Pz.Kpfw. IV Hydrostat

Last-modified: 2023-08-29 (火) 15:31:34

GER_PzIV_Hydro.png

Tier 5 ドイツ 中戦車(課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

HP820
車体装甲厚(mm)50/30/20
最高速度(km/h)48
重量/最大積載量(t)23.52/27.0
本体価格(ゴールド)2,500G

パッケージ

Pz.Kpfw. IV Hydraulic
(2,500G)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Pz.Kpfw. IV HydraulicMaybach HL 120 TRM V127.5cm KwK 40 L/48PzKpfw-IV-Ketten Ausf. CPzKpfw-IV-Turm Ausf. J820620
440AP
APCR
HE
110
158
38
110
110
175
8770
7G
38
13.95
2
0.39
4050/30/3044350

解説

  • 概要
    Tier5ドイツ課金中戦車
    マッチング上では重戦車扱いで、マッチング優遇があり。
    マッチ・クレ優遇があり、IV号の最終砲候補と同じ主砲を備え、そのうえ機動性も悪くない事が最大のポイント。
  • 火力
    • 7.5cm KwK 40 L/48
      通常弾の貫通力は110mm、APCRなら158mmであり、マッチング優遇も相まって貫通に苦労する敵は限られる。
      発射速度は13.95(発/分)と本家改良砲塔には一歩譲るものの不足は無く、俯角も-10度と地形適応性も高い。
      課金戦車では珍しく攻撃面で優秀な車両と言える。
  • 装甲
    装甲は車体・砲塔ともに最高でも50mmしか無く、側面に至っては30mmである。
    昼飯や豚飯をどうこうでは無く、撃たれない場所、もしくはハルダウンで露出面積を減らせる場所への移動を第一に考えるべきだ。
    俯角が10度取れるので稜線射撃が得意だが、砲塔正面も50mmしかなく被弾すれば貫通してしまう。
    「どう撃つか」よりも「どこから撃つか」を重視した運用が決め手になる。
    砲塔のシュルツェンは空間装甲として機能し、10榴を受け止めることが可能である。
    また、モジュール耐久値が低めに設定されているらしく、側面への被弾で弾薬庫の破損が目立つ。
    車体後方下部への被弾ではエンジンが破損しやすい。
  • 機動性
    最高時速48km/h・出力重量比は18.71と、平地では問題は無いものの、上り坂ではもたつき、丘取り合戦では上り坂で速度が落ちて多大な被害を被るだろう。
    一か八かで無理に上に登るよりも、-10度の俯角を生かして麓で支援する方が無難。
    後退速度は20km/hとなっている。
  • その他
    視界は350mと標準的だが、プレイスタイルによって拡張パーツや搭乗員スキルで補おう。
  • 総論
    課金戦車にありがちなクセの強い部分が少なく、マッチング優遇・優秀な主砲・過不足無い機動性のおかげでストレスを感じる事は少ない。APCRの使用を強いられる事は比較的少なく、クレジット稼ぎには向いていると言える。
    欠点は耐弾性能の低さであり、序盤は後方からの支援、中盤以降敵の数がある程度減ってから動いた方が良い結果を残せるだろう。
    戦場で注目されてまんざらでもない気分を味わうも良し、ガレージで独特の車体後部の形状を眺めてニヤニヤするも良し、戦闘以外にも様々な楽しみが味わえる車両である。
    高tierのピリピリした戦場を離れ、愉快なフレンドとマッチング優遇小隊でも組めば、良い小遣い稼ぎと気分転換になるだろう。
    その場合はKV-220-2ExcelsiorT14等の耐弾性能に優れた車両と組むと安定しやすくなる。ただし本車はマッチング優遇があるために、通常のTier5戦車とは組まないように。

史実

1944年7月、武装親衛隊の要求によりアウクスブルクのZF社によって砲塔無しのPz.Kpfw.IV Ausf.Hの車体を用いられて新型の油圧駆動システムを搭載された。この油圧駆動システムは機械式トランスミッションとギアボックスを省略するもので自動クラッチの様なシステムである。Maybach HL 120 TRMとは直接、高性能ツインオイルポンプと直結されている。丸みを帯びた特徴的なリアはPz.Kpfw.IVとは違い油圧駆動システムやエンジンを搭載する為に修正されたものである。
1944年半ばには油圧で動く砲塔を取付けられたプロトタイプが完成した。同年には武装親衛隊によりテスト運用の為にソ連へ送られたがその結果は未だに不明である。
第二次世界大戦終了後、戦闘では使用されていないと思われるプロトタイプがアメリカ軍によりドイツの工場から徹底的に調査する為に、アメリカ本国に持ち帰りデトロイトのヴィッカーズ社によって調査された。ヴィッカーズ社はアメリカ戦車にも同様の設計を行う事に取り組んでおり、1946年4月にこの車両についての試験報告書を作製した。

この車両に用いたPz.Kpfw.IV Ausf.Hの車体は広範囲に改良されており、エンジン室は完全に新規設計であり、コンパクトに纏めてあり、車体延長を全くしていない。
その代わり、駆動機の収容スペースの為に、砲塔の後ろから車体後部まで傾斜させ両側に3つの大型鋳造エアインテークを持ち、補助モーターの消音器は車体の左側に装着されている、この部分の装甲は試作のためか薄い鉄板で作られていた。

現存するプロトタイプはこの1両だけであり、アメリカ合衆国メリーランド州アバディーンのアバディーン性能試験場 (APG) にある武器・弾薬の博物館(日本ではアバディーン戦車博物館と呼ばれている)の屋外で展示をされていたが、2005年にBRAC法(基地再編および閉鎖法)によって博物館の閉鎖が決定し、バージニア州フォート・リーのアメリカ陸軍兵器博物館への移転が決定。2009年8月から移転作業が始まり、2014年2月には屋外展示物の98%の移転が終了している。

何故98%とかというと以下の3点の展示物が残されているからである。
16"/50 caliber M1919 gun(海岸防衛用の16インチ砲)
Prototype RC-12 Guardrail Aircraft(RC-12ガードレール電子情報収集機のプロトタイプ)
M60A3 Patton MBT(M60A1の発展型)

コメント

  • 視界350mある 訂正お願いします -- 2016-08-23 (火) 10:50:02
    • 解説、その他のとこだね? ほいよー いらないかなーと思ったけど残しました。 -- 2016-08-23 (火) 14:48:49
    • 出力重量比も違ってたから数字だけ直した -- 2016-08-23 (火) 21:23:46
  • この戦車扱い難しい… -- 2021-11-23 (火) 10:15:48
  • おけつがプリティだな -- 2023-02-13 (月) 10:27:38