※この車両は0.9.0のアップデートによりPz.Kpfw. IV Ausf. Hに置き換えられました。こちらは旧情報となります。
Tier 5 ドイツ 中戦車 / 略称: Pz IV / 日本語表記: IV号戦車
↑初期砲塔(Ausf.G)に5cm KwK39 L/60を装備した状態。
↑Ausf.H砲塔と7.5cm KwK40 L/48を装備した状態。
↑Ausf.H砲塔と10.5cm KwK42 L/28を装備した状態。
スペック(v0.8.3)
車体
耐久値 | 420⇒460 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 80/30/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/18 |
重量(初期/最終)(t) | 23.9/25.98 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.94 |
本体価格(Cr) | 373,000 |
修理費(Cr) | 約3,000~4,000 |
超信地旋回 |
※砲は 10,5 cm KwK 42 L/28 で算出
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm KwK 37 L/24 | 13.95⇒15 | AP HEAT HE | 43 100 38 | 110 110 175 | 1540⇒1636 | 0.55 | 2.3 | 80 | 19 5G 19 | 780 | -8°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 cm KwK 39 L/60 | 24⇒26.09 | AP APCR HE | 67 130 25 | 70 70 90 | 1680⇒1826.3 | 0.4 | 2.3 | 120 | 19 5G 18 | 700 | |
7,5 cm KwK 40 L/43 | 13.95⇒15 | AP APCR HE | 103 139 38 | 110 110 175 | 1534.5⇒1650 | 0.41 | 2.3 | 87 | 46 5G 19 | 1,437 | |
7,5 cm KwK 40 L/48 | 13.95⇒15 | AP APCR HE | 110 158 38 | 110 110 175 | 1534.5⇒1650 | 0.39 | 2.3 | 87 | 46 5G 19 | 1,520 | |
10,5 cm KwK 42 L/28 | 7.5 | AP HEAT HE | 64 104 53 | 350 350 410 | 2625 | 0.55 | 2.3 | 42 | 120 10G 128 | 2,100 | -7°/+20° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. IV Ausf. G | 50/30/30 | 44 | 330 | 3,000 |
---|---|---|---|---|
Pz.Kpfw IV Ausf. H | 50/30/30 | 44 | 350 | 3,600 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 108 TR | 320 | 20 | 450 |
---|---|---|---|
Maybach HL 120 TR | 350 | 20 | 510 |
Maybach HL 120 TRM | 440 | 20 | 510 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
BW Ausf. G | 25.4 | 30 | 7,800 |
---|---|---|---|
BW Ausf. H | 27.5 | 32 | 7,800 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 5 | 310 | 50 |
---|---|---|
FuG 7 | 415 | 70 |
FuG 12 | 710 | 150 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | Class2 | × | × | Medium Tank | |||||
Medium | Class1 | ○ | Levers |
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.2972 |
---|---|---|
移動時 | 0.2228 | |
発砲補正 | 0.2470 |
派生車両
派生元 | Pz.Kpfw. 38 (t) n.A.(LT/15,000) |
---|---|
派生先 | VK 36.01 (H)(HT/27,200) / VK 30.01 (P)(MT/26,235) |
開発ツリー
