*スプリト (ル・ファンタスク大型駆逐艦ユーゴスラビア海軍仕様)[#Title]
&attachref(./Split_wows_main.jpg,50%);

#contents
*性能諸元 [#Ability]
RIGHT:&color(DarkGray){編集時 ver.14.0.0.0};

・基本性能
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|8|~種別|ツリー艦艇 |
|~艦種|[[駆逐艦]]|~派生元|''[[Grom]]''|
|~国家|[[ヨーロッパ]]|~派生先|''[[Lambros Katsonis]]''|
|>|>|CENTER:SIZE(12):|LEFT:SIZE(12):|c
|~生存性|>|継戦能力|(A) 13,400&br;(B) 16,600|
|~|装甲|艦首艦尾|19mm|
|~|~|中央甲板|19mm|
|~|~|中央側面|19mm|
|~|~|上部構造物|13mm|
|~|~|砲塔|13mm|
|~|~|防郭|--|
|~|対水雷防御|ダメージ低減|(A-B) 0%|
|~機動性|>|機関出力|55,000馬力[hp]|
|~|>|最大速力|38.0ノット[kt]|
|~|>|旋回半径|640m|
|~|>|転舵所要時間|(A) 5.5秒&br;(B) 3.9秒|

//船体が1種類のみの場合、(A)の表記は不要で数値のみを記載、船体欄には「-」
//プレミアム艦艇の派生元・派生先は「-」
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~隠蔽性|~ |~通常|~火災|~煙幕|~最良|
|~|海面発見距離|8.51km|10.51km|3.59km|6.89km|
|~|航空発見距離|3.76km| 6.76km|-|3.05km|

//副砲がない場合は副砲の箇所に「-」
&br;
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~射撃管制装置|~船体|~モジュール|~主砲射程|~最大散布界|
|~|A-B|SUO Mk 8 Mod.1|10.27km|92m|
|~|~|SUO Mk 8 Mod.2|11.30km|100m|
&br;
|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|>|CENTER:SIZE(12):|SIZE(12):|c
|~主砲|~船体|~口径|~基数×門数|~最大ダメージ(火災)|~装填|~180度旋回|~弾種|
|~|A-B|140mm/56|5基×1門|HE弾 2,000(10%)|3.4秒|18.0秒|HE|
//主砲の口径は口径と砲身長のみを記載し、型は書かない
//弾種はサイズのみ省略して記載、サイズ表記のないものはそのまま記載
//ページの横幅に収まらない場合は口径・弾種の文字サイズを縮小 SIZE(11):
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~魚雷|~船体|~口径|~基数×門数(片舷)|~最大ダメージ|~装填|~射程|~雷速|~発見|
|~|A-B|533mm M1943 mod 0|2基×3門(6門)|10,700|60秒|8.5km|76kt|1.6km|
//魚雷を装備していない場合、枠ごと削除
//魚雷の口径は「魚雷発射管の口径+魚雷のモジュール名」
&br;
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~爆雷|~船体|~最大ダメージ|~グループ数|~投下数|~装填時間|
|~|A-B|2,500|2|10|40秒|
//爆雷を装備していない場合、枠ごと削除
&br;
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~対空砲|~船体|~距離|~口径|~基数×門数|~継続的秒間ダメージ&br;(爆発ダメージ((斉射1回あたりの爆発数×砲弾1発の爆発半径内秒間ダメージ)))|~命中精度|~有効ゾーン&br;0.1km - |
|~|A|短|13.2mm Hotchkiss wz.1940|6基×2門| 60          |95.0%|1.5km|
|~|~|中|40mm/56 Bofors L/60 Model 1936|8基×1門| 140          |100.0%|3.5km|
|~|B|短|15mm ZB-60 VZ-35|6基×1門| 60          |95.0%|1.5km|
|~|~|中|40mm/56 Bofors wz.1936|8基×2門| 189          |100.0%|3.5km|

//対空砲を装備していない場合、枠ごと削除
//該当する距離の対空砲を装備していない場合、行ごと削除
//文字数が多くなりがちなので、適宜文字を小さく編集してください

