火力に極振りしている車両が同格で最強になる

Last-modified: 2019-05-11 (土) 11:25:19

戦車として、攻撃の火力の攻と防御の装甲の守と走りの機動力の走で、走攻守のバランスで形式が違っても同格かつ戦力値や戦力枠などが同じであれば互角の戦闘力を持つように設定されています。
つまり、攻撃が強い車両は防御も機動力も弱い、防御が強い車両は攻撃も機動力も弱い、機動力が強い車両は攻撃も防御も弱いという特徴があります。
同じ技術力と材料で作っているわけですから、同じエンジン出力であっても装甲が厚くなれば重量が重くなって出力重量比が劣化して動きが鈍くなるのは当たり前です。逆に装甲を削れば機動力が上がりますが防御力は低下します。
同様に主砲も重さや攻撃力と機動力や装甲がバランス調整されています。
ティア1の場合は、ソ連のMS-1やイタリアのFIAT3000などはルノータイプの中では装甲が薄いですが代わりに攻撃力が強化されています。
逆に日本のルノー乙は装甲が厚い代わりに攻撃力が弱いです。

火力と機動力と装甲の内の、装甲は乗員の能力では性能が上がらないので、火力と機動力は乗員の能力で上がります。
つまり、防御力にステータスを振られている装甲重視の車両を割けて、攻撃力と機動力にステータスを振られている車両を選ぶと、乗員の能力で性能を上げられるのです。
さらに機動力は操縦手だけの能力に依存し、操縦手スキルぐらいしか使い道がありません。
しかし火力は本業の砲手スキルはもちろん、装填速度に関係するわけですから装填手、敵を早期発見して照準を合わせるための索敵情報を得る車長と無線手の力も重要になります。むしろ車長と無線手が本業と言えます。
敵を早く発見してアウトレンジ攻撃をできれば、中戦車であろうと駆逐戦車以上の働きができるのです。
そのすべてを満たしたのはティア1においてはイギリス中戦車のミディアムマーク1、ティア2においてはミディアムマーク2です。
5人5役と乗員が多く、しかも課金戦車などで早期育成できてスキルを確保しやすく、同格最強の火力を発揮できます。
少なくとも同型は火力が強い代わりに、隠蔽率が極めて低く機動力も劣悪で車体が大きく被弾率が高いのはお互い様です、絶大な火力が強いことと乗員が多め(かつ育成しやすい)であることが全ての長所であり他は全て短所と言えます。
同型同士はもちろん、自分がティア2のミディアムマーク2であれば格下のティア1のミディアムマーク1の完全上位互換ですので圧勝確実で恐れることはありません。
普通はティア2であればペナルティによってプライマリスキルが低下してティア1と比べて車両性能が上がっているにも関わらず、実際に発揮できる強さは互角あるいは弱くなってしまう場合もあるのですが、乗員を強くすれば負けることは絶対にありません。

同型あるいは格下の敵から見れば汚い手と思われるでしょうけど、敵は初心者ではなく初心者狩りですので容赦なく狩ってやりましょう。