VK 45.02 (P) Ausf. B

Last-modified: 2018-04-09 (月) 07:06:10

VK4502PB.png

Tier 9 ドイツ 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP1,850
車体装甲厚(mm)200/100/100
最高速度(km/h)30
重量/最大積載量(t)72.43/75.5
本体価格(シルバー)3,598,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
Pz.Kpfw. VII
(『必要経験値』/6,100,000)
VK 45.02 B
(168,720/3,598,000)
VK45.02 (P) Ausf.B (10.5)
(28,800/156,340)
VK45.02 (P) Ausf.B2 mit 10.5cm/68
(100,300/283,800)
VK4502 P2B
(137,700/463,300)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
VK 45.02 (P) Ausf. B2x Porsche Typ 100/18.8 cm Kw.K.43 L/71VK 45.02 (P) Ausf. BVK 45.02 (P) Ausf. B1850415
600AP
~
HE
203
~
44
240
~
295
927.79
2.90
0.34
17220/150/15026400
VK 45.02 (P) Ausf. B (10.5)2x Porsche Typ 100/310.5 cm Kw.K. L/52VK 45.02 (P) Ausf. BVK 45.02 (P) Ausf. B1850710
670AP
APCR
HE
200
244
60
320
320
420
565.94
2.30
0.37
17220/150/15026400
VK 45.02 (P) Ausf B2 mit 10.5cm/68Porsche Deutz Typ 180/210.5 cm Kw.K. L/68VK 45.02(P) Ausf. B verstärktekettenVK 45.02 (P) Ausf. B
840AP
APCR
HE
225
285
60
320
320
420
425.83
2.30
0.34
20220/150/15026400
VK4502 P2BPorsche Deutz Typ 180/212.8 cm KwK 44 L/55VK 45.02(P) Ausf.B verstärktekettenVK 45.02 (P) Ausf. B Schwerer Turm
840AP
APCR
HE
246
311
65
490
490
630
363.82
2.90
0.38
20252/160/16018400

解説

VK 45.02 (P) Ausf. Aの後部砲塔型。

史実

ヒトラーの命令により再びPz.Kpfw.VI Tigerクラスの重戦車開発が始められた。
事の成り行きはVK 45.01にラインメタル社が開発した8.8cm FlaK 41の搭載を求めたが、元々VK 45.01は8.8cm Kwk 36L/56の搭載のみを目的に製作された為、8.8cm FlaK 41の搭載が出来る新たな重戦車開発が求められた。
ヘンシェル社とポルシェは再び重戦車開発を始める事となる。
ポルシェはVK 45.02(P)と呼ばれる試作車を製作する事となるが、駆動方式の違いにより社内呼称はPorsche Type 180とPorsche Type 181に分かれる事になる。
また砲塔も車体前方に搭載するタイプと後方に搭載するタイプに分けて設計される事になった。
本車両VK 45.02(P) Ausf.Bは車体後方に砲塔を搭載するタイプである。
VK 45.02(P) Ausf.Bは全周装甲は80mmだが前面は被弾経路を取り入れた傾斜装甲を採用
引き続きガソリン=電気駆動式を採用すると思われたのだが、前述の各案の社内呼称、エンジン、駆動方式を記載する。