&br;
・アップグレード
|>|>|>|>|>|CENTER:70|c
|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット1|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット2|BGCOLOR(#eeaaaa):スロット3|BGCOLOR(#aaccaa):スロット4|BGCOLOR(#aaccaa):スロット5|BGCOLOR(#aaccaa):スロット6|h
|○|○|○|○|○||

#region(搭載可能アップグレード)
|BGCOLOR(#eeaaaa):1|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM030_MainWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|主砲兵装改良1|主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20%&br;主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50%&br;主砲および魚雷発射管の修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM031_SecondaryWeapon_Mod_I.png,nolink,70%);|副兵装改良1|副砲の抗堪性 +100%&br;対空砲座の抗堪性 +100%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM032_PowderMagazine_Mod_I.png,nolink,70%);|弾薬庫改良1|自艦の弾薬庫誘爆率 -70%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM039_CrashCrew_Mod_I.png,nolink,70%);|応急工作班改良1|応急工作班の有効時間 +40%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM038_Spotter_Mod_I.png,nolink,70%);|着弾観測機改良1|着弾観測機の有効時間 +30%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):2|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM020_DamageControl_Mod_I.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良1|浸水発生率 -3%&br;火災発生率 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM069_Movement_Mod_I.png,nolink,70%);|機関室防御|主機損傷確率 -20%&br;主機修理時間 -20%&br;操舵装置損傷確率 -20%&br;操舵装置修理時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM036_SpeedBooster_Mod_I.png,nolink,70%);|エンジンブースト改良1|エンジンブーストの有効時間 +30%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM042_RLSSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|警戒レーダー改良1|警戒レーダーの有効時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM041_SonarSearch_Mod_I.png,nolink,70%);|水中聴音改良1|水中聴音の有効時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM040_AirDefenseDisp_Mod_I.png,nolink,70%);|対空防御砲火改良1|対空防御砲火の有効時間 +20%&br;消耗品「対空防御砲火」の準備時間 -10%|
|BGCOLOR(#eeaaaa):3|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM006_MainGun_Mod_II.png,nolink,70%);|主砲改良2|主砲装填時間 主砲旋回速度 +15%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM012_SecondaryGun_Mod_II.png,nolink,70%);|副砲改良1|副砲最大射程 +20%&br;副砲弾の最大散布界 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM018_AirDefense_Mod_III.png,nolink,70%);|対空砲改良1|優先対空セクターの準備時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM033_Guidance_Mod_I.png,nolink,70%);|射撃システム改良1|主砲弾の最大散布界 -7%&br;魚雷発射管旋回速度 +20%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM070_Torpedo_Mod_IV.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良1|魚雷発射管の旋回速度 +20%&br;魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40%&br;艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM037_SmokeGenerator_Mod_I.png,nolink,70%);|発煙装置改良1|スモークの展張時間 +20%|
//|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM028_FireControl_Mod_I_US.png,nolink,70%);|射撃管制室改良1|主砲最大射程 +16%&br;副砲最大射程 +5%&br;副砲弾の最大散布界 -5%|
|BGCOLOR(#aaccaa):4|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM023_DamageControl_Mod_II.png,nolink,70%);|ダメージコントロールシステム改良2|浸水復旧時間 -15%&br;消火時間 -15%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM024_Engine_Mod_II.png,nolink,70%);|推力改良1|最大出力への到達時間 -50%&br;艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM025_SteeringGear_Mod_II.png,nolink,70%);|操舵装置改良1|転舵所要時間 -20%|
|~|&attachref(アップグレード/爆雷改良1.png,nolink,70%);|爆雷改良1|爆雷数 +2|
|BGCOLOR(#aaccaa):5|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM026_LookoutStation_Mod_I.png,nolink,70%);|魚雷発見システム|魚雷の強制捕捉範囲を 1.8km という固定値に向上|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM027_ConcealmentMeasures_Mod_I.png,nolink,70%);|隠蔽システム改良1|発見距離 -10%&br;空母中隊の発見距離 -10%&br;自艦を攻撃中の敵が射撃した砲弾の最大散布界 +5%|
|~|&attachref(アップグレード/Wows_icon_modernization_PCM035_SteeringGear_Mod_III.png,nolink,70%);|操舵装置改良2|転舵所要時間 -40%&br;操舵装置修理時間 -80%|
|~|&attachref(アップグレード/Icon_modernization_PCM072_AbilityWorktimeBoost_Mod_I.png,nolink,70%);|艦艇消耗品改良1|艦艇の消耗品の動作時間 +10%|
//|BGCOLOR(#aaccaa):6|&attachref(アップグレード/MainGun3.png,nolink,70%);|主砲改良3|主砲装填時間 -12%&br;主砲旋回速度 &color(red){-13%};|
//|~|&attachref(アップグレード/Torpedo3.png,nolink,70%);|魚雷発射管改良3|魚雷発射管装填時間 -15%&br;魚雷発射管の機能停止発生率 &color(red){+50%};|
//|~|&attachref(アップグレード/FireControl2.png,nolink,70%);|射撃管制装置改良2|主砲最大射程 +16%|
//|~|&attachref(アップグレード/AuxiliaryArmamentsModification2.png,nolink,70%);|副兵装改良2|副砲の装填時間 -20%&br;対空兵装による継続ダメージ +15%&br;対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ +15%&br;消耗品「対空防御砲火」を使用中の対空兵装斉射による爆発数 +2|
//アップグレードのパターン一覧から必要なものをコピーしてください。
#endregion

