Pz.Kpfw. III Ausf. K

Last-modified: 2023-08-29 (火) 15:22:10

G107_PzKpfwIII_AusfK.png

Tier 5 ドイツ 中戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

耐久値850
車体装甲厚(mm)50/30/50
最高速度(前/後)(km/h)40/12
重量(初期)(t)23
実用出力重量比(hp/t)13.04
本体価格2,200G相当
修理費(Cr)
超信地旋回不可

パッケージ

Pz. III K
2,200G

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Pz. III KMaybach HL 120 TRM V127,5 cm Kw.K. 40 L/43Pz.Kpfw. III Ausf. KPz.Kpfw. III Ausf. K850FuG5 mit 20 WS.E.
4403850/30/30620
19.480.9/1.1/1.934350
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
7,5 cm Kw.K. 40 L/43AP
APCR
HE
70
7G
38
103
139
38
110
110
175
15.001,6502.300.38
2.43
2.07
75+20
-10

解説

  • 概要
    Tier5のドイツプレミアム中戦車
    Pz. IVの砲塔を用いたPz. IIIの火力強化案。
    マッチング優遇は無い。
    プレミアム戦車だが、880,000シルバーで購入可能。*1
     
  • 火力
    俯角が10度と優秀な為、地形への適応力は高い。後述の通り装甲が薄いので、状況が許す限りハルダウンを駆使して、被弾率を少しでも下げたい。
    後方のみ俯角が狭くなっている。
    • 7,5 cm Kw.K. 40 L/43
      Pz. IV Dの最終砲でPz. IV Hの初期砲。
      貫通力は最終状態のTier5中戦車の持つ7,5cm砲や76mm砲より一回り低い。
      精度や照準時間も凡庸なので、精密射撃もそれほど得意としない。更に照準拡散が非常に悪く、スペック値以上に砲が扱いにくい。
       
  • 装甲
    車体はPz. III J、砲塔はPz. IV Hとほぼ同一の装甲配置。あちらと異なりシュルツェンや増加装甲はなく、格下相手でも当てにはできない。
    正面からでも10榴が貫通してしまう危険が高く、姿を晒しての撃ち合いはリスクが高い。
    その代わりとして耐久はかなり高めに設定されている。
    ちなみにキューポラだけは全周95mmと無駄に分厚く、中央から逸れれば弾く可能性はある。
     
  • 機動性
    エンジンの出力不足により中戦車としては遅めであり、迅速な陣地転換や側背面への迂回は困難。
    後退速度も12km/hと遅めであり、隠れる時に余計な一発をもらいやすい。
    車体と砲塔の旋回速度はそれなりにあり、近接戦は苦にならない。
     
  • 総論
    初期砲+改良砲塔装備のPz. IV Hを低加速・紙装甲化したような課金戦車である。
    耐久値と俯角以外の性能は全般に低いが致命的な欠点もなく、低水準でバランスが取れている車両だ。
    ドイツの同格課金戦車Pz. T 25は癖の強さと引き換えに強みがあるが、こちらは癖も無い代わりに強みも無い。
    無双の大活躍は期待できないが、中戦車の基本に忠実に丁寧に乗っていればそこそこの成績が出る。
    乗員育成用としては問題ないが、貫通力の低さから課金弾を多用せざるを得ず、クレジット稼ぎには向かない。ドイツにはプレミアム中戦車が多いため、他のプレミアム車両を持っているならば、残念ながら敢えて本車を入手する意義は薄いだろう。
    ドイツ戦車らしい素敵な外見は好評であり、良くも悪くもコレクター向けの課金戦車と言える。

史実

本車は、III 号戦車 J 型 (Pz.Kpfw.III Ausf. J) の後期型車体をベースとし、IV 号戦車 F2 型 (Pz.Kpfw.IV Ausf. F2) の砲塔に 75 mm 砲を組み合わせて開発されました。
三号戦車の火力強化案として四号戦車の砲塔を三号戦車M型の車体に乗せた計画案。
砲塔の換装までは問題無かったものの、7,5cm砲を乗せるには改修部分が多くなりすぎ、計画は断念された。
広くなった砲塔に無線機などの装備を積むことが出来る為、設計は三号指揮戦車(Panzerbefehlswagen III Ausf.K)に利用された。

指揮戦車D1~H型に続く指揮戦車第4シリーズのK型は、それまでの指揮戦車と違い、戦車型同様の主砲(5cm L/60, KWK 38)を備えていた。
基本車体にはM型が用いられたが、指揮戦車としての車内容積を稼ぎつつ主砲を装備するため、砲塔は一回り大きいIV号戦車と略同形のものが用いられ、指揮に必要な装備を確保する為に主砲はやや左にシフトして搭載された。
当初、200輛の生産が予定されていたが、指揮戦車H型の追加発注や、通常の戦車型から改装した簡易型指揮戦車の登場により、結局1942年12月から1943年2月にかけて50輛が生産されたに留まった。

 

コメント

  • これ当たったけど 他のtear5と比べてもなんの強みなし 特にエンジンが非力 これ買った人はガッカリするはず せめてマッチング優遇つけて欲しい -- 2021-08-14 (土) 16:47:42

*1 2023/8/29現在