1.Porsche Type 180A:Porsche Typ 101/3 空冷エンジンと電気駆動方式。

2.Porsche Type 180B:Porsche Typ 101/4 空冷エンジンと電気駆動方式。

3.Porsche Type 181A:Porsche Typ 101/3 空冷エンジンとフォイト社製の油圧駆動方式。

4.Porsche Type 181B:Porsche Typ 180/1 ディーゼルエンジンとフォイト社製の油圧駆動方式。

5.Porsche Type 181C:Porsche Typ 180/2 ディーゼルエンジンとフォイト社製の油圧駆動方式。

設計完了前の1942年2月にまたと言うべきかこの時点でポルシェは100両分の組立に関する契約をオーストリアのニーベルンゲン製作所と締結していた。
4月に100両が追加発注されたが、兵器局が検討した結果、駆動系に不安が残り、ヘンシェル社案のVK 45.03(H)に決定し、ポルシェ案のVK 45.02(P)は1942年11月3日に開発中止の勧告を出した。
ただ1943年1月に砲塔3基と車体3両が発注され、2月に全て完成したようだが、その後はスクラップになったようである。
VK 45.03(H)とは、ヘンシェル社が1942年11月から開発したKwK43搭載重戦車で、最初はティーガーH3としてパンターⅡと部品を共用化して製作される筈だったが、パンターⅡがキャンセルされたので、この名称に変えて新規開発し、後のティーガーB型(ティーガーII)となる。
しかしここでまた問題が発生する。

既にクルップ社がVK 45.03(H)とVK 45.02(P)用の砲塔を製作していたのだ。
戦局が悪化している中で製作している物を修正する時間が無い為にVK 45.02(P)用の砲塔をそのまま流用する事に決定した。
ところがこのVK 45.02(P)用の砲塔には欠点があり曲面化された砲塔前面形状がショットトラップ(砲塔の避弾径始によって跳ね返された弾が跳弾となり、装甲の薄い車体上面に命中して被害を与える事)を生じる事と強度に問題がある事が指摘されていたのだ。
従って初期型しか存在しない「Pz.Kpfw.VI Tiger Ausf.B Porsche turret」所謂ティーガーIIポルシェ砲塔仕様は50両のみ製作され51両目からはVK 45.03(H)用に製作された改良砲塔がPz.Kpfw. Tiger IIの最終生産まで載せられる事になる。

ティーガーII(ポルシェ砲塔搭載型)を見たヒトラー総統が、「なんと美しい戦車だ」と言ったと見てきた様に語り継がれているが、実際は、このVK45.02(P) Ausf.Bを見た感想であったことが判明している。

コメント

  • 現時点では、劣化版E75か。早くPC版と同様になるといいな -- カンタ? 2015-03-23 (月) 11:12:12
  • E75の遅くて硬い版。機動力も砲旋回性能もアレなので孤立+NDKであえなく散ることもある。ただし、300m -- 2015-07-28 (火) 17:57:35
    • 途中送信失礼。ただし、交戦距離の管理やよそ見を駆使すれば同格戦・格上戦共にE75に劣らぬ働きができる(タフネス的な意味で)。 -- 2015-07-28 (火) 18:06:33
  • 実際に使ってみると、E75より豚飯はしやすくてよく弾くけど、速度が遅い分防戦向きという印象で、いざと言う時に強引に押し込むのはやや苦手。 -- 2015-08-23 (日) 18:59:51
  • コイツ、車体下部も実質300mm超なんだな。砲塔も250超だし、キューポラと砲塔の付け根くらいしか弱点らしい弱点がないじゃないか。一本道で出会ってミニマウスのあだ名が伊達じゃないことを思い知ったわ。 -- 2016-01-03 (日) 12:25:03
    • 車体下部はマウスより固いからね。車体・砲塔旋回が遅いからNDKや側背面取るぐらいしか対抗策ないんだよね。 -- 2016-01-03 (日) 13:28:59
    • 味方に駆逐も自走砲もいない時の絶望感が半端じゃない。とにかくコイツの相手をする時はコイツ以外を優先的に撃破して孤立させるのがベター。その方が弾の節約にもなる。 -- 2016-01-14 (木) 16:13:40
    • 狙いにくいけど、向かってやや左寄りの車体上部に見える機銃口も一応弱点。課金弾で貫通300mmを超えていれば砲塔正面の垂直部分をぶち抜くことも不可能ではないが、どちらもやるにはそれなりに精度の高い砲じゃないと命中は期待できない -- 2016-02-12 (金) 00:31:38
  • 乗れば虜になること間違いなしのザ・重戦車。ハルダウンに頼ることなく平野でも安定して敵弾を弾ける車体と高精度の主砲の組み合わせが素晴らしい。まあ、広い場所で足の速い車両にNDKされるとあえなく散るけど。それでも、ガレージに置いといて損のない名車だと言える。 -- 2016-01-30 (土) 20:06:47