・消耗品
#region(搭載可能 消耗品)
|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|CENTER:48|LEFT:440|c
|~スロット|消耗品|使用&br;回数|準備&br;時間|有効&br;時間|効果|h
|~R|[[&ref(消耗品/CrashCrew2.png);>消耗品#b9a2217d]]|∞|40|5&br;(7)|火災・浸水・損傷したモジュールの修復|
|~T|[[&ref(消耗品/SmokeGenerator2.png);>消耗品#he28a71e]]|3|160|20&br;(24)|自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する&br;煙幕の持続時間:89 [秒]|
|~Y|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY015_SpeedBoosterPremium.png);>消耗品#ia76b51d]]|4|90|90&br;(117)|艦艇の最大速度を向上させる&br;最大速度の上昇率:8 [%]|
|~U|[[&ref(消耗品/RLSSearch2.png);>消耗品#n20de29a]]|4|60|10&br;(12)|一定範囲内のすべての敵艦を探知する&br;敵艦捕捉距離:9.00 [km]|
//|~Y|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png);>消耗品#ha0a8983]]|2|80&br;(72)|40&br;(48)|対空兵装の秒間ダメージ:+50 [%]&br;中・長距離対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ:+300 [%]|
//|~U|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrew_Eheal_Premium.png);>消耗品#c15fa3b8]]|2|80|20|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの &color(red){1.5}; [%/秒]|
//|~U|[[&ref(消耗品/TorpedoReloader2.png);>消耗品#he28a71e]]|3|160|1|魚雷の装填時間を短縮する&br;装填時間:5 [秒]|
//|~T|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrew.png);>消耗品#c15fa3b8]]|3|80|28|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 0.5 [%/秒]|
//|~U|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY011_AirDefenseDispPremium.png);>消耗品#ha0a8983]]|3|80&br;(72)|40&br;(48)|対空兵装の秒間ダメージ:+50 [%]&br;中・長距離対空兵装の砲弾の爆発半径内に対するダメージ:+300 [%]|
//|~|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY016_SonarSearch_Short_Premium.png);>消耗品#b2ea69cc]]|3|180|120&br;(216)|魚雷、敵艦の強制捕捉範囲を向上させる&br;魚雷強制捕捉距離:3.00 [km]&br;敵艦強制捕捉距離:3.00 [km]&br;最大潜航深度の潜水艦補足距離:2.00 [km]|
//|~U|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY006_SmokeGeneratorCrawler.png);>消耗品#he28a71e]]|3|160|90&br;(117)|自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する&br;煙幕の持続時間:10 (9) [秒]|
//|~U|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY010_RegenCrew.png);>消耗品#c15fa3b8]]|2|80|10|自艦のHPを回復する&br;回復量:最大HPの 1.0 [%/秒]|
//|~I|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY005_Spotter.png);>消耗品#p4a44272]]|4|240|100&br;(130)|主砲の射程を 20 [%]延伸する|
//|~|[[&ref(消耗品/Consumable_PCY012_FighterPremium.png);>消耗品#d1ef9c7b]]|4|90|60|自艦艇を追従し、敵機を自動的に迎撃する&br;戦闘機数:X機|
注:括弧内は各[[レアアップグレード>アップグレード#pfeed265]]搭載時の値
#endregion
**ゲーム内説明 [#Explain]
1930年代、フランスの専門家陣はユーゴスラビア海軍からの発注により、ル・ファンタスクをベースとした大型駆逐艦を設計しました。ボイラーとタービンのプラントと射撃管制装置は、それぞれイギリスとフランスで購入されました。スプリトは、本艦が建造された都市に因んだ艦名であり、1939年に起工され、5門のチェコスロバキア製の140mm砲を搭載することになっていました。ところがスプリト市は1941年にイタリア軍によって占領され、イタリア軍は本艦を竣工させることを決定しました。そして1943年に本艦はスパラートと改称されて進水しました。しかしイタリアの降伏後、本艦は港内で座礁させられました。ユーゴスラビアは終戦後の1948年に本艦の建造作業を再開したものの、もはやチェコスロバキアから兵装を確保することはできなくなっていたため、最終的にはイギリスおよびアメリカの兵装を搭載する形で竣工しました。本艦は1959年に就役し、即座に海軍の旗艦になりました。
**解説 [#Manual]
ユーゴスラビア海軍駆逐艦。[[ル・ファンタスク級大型駆逐艦>Le Fantasque]]をベースにユーゴスラビアで建造された。
建造中に[[イタリア]]に拿捕され[[ドイツ]]に沈められと、艦自体の竣工は戦後である。
 
