WZ-113G FT

Tier10 中国 駆逐戦車

ベースの113の車体を上方向に肥大化させたような外観。152mm砲が頼りなく見えるほどの大型戦闘室がよく目立つ。

スペック(v1.22.0)

車体

武装

エンジン

履帯

無線機

乗員

拡張パーツ

	Class1		Class1		×		Class1		Class1		Class1
	×		×		Class1		Class1		Heavy

隠蔽性

派生車両

射界

開発ツリー

車両に関する変更履歴

解説(v2.0)

• 概要
  v0.9.20で追加されたTier10の中国駆逐戦車。
  113をベースにした対戦車自走砲の計画案である。
   

• 火力
  • 152 mm 59-152JG FT
    前身から順当に強化されている152mm砲。仰俯角、射界は前身から変わらない。課金弾の貫通力、発射速度、精度、総弾数が強化されている。発射速度・DPMはObject 268と同等で大口径砲としてはかなり高い。ただ、Object 268と砲性能を比較すると、通常弾の貫通力や精度、車体拡散や照準時間とほとんど全てで268に負けており、射界や砲塔拡散等わずかな部分しか勝てていない。ただ、後述の通り268の方が機動性が高いため、268の方が拡散や照準時間の影響を受けやすく、こちらは機動性が低いので、相対的に拡散が大きくても影響は低いと言える。後述する装甲面等の特性も合わせ、近距離戦闘に重きをおいた性能となっている。
     

• 装甲
  戦闘室正面は前身から強化され、戦闘室正面は230mm+傾斜でHEATで305mm相当、APで285mm相当の防御力を持つ。
  俯角を取ってハルダウンすれば320~340mm(HEAT)になるため、丁寧に地形を使って防御すれば重戦車の課金弾なら弾くか弾かないかくらいになる。
  車体上部は前身では弱点ではなかったが、本車輌では100mm+67°=210~240mm程度の弱点ととなっており、車体全体をしっかりと隠す必要がある。
  車体下部は113よりも15mm厚いが元が薄いため焼け石に水であり、185mm相当と格下にも抜かれる。
  側面装甲は強化されておらず相変わらず弱点である。肝心の前面装甲も、課金弾が跋扈するTier10戦場では過信できる装甲とは言えない。
   

• 機動性
  v1.22.0にてエンジン出力約1.3倍という破格の強化を受け、駆逐戦車としては平均程度の機動力を獲得した。似たコンセプトで比較対象となるObject 268には機動力で大きく劣ってはいるが、重装甲の割には速いと言えるだろう。
   

• 総論
  T110E3とObject 268を足して2で割ったような性能を有しており、交戦距離もその2両の中間程度に落ち着く。
  総合的に見てT110E3に似通った性能を持つと言える。こちらは機動力、金弾の貫通力で上回るが、肝心の装甲は大きく差をつけられている。また、金弾もこちらがHEATに対して向こうはAPCRであり、一概に優劣はつけ難いが、大口径駆逐の悩みの種である弾速という面においてAPCRはかなり優れていると言える。
  またT110E3とは別によく比較相手とされる、同じような主砲を持つObject 268と比較した場合、直近の268に施された強化が大きく、機動力と隠蔽、砲性能で大きく差を付けられ装填速度も若干負けており、かなり苦しい立場にあると言える。ただ、装甲や耐久等の生存性は優れており、また視界もこちらの方が大きく、頭出しでのスポット能力はこちらに軍配が上がる。
  いずれにせよ、高い貫通力と装甲が持ち味の駆逐戦車だと言える。側面や下部といった極端に脆い弱点があるため常に前線を張れるわけではないが、装甲を生かした戦闘が出来れば他の駆逐戦車に差をつけることが出来るだろう。
   

史実

WZ-113G FT 駆逐戦車のコンセプトは、1963年に開発が始まった113戦車の設計をベースとしたものでした。どちらの計画も、製造には至りませんでした。（ゲーム内説明より）

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