7,5 cm KwK 37 L/24 (初期/10,450) | ┳ ┃ | 5 cm KwK 39 L/60 (350/9,970) | ┏ ┃ | Pz.Kpfw. IV Ausf. H (4,015/13,240) | ━ | 10,5 cm KwK 42 L/28 (3,800/28,000) | ━ | VK 36.01 (H) (27,200/ 935,000) | ||
Pz.Kpfw. IV Ausf. G (初期/) | ┃ ┗ | 7,5 cm KwK 40 L/43 (2,140/25,000) | ━ | 7,5 cm KwK 40 L/48 (3,400/27,380) | ┃ ┻ | VK 30.01 (P) (26,235/920,000) | ||||
FuG 5 (初期/630) | ━ | FuG 7 (1,360/8,160) | ━ | FuG 12 (7,200/43,200) | ||||||
Maybach HL 108 TR (初期/9,460) | ━ | Maybach HL 120 TR (710/10,430) | ━ | Maybach HL 120 TRM (1,500/19,900) | ||||||
BW Ausf. G (初期/4,510) | ━ | BW Ausf. H (1,930/7,910) |
解説
- 概要
Tier5のドイツ中戦車。
v9.0にて本車の細分化により、Pz.Kpfw. IV Ausf. A、Pz.Kpfw. IV Ausf. D、Pz.Kpfw. IV Ausf. Hに置き換えられた。基本的な引継ぎはPz.Kpfw. IV Ausf. Hとなった
第一次大戦後の再軍備計画で立案された火力支援車両。
Pz.Kpfw. IIIを含むもう一つの中戦車ルートを進めていない場合、エンジンと通信機を一から開発することになる。
- 火力
Pz. IIIと同じ砲に加え、バランスの良い7.5cm砲とクセの強い10.5cm砲が追加されている。旋回性の高い砲塔との組み合わせは、柔軟な運用と安定した火力を発揮してくれるだろう。
- 7,5 cm KwK 40 L/48
Tier5中戦車としてバランスの良い主砲であり、どんな状況でも有効活用しやすい。また、後述の榴弾砲に比べて弾道にクセが無く、装填も速く扱いやすい。
同格なら正面から撃って貫通できる相手が多く、格上でも弱点を狙えば十分使っていける。これ以降のドイツ戦車の主砲もその多くが高精度なので、この砲で弱点狙撃に慣れていくのもいいだろう。
- 10.5cm KwK42 L/28
改良砲塔専用砲だがHEの威力が非常に高く、格上にも対抗可能な火力を持つ。装填速度は遅いので、装填の隙は逃げたり物陰に隠れたり味方にカバーしてもらう必要が有る。
精度が悪く弾速も遅いため、慣れないうちは移動している敵への偏差射撃に苦労するだろう。(詳しくは教習所)
HEは貫通しなくても(相手の装甲がよほど厚くない限り)ダメージが出るが、最大威力を狙うなら機動力を活かして側背面や上面装甲などを狙い貫通させる必要が有る。HEAT弾は強力だが、傾斜装甲やゆるい角度での射撃に弱く頻繁に弾かれる事は念頭に入れておこう。
- ※10.5cm砲の弾について
初心者がよく質問する「IV号の10.5cmがよく弾かれる」はAP弾を使っているのが主な原因。この砲にはAP弾が存在するものの装甲の厚い相手には弾かれ、貫通可能な薄い装甲にはHEを当てた方が大ダメージを与えられるため使用する価値は無いに等しい。HEメインであとは好みに応じてHEATを数発搭載で良く、APは不要と言ってもいいだろう。
デフォルト設定ではAPを自動購入して戦闘開始時初弾からAP弾が装填されてしまう。砲弾の自動購入をする場合はAPを購入しないように設定を変更して、さらに弾の表示順並べ替えなどを行って初弾から自動的にHEかHEATを装填するように設定するほうが良いだろう。
- 装甲
車体正面装甲は80mmと一応の防御力を確保しているが、垂直装甲なので過信は禁物。
一方で側背面の装甲が薄くそれぞれ30mm/20mmしかない。ドイツ戦車の特徴が顕著に現れている。
砲塔も特別固いわけではないので、昼飯の角度や側背面を晒さない立ち回りで補いたい。
- 機動性
履帯の旋回性が低めだが、エンジン出力が高く速度と加速性は良好。
ただしPz. IIIのような機動戦ができるほどではなく、あくまで中戦車の域を出ない。
元々が火力支援車両であり、最前線に立つ戦車ではないことを忘れないように。
- 総論
火力と機動力が優秀でTier後半への通過点だけにするには惜しい性能を持ち、クレジット稼ぎにも使える良戦車である。防御力にやや不安が残るので敵との正面戦闘は出来るだけ避け、地形、物陰、機動力を生かして迂回し相手の側背面をとるように心がけよう。
史実
アフリカ戦線で数は少ないながらも主力を担った戦車。(写真はC型)
WWI敗戦後の再軍備計画によりグデーリアン中佐が提案した支援戦闘車と、対戦車用戦闘車による二種編成計画のうち、前者にあたる車両。7.5cm砲搭載の20t級支援車両として開発された。
ちなみに後者にあたる対戦車用戦闘車が後のIII号戦車である。
1936年4月に7.5cm KwK37 L/24を装備したA型が完成。