-''主砲''
140mm/56 Škoda (56口径 14cm単装砲 5基5門)
シュコダ製の140mm単装砲を5基装備・・・なのだが中身は装填速度以外[[Le Fantasque]]と同じである。装填速度に度重なるバフが加えられており初登場時4.0秒だったものがver14.0時点で3.4秒まで向上、DPMは''176,471''と同国第一ツリー[[Öland>Oland]]にほぼ並び、[[秋月>Akizuki]]に次ぐ火力を得た((まさかの[[Benson]]超えである。))。
発火率は同じ10%だが、装填速度だけ上がっているためDPMの割に高い発火率になっている。仏駆の特徴である高速低弾道を受け継いでいるが、射程も最長11.3kmと欧駆の特徴を受け継ぎ短い。
後述する抗堪性の低さから裸で殴り合っても普通に撃ち負けるため、撃たれずに撃つ運用は常に意識すべきである。AP弾は持っていない。
 
-''魚雷''
533mm M1943 mod 0 (533mm 3連装魚雷発射管 2基6門)
お馴染みの高速軽魚雷。前級から順当に性能が向上しているが、ここにきて%%何故か%%装填速度が速くなり、更にver14.0にて主砲と一緒に68秒から60秒へとバフされ、ネックだった射程も8.5kmと使い易くなった。
[[アドレナリン・ラッシュ>艦長スキル/駆逐艦#AdrenalineRush]]を取得しておくと後述の警戒レーダーと組み合わせやすくなる。
 
-''対空''
おなじみBofors 40mm対空砲を8基2門の合計16門、なんと前級の4倍積んでいる((B船体の場合))。
これにより中距離対空は189と同格トップで非常に強力・・・なのだが長距離対空を持っていないため、思った以上にダメージを与えられない。別に本艦に限った話ではないが艦隊の防空網は常に意識すべきである。
 
-''抗堪性''
A船体13,400は前級にも抜かれる値。B船体で16,600と中程度にはなるが、ベースとなったLe Fantasqueと比較しても約2000弱低い。向こうには抜群の機動性と特殊なHP区画があるがこちらにはなく(代わりに煙幕はあるが)、砲駆として運用するには心許ない値である。[[抗堪専門家>艦長スキル/駆逐艦#SurvivabilityExpert]]は必須と言える。
 
-''機動性''
機関を乗せ換えているようで最大38knotとLe Fantasqueより遅いが、同格なら平均的な速度である。
機関出力もオリジナルから落とされており(Le Fantasqueが74,000馬力、この艦は55,000馬力)、エンジンブースト中でも加速の際には重たさを感じるだろう。
なお、速度を失った代わりに旋回半径、舵は改善している。前級に慣れているなら苦にはならないだろう。
総じて裸踊りできるような機動性というにはいささか厳しいので、撃たれずに撃つ運用は常に意識すべきである。
 
