Lorraine 155 mle. 51

Last-modified: 2021-08-24 (火) 13:36:13

Tier 8 フランス 自走砲 / 略称:Lorr. 155 51

Lorr 155 51_2-min.PNG
↑ Obusier de 155 mm mle. 1950
初期状態。Lorraine 155 mle. 51の史実装備。
こちらもLorraine 40 tがベースだが、Lorraine 155 mle. 50と違ってこちらはベース車体をそのまま自走砲化している。

Lorr 155 51_3-min.PNG
↑ Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
最終状態。こちらに換装すると、駐退機が引っ込みシンプルな見た目に。
HD化の際に、車体前面下部の形状が修正された。

v0.9.17.1まで

Lorraine 155 51_0-min.PNG
Lorraine 155 51_1-min.PNG

スペック(v1.13.0)

車体

耐久値390
車体装甲厚(mm)40/30/25
最高速度(前/後)(km/h)60/14
重量(初期/最終)(t)33/34.29
実用出力重量比(hp/t)24.79
主砲旋回速度(°/s)14
視界範囲(m)270
本体価格(Cr)2,550,000
修理費(Cr)約12,000
ロール自走砲
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力爆発範囲(m)スタン時間(s)精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
Obusier de 155 mm mle. 19502HE
HE
HEAT
40
50
230
630
770
420
7.6
4
-
11~22
×
×
0.686450
482
540
281,000
1,140
1,090
2,6750°/+45°
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.2HE
HE
AP
45
56
268
680
830
460
7.6
4
-
12.15~27
×
×
0.665.5475
508
570
281,120
1,330
1,255
3,989
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 230 TRM P30700201,200
Maybach 850 CV850201,200
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Lorraine 155 mle. 5133257,700
Lorraine 155 mle. 51 bis36.5287,700
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508400100
SCR 528F75080
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class1改良型照準器×追加グローサー×
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class1改良型装甲材×内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時11%1.57%
移動時5.53%0.79%
 

派生車両

派生元Lorraine 155 mle. 50(SPG/92,100)
派生先Bat.-Châtillon 155 55(SPG/182,000)
 

射界

射界左15°/右15°
 

開発ツリー

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Obusier de 155 mm mle.1950
(初期/96,000)
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
(20,500/125,000)
Bat.-Châtillon 155 55
(182,000/3,500,000)
SCR 508
(初期/21,600)
SCR 528F
(9,000/54,000)
Maybach HL 230 TRM P30
(初期/54,000)
Maybach 850 CV
(25,100/80,000)
Lorraine 155 mle. 51
(初期/20,080)
Lorraine 155 mle. 51 bis
(15,200/33,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.7.4新規実装
v0.8.6Tier7から8に引き上げ
v0.9.18全ての主砲のHEAT弾を削除
Lorraine 155 mle. 51サスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少
Lorraine 155 mle. 51 bisサスペンションの移動時・車体旋回時の拡散を25%減少
Obusier de 155 mm mle. 1950の精度を0.74から0.68に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の精度を0.74から0.66に変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の砲旋回時の拡散を9%減少
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の砲旋回時の拡散を12%減少
Obusier de 155 mm mle. 1950の装填時間を33秒から30秒に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の装填時間を26.7秒から30秒に変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の照準時間を6.5秒から6秒に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の照準時間を6秒から5.5秒に変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の通常弾の貫通を90mmから40mmに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の通常弾の貫通を95mmから45mmに変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の通常弾・課金弾のダメージを950から700に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の通常弾・課金弾のダメージを1,250から750に変更
Obusier de 155 mm mle. 1950にスタン効果を追加
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.にスタン効果を追加
視認範囲を330mから270mに変更
v1.5.0Obusier de 155 mm mle. 1950の最小スタン時間を12.1秒から11秒に変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の最小スタン時間を13.5秒から12.15秒に変更
v1.13.0Obusier de 155 mm mle. 1950に戦術砲弾(HEAT)を追加
Obusier de 155 mm mle. 1950の代替砲弾(HE)の弾速を450m/sから482m/sに変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の代替砲弾(HE)の貫通力を40mmから50mmに変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の標準砲弾(HE)のダメージ値を700HPから630HPに変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の代替砲弾(HE)のダメージ値を700HPから770HPに変更
Obusier de 155 mm mle. 1950の標準砲弾(HE)の爆発範囲を8mから7.6mに変更(記載なし)
Obusier de 155 mm mle. 1950の代替砲弾(HE)の爆発範囲を9mから4mに変更(記載なし)
Obusier de 155 mm mle. 1950の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,140Crに変更(記載なし)
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.に戦術砲弾(AP)を追加
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の弾速を475m/sから508m/sに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の貫通力を45mmから56mmに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の標準砲弾(HE)のダメージ値を750HPから680HPに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)のダメージ値を750HPから830HPに変更
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の標準砲弾(HE)の爆発範囲を8mから7.6mに変更(記載なし)
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の爆発範囲を9mから4mに変更(記載なし)
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.の代替砲弾(HE)の弾薬費を5,200Crから1,330Crに変更(記載なし)

