Sherman Grizzly I

Last-modified: 2023-12-03 (日) 22:51:31

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Tier 5 イギリス 中戦車 (課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

HP680
車体装甲厚(mm)51/38/38
最高速度(km/h)48
重量/最大積載量(t)30.04/32.3
実用出力重量比(hp/t)13.33
本体価格(ゴールド)2,300

パッケージ

Frostbite
(2,300)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Sherman Grizzly IWright Continental R-975C175 mm Gun M3 L/37Sherman Grizzly ISherman Grizzly I680WS No. 19 Special
400AP
APCR
HE
92
127
38
110
110
175
9056
7G
56
15.79
2
0.46
3876/51/5139370570

解説

  • 概要
    Tier5イギリス課金中戦車
    ラム巡航戦車の後継として開発されたカナダ製巡航戦車。
    といっても外見は履帯の形状以外はほぼM4中戦車と同一である。
    マッチング優遇がありTier7と会敵しない。
    Frostbite Grizzly M4は本車の特殊塗装版である。
     
  • 火力
    • 75 mm Gun M3 L/37
      M4 Shermanの初期砲と同一の性能。
      Tire6までしか戦闘しないとは言え、貫通力が微妙。
      精度も怪しく、取り柄と言えば俯角12°くらいであり、あまり頼れるとは言い難い。
       
  • 装甲
    初期砲塔型M4 Shermanとほぼ同一。充分な装甲があるとは言えない。
    俯角は充分すぎるくらいにあるので、地形を盾にした戦法を心がけよう。
     
  • 機動性
    M4 Shermanの中間エンジンを積んでおり、あちらと同様に出力重量比が低く、加速力には難がある。
    ただし、こちらはM4 Shermanとは若干の違いがあり、車体旋回と履帯性能が向上している。
    しかしShermanの中間エンジンを搭載している割に、同じエンジン+初期砲塔を搭載したShermanより僅かに出力重量比が下がっている。
    もっとも下がったとはいえ、その差は0.16なので実際に動かす上で違いを感じることはないだろう。
    下記の史実通りならば履帯が軽くなったはずなのだが、なぜ下がったのかは不明である。通信機も変わっているのが原因だろうか?
     
    • 総論
      性能としては「初期砲+初期砲塔+中間エンジン+改良履帯」を装備したM4 Shermanとほぼ同一。若干旋回性能が上がったぐらいしか違いがない。
      マッチング優遇の代わりに性能を落としたShermanといった感じであり、大活躍をするには厳しい性能と言わざるを得ない。
      同じTire、同じ国籍、同じSherman系であるSherman IIIに対して強みと言える部分が少なく、使い続けるには愛が必要である。

史実

カナダがシャーマン (Sherman) 戦車に対して出した答えが、モントリオール・ロコモティブ社によるこのグリズリー I (Grizzly I) 巡航戦車であった。本車は M4A1 シャーマンの派生型であり、履帯にカナディアン ドライ ピンを採用するなどのいくつかの特記すべき違いがあった。生産は 1943 年 8 月に開始され、1,200 両が発注されたものの、その後キャンセルされ、生産数は188 両に終わった。

 

※カナディアン ドライ ピン (Canadian Dry Pin) とは
ラム巡航戦車の生産後期に開発された全鋼製のシングルピン式履帯で、通常のM4中戦車用の履帯と比較すると重量が半分程度に軽減されていた。
これにより履帯をCDPに交換するだけで重量が減り機動性が上がった。
おまけに構造自体もシンプルなので生産コストは低かった。
ゲーム中でもアメリカのM4と比較すると履帯の薄さがはっきりと判る。
ちなみにイギリスのTier3自走砲Sexton IIは本車をベースに開発された。

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