-''隠蔽''
''とんでもなく悪い。''
素の隠蔽8.5kmで最良隠蔽6.9km。同格でこれより悪いのは[[Kiev]]のみだったが、Kievはver12.5で隠蔽距離が改善され、ここにきてまさかの''同格ワースト1位タイ''である。マッチ帯で考えてもこれより悪いのは殴り合い上等のソ/仏/伊駆、あと本ツリーの上位層ぐらいである。上述の抗堪性・機動性を踏まえると、無策では一方的に隠蔽を割られボコボコにされる。
 
-''消耗品''
通常煙幕と回転率が高く通常より1つ多いエンジンブースト、およびこのTierから警戒レーダーを持つ。
警戒レーダーの性能は''&color(red){感知範囲9.0km};''、''&color(red){有効時間10秒};''、''&color(red){準備時間60秒};''、''&color(red){使用回数4回};''。有効時間が極端に短いため本艦は2斉射、味方艦の(偏差読み)発砲猶予は3秒とシビアである。レアアップグレードの[[警戒レーダー改良1>アップグレード#SrvlRdr1]]をつけるとギリ3斉射、味方艦の発砲猶予は5秒になるので検討の余地はあるかもしれない。
使用回数が通常よりも1回多く、管理スキル込みなら''CAP戦で1分おきに警戒レーダーが5回飛んでくる''という%%地獄%%状況が出来上がる(ついでに高回転の魚雷も1分おきに流れてくる)。Tier8ともなると相手駆逐に注意を向ける味方は多くなるため、対抗する駆逐艦にとっては辛い状況である。
CAPに限らずとも、隠蔽割られる⇒レーダーカウンター射撃、のような致命傷にはならないが嫌がらせが可能になる。なお砲の旋回速度は速くないため、レーダー照射時の打撃力を増やすという意味で[[無線方向探知>艦長スキル/駆逐艦#RadioLocation]]と[[管理>艦長スキル/駆逐艦#Superintendent]]スキルは積みたいところである。
 
-''総評''
Le Fantasqueの船体をダウングレードし欧駆の特徴をくっつけたような性能である。ただ、ここから悪隠蔽の高サイクル警戒レーダーという第二ツリーの特徴が明確になる。短時間とはいえ一時的に隠蔽差をなかったことにできる警戒レーダーはCAP戦の嫌がらせには最適で、懐に入り込む高隠蔽な駆逐艦ほど対面に引きたくない艦である。代わりに心許ない抗堪性、劣悪な隠蔽性と隙を見せれば一瞬で致命傷を負ってしまう脆さを持っている。良くも悪くも警戒レーダーを使いこなさないと成果を出しにくい艦ともいえるだろう。

