Tier 2 イギリス 駆逐戦車
スペック
HP | 120 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 10/7/7 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量 | 4.5/4,5 |
本体価格(シルバー) | 3,900 |
修理費(シルバー) |
パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Valentine AT (1,050/34,000) | |||||
UC 2-pdr (150/3,900) | ━ | Universal Carrier 2* (300/3,930) | ┳ | Universal Carrier 2** (1,330/25,930) | ┛ | |
┗ | UC 2-pdr (-/930) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Universal Carrier 2-pdr | Ford V8-221 | QF 2-pdr AT Gun Mk. IX | Universal Carrier Mk. I | Universal Carrier 2-pdr | 120 | WS No. 11 | |||||||
85 | AP APCR HE | 64 121 23 | 45 45 45 | 112 | * *G * | 26.09 1.70 0.38 | 36 | -/-/- | 44 | 320 | 350 | ||
Universal Carrier 2* | Ford V8-239 | QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. II | Universal Carrier Mk. II | Universal Carrier 2-pdr | 120 | WS No. 11 | |||||||
100 | AP AP HE | 45 57 29 | 70 70 95 | * | * *G * | 19.35 1.70 0.50 | 40 | -/-/- | 44 | 320 | 350 | ||
Universal Carrier 2** | Ford V8-239 | QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I | Universal Carrier Mk. II | Universal Carrier 2-pdr | 120 | WS No. 11 | |||||||
100 | AP AP HE | 57 72 29 | 70 70 95 | * | * *G * | 19,35 1.70 0.45 | 40 | -/-/- | 44 | 320 | 350 | ||
UC 2-pdr | Ford V8-239 | QF 2-pdr AT Gun Mk. IX | Universal Carrier Mk. II | Universal Carrier 2-pdr | 120 | WS No. 11 | |||||||
100 | AP APCR HE | 64 121 23 | 45 45 60 | 112 | * *G * | 26.09 1.70 0.38 | 40 | -/-/- | 44 | 320 | 350 |
解説
- 概要
Tier2イギリス駆逐戦車。
ゲームでは駆逐戦車に分類されるが、人員や物資の輸送のための汎用輸送車である。
ブレン(軽機関銃)=キャリアとしても有名な装軌式汎用輸送車「ユニバーサル・キャリア」に無理やり対戦車砲を搭載した車両。
- 火力
T3 HMCやAT-1のような単発火力は無いが、連射力に優れた砲を持つ。
初期砲(QF 2-pdr AT Gun Mk. IX)と最終砲(QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I)は一長一短なので、好みに合った方を選ぼう。
いずれの砲も全てのTier2車輌を正面から貫通可能である。
ただし、どの主砲でも俯角が5度しか取れないので、地形に制限されやすいことに注意したい。- QF 2-pdr AT Gun Mk. IX
単発火力は低いが貫通力と精度が高く、手数で攻めたい人向き。
課金弾の貫通力は121mmもあるので、Tier3のAMX 38やT-127が昼飯の角度を取っていても、安定して撃ち抜くことが出来る。
