Pz.Kpfw. 38 (t)

Last-modified: 2017-02-05 (日) 10:19:50

Pz38t.png

Tier 3 ドイツ 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

HP200
車体装甲厚(mm)25/15/15
最高速度(km/h)42
重量/最大積載量(t)9.3/9.9
本体価格(シルバー)33,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Pz.Kpfw. 38 (t)Praga TNPS3.7 cm KwK 38 (t) L/47PzKpfw-38-(t)-StandardkettenLT-40-Turm200290
120AP
APCR
HE
42
74
18
40
40
45
9014
2G
8
26.09
1.70
0.40
3225/15/1532310
LTLPraga EPA/22 cm Flak 38 L/112PzKpfw-38-(t)-StandardkettenLT-40-Turm
140AP
APCR
39
51
11
11
3409
1G
122.45
1.60
0.44
3225/15/1532310200310
PzKpfw 38(t) FPraga EPA/22 cm Flak 38 L/112PzKpfw 38 (t) verstërkte KettenLT-40-Turm
140AP
APCR
39
51
11
11
3403
1G
122.45
1.60
0.44
3525/15/1532310200550
PzKpfw 38(t)
(4.7cm) G
Praga EPA/34.7 cm PaK 38 (t) L/43PzKpfw 38 (t) verstërkte KettenpzKpfw-38-(t)-Turm Ausf. G
200AP
APCR
HE
62
115
24
60
60
75
5619
3G
13
26.09
1.70
0.37
3550/30/2532330250550

解説

Tier3のドイツ軽戦車で、35(t)から続くチェコ戦車シリーズ第二弾。

 
  • 火力
    チェコ系戦車砲とドイツ系機関砲を搭載可能。
    • 3.7 cm KwK 38(t) L/47
      初期砲であり史実砲。35 (t)の最終砲としてもお馴染みの砲。
      同格であるIII号の3.7cmよりは優れているので、乗り出しは悪く無い。
    • 2 cm Flak 38 L/112
      ドイツ軽戦車系ではおなじみの2cm対空機関砲。
      瞬間火力を重視するなら3.7cmではなくこちらを運用するのもあり。
    • 4.7 cm Kw.K. 38 (t) L/43
      I号4.7cm対戦車自走砲の最終砲とほぼ同等となる最終砲。
      III号の42口径5.0cm砲と比較すると、単発ダメージでは劣るがそれ以外の要素では全て上回る。
       
  • 装甲
    正面装甲は車体・砲塔共に35(t)より薄めの25mmで、正面からの砲撃戦はIII号同様苦手。
    地形を利用して被弾を抑えて行きたい。
     
  • 機動性
    加速は悪くないが、旋回性能に劣るため小回りは効かない。
    砲塔旋回速度も35(t)から変化なく、軽戦車でありながらNDKをするのもされるのも苦手。
     
  • 総評
    火力は遜色ないが、装甲面には多少不安がある戦車。
    地形を活かしてなるべく被弾を減らすのが上位陣相手に生き残るコツ。
    なお、当車両の次はチェコ戦車シリーズ最終章となる38 (t) n.A.だが、この戦車はTier7までマッチングするためかなり苦戦することになる。
    38(t)に乗っている間に砲撃戦だけでなく偵察のコツを掴み、生存率を上げておこう。

史実

シュコダ社のLTvz.35を制式採用したチェコ軍だったが、運用後に変速機のトラブルを発生した事もあり、急遽、新型戦車の開発を急いだ。
1938年、CKD社は新たに全く異なるサスペンションを持つ新型戦車TNH-Sを開発。同年制式採用され、LTvz.38として1939年5月から生産が開始される予定であった。
しかし同年から段階的にドイツによるチェコ併合が進められ、1939年3月、チェコはドイツと併合した。また1940年にCKD社は再編されBMM社(ボヘミア・モラビア機械製造会社)となった。
軍に納入予定であったLTvz.38はLTvz.35と共にドイツ軍へ接収されPz.Kpfw.38 (t)の名前を与えられた。
Pz.Kpfw.38 (t)はPz.Kpfw.35 (t)と共に1939年のポーランド侵攻では第3軽師団に配備され、西方戦役では、エルヴィン・ロンメル将軍が指揮した第7機甲師団、また第8機甲師団では主力戦車であった。
1941年のバルバロッサ作戦には第7、8、12、19、20の各師団に623両が配備されたが、赤軍の装備していたKV-1・T-34の前には全く歯が立たず、主力から偵察・連絡任務や後方での警備任務といった役割となっていった。
装甲列車の前後に連結したボギー車に載せられ、列車護衛や列車砲の代わりとしても使用された。
併合前に生産が中止されたPz.Kpfw.35 (t)と違い順調に改良を重ねられ1942年6月に戦車としての生産を終了した。
またその車体を利用した駆逐戦車Marder III、自走砲Grille等が製作された。

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