**史実 [#Hirysto]
スプリト(Split, Сплит)は、大戦直前の1939年7月頃にユーゴスラビア王国海軍向けとしてヤロー造船所にて発注・建造された駆逐艦。
建造計画自体は翌年1940年に進水、その翌々年の1942年に就役するという予定であったものの、建造直後にドイツによるフランス侵攻に伴う資材納入の停止、ユーゴスラビアとソ連の政府間接触を懸念したイギリスによる機関類の禁輸、そして大戦を懸念したスウェーデンによるボフォース砲禁輸という最悪に最悪な事態が重なった結果、本艦の建造自体もドイツに侵攻されたチェコスロバキアのシュコダ工廠が主導していたことも祟り実質的な計画停止を余儀なくされてしまった。
1941年4月に入ると母国であるユーゴスラビアも枢軸国軍の脅威に晒され、ヤロー造船所の所在地スプリトがイタリア軍に占領されると同時に本艦も未完成艦として鹵獲。後にスプリトのイタリア語名「スパラート(Spalato)」の名を与えられ、建造計画もイタリアの機関製造企業であるフランコ・トージ社が引き継いだことで再開された。
しかし、のちの破壊工作の影響によって船体が損傷し作業が中断された結果、イタリア主導の建造計画においても工期が延長され、最終的な竣工までに約二年も費やされる予想となったことから最終的に放棄された。以降もイタリア指導部により幾度となく行われた方針転換により最優先建造事項とされたり、一方で資材の大半を大量の木製掃海艇に転用されたりと迷走を繰り返し、イタリア降伏後である1943年9月24日にはドイツ軍とイタリア軍の戦闘の最中にイタリア軍の手で自沈され、資材や港湾施設もドイツによる焦土作戦で大半が持ち去られたか破壊されたことにより、船体と資材の両方を喪失するというなんとも言えぬ末路を遂げた。
大戦終結後は枢軸占領下からユーゴスラビア国家が解放され、チトー率いる共産党パルチザン政権による「ユーゴスラビア社会主義連邦共和国」として再編された。共産党政権の新ユーゴスラビア海軍では駆逐艦のような大型艦船を一切保有していなかったことから、一度自沈されたはずの本艦に目を付け、再改修を挟んで改めて「新生海軍の中核艦」として復活させることとした。
船体や機関部の交換部品は引き続きフランコ・トージ社に発注し、兵装も1948年にシュコダ工廠へ戦時倉庫内にある保管品の納入を依頼して対応。造船所に関しては先述の焦土作戦の影響で破壊され尽くしたため、自沈地点のスプリト造船所からイタリアから割譲したリエカにあるクヴァルネル造船所へと曳航された。
一方で再建後まもなくにはチトー・スターリン対立に伴う関係悪化によってまたしても兵装調達先・技術支援先を失ってしまったものの、その数年後の1953年にはユーゴスラビアと西側諸国が和解したことで調達相手国を米英にシフト。米英側も艦の完成まで援助することで合意し、ユーゴスラビアはイギリスから推進機器を、アメリカから兵装・射撃統制装置・電子機器を輸入した。
最終的に本艦は1958年7月4日にユーゴスラビア人民海軍へと就役し、直後に同海軍旗艦としての地位を任された。以降は1963年に友軍の水雷艇ビオコヴォに衝突し同艦を大破させたり、1970年代後半には主ボイラー蒸気管が爆発し室内の乗組員全員が殉職する大事故を起こしつつも、1980年の退役までその旗艦の役割を全うし、後の1984年に除籍・1986年に解体された。
**小ネタ [#Digression]
#fold(相手駆逐から見た場合のSplit対処方法について){{
相手駆逐から見た場合のSplit対処方法について
対面にSplitを引いたときの対処方法について、あくまで自説なのでご承知おきを。
--- CAPは諦め隙が出るのを待つ
まず、駆逐艦は沈んではいけない艦No.1である。レーダーが飛び交う状態で無理してCAP戦を張り合い消耗するのは得策ではない。CAPを取られることを否とせず、後進で安全圏から出たり入ったりを繰り返して無駄撃ちを誘発させたり、煙幕炊かれたら魚雷を流し込んだりと、嫌がらせに徹するべきである。
元々レーダーの有効時間は10秒しかないので、よほど相手が連携してこない限りは致命傷にはならない。
なお、Splitの警戒レーダー準備時間は60秒だが、煙幕は160秒と他の駆逐と変わらない、なので同時に使用できない場面は必ず発生する。上述の抗堪性のなさから、発見されてしまったSplitはかなり脆い。
--- カウンターレーダー
Splitはその隠蔽性の悪さから煙幕に頼る(頼らざるを得ない)状況が多い。そのため煙幕中に巡洋艦レーダーにカウンターされるとそのまま瀕死、下手すれば最初の獲物である。
落とせなくても瀕死の場合、近距離寄りの火力性能から積極的な運用はできなくなるため、隠れるSplitを見かけたら是非レーダーをお見舞いしてやってほしい。
--- 総出で追い込む
味方との連携がある程度期待でき、かつ数的有利があればタイミングを合わせて突撃するのもありである(レーダーを浴びても相手側から弾が飛んでこない場合は特に)。欧駆の宿命ではあるが一発あたりの打撃力が低いため、CAP戦で優位を保てたとしても味方の支援が乏しい場合、複数艦に突っ込んで来られると引き下がらざるを得ない。もしCAPに拘るようであればそのまますり潰してしまえる。
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