弾速も速めで偏差射撃もやりやすい。
Cruiser I、Cruiser IIIが装備できるQF 2-pdr Mk. IXと単発火力・貫通力は同じであるが、発射速度・精度・照準時間に優れている。 - QF 6-pdr 8 cwt AT Gun Mk. I
初期砲に比べて火力に優れ、貫通力と精度に劣る。
初期砲とは違い、安全に連射できない状況でもダメージを稼ぎやすい。
単発火力が70あるので、ダメージの下振れ無しなら、Tier+1発で倒すことができる。
口径がやや大きいため距離減衰と傾斜に多少強いとはいえ、遠距離ではやや弾かれやすくなる。
また弾速もやや遅いため、偏差射撃は多少やり辛くなっている。
Medium IIの最終砲(QF 6-pdr 8 cwt Mk. I)と単発火力・貫通力は同じであるが、発射速度・精度・照準時間に優れている。
両者に互換性はないため、向こうで開発してあっても新たに開発しなければいけない。
- QF 2-pdr AT Gun Mk. IX
- 装甲
とにかく紙装甲、防げる砲弾は無いと思って良い。
カタログスペックの正面装甲10mmは車体正面上部の垂直部分のみで、車体下部は7mm、車体中部と防盾はわずか5mmしかない。
75mm榴弾が直撃すれば即死確定なのは当然として、機関砲に瞬殺されることすらある。
少しでも危ないと思ったら積極的に居場所を変える慎重さも忘れずに。
茂みや迷彩ネット、カモフラージュスキル、迷彩塗装を利用して、少しでも見つからないようにしよう。
本車両は、火力を発揮するためには、何発も連射しなければならず、装甲にも全く頼れないため、見つからないことが非常に重要になる。
- 機動性
平地でも40km/h程度は出るので、開幕時や陣地転換には苦労しない機動力は確保されている。
履帯の旋回速度もTier2TDのうちでは最も高い。
とはいえ、接近戦が得意でないのは他のTDと同じ。
特にPz. I CやT2 Lightなどの高速戦車は天敵で、接近を許してしまうとあっさり撃破されてしまうことが多い。
また、車重が5t弱しかないため、体当たりされただけでも撃破されやすい。
- その他
オープントップのため視界は十分の330m。
双眼鏡や迷彩ネット、茂み、搭乗員スキルのカモフラージュを組み合わせれば、自分は見つからずに、遠距離から一方的に撃つことも不可能ではない。
自身も偵察役として前進し視界を提供することもできなくはないが、装甲の無さを理解した上で、なるべく見つからないように慎重に行動しよう。
- 総論
他の駆逐戦車に比べて火力・装甲面に劣っているが、機動力や視界など他の性能は良好である。
また左右の射角は広いという点も特筆に価する。
装甲が無に等しいため、姿を見せ合って撃ち合うと、例えTier1相手でも、あっという間に耐久値を削られてしまう。
茂みや双眼鏡、味方の視界を利用して、見つからずに撃てるのが理想。
次のValentine ATは攻撃力は一気に高くなるが、射角が少し狭くなり機動力も低下するものの、車体だけは堅牢と、この車輌とは全然違う性能になっている。
このルートはTier5までは車輌ごとに性能の変化が激しいのが特徴である。
史実
イギリスは、戦間期に様々な軽装軌道車両や牽引車を作り出しました。 カーデン・ロイド豆戦車を流用したロイドキャリアやブレンキャリアなど、あまりにも多様に作られたために、これらを統合して1車両で全てを賄うように設計されたのが、文字通りユニバーサルキャリアとして、ブレンキャリアをベースに開発されました。
開発とはいっても、ブレンキャリアがそのまま使われました。 ブレンキャリアは、イギリスの機関銃ブレン・ガンを搭載したキャリアで機関銃を搭載した軽装軌道車両の総称ともなっていました。
ユニバーサルキャリアは、Mk.I~IIIまで搭載エンジンと細部が違う基本形があり、大戦中に65,000両も生産されたことから、イギリス軍がいかに重宝してたことかが分かると言えます。
生産は、イギリス本国のほか、カナダやニュージーランド、オールトラリアでおこなわれ、何しろ汎用として作られたために、派生車両は膨大で、3インチ迫撃砲を運搬するものや、火炎放射器を装備したワスプなどがあります。 ゲーム中に登場する2ポンド対戦車砲キャリアは、オーストラリア軍が独自に開発した自走砲で、国産化したユニバーサルキャリアL12の車体後部に2ポンド砲を取り付けた簡便なものでしたが、車体を大幅に改造しており、車体を延長してエンジンを左前方へ移動、後部に2ポンド対戦車砲を搭載していました。 主にビルマ・ニューギニア戦域に投入され、日本軍と戦ったといわれています。