Tier 9 ドイツ 重戦車 Mäuschen (モイスヒェン)
v5.5より追加されたドイツのTier9重戦車。
超重戦車Mausの計画案の一つであり、あちらと非常に似通った造形をしている。
なお秘匿名称のMäuschen(モイスヒェン)とは「小ネズミ」や「ねずみちゃん」の意。
HD化以前のモデルが使用され続けているMausよりもテクスチャが非常に美麗である。・・・だったが、ver.9.5でMausがPBR化されたためあちらの方が綺麗になった。
直近90日の平均勝率:49.76%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v10.6.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Mäuschen | IX | ドイツ | 重戦車 | 2400 | 200/155/135 | 25/15 | 168.39 | 3,200,000 |
---|
実用出力重量比(hp/t) | 9.13 |
---|
武装
砲塔:Mäuschen
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IX | Mäuschen | 250/160/150 | 15 | 245 | 50,000 |
---|
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IX | DB 603 | 1300 | 20 | 920 |
---|---|---|---|---|
X | Porsche Typ 220 | 1550 | 12 | 2500 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | 170 ton Panzer | 171.00 | 12 | 30,000 |
---|---|---|---|---|
IX | Mäuschen | 180.00 | 16 | 30,000 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:VK 100.01 (P)
派生先:Maus
開発ツリー
VK 100.01 (P) | ━ | Mäuschen 78,500 | ━ | 128 mm L 50A | ━ | 12.8 cm Kw.K. 44 L/55 63,000 | ━ | Maus 245,590 6,100,000 |
━ | Mäuschen | |||||||
━ | DB 603 | ━ | Porsche Typ 220 25,200 | |||||
━ | 170 ton Panzer | ━ | Mäuschen 23,500 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
v5.5より新たに追加されたTier9ドイツ重戦車。
前身では中央寄りにあった砲塔が後方に移動し、車両性能としてはほぼMausに近づいたと言える。
主砲
2種類の12,8cm砲が用意されている。
砲塔の旋回速度は遅く、接近戦に持ち込まれると単独ではまず対処できない。
- 128mmL50A
前身より引き継げる。最終砲が開発されていなくとも、E 75やVK 45.02 Bとは違い本砲の単発はそこそこ高く、乗り出しは楽な部類。
ただし照準時間がやや長く、貫通力はTier10には対抗しづらいものがあるため、砲の開発はできるだけ最優先で行おう。
- 12,8 cm Kw.K. 44 L/55
E 75やVK 45.02 Bと共通の主砲。
初期砲から各性能が上昇し、特に課金弾の貫通力は50mm近くも上昇する。単発ダメージは460のままであるが、相変わらずTier9重戦車内ではトップクラスである。
DPMも若干増加しているが、重戦車が撃ち続けられる状況は少ないためあまり体感はしづらい。
装甲
Mausに良く似た外観を持つが、目立つキューポラの弱点や砲塔形状に不安が残り、Maus程の頑丈さは無い。
HPは前身からさらに増加し、2400(体力の拡張をすれば2544)とTier9戦車中最高値を誇る。(もはや一部のTier10重戦車をも超えるHPである)
特に市街地でのターン制の戦闘や終盤において無類のしぶとさを発揮し、展開によっては非常に堅牢な装甲と豊満な体力を使ってゴリ押しするのも一つの戦法である。
- 砲塔
正面は250mmの曲面装甲と非常に強固であるが、丸みを帯びている砲塔の頂点付近は傾斜がほとんどなく垂直に近くなっており、この部分は格下戦車にも金弾を使えば抜かれてしまう弱点である。
この部分を狙われない為にもよそ見をしたいところだが、砲塔が六角形のため、角度をつけ過ぎると今度は砲塔側面(160mm)を貫通されてしまう。大体20~30度近く傾けることを目安によそ見をしよう。
防盾の装甲は250mmだが、本家とは違ってその下には垂直200mmの本装甲があり、合計して450mmととんでもない厚さとなっている。
この部分に関してはゲーム内に存在するいかなる戦車であろうと貫通は不可能である。
キューポラは正面垂直部分が200mm程度と格下の通常弾でも抜かれてしまう事がある、両端の部分になると270mmを超え、なかなか貫通しづらくなるため、狙われてるなと感じたら少しでも砲塔を振って狙いを絞らせないようにしたい。
ターレットリングは200mm+傾斜で250mm程度。範囲が非常に狭いため狙って抜かれることはほとんどないが、運悪く当たってしまうと砲塔旋回装置破損の危険があるので注意。
- 車体
上部は前身と同じく200mm+傾斜で340mm前後あり頑丈だが、下部は180mm+傾斜で210mm程度と弱点となっている。
正面に機銃口があるが弱点ではない。
側面上部は155mmだが、下部は空間装甲込みで270mm超と非常に硬いのはMausルートのお約束。
一応、履帯裏が弱点にならない程度で昼飯をすれば、障害物なしでも貫通240mm程度の砲弾はほぼシャットアウトできる。
しかし基本的には遮蔽物を利用し、豚飯で車体下部を隠すことが望ましい。
機動性
Mausに迫る170tの巨体ゆえにその機動性は鈍重の一言。あまりの重さ故、1550馬力のエンジンをもってしても実用出力重量比は低く、履帯の接地抵抗もきわめて悪い。体感的な挙動の鈍さはMausより酷いと言っても差支えない。Maus同様味方の進軍に付いて行けず、戦闘には遅れて参加することになる。
ちなみに同じく鈍足のT95と比較すると、出力重量比と最高速度で勝るが旋回速度や加速時・旋回時の接地抵抗で劣る。
総論
後部砲塔になり、前身からはまた特徴が変わってくる。
初期砲からあまり苦労せずに乗り出せるものの、最終状態になっても鈍重な機動性が足を引っ張ってしまうのは相変わらずである。
装甲にも弱点が多く存在し、上手く近づけたとしても弱点を貫通されたりと、Mausには一歩及ばない性能に悩まされることも。
しかしながら、Tier9最高の体力と純粋な装甲の厚さが組み合わさったタフさはTier内でも屈指であり、特に後部砲塔を活かした豚飯がガッチリ決まれば格上戦車の侵攻すらも防ぎきれる。
本戦車で身に付いた技術は次のMausでそっくり活かせるため、上手く乗り回すことが出来れば次のMausでも猛威を振るえるだろう。
特徴
長所
- 堅牢な装甲
- ティア10重戦車に匹敵する非常に豊富な体力
- 同格重戦車ではトップクラスの単発火力
- 168tという凄まじい重量故、少しぶつかるだけでも相手のヘルスを削れる
- 高い車高で基本は撃ち下ろしとなる為、弱点箇所でありがちなキューポラを撃ち抜きやすい
短所
- 非常に劣悪な機動性
- 巨体故に隠蔽率も最悪な上、被弾面積が大きい
- 大きなキューポラと砲塔正面に弱点を抱えている
- 低めのDPM
- 高い車高故に低車高あるいは石頭の戦車に張り付かれると何も出来なくなる
- 装甲が垂直なのでフリフリなどのテクニックが必要
初期の研究
まずは貫通力を確保するために最終砲を最優先で開発しましょう。
その後はエンジン→履帯の順に開発しましょう。
歴史背景
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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