投下する爆雷の数が増加している。
左右に1個ずつ投下した後、艦の真下にも投下する方式のため、敵潜水艦を攻撃する際はかなり接近する必要がある。
-''対空火力''
対空火力が頼りない点は前級から変わらない。
中距離対空兵装の継続ダメージは向上している一方、長距離対空兵装の爆発数は4から3に減少している。
-''機動性''
速力が0.5ノット低下し、転舵所要時間も0.3秒悪化している。
機動性はやや鈍重になっており、島と島の間に流れてきた敵魚雷を避けにくい場面もある。常に敵魚雷を警戒し、必要に応じて回避できるような姿勢や航路を意識しておく必要がある。
-''隠蔽性''
最良隠蔽は6.1km。
砲駆としてはまずまずの値だが、高隠蔽の雷駆と比較すると先に発見されやすく、発見後も追跡されやすい。パンアメリカ駆逐艦にとって、高隠蔽の敵駆逐艦への対処は特に厄介であることを念頭に置いて戦いたい。
-''消耗品・戦闘命令''
消耗品と戦闘命令の基本的な性能は前級から変わっていない。
-''総評''
前級からさらに砲撃能力が強化されたパンアメリカ駆逐艦である。
主砲の装填時間短縮に加え、アップグレード6スロット目が解放されたことで、主砲をさらに強化できる。巡洋艦だけでなく、大型艦に対しても大きなダメージを与えられる性能を持つ。敵艦の装甲配置を意識して狙い所を選べば、瀕死の大型艦を短時間で撃沈することも可能だろう。
一方、高Tier艦艇らしく大型化に伴って機動性や隠蔽性は悪化している。高隠蔽の雷駆が相手では、発見距離の差によって非常に戦いづらい。このTier帯では、熟練した駆逐艦乗りが敵の位置を予測して魚雷を流してくることも多いため、無警戒に航行していると魚雷を受けやすい。そうならないよう、敵駆逐艦の位置や魚雷の射線を意識し、姿勢管理と間合いの調整を徹底しよう。
**史実 [#History]
#fold(長くなるので格納){{
ヌエバ・エスパルタ(ARV((現在のベネズエラ海軍は、国名の変更(ベネズエラ・ボリバル共和国)に伴い組織名が「ボリバル海軍(Armada Bolivariana)」に変わっています。そのため、現代の現役艦船には ABまたは ARBVという接頭辞が使われています。)) Nueva Esparta)は、1950年代にベネズエラ海軍が運用していたヌエバ・エスパルタ級駆逐艦の1番艦です。
-''建造から就役''
本艦級はベネズエラを統治していたマルコス・ペレス・ヒメネス将軍による海軍近代化計画の一環として、1950年にヴィッカース・アームストロング社に対して発注されました
ヴィッカース・アームストロング社はイギリスのバトル級駆逐艦(Batch 3)(([[Barfleur]]、[[Jutland]]、[[Somme>Jutland#yf52a832]]))の設計をベースに、ベネズエラ海軍向けに設計し建造しました。
就役後は第1駆逐隊の旗艦(Leader of First Destroyer Flotilla)に指定され、ベネズエラ海軍最高の火力を持つ主力戦闘艦として君臨しました。
-''1958年クーデター''
1958年1月23日、独裁体制を敷いていたペレス・ヒメネス大統領に対する大規模なクーデターが発生しました。
この際、ヌエバ・エスパルタとその乗組員、そして姉妹艦らは反乱軍(民主化勢力)側を支持して行動を起こしました。海軍が独裁政権への忠誠を破り、首都カラカスに近いラ・グアイラ港などで圧力をかけたことが、ヒメネス大統領を亡命に追い込み、ベネズエラが民主化へ舵を切る決定的な要因の一つとなりました。
-''キューバ危機''
1962年10月、米国とソ連の間で核戦争の危機が高まったキューバ危機が勃発します。
アメリカのケネディ大統領はキューバへの武器輸送を防ぐため、海上封鎖(米軍は「検疫・隔離」と呼称)を宣言しました。この際、ベネズエラ海軍もアメリカ主導の多国籍封鎖艦隊(第137合同任務部隊)に艦船を派遣して協力しており、ヌエバ・エスパルタもキューバ周辺海域の哨戒・監視任務(クアランティン作戦)に参加し、国際的な緊張の最前線に身を置きました。
-''「エル・ポルテニャソ」''
同じく1962年6月、ベネズエラのプエルト・カベヨ海軍基地で、左翼系兵士やゲリラが結託して政権打倒を試みた激しい武装蜂起「エル・ポルテニャソ(El Porteñazo)」が発生しました。
ヌエバ・エスパルタをはじめとする海軍の主力艦艇は政府軍側に立ち、反乱軍が立てこもる基地や都市の拠点を制圧するため、主砲による艦砲射撃を実施して反乱鎮圧に貢献しました。
-退役
その後もベネズエラ領海の防衛や演習に従事しましたが、1970年代後半に入ると艦の老朽化が進み、1978年に除籍・退役となりました。
}}
**小ネタ [#Digression]
*編集用コメント [#EditorialComment]
#fold(''編集用のコメントはこちら''){{
#pcomment(./編集用,reply,5)
}}
*コメント欄 [#Comment]
#pcomment(./コメント,reply,15)