次いで砲塔・車体装甲板が前面30mmに増加されたB・C型が完成したが生産数は少なかった。
1939年からの開戦後の戦闘経過に伴い側面後面装甲厚が20mmに増加されたD型が本格的に量産されるようになる。
1940年9月には車体前面装甲を50mmに改良されたE型が、その後、増加装甲から本体装甲を前面50mm、側面30mmにしたF型が生産された。
1941年2月ヒトラーにより5cm KwK39 L/60搭載の量産命令が一度下ったが取り消される。
代わってクルップ社製7.5cm40口径砲(7.5cm L/40)の設計開発が進められたが国防軍の規定により、車体前面までの長さを超えない33口径(L/33)に変更される。
だが、バルバロッサ作戦が開始され、T-34・KV-1に対し遠距離砲撃での威力不足が問題となり、結局は1942年3月、規定を超えた7.5cm KwK40 L/43が開発搭載される事になった。
当初はF2型と呼称されたが、1942年6月に長砲身搭載型はG型と正式改称される。
アフリカ戦線でイギリス軍相手に奮戦したのはこの時期である。
1943年4月には7.5cm KwK40 L/48に変更され、車体前面に30mmの追加装甲が施され、対戦車ライフルより車体側面を防護する為のシュルツェン装備型が量産される。
1943年6月前面装甲厚を前部16mm、後部25mmに増加し足回りを改良したH型が生産開始。
車体及び戦闘室前面装甲を80mmに変更し、ツィンメリット・コーティングを施す等の改造が行われるようになった。
1944年5月最終生産型(生産簡略型)のJ型が生産開始。同7月車体上面装甲を16mmに増加。
同9月磁気吸着地雷の脅威は無いとしてツィンメリット・コーティングの塗布が中止。
その頃より従来のシュルツェンに代わり対HEAT弾防御専用の金網製のものも生産されるようになる。
途中パンター生産が始まった事、T-34-85との比較から陸軍兵器局よりIV号の生産を中止し、パンターと駆逐戦車への生産ライン変更の議論が行われたが戦局の悪化に伴い、生産ライン変更という余裕などなく、新規生産はティーガーIのみになると言うグデーリアン将軍の反対により、IV号戦車の生産は終戦まで続けられた。
そのため火力不足を補おうと7.5cm KwK42 L/70を搭載したパンターの砲塔を搭載するプランも存在したが、車体への負担が大きすぎるとして採用されなかった。
(参考 http://www.achtungpanzer.com/panzerkampfwagen-iv.htm)
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- M4は照準時間+0.2劣化されて、こいつは変わらず速度落とされたりで住み分けさ -- 2014-04-17 (木) 16:40:54
- [2つめの砲塔のHPを 460 から 480 に変更]で一撃死しにくくなったのは良いが、[主砲 10,5 cm Kw.K. L/28 の俯角を -7度 から -5度 に変更] がそれ以上につらい -- 2014-04-17 (木) 21:46:07
- 最高速度40kmに下がってる。中戦車としてダメになったな。 -- 2014-04-18 (金) 02:38:27
- 最高40出せるなら中戦車としては可も無く不可もなくだろ。元々走り回る中戦車じゃないし。加速性能が著しく劣化していないのなら問題ない。 -- 2014-04-18 (金) 03:46:23
- 加速は悪くないから特に問題なかった。俯角も側背面が悪いだけだし結果的に強くなってるだろこれ -- 2014-04-19 (土) 09:45:44
- 上がったところは側面装甲が5mm -- 2014-04-23 (水) 16:01:27
- 実用出力重要比が何故か2つも記載されていたので7,5 cm KwK 40 L/48の方の値を削除 -- 2014-04-23 (水) 15:58:42
- お疲れ様でしたⅣ号 -- 2014-05-16 (金) 05:01:15
- 今日購入しようとゴールド準備したばかりだったのでショック、ナンテコッタイ -- 2014-05-31 (土) 22:27:28
- 油圧4号戦車の防御Verとして43口径75mm砲装備で出ないかな -- 2014-07-03 (木) 19:50:19
- ちなみにF2型かG型で -- 2014-07-12 (土) 14:40:33
- この頃はkv1の122mm側面から食らったらほとんど一撃死してたんだよなぁ...。 -- 2014-07-09 (水) 16:23:40
- 過去ログ見てびびった。かつてL/70を搭載できていたなんて。きっといい時代だったんだろうな… -- 2015-03-22 (日) 15:32:58
- 1Sと猫が暴れまくって、M4も頭カチカチな時代だけどな -- 2015-03-22 (日) 15:36:43
- 今より格上の戦車ともマッチングしてた -- 2015-04-27 (月) 11:07:53
- 今は亡きドイツの最初にして最後の良心車輛…10榴はないものの、blitzにてその威容を誇り続けていますね -- 2022-09-03 (土) 17:35:37