解説(v1.12.1以前)

  • 概要
    v0.7.4で追加されたTier8のフランス自走砲
    1950年代初期、ロレーヌ社がLorraine 40 tの車体をベースに開発した試作自走砲の一つである。
     
  • 火力
    • Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
      最終砲だが史実的な年代は30年以上を遡る。
      性能は初期砲のほぼ上位互換で、単発火力や精度など全体的な性能が向上する。
      ただし、照準時間は向上しても5.5秒とやや遅め。
      弾道はかなり低く、障害物越しの曲射よりも直射に近い撃ち方の方が当てやすい。
      単発火力は750とTier8自走砲の中でもブービーであり、重装甲車両にはあまりダメージが通らない。
      発射速度は分間2発と速めではあるが、火力という面では他国と比べてやや見劣りする。
       
  • 装甲・隠蔽率
    正面40mm、側面は30mm。傾斜した正面部分でかろうじて榴弾を非貫通にできるかといったレベル。
    隠蔽率はこのTierからすれば並程度だが、良いとは言えないので茂みや遮蔽物で身を隠さなければすぐ発見されてしまうだろう。
     
  • 機動性
    実用出力重量比は24.78、最高時速は60km/hと、軽戦車に匹敵する機動力を持ち、劣勢時や終盤の陣地転換で大いに役に立つ。
    また、この高い機動性により、普通自走砲がいないような位置取りをして相手に思わぬ方向からの砲撃を浴びせることも可能。
     
  • 開発
    初期履帯の余剰積載が非常に少なく、後期砲どころか必須拡張パーツを載せる事すら出来ない。
    しかし自走砲なので改良型装甲材を装備できず、履帯開発以外に積載量を増やす手段がない。
     
  • 総論
    全自走砲中でもトップクラスの機動力を持つ個性的な車両。
    単発火力の低さという欠点を迅速な陣地転換と手数でカバーし、定番ポイントからの砲撃だけに拘らない動きもする事で勝利に貢献しよう。
    無論防御力は皆無なので、くれぐれも無理をしすぎて発見されないように。
     

史実

Lorraine_155_mle._51_1.jpg
1950年、ロレーヌ社は当時開発中だった中戦車の足回りを流用した自走砲の試作を開始した。
試作車両は車体中央の戦闘室に155mm榴弾砲を装備する一号車と、車体前部の戦闘室に155mm榴弾砲を装備する二号車の二種類が製作されたようである。
1950年の開発当初はタルボのエンジンを搭載する予定であったが、翌年の1951年に685馬力のマイバッハHL230エンジンへと変更された。
完成した二種類の試作車両はしばらく試作試験を行っていたようだが、1954年に本車を固定戦闘室ではなく回転砲塔を有する自走砲へと設計変更する案が持ち上がった。
しかし比較検討の結果、回転砲塔はバティニョール・シャティヨン社の製造する車台が装備することになり、その決定と前後して本車の計画は中止された。

 

なお本車は二種類の試作車両のうち、戦闘室を車体前方に配した二号車のほうである。

 

Lorraine_155_mle._51_2.jpg
↑現在はブールジュで保管(?)されているらしい。撮影日時は不明。

 

・参考資料
Chars français:http://www.chars-francais.net/new/index.php?option=com_content&task=view&id=1306

情報提供

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